読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

電源喪失

2012年03月31日 19時17分55秒 | ■電脳
妻が使っていたパソコンは私のお下がりでしたが、調子が悪くなり1年以上前に新品に変え買えました。私の母艦機と同じメーカーのGateway DX4831-53です。ついでにディスプレイもLGの27インチに。実はその時点で初めての64ビットOSでした。32ビットのアプリケーションが動くか、ドライバーはどうか、など不安はあったものの、妻が使用するソフトは、家計簿ソフトとマイクロソフトオフィスくらいで、後は . . . 本文を読む
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直す現場

2012年03月30日 20時02分30秒 | ■読む
百木一朗著、ビレッジプレス刊 今は、壊れたら捨てて新しいものを買うことが多いのですが、それでも世の中には、修理をして使い続ける人や、建物の塗装や車の板金など、「直す」仕事が残っています。そうした仕事を、著者が取材して、イラストと文章でコンパクトに解説しています。こうした書籍は、人物に焦点を当てることが多いと思いますが、本書は著者自身があとがきで「私の描きたいものが道具や仕事の仕方であって人物の顔か . . . 本文を読む
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梅の蕾

2012年03月29日 19時59分33秒 | ■聴く
吉村昭著 毎週土曜日の朝8時5分から45分まで放送される、NHKラジオ第一放送「ラジオ文芸館」を楽しみにしています。朗読はNHKのアナウンサーですが、皆さん気合いが入っていて、それが良い。優れた俳優さんの朗読は深みがあり良いものですが、アナウンサーの過剰に色を加えない朗読も好ましい。 さて、2月18日の番組は、吉村昭さんの「梅の蕾」でした。吉村さんの作品は素晴らしいものが多いと思いますが、本作は読 . . . 本文を読む
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液状化現象 巨大地震を読み解くキーワード

2012年03月27日 17時39分45秒 | ■読む
國生剛治(たかじ)著、鹿島出版会刊 私の住んでいる所の地盤は、数メートルの関東ローム層があり、地下水位が5メートル程の深さのようで、地震での液状化は心配していませんでしたが、昨年の3.11で近所のマンホールが何カ所か浮き上がりました。最も酷かったところでは、背丈くらいも! それで、以前から聞いていた液状化に関心を持ち本書を手に取りました。著者によれば、本書を執筆するに当たり、一般の人にも興味を持っ . . . 本文を読む
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チーム・バチスタの栄光/DVD

2012年03月26日 19時22分15秒 | ■見る
2008年公開の日本映画です。海堂尊さんの原作の映画化で、2006年第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞したとのことで、ミステリーの色合いが濃い作品です。 私はミステリー作品は好みませんが、次作の「ジェネラル・ルージュの凱旋」を先に見て面白かったので、一作目の本作を見ました。主人公役の竹内さんがやはり良い。また、嫌みな厚労省の役人である白鳥を演じる阿部さんも、健気になりきって演じていて立派 . . . 本文を読む
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radika

2012年03月25日 08時42分19秒 | ■電脳
ラジオのネット配信が昨年から始まり、確か9月にはNHKも配信を開始し始めました。しかも、スマートフォン用のアプリの提供されているので、もはやラジオを持ち歩く必要が無くなりました。(でも、スマートフォンの電池が急速に減るので、気軽に聞く訳にはいかない) 私は土曜日の朝のNHK第1放送、8:05-8:45放送の「ラジオ文芸館」を楽しみにしています。なので、ラジオやスマートフォンで聞いていましたが、ある . . . 本文を読む
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基礎から始める、プロのためのデジタルフォト講座

2012年03月24日 06時05分44秒 | ■読む
玄光社刊 フィルムカメラのプロの使い手を対象としたデジタルフォトの基礎知識の習得を目的とした書籍です。そのため、デジタルカメラの特徴や限界などの解説から始まり、記録したファイルの特性や加工、更には、デジタルカメラのホワイトバランスの設定やヒストグラムの見方など、分かり易い内容でした。しかし、当然、ホワイトバランスの取り方やキャリブレーションの設定方法、プリントアウトの実際の設定など、かなり高度な内 . . . 本文を読む
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小ハゲ天

2012年03月23日 20時54分51秒 | ■味わう
フィルメール光の王国展の会場付近で昼食の場所を見繕っていたら、聞いたことのある「ハゲ天」に「小」の字が付いた店がありました。天下の「ハゲ天」にしては随分安いように感じたので聞いて見ると、本店は別にあるとのこと。スマートフォンで本店というものを探すと、近くにあるはず。でも見つかりません。後で分かったのですが、松屋と松坂屋を取り違えていたのでした。本店は諦めてこの店に入りました。 頼んだのは、季節天丼 . . . 本文を読む
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音声ガイド

2012年03月22日 17時59分34秒 | ■電脳
フィルメール光の王国展で感心したことがあります。それは、音声ガイドが「iPod nano (PRODUCT) RED MC693J/A」なのです(多分)。収録内容も37ピース程度なので、8GBもあれば容量も十分でしょう。普通の人がアップルストアで購入しても 10,800円です。常々、美術館で専用の音声ガイドを借りており、鑑賞には不可欠であると思いますが、一方で、「今時、わざわざ専用の立派な機材を使 . . . 本文を読む
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フィルメール光の王国展

2012年03月21日 19時30分03秒 | ■見る
「動的平衡」の著者である福岡伸一さんが監修していることに興味を持ち行ってきました。会場は銀座の松坂屋の裏手にあるビルの2階から4階です。4階に作品が展示されており、3階に、作品を復元した技術や復元のポリシーの解説や関連資料を展示しています。 作品は、画像をそのまま忠実に復元したのでは無く、描かれた当初の色彩を追求しているので、見慣れたイメージと少し異なった感じです。例えば右下の作品など、NHKの日 . . . 本文を読む
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わらの犬/DVD

2012年03月20日 19時15分17秒 | ■見る
1972年公開のアメリカ映画です。公開当時映画館で見た記憶があります。「卒業」を見て知っていたダスティン・ホフマンが主演していて、その妻を演じたスーザン・ジョージが強烈な印象として残りました。 物語は、争いから逃れるため、アメリカ人の数学者が、妻の出身地であるイギリスの片田舎に移住したところから始まります。この妻が、何故数学者と結婚したのかが全く不可思議です。夫に比べて、ごく普通の女性であり、夫が . . . 本文を読む
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満腹どら焼き

2012年03月19日 20時07分12秒 | ■味わう
テレビ番組のカンブリア宮殿で紹介された「北野エース」という店に興味を持ったので行ってきました。この店は前にも寄ったことがあり、珍しい品物を置いてあることには気付いていましたが、番組の紹介によれば、次のような社長の方針で経営しているそうです。 ------------------------------------------------ ●自分が美味しいと思うものを売る ●家族に食べさせても安心な . . . 本文を読む
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/劇場

2012年03月18日 19時01分24秒 | ■見る
メリル・ストリープが「徹子の部屋」にゲスト出演しているのを見て、劇場に足を運びました。まぁ、とにかく圧倒的な演技力にビックリです。老人の動作や仕草はもとより、手の震えなど、老人を演じているのでは無く、老人そのものに成り切っています。また、サッチャーの言葉遣いなどを見事に再現しているそうですが、ヘアーメイクなどと相俟って、本人そのものでは無いかと感じる程の見事さでした。 作品自体は、サッチャーの生い . . . 本文を読む
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警官の条件

2012年03月17日 22時47分20秒 | ■読む
佐々木譲著、新潮社刊 親子三代に亘る警官の歴史を辿る二作目です。前著「警官の血」が非常に長大で、暗い雰囲気でしたが、本作も同様に、モノクロームのような暗いタッチの物語です。主人公である和也は、父が潜入捜査故の精神の失調によって母に暴力を振るい、最後は殉職という形を取った自殺の道を選んだことがトラウマとなったまま成長しました。そして、優秀な警官として任務に就きますが、そこで与えられたのが、暴力団の取 . . . 本文を読む
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フレンチ・コネクション/DVD

2012年03月16日 20時18分54秒 | ■見る
1971年公開のアメリカ映画です。ノンフィクション小説を元に製作された作品だそうで、映画の最後に、登場人物のその後が紹介されています。主人公の刑事をジーン・ハックマンが演じており、本作が出世作になったそうです。また、その相棒の刑事をロイ・シャイダーが演じていて、同じく出世作になったとのことです。ハックマンが41才、シャイダーが39才でした。 画面全体が荒い感じで、何となくドキュメントのような感じで . . . 本文を読む
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