2017年公開のアメリカ映画です。シリーズ３作目とのことですが、私はこのシリーズを始めて見ました。主演が ヴィン・ディーゼルなので、「何を演じても同じ」という感じでしたが、本作ではアクションの切れが非常に良いドニー・イェンに注目しました。本当に凄い。メイキングで、彼の動作が余りに速くて見ている方が理解出来ないとまずいので、動作の速度を落とすようにお願いしたシーンもあるようです。ハリウッド流のアクシ . . . 本文を読む
今野敏著、小説新潮連載
月刊誌小説新潮の2017年8月号まで連載された隠蔽捜査シリーズの最新作です。実際にはあり得ないキャラクタだけれど、どこかに居て欲しい主人公の竜崎が魅力的なシリーズ。読んでいる時の臨場感が良い。今回は、不良少年の殺人事件と銀行、鉄道のシステム乗っ取る事件が発生し、竜崎の活躍が始まりますが・・・。
今時の動きを織り交ぜながら、竜崎の真摯な姿勢と原理原則に従う行動が人間関係の軋轢 . . . 本文を読む
2017年公開のアメリカ映画です。キングコングの映画は初めて見ましたが、今時のＣＧの技術に改めて感動しました。リアルです。一方で、ヘリコプターが墜落した際の生き残りの人数が多いのにはしらけました。また余りにもステレオタイプな軍人の言動に説得力を感じませんでした。脚本の出来がいまいちでしたが、ＣＧが良く、島民の衣装などの美術は好感が持てました。総体的には、何とか見て後悔しない作品であると思います。
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エドウィン・グリーン著、原書房刊
古代において銀行機能の一部が実現していた例を挙げつつ、中世にでは広域での物資の移動あるいは市場での決済のための信用機能の創設によってイタリアの都市国家で本格的な銀行機能が育ったこと、その後近代に至るまで君主への貸し付けが大きな比重を占めたものの、度重なる債務不履行に苦しめられたこと、産業革命や資本主義経済の登場で銀行機能の拡大と普及が進んだこと、戦争や恐慌による社 . . . 本文を読む
名高い作品の続編とのことで、楽しみにしていました。３Ｄで見ようと思っていましたが、余りに料金が高いので２Ｄで鑑賞しましたが、結果的に十分満足出来ました。脚本は然程複雑ではなく程々の展開で、ストーリーを追うことに苦労はありません。
本作の映像はモノトーンに近い場面が多く湿っぽい感じで、一作目を踏襲した感じです。2時間40分もの豪華な時間を存分に使い、客観的な時間の流れでなく主観的な長さによって描く長 . . . 本文を読む
2017年公開の日本のアニメ映画です。伊藤計劃さんの同名ＳＦ小説の映画化です。原作の斬新さに感動していたので、本作を見るのを楽しみにしていました。原作は長編で読みにくい（どういう性質の作品なのかを把握しにくい）せいか（多分に理解力の不足のせいでしょう）十分に理解出来ておらず、本作品でそうだったのかと今更に理解したことがありました。情けない。それは本作品が、原作をしっかりと咀嚼して限られた時間で表現 . . . 本文を読む
2016年日本公開のアメリカとドイツの合作映画です。故あってドイツに暮らし出会ったアメリカ人の男女が恋に落ち、男は女のために真っ当な仕事に就きます。しかし、彼女は重病で治療に大金が必要なことから大きな賭に出ますが・・・。
主人公を演じるニコラス・ホルトは私も見たことがある映画に出演していたそうですが、本作で気づきました。ヒロイン役のフェリシティ・ジョーンズはローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリ . . . 本文を読む
ウィリアム・ルーベル著、原書房刊
本書はパンの作り方の歴史のあらまし、主に西洋の歴史における階級によるパン食の相違、食味の要素、主な種類、パン作りの変化の予測などが述べられています。前半部分は、何とも持って回った言い回しなどにうんざりしながら読みましたが、中盤のパン食と文化、地域性などについての興味深い話題と率直な言い回しで楽しく読めました。
評価は４です。
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上映中のアメリカのアクション映画です。ベルリンの壁崩壊時に東西のスパイがベルリンで入り乱れてある情報を奪い合う事案に主人公の女性工作員が派遣され、陰謀渦巻くただ中で苦戦します。その当時の町並みや車など、しっかりと揃え、音楽は当時流行していたものを使用しているようです。単なるアクション映画ではなく凝った脚本ですが、アクションもリアルを追求しており、最近のこの手の類いの作品では出色のアクションシーンで . . . 本文を読む
2017年日本公開のアメリカ映画です。移民としてアメリカに移住した夫婦は、気張って新居を得たものの職に恵まれない夫と何とか銀行で働く妻は、一人息子をもうけますが、日々の生活も思うに任せません。息子は成長につれコンピュータに親しみ、密かに才能を育んでいきます。ネットでのつましい稼ぎなどで、大学進学に備えて自分で貯金を始めますが、生活がいよいよ破綻しそうになり止む無くその貯蓄を両親に提供します。そして . . . 本文を読む
藤沢道郎著、中公新書刊
西ローマ帝国が蛮族に蹂躙されて崩壊してからイタリアという国家が成立するまでの1500年間を10人の登場人物を通して描いています。10人の内知っていたのは、聖フランチェスコ、ボッカチオ、コジモ・デ・メディチ、ミケランジェロ、カサノーヴァ、ヴェルディの６人ですが、その内、ある程度の知識があったのはミケランジェロだけでした。それでも、ミケランジェロが恩義のあるメディチ家と共和制に . . . 本文を読む
2016年製作のインドネシア映画です。「レイド」で圧倒的な格闘を見せたイコ・ウワイスが主演です。冒頭に不気味な謎の男が登場します。リリーフランキーに似た雰囲気を持つ危ないオジサンです。その後、主人公が意識不明のまま海辺に打ち上げられ治療を受けますが、２ヶ月後にようやく意識を取り戻すものの記憶が失われています。一方、ギャング同士の争いが起こり、危ないオジサンが再登場。実はこの二人は深い関係にあり・・ . . . 本文を読む
倉都康行著、筑摩新書刊
本書は、経済社会を支える金融の歴史的な発展過程を概観し、次第に高度化して今日の世界では国民国家の盛衰を左右する重要な機能であることを示し、その上で予測される金融環境の変動を踏まえた国家と金融（組織or機能）の良好な補完関係の深化が必須であるとしています。
恥ずかしながら、私が本書で得た最も大事な概念は、「資金から資本へ」という意味でした。関係者や専門分野の方々にとっては常識 . . . 本文を読む
2016年公開のアメリカの映画です。本作の冒頭、「真実の物語である」との断りがあります。2012年にリビアのベンガジで実際に起こったアメリカの大使を襲撃した事件を扱っています。秘密裏に活動していたＣＩＡの秘密拠点が、襲撃を受けた場所のすぐ近くにあり、ＣＩＡが雇った民間の軍事請負チーム６人が、大使の安全の確保に動こうとしますが、ＣＩＡの現場の責任者が秘密拠点であることから許可を出さないうちに事態が悪 . . . 本文を読む
ヘッドフォンは、インナーイヤー型と密閉タイプのオーバーヘッド型を使っていますが、インナーイヤーは長く使っていると耳に負担が掛かるように感じます。また、密閉タイプのオーバーヘッド型はモニタータイプで長時間聴いていても疲れませんが、夏は暑苦しい。そんな折見掛けたのが本品です。オープンエアーダイナミックタイプのオーバーヘッド型で、初めて購入しました。このタイプは音が外に漏れるため、ヘッドフォンとしての存 . . . 本文を読む
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