スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

USJ まとめっぽい事

2012-01-08 | 外出、催し
アトラクションで並んでいた時、偶然、後ろのカップルの男性が、
「ディズニーは、マジで楽しいよ。滅多に行けない事もあるかも知れないけど」
と話していたのが、印象に残っています。
いやいや、同じような費用がかかる僕から言っても、どっちに行く?と聞かれれば、「TDR」と答えますよ。迷うことなく。
個々のアトラクションを、一つ一つ考えれば、決して遜色があるようにも思えなし、ハリウッドを意識した建物づくりなんかも、良い雰囲気を出しているのに、全体を通して考えると、れっきとした差が出てしまうのです。
これはどこから来るんでしょうか?

で、考えたのは「再入園」と「飲食持込み」の考え方の違いに、根本的な違いがあるんじゃないかと。
TDRではパークに飲食物の持ち込みは、禁止されてます。
理由は「場内の雰囲気を壊しかねないから」
正直、これはどうかなあ? と思わざるを得ないのですが、食べ物には、強烈な匂いを持ったものがあります。一般的な食材で。
その匂いが園内に漂ったら、と考えると、まあ、一理あると言えます。
でも、お弁当を持って来た方は、パークを出てすぐのところに、お弁当を食べられるエリアがあります。
そちらで、ごゆっくりお食事ください。というメッセージがあり、そこは園内の雰囲気そのままで、きれいに掃除されたテーブルとイスが用意されている。
で、食事の後、改めて園内に入ることができる。
筋は通ってますよね。お互いの落としどころが妥当。

ところがUSJは、再入園不可、飲食の持ち込み禁止。
「腹が減ったら、こっちで用意しているものを食え」
という事です。
いやね、夢を売る商売だって、利益を出さなきゃならんのはわかります。
園内でお金落としてもらわなきゃ、経営が苦しくなるのもわかります。
でも、こうまであからさまだと、払う金額で現実に戻されますって。

もう一つ、USJで驚いたのはエクスプレスパスの存在です。
これは文字通り、特急料金を払えば、アトラクションに優先的に乗れるというシステムです。
出した料金で待遇に差をつける。という考え方は賛成できないのですが、判りやすいシステムではあります。

一見さんにはシステムが判り辛く、客に2度手間をさせるTDRのファストパスシステムと、どっちが良いかというと判断に苦しみます。
でも、ファストパス自体は、TDRに利益をもたらしません。なのに設備投資はしなきゃならんし、システムを運用するのにもコストがかかる。
すべての客を平等に並ばせれば、運営も楽だし手間もかからない。なのに、導入した。
「列になるべく並びたくない」
という客の要望に応えた、一つの回答だと思っています。

USJは「じゃあ、別料金払ってくれれば、優遇しますよ」
という考え。別に間違ってるとは思いませんし、それも一つの回答です。

でも、並べて考えると、結局のところ、どうやって客に納得してもらえるか?
をどこまで、考えるかの違いだと思うのです。

その考え方の差が、全体の印象の差になって表れていると思うのです。
ほんのわずかな差だとは思うのですが、実はその差が大きいのじゃないかな? 
そう思ったのでした。

USJ ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド レビュー

2012-01-07 | 外出、催し
     基本的には面白い。
            乗る前の面倒くささとパークからの脅迫がなければ。


入園した直後、レールが目立ち「まずここに」と思わせるには十分のアトラクションです。
ところが、入ろうとすると、手荷物はもちろん、ポケットの中の何もかも、ロッカーに預けなくちゃなりません。
携帯や財布はもちろんの事、ハンカチなんかまで。
ポケットがちょっとでも膨らんでると、従業員が飛んできます。
で、客から何もかも取り上げておいて、ウエイティングエリアは、狭苦しい壁で囲まれた屋外に、工夫もなくただ並ばせるだけ。退屈で退屈でしょうがない。
これ、どういう事?
で、いよいよ建物に入ると、モニターで、男性が、何か喋ってる。
てっきり、搭乗案内とか、アトラクションの説明して雰囲気を盛り上げる類のものだと思ったら、とんでもない。
「これが、搭乗中、落下した携帯です」
とか言って、バラバラになった携帯電話の写真とともに、「万が一、これがほかのお客様にあたってけがなどをした場合、お客様の責任となります」と真顔で。
オイオイ。客、脅迫してどうすんの?

というか、この手のテーマパークで、園内唯一の本格的コースターが、こんな手間を客にかけさせるのって、コンセプトか設計、もしくは両方のミスなんじゃないの? ライドパークならともかく。

乗ってみると確かに面白い。
コースは標準的なコースターだけど、シートの後ろから乗りのいい音楽がかかって、怖いというより、気持ちいい感じ。
そう、コースターそのものは爽快で、楽しいものなのは間違いないのですが、それ以外の部分で、ほんとうにどうしようもない。
パークのランドマーク的な役割もしているだけに、それが、もう残念だなあ。

これを目当てに来園するのなら、他にもパークはあるんじゃないだろうか?


  例えるなら
      まあ、ありふれたジェットコースター

USJ ハピネス・カフェ レビュー

2012-01-06 | 外出、催し
システムが判り辛い。

ここらで、食事の事について少し。
基本的に、USJは再入園ができませんし、飲食の持ち込みも不可なので、一日いるのなら、必然的に園内で食事をとらないと、お腹が空いてしょうがない。

でも、ガイドブックには値段が書いてないし、仕方がないので、外れがない「カレー」を選択しました。
でも、このシステムが判りにくい。
店内に入る前に清算するのですが、わけもわからず抽選してマークを選ばされます。これが何の意味があったのか、いまだにわかりません。
その時、引換券代わりのカードが渡されます。
店内に通され、テーブルにつきます。
まずサラダバーとドリンクバーで好きなものを持ってテーブルに戻ります。
引換券をカレーのカウンターに渡して、「チキンレッグ」「ハンバーグ」「トンカツ」「エビフライ」のトッピングを選んでカレーをもらいます。
で、食事なのですが、ま、カレーはカレーです。そんなに外れる方が珍しい。
でも、いくらサラダバー、ドリンクバーが使い放題と言っても、これで1480円は高い!高すぎます!!
普通に単品でいいのになあ。

しかも、この店、いったん入ると閉じ込められる感覚になります。
確かに、誰でも出入り自由の状態だと、ドリンクバー、サラダバーでただで飲み食いされちゃいますから、まあ、仕方がないとは言えますが、だったらトイレぐらい店内に作りなさいよ。
「トイレどこにありますか?」と聞いたら、店外ですと言われ、なんか入場券みたいのを取り出したので、面倒くさいんで、「あ、あとで行きます」と答えることに。

食事ってのは、一日に何食もできるものではないので、あちこち見て回る事は無理なのですが、基本的に、USJでは食事に満足することはできないな。と思えるレストランではありました。

とどめとしては、いくらなんでも開店が11時半というのは、遅すぎる。


※他にも、USJは、ポップコーンひとつとっても、どこに何の味のポップコーンがあるのか?ガイドに書いてないですし、そこらへんは、もうちょっとなんとかならんもんでしょうか?
甘い味付けのものばかりだし…。

USJ バックドラフト レビュー

2012-01-05 | 外出、催し
    一番”らしい”アトラクション

映画スタジオを見学するという設定のアトラクションです。なんかややこしい。
驚いたというか、アトラクションの建物に入ってみたら、壁に囲まれてなくて、一面が外に開かれていたのには、少々あっけにとられました。
後ろに並んでいた人も、「外じゃん」と言ってましたから。
この日のように寒い日、また夏の暑い日は、この落差は結構がっかりしますよ。
気候のいい時なら、問題はないんでしょうけどね。
モニターでいろんな映像が流れるので、待ち時間そのものは、そう苦ではありません。

さて内容はというと、「バックドラフト」のSFX技法を鑑賞するというストーリーなのですが、どうしたって実際のスタジオを見るわけじゃない。
「バックドラフト」の製作現場は、結局スクリーンで見るだけなので、この辺は微妙ですねえ。
いくつかの”セット”を移動するという形になるので、どこからどこまでがプレショーなのか、その境があいまいなのですが、スクリーンに監督や出演俳優が出てきて「撮影でこんな苦労がありました」とか言われたあと「こんな感じで撮影してますよ~」とというような説明を受けます。
ま、この辺りは、セットそのものがチープな感じというか、「消防車が駆けつける」といった説明があっても、消防車は動きません。この辺は、あんまりすごいという感じはありません。

ただ、最後のセットは、よくTVでも流れた、「炎がドッカンドッカン!」という派手な演出がある所で、もう入った瞬間、油の燃えたにおいがツンと鼻につきます。
観客がいるところも、ちょっとした仕掛けがありますし、なかなかしっかりしたアトラクションです。

ユニバーサル「スタジオ」
という事を考えると、パークそのもののテーマに一番合った、”らしい”アトラクションと言えるでしょう

比較的待ち時間も少なめなので、お好みで。

    例えるなら
       TDRにはなし。
       あえて言うなら太秦映画村のセット見学を、段違いにスケールアップしたもの。

USJ ジュラシック・パーク・ザ・ライド レビュー

2012-01-04 | 外出、催し
     面白い。でも冬はキツイ(笑)

「一般公開されたジュラシックパークの中をボートで見学」
という設定です。
「絶対安全です」と雰囲気満点のウエイティングエリアのモニターで、ガイド役の役者に言われるのですが、そのセリフが出る時は、確実に危険というのはお約束。…2011年は、それを嫌というほど味わったっけ。…ハァ…

閑話休題

順調におとなしい草食恐竜のエリアを進んでいくと、トラブルで道がそれ、肉食恐竜が逃げ出し暴れているエリアに迷い込む。というストーリーなのですが、この分岐点でちょっと細かな部分が気になりました。

この分岐点。確かにそれる部分は見えにくくなっているのですが、「物語上はこっちへ行く」という部分の水の下に、レールがないので、「ああ、ここで曲がるんだな」と判ってしまうのです。
そこにダミーのレールでもひいてあれば、「おっ!?」と驚く可能性も高まると思うんですが…。客は案外、細かな部分で興ざめしちゃうもんなんですよ。

肉食恐竜に囲まれ、物が落ちてきそうになったり、どんどん高いところに上って行き、最後に大ボスが出てきて、逃げるために急落下!! って、なんかどこかで聞いたような…。

その先で、思いっきりずぶ濡れになります。
いや、もう、冬にこれはキツイ。
アトラクションの入り口に、ほぼ使い捨てのレインポンチョが、自販機で売られているわけだ。
夏なら、爽快なんでしょうけどね。
落下の時、写真を撮られます。これもどこかで見たような光景ですけど、ちょっと違うのは、自分たちのアップの写真も乗り物全体の写真の横に添えられる。というのが良いですね。
表情もよくわかりますし、見ず知らずの方が一緒に写っているのも、正直微妙ですし。

面白いですし、おすすめですけど、防水対策をしないと、冬はキツイなあ。


    例えるなら
        TDLの「スプラッシュマウンテン」


USJ ジョーズ レビュー

2012-01-03 | 外出、催し
   予想以上でもなく以下でもなく

さんざん、CMでも流され、情報番組でも映像が出たりしてるので、わかりやすいアトラクションです。
観光船に乗るツアーに参加するという設定で、沿岸の名物をガイドが説明していくうちに異変が!
というストーリー。
ガチガチの定番のストーリーで、ま、予想通り話が進みますが、まあ、そんなことは気にしない。
映画を見ていれば、「ああ、これこれ」とその思い出がよみがえっても来ますが、知らないと、なんかガタガタしてるだけ。と取られかねない部分もありますが、ツアーガイドのクルー(従業員をUSJではこう呼ぶ)が頑張るので、その辺は見てて楽しい。

でも、ジョーズそのものは、やはり間近で見ると迫力ありますよ。
もちろん、これを見るために、これに乗るのですが(笑)。
ただ、ここも濡れるなあ。

ここはウエイティングエリアが工夫されているので、待ち時間が苦ではないアトラクションです。
ちょっと昔の、アメリカのリゾート地。という雰囲気がよく出ています。

お好みでどうぞ。

   例えるなら
       TDLの「ジャングルクルーズ」(ガイド役のクルーの差で、面白さが変わるかも?)

USJ ウォーターワールド レビュー

2012-01-01 | 外出、催し
   映画はひどかったが、これは面白い!(笑)

巨大プールの上に海上基地を設定したセットが建った舞台で、花火が飛び、水しぶきは舞い、ジェットスキーが滑走。
ありとあらゆる仕掛けが施された迫力の舞台です。
ま、マイクを通してスピーカーでセリフを聞くので、今喋っているのはどこにいる人?となってしまう場面もありますが、ストーリーもちゃんとしていて、なかなか面白い話になっています。
映画を見ていれば「そうそう、こういうテイスト」となる部分があるのですが、いかんせん見てない人の方が多いでしょう(笑)。でも、それを抜きにしても楽しめます。

見るなら、当然扇形の客席中央が迫力がありますが、舞台そのものは半円形なので、どの席からでも見ることができます。
ただ、このアトラクション、席の前方に座ると、派手に水をかぶります。水をかけられます。
冬にはきついアトラクションです。
USJって、水がかかるアトラクションが多い気がするのですが、いかがなもんでしょう?


アトラクションの面白さには直接関係ないのですが、この日の最高気温は一桁。
その中で、冷たい水をかぶり、水に飛び込む演者のプロ意識は敬意に値しました。

  例えるなら
        例えるまでもなく、派手なショーです。