スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

豊橋PA (下り) 東名高速道路

2019-05-05 | 趣味のSA・PAめぐり
「豊橋パーキングエリア!?」

と、最初は思いましたよ。本線上の案内看板を見た時には。
同時に「本当に作るやつがあるかい…」とも思いました。

これにはちょっと寄り道して、長文の説明が必要です。

ETCシステムが一般化する前。入り口で券を受け取り、出口で料金を払う。という方法が一般的だった頃。
そのシステムの盲点をついて、不正を行う輩が出たわけです。
細かな手口は悪用されてはいけないので、省略しますが、移動したものを移動しなかったように見せかける手口だと言っておきます。

で、公団(当時の運営)も手をこまねいてみるわけには行かないので、対策をします。
移動したという証拠を券に残すことにしたのです。 

本線上にずらりと料金所と同様のブースをずらりと並べ、そこを通行する車両の券に全て記録を残す事にしたのです。
それが通称バリア。本線料金所とも呼ばれました。
東京料金所を想像していただければと思います。

それが豊橋にもありました。
ETCの一般化によって、バリアの必要性が低くなり(渋滞も起きるし、人件費もばかにならない)、廃止となったわけです。

ところが、その跡地は、何の使い道がないだだっ広い空間となって残るだけとなりました。
そこを通過するたび、「この跡地、もったいないなあ」と思っていました。
PAでも作れば。とも思いましたが、前後の「新城」「赤塚」の両PAとも近く、また実際に作ったとしたら、それはそれで今度は広さが足りない。
駐車場+αぐらいしか作れない広さなのです。
採算が取れないことは、素人の僕からしても明らかだったのです。

ところが、本当に作っちゃうんだもんなあ(笑)。
予想通り、駐車場、トイレ、自動販売機、+交通情報。という規模のPAとなりました。
ただ、ここには別の駐車場があるんです。
慌てて調べたところ、予約ができる駐車場だそうです。
社会実験ということです。
面白い試みだと思うのですが、その駐車場からトイレに行くには、すごい遠回りして歩かないといけないようなんです。
これはもうちょっと考えてもよかったんじゃないかな?

トイレとか、設備は新しいこともあってものすごくきれいです。
それに

髪が洗える個室があるんですよ。
これは驚いたなあ。初めて見た(シャワーとかお風呂とかはあるけど)。
なんか、無料で使えるみたいだし…


そんなわけで、結果的にPAが建て込む区間となりましたが、それはそれで便利ですけど、ネクスコさん。これでよかったんですか?




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