反日＝非国民

これ書くの、非常に悩んだんですよねえ。
だって、ネット右翼の人って怖いんですもの…。

ただ、最近、「反日」って言葉が、戦前の「非国民」と同じような使われ方をするようになって来たんじゃないか！？
「非国民」の現代用語が「反日」になって来たんじゃないか？
と、思えるような事があって、まあ、書き記しておこうかと思い至ったわけです。


もちろん、朝日新聞の偏向報道、捏造体質は、これはもう犯罪レベルであるわけですし、サンデーモーニングのひどい編成には、心底あきれ返っているわけです。
その他、外国人が乗っ取っているんじゃないか？というようなレベルの報道機関は山ほどあります。
それを批判するのは、言論の自由から言っても当然のことであるし、第四の権力と言われるマスコミが批判されるのは健全な事だと思います。

ただ、それだけじゃネット右翼の方は収まらないようで、ちょっとした有名人が政府や国を皮肉ったりすると、
「反日だ！反日だ！許さない！！」
と声を荒げる事に。
あるロックバンドが、首相をちゃかしたようなパフォーマンスをした事に、ネット上では大騒ぎになり、それに対する声明を発表するような事態になったことは、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

いや、音楽家とか、小説家とか、美術家とかが、政府を批判したり皮肉ったりすることが出来ない世の中なんて、地獄ですよ。
それこそ、冒頭の「非国民！非国民！」と騒いだ戦前と同じ空気を感じて、なーんか嫌な感じです。

まあ、表現の自由、言論の自由から言えば、そういう人がいても、それはそれで構わないんですが、保守化（＝右傾化？）が確かに進んでいるのですから、もっと余裕を持ってもいいと思うのですが、なんかネット右翼の方々からは余裕が感じられないというか、なんで、そこまで必死になってるの？
と不思議でなりません。