読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

伊藤由奈:Gate

2010年04月15日 07時41分16秒 | ■聴く
本当は、非常に明るいキャラクタの伊藤由奈さんは、バラードもアップテンポの曲も上手で感心していますが、私は、映画「GATE」の主題歌が一番好きです。大分前にも取り上げましたが、YouTubeの動画が消されてしまい聞けませんでした。しかし偶然、下記のURLにアップされているのを発見しました。 ------------------------------------------------------- . . . 本文を読む
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「いい人に見られたい」症候群 代償的自己を生きる

2010年04月14日 19時30分47秒 | ■読む
根本橘夫(きつお)著、文藝春秋刊 誰しも人から「いい人に見られたい」と思っているのではないでしょうか。私の実感としては「良く思われたい」なのですが。著者の略歴は以下の通りです。 ****************************************************** 1947年千葉県生まれ。東京教育大学心理学科卒業。同大学博士課程中退。千葉大学教授、東京家政大学教授を歴任。東京 . . . 本文を読む
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ハモネプ

2010年04月13日 21時10分12秒 | ■聴く
今日は職場(付き合い)の懇親会でした。おつきあいが終わって帰宅すると、テレビでハモネプをやっているではありませんか。第10回です。丁度決勝が始まった時でしたが、毎回レベルが上がっており、どのグループとも音程、ハーモニーに破綻がなく素晴らしい。優勝は、多国籍の高校生グループのセンメです。敗者復活組でしたが、加山雄三さんの「海、その愛」という意表を突く曲で、しかも、典型的な男声合唱スタイルでした。審査 . . . 本文を読む
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足袋:手仕事 伝統の技と心/VHS

2010年04月12日 06時37分46秒 | ■見る
東京映像社制作 私が足袋を履いたのは、恐らく半世紀前ではないかと思います。七五三で履いたのを、ぼんやりと記憶しています。しかし、地下足袋は成人してからも鳶や土方の人達が愛用しているのを見ていました。また、現在でも、歌舞伎役者や芸者の皆さんが使用しているのをテレビなどで見ることが出来ます。 下記URLによれば、足袋の主産地は埼玉県行田市のようですが、本作品では、東京都下の職人の手仕事が紹介されていま . . . 本文を読む
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警官の紋章

2010年04月11日 06時30分04秒 | ■読む
佐々木譲著、角川春樹事務所刊 佐々木さんの著作で、「うたう警官」、「警察庁から来た男」に続く”道警シリーズ”の三作目です。昨年読んだ中で、佐々木さん、今野敏さん、そして麻生幾さんの小説が収穫でしたが、佐々木さんの作品も独特の雰囲気があって非常に気に入っています。本作は、前作の「警察庁から来た男」で解決したと思った事件が、実は・・・、という筋書きなのですが、展開に無理がありません。主人公の佐伯や脇役 . . . 本文を読む
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次郎物語

2010年04月10日 05時56分30秒 | ■電脳
パソコンの記憶媒体としてハードディスク(HD)を沢山使ってきましたが、殆どが自作機であったためか、一年以上使っている内に不具合が生じて、あるいは飽きてしまい組み直した結果、新マシンでは、データ用のHDを認識しないアクシデントが何度か有りました。そこで、USBの外付けのHDを使い始めました。しかし、お金を節約する必要があったので、HDとケースを買い求め、組み立てて使いました。しかし、やっぱりだめです . . . 本文を読む
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加賀水引細工:手仕事 伝統の技と心/VHS

2010年04月09日 05時58分27秒 | ■見る
東京映像社制作 水引は、結婚式のご祝儀袋でおなじみですが、その意味は余り知りませんし、製作方法も見たことがありませんでした。本作は、石川県に伝わる水引細工の技術を、津田梅さんの手仕事で紹介しています。梅さんは、下記URLで紹介されている、津田左右吉氏のお嬢さんです。戦後、ご主人を亡くされた梅さんがお嬢さんと二人で実家に戻り、やがて左右吉氏が亡くなってから、知り合いに頼まれて水引を独学で作り始めた。 . . . 本文を読む
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恋文/朗読:正田美代子

2010年04月08日 21時26分57秒 | ■聴く
連城三紀彦著、横浜録音図書発行 本作は、1984年に直木賞を受賞した作品の朗読作品です。奇抜なストーリーと恋模様が描かれており、一種の恋愛ミステリー、といった感じでしょうか。直木賞受賞作品にしては、人物造形にやや難がある感がありますが、ストーリー展開はなかなかのものです。下記URLによれば、作者は、元々推理小説から出発しているようで、本作でも確かにその出自が色濃く出ているように感じました。 --- . . . 本文を読む
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ゴサインタン[神の座]

2010年04月07日 06時09分17秒 | ■読む
篠田節子著、双葉文庫刊 山本周五郎賞の受賞作品は、直木賞と並んで私の好みにあった作品が多いように思います。山本周五郎賞を受賞した作品中、「異人たちとの夏」、「砂のクロニクル」、「火車」、「閉鎖病棟」、「ぼっけえ、きょうてえ」、「五年の梅」、「邂逅の森」、「君たちに明日はない」、「ゴールデンスランバー」、「果断 隠蔽捜査2」が、読了した作品です。 受賞作品は、当然多彩で、追い詰められた人、人生の波に . . . 本文を読む
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ウォーリー:DVD

2010年04月06日 18時45分49秒 | ■見る
アップルを去ったスティーブン・ジョブスが作った会社であるピクサーがディズニーのアニメ映画を作っているのは、何とも痛快な感じです。ジョブスは、恐らく近くにいる人々を消耗させ困惑させ、そして、前人未踏の新しい美しさや機能を作り上げてきたのだと思います。 本作は、下記のURLに解説が載っています。 ----------------------------------------------------- . . . 本文を読む
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革のリペア&メンテナンス

2010年04月05日 07時47分56秒 | ■読む
(株)スタジオ タック クリエィティブ 刊 昔、恐らく20年くらい前、かなり高価なレザージャケットを買いました。ラム革の上等なもので、大切に着ていました。大変気に入っていたのですが、故あって我が家に一時住まっていた猫に、爪を立てられてしまいました。私は猫が嫌いで、しかもその猫に駄目にされてしまったので、ひどく腹が立ちました。しかし・・・。猫は私には近づかないので、説教も出来ませんでした。シクシク・ . . . 本文を読む
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おはん/朗読:梶けいこ

2010年04月04日 09時13分57秒 | ■聴く
宇野千代作、横浜録音図書発行 下記URLによれば、本作品は1957年(昭和32年)の作品です。物語は、道楽者の男が芸者と駆け落ちし、七年の後に、元の妻「おはん」と出会いよりを戻す話です。こう書くと、実につまらない感じですが、男の一人称で終始語られる物語は、その愚かさや人の業の深さ感じさせます。 ----------------------------------------------- URL . . . 本文を読む
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すぐわかる画家別西洋絵画の見方

2010年04月03日 16時15分01秒 | ■読む
今まで、色々な絵画を見て様々なタイプの作品に触れていると、個々の作品の魅力に打たれるものの、絵画の全体像が分からないため、深い森の中に真追い込んでいるように感じていました。とはいうものの、宗教絵画の呪縛から解放されたものとして、ルネサンス期の絵画が位置づけられている事は知っていました。 しかし、系統だった絵画の歴史を知らなかったので、本書は入門書として実に的確な内容でした。ルネサンス、バロック・ロ . . . 本文を読む
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総火造り鋏:手仕事 伝統の技と心/VHS

2010年04月02日 07時50分00秒 | ■見る
昔々、母が手縫いで縫い物をしているのを、ずっと見つめていました。ある時、布の一端を挟んで固定するもの(バネで布を挟む物です)が壊れてしまいました。バネが壊れたのだと思います。母が困っているので、ふと思いついて、輪ゴムをバネの代わりにすれば良いと言うと、みごとに上手く行き、母がひどく歓び私を褒めてくれました。余りしかられた記憶がありませんが、思い返すと、母に面と向かって褒められたのはその時だけだった . . . 本文を読む
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メコン川物語

2010年04月01日 19時57分15秒 | ■読む
川口敏彦著、文英堂刊 著者は1964年生まれで、読売新聞の報道カメラマンとなって後、東京写真記者協会賞海外部門賞などを受賞しているそうです。そして、後書きによれば、著者はタイのバンコクに駐在していて、メコン川の連載を担当した。その際の不完全燃焼感ゆえに10年後の2003年までを目標にメコン川の流域を探索してまとめたのが本書です。 カメラマンの著作である故か、叙情豊かで切れ味の良い写真と、皮膚感覚が . . . 本文を読む
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