読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

猪口才

2014年03月31日 06時28分09秒 | ■味わう
よく通りかかるテナントの店が結構入れ替わっており、一度、大変美味しいお好み焼きやがありましたが、二度目に行った時には移転してしまいました。そのテナントにある蕎麦屋は猪口才(写真A)という名前です。しばらく前に、知人に呼ばれていたことがありましたが、知人が監督を務めていた少年野球団出身の方が店主と記憶しています。しばらく振りに見ると、まだ店が続いているので、蕎麦を食しに行きました。 何時もの通り盛り . . . 本文を読む
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2014年03月30日 06時28分38秒 | ■読む
ラフカディオ・ヘルン著、平井呈一役、岩波書店 古本で買い求めた昭和48年発行で第21判です。「ラフカディオ・ヘルン」とは、「耳なし芳一」の作者である小泉八雲です。 本書は、八雲が英語教師を務めていた熊本第五高等学校当時から、神戸市のジャパンクロニクル社に勤務していた頃の著作をまとめたものだそうです。内容は、事実の記録から、日本の文化、宗教などを論じたもの、気高い日本人女性を描いたものなどです。 八 . . . 本文を読む
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エリジウム/DVD

2014年03月29日 06時34分33秒 | ■見る
2013年公開のアメリカ映画です。近未来の地球は、汚染され人口の爆発により環境が悪化したため、富裕層は、エリジウムという宇宙コロニーに移住しています。 主人公は地球で生まれ、犯罪に手を染めて前科者となり、要注意人物としてマークされていますが、真面目に工場で働いています。ある時、アクシデントから致死量の放射線を浴びてしまい、生き延びるために、かつての犯罪仲間に助けを求め・・・・。 正統派のSFであり . . . 本文を読む
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最高の建築写真の撮り方・仕上げ方

2014年03月28日 05時34分03秒 | ■読む
細矢仁 写真・著、エクスナレッジ刊 著者は、大学で建築を専攻し、卒業後、2000年まで建築設計事務所に5年間勤務。その後2002年にフリーの写真家として活動を開始し、2003年から建築設計事務所と写真事務所を設立した、と下記URLに記載されています。ちょっと、不思議な経歴です。 本書は、被写体として、あるいは被写体の背景として選ばれる頻度が非常に高い建物の撮り方と画像編集の手法が分かり易く解説され . . . 本文を読む
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焼き芋 紅天使

2014年03月27日 06時27分36秒 | ■味わう
知人から「焼き芋 紅天使」をいただきました。小ぶりの段ボールに入っており、20本弱。それ程太くなく、写真の通り、やや地味な感じです。非常に美味しいとのことでしたが、それ程とは思わず食べて・・・びっくり。美味しい。添付されていたチラシに「じっくり時間をかけて焼いた「紅天使」の焼き芋は 甘みが強く、おいもの密たっぷり、焦げ目はカラメルのようで まさに天然スイーツ」と記されていますが、正にこんな感じ。賞 . . . 本文を読む
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加賀屋の流儀

2014年03月26日 06時24分39秒 | ■読む
細井勝著、PHP研究所 理解出来ないこと、納得できないことは、いくら聞いても言われても、上手くいきません。だから、意味合いを十分に飲み込み腑に落ちるまで、言い聞かせ、やってみせ、やらせてみせ、ほめなければ人は動かない、という言葉があるのでしょう。 本書は、名高い加賀屋のおもてなしの深層を探り当てるルポタージュです。加賀屋へ寄せられた感謝の手紙の紹介、様々な職種の従業員へのインタビュー、創業からの歴 . . . 本文を読む
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ウルヴァリン SAMURAI/DVD

2014年03月25日 06時42分49秒 | ■見る
2013年公開のアメリカとオーストラリアの合作映画です。シリーズ二作目とのことですが、一作目は見ていません。主演のヒュー・ジャックマンは、レ・ミゼラブルでの演技で目を引かれましたが、本作でも安定した演技です。敵役の真田広之さんは無論のこと、ヒロイン役のTAOさんと女性ガードマン(?)役の福島リラさん、重要な役所を演じたハル・ヤマノウチさんも良かった。十分に楽しめる娯楽作品です。 --------- . . . 本文を読む
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コミュニケーション力

2014年03月24日 06時40分31秒 | ■読む
齋藤孝著、岩波新書刊 齋藤さんの著作を何冊か読みましたが、一番心に残ったのは「上機嫌の作法」です。この本に、私は大きな影響を受けました。2005年の出版で、10年程度前の著作です。世の中には始終不機嫌な人がいるものです。私の周囲にもそのような人が多くいましたが、私もタイトな仕事が立て込んだ状態であると、かなり不機嫌であったと思います。そんな折に出会った「上機嫌の作法」は、自分の来し方を反省し、その . . . 本文を読む
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ビトレイヤー/DVD

2014年03月23日 20時44分39秒 | ■見る
2013年公開のイギリス映画です。犯罪一味を単身で追いかけていた刑事が、逆に犯人から撃たれてしまいます。何故か命を助けられます。主人公のこの刑事は、以来心身共に自信をなくしてくすぶっていますが、三年後にある事件が起き・・・・。 主演のジェームズ・マカヴォイ、敵役のマーク・ストロング、相方の刑事役のアンドレア・ライズボロー、敵役の仲間役のピーター・マランなど、俳優達の何と魅力的なこと。これだけでも素 . . . 本文を読む
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ちょっとお昼にクラシック 森麻希

2014年03月22日 21時37分48秒 | ■聴く
水戸芸術館でのコンサートです。森麻希さんのコンサートは三度目ですが、今回はおなじみの伴奏者のピアノ演奏を含む一時間程度のショートプログラムでした。森さんの歌声は相変わらず素晴らしく、毛筋ほどの揺らぎもない見事な演奏でした。華やかなステージ衣装に負けない美貌と穏やかで抑制の効いた挙措に触れ、持って生まれた天分に加え、努力と謙譲の美徳をお持ちであろうと感じました。このような見事な表現者に触れると、前に . . . 本文を読む
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お金の流れが変わった!

2014年03月21日 05時20分43秒 | ■読む
大前研一著、PHP新書710刊 久し振りに大前さんの著作を読みました。2011年1月に出版されているので、今となっては、原発に関する主張は認められないでしょうが、世界を動き回っているマネーの実態が分かり易く説明されており、納得しました。また、石油などの資源が投機的な売買の対象となったこと、新興国での投資とファンドマネーの強欲な行動などについて、その意味合いがすっきりと理解出来ました。経済の実態を熟 . . . 本文を読む
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脳男/DVD

2014年03月20日 05時56分54秒 | ■見る
2013年公開の日本映画です。同名小説の原作は、江戸川乱歩賞を受賞しているとのことですが、映画化に当たっては、エピソードを加えているとのことです。 全体から見ると、茶屋刑事の描き方が少し類型的過ぎる感じがしました。夏八木勲さんや石橋蓮司さんなど芸達者な役者さんが、作品を引き締めています。主演の生田斗真が良かったのですが、何と言っても精神科医役の松雪泰子さんが素晴らしかった。脚本や演出も良いと思いま . . . 本文を読む
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沙高樓奇譚

2014年03月19日 06時37分12秒 | ■読む
浅田次郎著、徳間文庫 百物語のごとく、沙高樓という某所に集った功成り名を遂げた人々が、主人の求めに応じ、自らの秘事を語るという物語で、5つの不可思議な、或いは恐ろしい話が語られます。 全く異なった分野を取り上げた、凝りに凝った作品です。どの短編も、深く幅広い知識と理解がなければ書けない内容であると思います。久し振りに夢中で読んでしましました。お勧めです。 --------------------- . . . 本文を読む
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藁の楯/DVD

2014年03月18日 06時45分53秒 | ■見る
2013年の日本映画です。孫娘を殺された富豪が、犯人に懸賞金10億円をかけます。匿われていた犯人が、懸賞金目当てに殺されそうになって地元警察に出頭したので、東京まで移送するチームが結成されます。秘密のはずの移送が筒抜けになって、次から次へと、懸賞金目当ての刺客登場します。 設定からしてびっくりですが、結構なリアル感があって、脚本も良く、俳優陣が熱演しています。特に犯人役の藤原竜也さんは圧巻でした。 . . . 本文を読む
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となりのクレーマー

2014年03月17日 07時05分04秒 | ■読む
関根眞一著、中公新書ラクレ刊 著者は西武百貨店に永年勤め、1996年から退職する2003年までの8年間、お客様相談室長の職にあり、退職後は自ら会社を立ち上げ、教育やコンサルタント、講演、執筆活動に携わっておられるようです。 本書の内容は、単なるクレーマー対策ではなく、組織に寄せられる苦情への姿勢、対応方策を示しながら、悪質なクレーマーへの考え方と対応事例を紹介しています。いずれも実体験に根差した、 . . . 本文を読む
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