読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

プロカメラマンの撮影機材

2014年05月31日 16時11分04秒 | ■読む
MotorMagazineMook 2008年発行のムックです。撮影対象ごとに写真家三人が登場し、作品紹介に2ページ、撮影に使用する機材と写真家の機材論と撮影テクニックなどに2~4ページを割いています。非常に興味深く読みました。そして、プロは機材にこだわりながらも、結局使いこなしが第一であることが確認できました。 評価は4です。 ======= 写真 ======== ※壁紙専用の別ブログを始めま . . . 本文を読む
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川越の印象02:梅漬け

2014年05月31日 16時11分04秒 | ■旅する
川越を更に散策していると、菓子屋横丁という場所に出会いました。下記URLによれば、明治の初めから菓子を作っていたとのことですが、蔵などの街並みでも見られた通り、土産や特産品の商いが沢山見られたように、この横丁でも食べるものを中心に色々なものが売られていました。 そんな中で目にとまったのが画像の梅漬けです。主人に伺うと、梅干しは干してから塩漬けするに対し、梅漬けは干さないそうです。10%の塩で作られ . . . 本文を読む
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アンコール・ワットへの道

2014年05月30日 20時21分51秒 | ■読む
石澤良昭:文、内山澄夫:写真、JTBキャンブックス刊 豊富な写真を交えて、アンコール・ワットやその周辺の遺跡について解説しています。特に、浮き彫りの見事な写真と解説、建設の手法などが参考になりました。実物を見るのが楽しみです。 ----------------------------------------------- URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/石澤 . . . 本文を読む
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川越の印象01:ゴム版画

2014年05月29日 20時11分08秒 | ■旅する
川越は一度行ったことがありますが、観光のついでであったためかさしたる印象もありませんでした。良い天気になりそうなので、およそ100kmのバイクのツーリングと写真撮影に出かけました。本川越駅でバイクを止めて、観光案内所を探すと駅の一角にありました。頃合いの観光地図を見付け早速探索に。(A4版のパンフレットは立派なもので情報も沢山ありましたが、歩きながら見るには、折りたためて携行できる、見開きA3の地 . . . 本文を読む
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<対話>のない社会

2014年05月28日 18時58分50秒 | ■読む
中島義道著、PHP新書032刊 私の好きな変人の中島さんの著作を読みました。確か最初に読んだのは「うるさい日本の私」で、なるほどなぁ、と”目から鱗”状態で読んだ内容が本書にも登場し、日本に独自のコミュニケーションの分析を展開しています。是非は措くとして、日本人に固有と思われる場を巡る言葉の遣り取りと、その背後の駆け引きは、日本人以外には理解しにくいと思います。 中島さんは、幼少期からコミュニケーシ . . . 本文を読む
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人類資金/DVD

2014年05月27日 20時31分06秒 | ■見る
2013年公開の日本映画です。福井晴敏さんの同名小説の映画化、というよりも同時進行製作・執筆という珍しい形の作品なのだそうです。(詳細は下記URL) 福井さんの世界観が以前より、より明確になっているように感じます。良くできた脚本で、日本映画では、かなりの出来であると思います。出演陣も立派ですが、特に森山未來さんが素晴らしい。 ------------------------------------ . . . 本文を読む
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地球変動の話

2014年05月26日 19時24分31秒 | ■読む
巽好幸著、河出書房新社刊 結構専門的な話を大変に分かり易く解説しています。例えば地殻が移動する現象(プレートテクトニクス)は知っていましたが、その移動により大陸が沈み込んでいるはずなのに、数十億年前の地層が残っていることを不思議に思っていました。本書に依れば、地殻が沈み込む際に、大陸部分との衝突と摩擦により、ケイ素の割合が少なくなり、結果として比重が軽くなって、それが大陸を形成する花崗岩質に変化す . . . 本文を読む
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北北西に進路を取れ/DVD

2014年05月25日 08時36分59秒 | ■見る
1959年製作のアメリカ映画です。アルフレッド・ヒッチコック監督の作品ですが、脚本、演出、俳優とも素晴らしい出来です。主人公役のケーリー・グラントは当時55歳、ヒロイン役のエヴァ・マリー・セイントは25歳で、倍以上の年齢差ですが、不自然ではありません。ヒッチコック監督の作品に登場する女優さんは見事に磨き上げられていますが、この女優さんが実に知的でエレガントでした。最初から最後までテンポが良く、素晴 . . . 本文を読む
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日本の社会保障

2014年05月24日 17時26分25秒 | ■読む
広井良典著、岩波新書刊 福祉国家の成立の経緯と福祉の存在意義を概説し、その上で日本の現状と将来のあるべき姿を示しています。普通に考えると結びつかない環境問題と福祉問題が経済活動の内部と外部に存在する問題であることを指摘しています。また、ケインズ流の経済運営が、戦後の世界経済を安定的に拡大させるとともに、下支えとして福祉制度が構築されてきた経緯についても触れています。また、高齢化で世界の先頭を進んで . . . 本文を読む
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相棒 X DAY/DVD

2014年05月23日 21時25分59秒 | ■見る
2013年公開の相棒シリーズの映画です。脚本、俳優、音楽など及第点ですが、一万円札が宙を舞うシーンで一気に白けてしまいました。奥行きのあるプロットですが、演出に難があります。作り方ではかなりの出来になったのではないでしょうか。 --------------------------------------------------------- URL => http://ja.wikipedia.o . . . 本文を読む
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撮り歩き日本紀行

2014年05月22日 20時19分13秒 | ■読む
田沼武能、竹内敏信選、読売新聞社刊 2001年のよみうり風景写真コンテンストの応募作品を北海道から沖縄まで、全国の風景写真を紹介しています。撮影者と短いコメント、機材と撮影データを載せています。いずれもフィルムの作品ですが、偶然に巡り会えた場面は少ないようです。いつもの散歩コースの途中や撮影取材を重ねた上での(つまり努力の積み重ねの蹴ったとしての)僥倖の一瞬を切り取った作品が多いようです。良い機材 . . . 本文を読む
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本日休診/DVD

2014年05月21日 19時50分22秒 | ■見る
1952年製作の日本映画です。井伏鱒二の同名小説の映画化です。鶴田浩二さん、淡島千景さん、佐田啓二さん、三國連太郎さん、岸恵子さんなどの綺羅星の俳優達が出演しています。62年前だけあって、皆さん本当に若い。恥ずかしいぐらいです。医師の三雲八春を演じた柳永二郎さんや、年配の俳優達の見事な演技に圧倒されました。そして隅々まで神経が行き渡った丁寧な作りの映画です。良い作品でした。 ----------- . . . 本文を読む
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シャードーボックス[立体絵画] 仲澤芳枝展

2014年05月20日 19時48分03秒 | ■見る
水戸市の常陽史料館 アートスポットで開催中の展覧会です。非常に不思議な印象でした。合わせ鏡に映し込んだイラストを見ているよう。製作方法の解説があったので理解出来ましたが、気に入ったイラストなどを何枚か複写して、それをパーツに切り分けて表面に使用する部分には丸みを付け、その下には、元のままの絵柄を何枚かスペーサーで隙間を設けて重ねて行くのです。 非常に細かくい作業で、絵柄のどの部分を浮き立たせたりへ . . . 本文を読む
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誰でも作れる電子書籍

2014年05月19日 19時34分13秒 | ■読む
米光一成、小沢高広、電子書籍部著、インプレスジャパン刊 本書は、電子書籍と呼ばれる新しい媒体を、ネットではなく「フリマ」という形態で販売する試みによって、新たな表現メディアに変えられる可能性を示しています。2/3程は、米光さんと知人の会話で、何とも砕けた今風の口調で語られていますが、中々面白い発想です。電子書籍という名称では、可能性を秘めたこの媒体を、旧来の書籍の範疇に閉じ込めてしまうのではないか . . . 本文を読む
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ハンガー・ゲーム2/DVD

2014年05月18日 19時10分51秒 | ■見る
2013年公開のアメリカのSF映画です。シリーズの二作目に当たります。一作目は余り期待しないで何となく見たら、脚本も良く、主演のジェニファー・ローレンスがこれまた良かったのでした。地味な容貌ながら目に力があります。原作は読んでいませんが、SFとしても良くできた作品です。三作目も製作が決まっているとのことで楽しみです、 ---------------------------------------- . . . 本文を読む
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