スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

REIDEENを見終わった。・・・やっと。

2007-10-14 | アニメ、漫画
 WOWOWで放送され、長いことハードディスクのこやしにしていた、「REIDEEN」「ライディーン」を、ようやく全部見終えた。
 「ライディーン」と言っても、神谷明さんの「グォッドブヮード!!」の方じゃありません。
 WOWOWのオリジナルアニメで、僕は「平成ライディーン」と呼んでおりますが、そっちです。

 でもねえ、「なんじゃ、こりゃ!?」というのが正直な心境ですね。
 全体的なストーリーも、なんか統一されてないし、なぞめいた少女のキャラクターが、本当に最終回近くなってから、エピソードとして動き出すし…。
 敵は敵で、せっかく主人公を捕まえておきながら、あっさり逃げ出される間抜けだったりする。どうも、どこまで本気か判らない。

 いろいろ、光る設定があったり、表現があったりしたんだけど、散発的であまりのめり込めなかった。
 なにより、ライディーンをはじめとするロボット(でいいのか?)の動きがのろくて、爽快感が全くない。
 いや、力学的には、確かに全く正しい。
 設定を調べるのが面倒くさいので正確にはわからないが、対建物比からすると、30~40メートルと言ったところの巨大ロボットが、人間のスケールでの動きと同じ速さで動いたら、とんでもない事になるでしょうからね。
 例えば、剣をふると、その切っ先は音速を超えかねない。多分超えるでしょう。

 だから、映像的には、ノロノロモタモタになるのは判る。判るけど、爽快感は全くないなあ。

 どうも、新しい意味でのリアリティを出したかったと思うのですが、その割りに話はエンターテイメント(荒唐無稽)だったりして、ちぐはぐ。

 ようは、CGでロボットを動かす実験をしただけだったのか? と。

 ずっと前、ブレンパワードでもがっかりしたけど、WOWOWのオリジナルアニメは外れが多い。



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