2018年に放送された韓国のテレビドラマです。主人公は、新人の女性検事と国立科学捜査研究院の解剖医が、初めは衝突するものの、それぞれの長所を生かして難事件を解決する物語です。主人公達の秘められた過去と心の傷が織り込まれているところは韓国のテレビドラマらしいものです。
本作では、一話完結ではなく、何話かにまたがって事件が解決され、その途上で、「過去と傷」が次第に明かされます。脇役陣の人間模様も織り . . . 本文を読む
板谷敏彦著、新潮選書刊同じ著者の「日本人のための第一次世界大戦史 世界はなぜ戦争に突入したのか」を読んで、幅広い視点から解説してあり大変参考になりましたが、経済関係の著作にも関心を持っているので、本書を手に取りました。期待に違わぬ分かり易さで、メソポタミア文明から現代までの、金融にまつわるトピックを取り上げて解説しています。「第○○話」とテーマを示し、一つのテーマを3~4ページで解説をしています。 . . . 本文を読む
テレビのリモコンのボタンの反応が悪くなることがあります。そこで分解してみると、リモコン基盤の配線パターンのボタンの当たる部分が汚れているのが原因でした。その汚れを、無水エタノールを綿棒に付けて優しく撫でると、汚れが取れて反応が良くなります。
その修理を既に2回したので、リモコンの樹脂のはめ込み部分が、分解時にダメージが受けてしまいました。3度目に、こはマズイと考えて思い出したのが、キッチンターマ . . . 本文を読む
田中康弘著、山と溪谷社刊絶滅が危惧される職業である「鍛冶屋」を取材した著作です。
かつて農業と林業が盛んな時代には、現在の様な大量生産の鉄製品が存在せず、各地域には需要に応じる鍛冶屋があった。しかし農業と林業の衰退で需要が減少し、安価な製品の普及した為、鍛冶屋という生業が立ち行かなくなった。だから全国的に鍛冶屋の少なくなったのだそうです。一方で地域での需要がまだ一定程度残っているので、少数の鍛冶 . . . 本文を読む
2003年に日本でも公開された、韓国の同名小説を元にした韓国の映画です。脚本が抜群に面白く、主演のチョン・ジヒョンさんとチャ・テヒョンさんが上手に演じていて無理がありません。当時は韓国の映画やドラマに全く関心が無かったので、今になって見ましたが、映像作品の魅力は、第一に脚本、第二に演技力ということが良く分かる作品でした。-----------------○猟奇的な彼女--------------- . . . 本文を読む
横田増生著、小学館刊横田さんの別の著書「潜入ルポamazon帝国」を以前読んだことがあり、本書でも潜入ルポが重要な部分で行われています。私もお世話になっている宅急便の現場の実態が本書のキモです。いささか週刊誌的な手法と記述ですが、現場の苦労を体験している為、非常に説得力があります。職業に貴賎は無いというものの、苦労と対価が釣り合わない仕事が多いと思いますが、宅配の仕事は取り分け過酷と感じました。
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キッチン用に購入したスピーカー「デノン SC-M41」が、用途に適していなかったので、再度物色し、ある程度低音をしっかり出せるスピーカーを物色しました。毎日机で使っている「デノン SC-CX303」が欲しいのですが、古い商品で中古しかありませんが、その値段が結構高い。そこで、「デノン SC-CX303」以前に使っていたONKYOのスピーカーを探しましたが、結果的に、その後継機種と思われる「ONKY . . . 本文を読む
キッチンで音楽を聴く為に、デノンの「SC-F100」を中古で購入して、しばらく使っていましたが、何とも音に締まりがありません。スピーカーを置く場所が限られていて、スピーカーの力を十分に出せないことを考え合わせても満足できませんでした。しばらく、他の製品を物色して見付けたのが、同じくデノン製の「SC-M41」です。(画像の茶色のスピーカーが「SC-F100」、黒色が「SC-M41」)価格コムとアマゾ . . . 本文を読む
ジェームズ・ウォード著、エクスナレッジ刊
美しいカバーの書籍で、タイトル通りの内容です。著者は、ロンドンを拠点とするブロガー、作家だそうです。
著者の文具への愛着が色濃く表出しています。紙や筆記具の他にホッチキスやクリップなどを取り上げて、その開発や製造を、当事者達の人間模様を交えて紹介しています。イギリス人らしいユーモアがあって、文房具が好きな人なら楽しんで読めると思います。-------- . . . 本文を読む
2016年に放送された韓国のテレビドラマです。
400年の時を超えて主人公と他の人々が生まれ変わります。その他の人々は、主人公に害を為す人と守る人がおり、主人公達の運命に影響を与えながら紆余曲折を辿る物語です。
複雑で凝った脚本ですが、主人役のイ・ミンホさんとヒロインの人魚役のチョン・ジヒョンが見事に演じていました。脇役陣も芸達者揃いと思いますが、特に、悪役のファン・シネさんが迫真の演技で、も . . . 本文を読む
久野愛著、岩波新書刊食料を購入するようなった初めの頃は、品物を良く見ないで買っていました。せいぜい大きさを気にする程度でした。しかし、野菜や果物は傷がない方が良いし食べ頃の色をした方が良い物もある、魚は目を見て新鮮さを判断して買うと良いなどと知りました。一方で、現在の生産、流通、販売形態からするとやむを得ない面もありますが、肉の加工食品や練り物は食品添加物が多く、健康に良くないということを聞きます . . . 本文を読む
奇想天外、摩訶不思議、驚天動地・・・・・・。何とも破天荒なアニメーション作品で圧倒されました。映像、演出、色彩、音楽など、これだけの多様で複雑な作品を生み出した才能と努力に敬服しました。------------------------------------------------------------------------------------○劇場アニメーション『犬王』(wiki) ○ . . . 本文を読む
森健著、小学館文庫刊物流に関心があって本書を手に取りました。「宅急便」の生みの親である小倉さんの評伝は大分前に読んだ記憶がありますが、本書のタイトルが「祈りと経営」とあるので、違和感と興味を覚えました。
本書は、小倉さんの生い立ちと宅急便をシステムとして考え出し、経営難になりつつあった自社の現状を打破するために、部下達の反対を押し切って果敢に切り込み、同業他社の参入も圧倒して盤石の基礎を確立した . . . 本文を読む
2017年に製作された、アメリカのストップモーションのショートフィルムです。てっきり、普通の長さの作品と思って見ていたら、あっという間に終わってしまいました。短い中に、物語性をしっかり盛り込んだ佳作と思います。-------------------------------------------○Two Balloons (1) ○Two Balloons(2)------------------ . . . 本文を読む