活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

憑神

2009-04-26 23:25:04 | 活字の海(読了編)
著者:浅田次郎 新潮文庫刊 平成19年5月初版 514円(税別) うまいなぁ、といつも嘆息する。 この人の文章は、淀みが無い。 結果、前後関係の確認とかで、読み返したりすることも、殆ど不要 である。 だから、すらすらと読めてしまう。 つまりは、無駄が無く、かつツボを押さえた、よい文章ということ であろう。 本書も、その系譜にしっかりと乗っている。 導入部からして、すぅっと幕末の時代に読 . . . 本文を読む
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