川口敏彦著、文英堂刊
著者は1964年生まれで、読売新聞の報道カメラマンとなって後、東京写真記者協会賞海外部門賞などを受賞しているそうです。そして、後書きによれば、著者はタイのバンコクに駐在していて、メコン川の連載を担当した。その際の不完全燃焼感ゆえに10年後の2003年までを目標にメコン川の流域を探索してまとめたのが本書です。
カメラマンの著作である故か、叙情豊かで切れ味の良い写真と、皮膚感覚が溢れる文章に満ち溢れています。文中、流域の国々が辿っている近代化の有様が、著者が経験した時代との様変わりを交えながらの郷愁と共に語られています。また、流域の国々によって発展の程度が大いに異なっていている様が活写されています。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/メコン川
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いままで、インドシナ半島の国々のそれぞれを語っている書籍は読みましたが、メコン川を通して流域の国々を紹介した書籍を読んだことがありませんでした。本書は、川を通して流域の人々の生活を活写しています。
評価は3です。
著者は1964年生まれで、読売新聞の報道カメラマンとなって後、東京写真記者協会賞海外部門賞などを受賞しているそうです。そして、後書きによれば、著者はタイのバンコクに駐在していて、メコン川の連載を担当した。その際の不完全燃焼感ゆえに10年後の2003年までを目標にメコン川の流域を探索してまとめたのが本書です。
カメラマンの著作である故か、叙情豊かで切れ味の良い写真と、皮膚感覚が溢れる文章に満ち溢れています。文中、流域の国々が辿っている近代化の有様が、著者が経験した時代との様変わりを交えながらの郷愁と共に語られています。また、流域の国々によって発展の程度が大いに異なっていている様が活写されています。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/メコン川
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いままで、インドシナ半島の国々のそれぞれを語っている書籍は読みましたが、メコン川を通して流域の国々を紹介した書籍を読んだことがありませんでした。本書は、川を通して流域の人々の生活を活写しています。
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