スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

今さら「アニマトリックス」

2008-10-26 | アニメ、漫画
 DVDを整理していたら、「アニマトリックス」をみつけて、惹かれる様に見てしまいました。
 特に「セカンド・ルネッサンス2」なんかは、何と言うか、見ていると胸くそが悪くなるような話なのですが、繰り返しで見てしまいました。
 まるでバッドトリップをしてしまうような、お薬みたいに(って、やった訳ではありませんが(笑))。
 
 「セカンド・ルネッサンス」に出てくる人間が、本当にバカでどうしようもない。という感じがするんですが、未曾有の事態になると、ああなってしまうの可能性も否定できないかな? という気がします。
 しかし、それでも、戦術、戦略、政治のどれを取ってもバカ丸出しなんです。
 そもそも、火力で負けてて、数でも負けてる相手に戦争仕掛けてどうするんだ?
 まあ、こういう例は、過去に何度かあるにしても、「ダークストーム作戦」だけは、いくらフィクションとは言え、無茶苦茶なんだが…。
 それを言ったら、「マトリックス」自体がありえないんだが(笑)。

 まあ、ともかく見直して、改めてジャンル分けしたら「邦画」に入れてた(笑)。違うだろ!!?

さて、どうしたものか

2008-10-16 | アニメ、漫画
 早川書房から「クラッシャージョウ」シリーズが復刻(?)、と、なりました。
 最初に読んだのが、かれこれ30年以上も前と言うのですから、もう、なんともはや。
 大体のストーリーは覚えているものの、細かな部分はすっぱり忘れてます。
 買おうか、どうしようか、思案中です。
 棄てたり、売ったりはしてないので、家のどこかにあるはずなんですが、捜す気力がありません(笑)。

 かと言って、買うのもなあ。
 大幅な加筆修正がされてるそうですけど、イラストは昔の安彦さんのまま。
 いや、これはこれでいいんだけど、これでイラストが書き下ろしだったら、絶対に買うんだけどなあ。
 表紙だけは書き下ろし。と言うのが悩ましい。
 ただ、「美しき魔王」が刊行されたら、ひょっとしたら書き直しがあるかもしれない。
 あのころ安彦さん、体調崩されてる時だったから、イラストが今一つだったんだよなあ。ご本人も、多分、気にしているはずだから…。

ホンダとトヨタのセンスの違い

2008-10-13 | 車 バイク
「車で人の価値は決まらないが、センスは問われる」
と言ったホンダのCMがあって、
 「ああ、それはそうかもなぁ」と、ホンダのセンスに感心したものです。
 確かに、車で人の価値が左右される時代なんて、とっくに過ぎ去りましたが、センスは問われると思います。
 まあ、そういう感覚は一般的にあったと思うのですが、それを堂々と言ってのける所に、車に関しての方向性を示して行こうと言う、企業の姿勢を感じるんですよねぇ。(あくまでも、個人的な意見ですよ)

 対して、トヨタ。
 子供一人の夫婦が、
「3列シート広ーい!」
とか言って、馬鹿でかいミニバンを欲しがってるCM。
 なんつーセンスのなさ。
 でかい車の室内が広いのは当たり前じゃねーか。
 そもそも、娘一人の三人家族で、どうして、そんな車が欲しい訳?
 ライフスタイルに関する提案が、全くないじゃないか。
 これは、あれです。
「難しい事考えずに、こっちの言う通りの車、買ってりゃ良いんだよ」
って、トヨタが考えてると思ってるんですよ。
 基本的に誰が乗っても違和感がない車ばかり作って来たから、「こう言う人に乗って欲しい」
 または、
「車というものは、これから、こうなる」と言った提案が、出来ない企業体質なんだと思うんです。

 確かに工業製品としてのトヨタの「商品」は素晴らしいと思いますが、それを生活にどう活かすのか?
を、リーディングカンパニーなら示さなきゃいけないと思うんですかねぇ。

「ジェイソン・ボーン」シリーズ3連発

2008-10-06 | 映画、ドラマ、テレビ
 「ジェイソン・ボーン」シリーズと言うのは「ボーン・アイデンティティ」(以下1)から始まり「ボーン・スプレマシー」(以下2)「ボーン・アルティメイタム」(以下3)と続く、マット・デイモン主演のアクション映画です。
 どの作品も、おもな舞台となる欧州が冬で、雪や雨という設定で、湿った、暗い感じのする、どちらかと言うと「陰」側のアクション映画となります。
 「ダイハード」のように、どんな時でもジョークや減らず口を言う様な事もなく、表情もあまり変わらないと言う主人公(マット・デイモンらしいっちゃあ、らしい)。
 アクションも泥臭く、必ずあるカーチェイスも決してスマートな作りじゃない(ボコボコぶつかる)と言う映画ですが、1を見たときから「これは面白い」と見てました。
 その後、2.3と見て来たのですが、その間隔はかなり空いていました。
 それはそれで面白かったのですが、今回機会があって3本をまとめて見たら、一つ気がついたことがあります。
 気がついている人には「今頃気付いたのか!?」という事なんですが、2の最後にエピローグ的に1シーンがあるんです。
 2を見ている時には「ああ、エピローグだな」程度にしか思っていなかったのですが、それを踏まえて3を見ていたら、「あれ? このシーンなんか見たことあるような気がする」と思ってDVDを停め、2を見返したら、そのエピローグだと思っていた部分が、3のクライマックスのシーンと被っていた事に(ようやく)気がついたのです。3の大体3分の2辺りの所です。
 シリーズ作品のエピローグが、続編の冒頭になっている。という映画は知っていますが、こんな作りの映画は初めてです。(映画にお詳しい方なら、他にもご存知かと思いますが)
 1は完全に独立した作りですが、2と3はかなりの部分で時間軸が絡んでいます

 多分、2は最後の1シーンの前、ボーンがモスクワを歩くシーンの直後が、3の冒頭になると思うんです。
 ボーンがケガをした状況で、警官に追われている描写から3が始まるんですが、何の説明も無いんです。なんでそうなってるのか、さっぱり判らなかったんです。
 これが2の直後からなら、納得です。
 で、すったもんだ挙句の果て、「良く生きてここまで来れたな」という物語があった後、2の最後のシーンと被る部分が出てきて、3のクライマックスへと進んでいくと言う、非常に凝った作りになっています。
 そう考えると2の最後のシーンの捉え方が、全然変わってきます。
 2を見ている時点では、そうは思わなかったのですが、振り返ってみてみると違和感がある状況でした。
 詳しくは述べませんが「そんなやり取りをするために、お互いそんな行動を取るか?」という違和感です。

 とまあ、非常に凝った作りではあるんですが、重箱の隅をつつくと、2の最後のシーンと3のそのシーンとでは、実は季節があってないんです。
 2は春か秋といった日差しなんですが、3では冬の真っ只中。
 というか、すでに天気があってない。
 2には日差しがあって、地面も乾いているのですが、3では終始日が翳り、地面には雪が積もっているんです。
 まあ、そんなエラーと言うか、くだらない事まで気がついた。というお話です。 

自転車関係者が高飛車に見えるのは偏見?思い込み?

2008-10-05 | 車 バイク
 朝夕もすっかり涼しくなり、自転車で走るには絶好の季節になりました。
 で、実際に買うとは思いませんが、違う自転車に乗りたいという欲求もあって、自転車雑誌を拾い読みしてみたんです。
 が、以前にも書いたと思うんですが、やっぱり自転車雑誌の記事の書き方が、上から目線で書かれてるような気がしてしょうがない。
「自転車みたいな良いものに乗らないなんて、バカだろう」
と言われてるような気がしてしょうがない。
 身近で自転車を趣味にしてる人に、そんな人はいないのに・・・。これはいったいどういう事だろう?
 まあ、これは思い込みだろうという事になっていたのですが、これを裏付けるような事が二つ有りまして、今回、また投稿した次第です。

 まず、一つ目、深夜番組(?)の「アメトーク」で、自転車芸人の特集が有ったんですけど、その中で、一人のB級芸人が、ママチャリ(この言い方嫌いだなあ)に乗ってる小島よしおを捕まえて、「彼を仲間に入れたくない」って言い放ったんですよね。
「うわー、すげー上から目線」
と思ったんです。
 芸人相手だから、番組だから。ではなく、彼は普段から、自分が乗っているのはただの自転車じゃなく、特別なものなんだ。と、大衆実用車(ママチャリの言い換え)に乗ってる人達を、内心で見下しているんだろうな。と思わせるには十分な態度でした。
 この芸人、新聞配達や通勤、通学、仕事にも使われる「自転車」という広い括りで捉えられたくないんでしょう、きっと。
「俺が乗ってるのはロードバイクで、自転車なんて軽い響きで呼ばれたくない」こう思ってるんじゃないかな?
 そんなに高い、高性能の自転車に乗ってるのが偉いのか? と。
 これがごく一部の人だとしても、二つ目。
 コミックの「アオバ自転車店」の新刊の後書きで、「最近、一部の人に、公道で特別な存在だと思っているような人がいる」と言うような事が書かれていて、「あ、この方も同じような感想を持ってる」という事があったんです。

 こういう感覚に似てるのは、他にはワインですね。
 以前は自動車もそういう空気が強かったんですけど、若年層の車離れが進んでいる昨今では「フェラーリに乗ってる。だから?」という空気も出てきて、多少薄まっている気がします。
 思うに、趣味の世界と言うものが拡大し一般化する過程の一時期に、こういう空気ってものが生まれるんじゃないかな?と思うんです。

 まあ、そういう一部の勘違い野郎は放っておくとして、雑誌が上から目線と感じるのは何故なんだろうと考えるわけです。
 一つ考えられるのは、日常の道具として使っている人達は、そんなに雑誌なんて熱心に読みません。 
 熱心に読むのは、スポーツとしてやりこんでる人たちのような気がします。
 そうなると執筆者というのはコーチ役みたいになるんですから、上から目線となるのもしょうがないかな? という気はします。

 ただ、ある書籍の帯で見つけた「100kmは日常、200kmは当然云々。三年後にはあなたもなる」というような推薦文。
 いくらなんでも、そりゃ言いすぎだ。

ナナコカードを作ってはみたものの……

2008-10-04 | プライベート
 家計簿を眺めていて、ふと思ったのが、『思いの外、セブンイレブンを利用してるなぁ』と言う事で、じゃあ一度試してみようとナナコカードを作ってみました。
 発行は簡単そのもので、入金、支払時もスムーズで便利は便利なんですが、「じゃぁ、わざわざ作るメリットがあるか?」と聞かれると「うーーーん?」となります。
 なにしろ、作成時に手数料として300円かかるんです。
 買い物の度にポイントが貯まるというのですが、百円で1ポイント、1ポイントが1円と計算されるので、最初の手数料300円の元を取るのに、3万円!かかるんですよ。

 セブンイレブンの利用頻度からすると、まあいずれ届く金額ですが、近くにセブンイレブンがあって、よく利用する。という方じゃないと作る意味はあまりないと思います。

パコと魔法の絵本

2008-10-03 | 映画、ドラマ、テレビ
 はっきり言って期待してなかったのですが、これが面白い!  「やられた!!」
という感覚が強いです。
 あらすじでいうと、ごくごく、ありきたりの内容なんですが、それは全く問題ではありません。というか、意識してオーソドックスな話にしたんでしょう。
 ともかく色鮮やかな映像とテンポよく廻るセリフ。独特な世界観。ギャグとシリアスの絶妙なバランス。

 いやあ、ホントにオススメです。 
 やっぱり、嘘をつくなら徹底的につかなきゃダメって事です。