2012年製作のパラグアイの映画です。パラグアイのスラムの市場で荷物運びをする少年ビクトルは、映像を見るのが好きで堪らない。姉が販売する為に持っていた録画機能付きの携帯が欲しい一心で、買うお金を稼ぐ為に中身を知らない7つの木箱をあずかりますが・・・。
単純なストーリーを予想していましたが、なかなか凝った脚本です。単調になり勝ちな場面では、邪魔にならず盛り上げる音楽をドドーンと入れています。市場の中 . . . 本文を読む
浅倉卓弥著、宝島社刊
才能豊かな若いピアニストが、国外で少女を守ろうとして、左手の薬指を失う。少女はその際両親を亡くし、身寄りも無かったので、帰国しピアニストとその母親と共に生活している。指を失ったピアニストの主人公は、深い失意と少女に対する複雑な思いを胸にし、少女は知的障害を持ちながら、一度聞いた曲を再現できる才能を秘めていた。それに気付いた主人公は・・・。
魂の救済を巡る旅を描いた美しい作品で . . . 本文を読む
2004年日本公開のアメリカ映画です。アメリカの対テロ暗殺部隊に所属していた男が心を病んでさすらって、メキシコの友人を訪れる。そこで意に沿わぬまま、ボディーガードの仕事に就くが・・・。
結構好きなタイプの映画で、主演のデンゼル・ワシントンなど好きな役者が出演しています。しかし、如何にタフでも、これ程の受傷で生きているはずがない、というジレンマがつきまとい、安心して見ていられないことが残念でした。
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浅田次郎著、講談社文庫刊
主人公達は突然、謎の男から、太平洋戦争末期に沈んだ「弥勒丸」の引き揚げ費用の借用を依頼される。世界一の客船として建造された「弥勒丸」は、就航直前に病院船として徴発され、その後、内容が不明な作戦に従事してシナ海に沈んだとのこと。終戦末期に軍人達の犠牲になった船を引き揚げるのは何故か。物語は、幾つもの「偶然」を重ねながら進んでいきます。
浅田さんの戦争への思いが詰められた、美 . . . 本文を読む
2015年日本公開のアメリカ映画です。父親との葛藤を抱えた主人公の女性が大学に入学します。音楽プロデューサーになることを夢見ていますが、たまたまアカペラのコーラスのサークルに入ります。次第にアカペラコーラスに目覚めて行き・・・・。
コーラスが素晴らしくそれだけで十分で、盛り上げるストーリーが付いてきた、と私は感じました。
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大沢在昌著、講談社文庫刊
1989年に「このミステリーがすごい!」で15位になった作品です。六本木で探偵を稼業とする緒方が主人公のハードボイルド作品です。依頼案件を調査して、うかがい知れない世界が見えてくる。邪悪な存在に迫って行く息詰まる展開は、その後の大沢さんの作品と共通する味わいでした。少し女性に持て過ぎるのがハードボイルドの品位を落としているように感じますが、どうでしょうか?
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2012年日本公開のアメリカ映画です。ネイビーシールズの活躍を描いた作品ですが、下記URLによれば、「現役の隊員が出演し、武器・兵器は本物を使用、実弾で撮影を行った」とのことです。通りで戦闘シーンの迫力がもの凄い。びっくりしました。
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URL => https://ja.wiki . . . 本文を読む
音声ファイルの再生に「MusicBee」を使い始めて、現在の再生環境(下記)に改善の要素があることに気付きました。「デジタルオーディオプロセッサー」と「ヘッドホンアンプ」です。USBDACとヘッドホンアンプが一体となった製品が結構あることに気付きました。
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[パソコン] => [デジタルオーディ . . . 本文を読む
浅田次郎著、光文社刊
11編から成る短編集です。月刊誌の著作を集めたものと思います。それぞれに色合いが異なりますが、「不可思議」がキーワードになるかもしれません。久しぶりに浅田さんの著書を読み、あっという間に読み終えました。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/浅 . . . 本文を読む
長い時間を掛けてパソコンで動画と音楽を視聴する機材を揃えました。乏しい予算に見合った、私の聴力に合ったシステムだと思います。せいぜいヘッドフォンとイヤフォンを買い増しする程度でした。特に、ネットラジオで録音した「古楽の楽しみ」を聞きながら作業するのが日課になっており、再生するソフトは操作が簡単な「VLC」です。最初は動画の再生に使っていましたが、音声データの再生時にはコンパクトで、ホットキーもデフ . . . 本文を読む
2014年製作のフランス、イギリス、アメリカの合作映画です。世界一美味しいステーキを求めて世界中を旅するドキュメントです。牛の種類、飼育方法、飼育する場所の自然環境、経営者の考え方などをルポした映画です。日本にも来ていて松阪牛のステーキは3位とのこと。
面白いのは、国によって表現の仕方が異なることです。ナビゲーター役のフランス人はワインを語るのと同様の、微に入り細にいる長口舌が、他の国の人より凄か . . . 本文を読む
この数年、少し変わったマジックテープを目にするようになりました。普通のマジックテープの鍵情になっている部分が平らで穴が開いている。すっきりした印象です。最近ではイヤフォン「final E3000 」のコード巻き取りに付いていました。(画像上)そこでアマゾンで探した所、類似品がありました。色は片面が灰色ですが、ハサミで好みの幅に容易に切れます。試しに画像下の右側の切れ端が、画像上のものと同じ幅で、製 . . . 本文を読む
ネットで評判になっている「final E3000(購入時:4,417円)」を購入しました。初めてのカナル型です。本製品はシリーズとして下位機種に「final E2000(購入時:3,861円)」、「final E1000(購入時: 2,480円+送料)」です。筐体が、本品がステンレス、「final E2000」がアルミ合金、「final E1000」がプラスティックだそうです。コストパフォーマンス . . . 本文を読む
津本陽著、新潮文庫刊
津本さんの作品を読もうと思いながら時が過ぎましたが、良い著書に巡り会いました。慶長時代に遡る歴史を持つ、熊野太地の鯨漁。昔、見聞きした覚えがあります。小舟に乗って沖合に到来した鯨を小さな船で追い、銛を打ち、刃差しという職能の人々が素手で鯨のいきねを止める。強大な鯨の力をかわしながら、非力な人間が挑んで行く命懸けの漁が目の前で繰り広げられているごとくに描かれています。仕留めた大 . . . 本文を読む
2年前にブルートュースでカーステレオで聞く為にDAPを購入したが、上手く使えなかったのでしまい込んでいましたが、有線でパワードスピーカーに接続して、料理しながら落語を聞くのに使用した所、非常に使い易い。
電源ボタンは再生・停止ボタンを兼ねているので、聞いている途中で一度押して再生を停止し、次に停止ボタンを長押しして電源オフ。そうすると、電源投入後、再度ボタンを押せばレジュームします。また、再生中に . . . 本文を読む