読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

困ったときの情報整理

2008年04月30日 23時10分41秒 | ■読む
東谷暁氏の著作(H13.7.20 文藝春秋刊)です。氏のジャーナリストとしての経験を基に、一般の人が情報を収集、整理、著述する仕方を、平易かつ誠実に書いています。かつての様々な情報整理方法を振り返り、今、本当に必要な方法は何なのかを示してます。パソコンなどの情報機器への過剰な期待や、システム手帳狂騒など、氏自身も関わった経験を元に、地に足のついた提案をしています。洋書を読む方法なども、自信の経験を . . . 本文を読む
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アマゾン・ドット・コム

2008年04月26日 21時58分48秒 | ■読む
2000.7.10 日経BP刊、ロバート・スペクター著、長谷川真美訳。だいぶ昔、アマゾン・ドット・コムが赤字にも関わらず、事業規模を拡大しており、それまでのビジネスの展開手法と大きく異なっているので、評価が定まらない、との記事を読んだ記憶があります。多分、その当時に出版されたのだと思います。出版からほぼ8年が過ぎようとしています。私はアマゾンを利用したことがありませんでしたので、wikipedia . . . 本文を読む
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なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?

2008年04月25日 06時25分19秒 | ■読む
日本実業出版社刊、吉田典生 氏著。文中「出来る人」と「できない人」との違い、その成り立ちや、生態が、実に詳細に描かれています。著者の生業がコーチングなどのコンサルティングであるとしても、「出来る人」と「できない人」の心理を実に的確に捉えていることに驚きましたが、その種明かしがエピローグに書かれていました。著者自身が、両者を行ったり来たりしながら生きて来たのだそうです。 部下を育てる、という最も大事 . . . 本文を読む
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武家用心集

2008年04月24日 06時15分06秒 | ■読む
乙川優三郎さん(集英社文庫)の作品です。同氏の「屋島(おくう)」を読んでから2年振りでした。2003年8月刊の8編の短編を収録しています。乙川さんの作品に触れたのは、カセット文庫の「生きる」が初めてでした。ほぼ4年前でしょうか。公私ともに辛い時期だったせいもあり、生きることの意味や厳しさを考えさせられたその作品に涙しました。(この作品が乙川さんの直木賞受賞作品です) 時代劇の作品では、山本周五郎の . . . 本文を読む
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土竜(もぐら)

2008年04月21日 22時23分59秒 | ■聴く
オフィス・コア刊のカセット文庫です。(90分テープ6巻です)出久根達郎さんの作品で、江戸末期のお台場周辺を舞台にしたミステリー(?)時代劇。作者は茨城県の旧北浦町の出身だそうですが、作中、その近くの潮来出身の登場人物が登場し、茨城弁を披露しています。また、主人公の仲間の暖かい絆を描いています。お台場の成り立ちが理解でき興味深く聴きました。 読売新聞の人生相談で出久根さんが回答している時は、毎回ワク . . . 本文を読む
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松と一太郎

2008年04月20日 19時27分36秒 | ■電脳
かつて、MS-DOSでパソコンが動いていた頃の代表的なワープロソフトは、(他にもたくさんありましたが)「松」と「一太郎」でした。(他にもたくさんありましたが)私は友人の影響で「松」派でした。その頃、動作が軽く文章入力に最適として、文章を専門(的)に書く(セミ)プロは、やっぱり「松」だよね、という雰囲気がありました。一方、「一太郎」は、マシンパワーを要求する先進の機能を売りにしており、MS-DOSで . . . 本文を読む
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できるブログ

2008年04月20日 19時00分34秒 | ■読む
インプレスジャパン刊の「できる」シリーズの一冊です。仕事でホームページを作りましたが、プライベートでは面倒で作ったことがありません。でもブログは簡単だと雑誌で読み、挑戦することにしました。 そして、この書籍のお陰で、こうしてブログを作ることができました。日記感覚で更新でき、しかも、読書などの記録にもなるので重宝しています。若い時と違い、面倒なことが億劫なので、ブログは、私のような初老の年代にぴった . . . 本文を読む
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百楽門

2008年04月19日 20時13分01秒 | ■味わう
映画を見に行った時は、すぐ近くの百楽門という中華料理店で昼食を食べます。 今日のメニューはこんな感じでした。 私はBランチの「牛肉とニンニク芽の炒め」を頼みました。 ここまではいつも同じです。そして、少し軽めのおかず(?左上)が、おかわり自由のバイキングになっています。 ここで食事をする時は、お変わりをしなくとも、十分満腹になり幸せな気持ちになります。でも、夕食は抜かないと体重が・・・・・ . . . 本文を読む
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丹精で繁盛

2008年04月18日 22時31分56秒 | ■読む
瀬戸山 玄さん(ちくま新書)の感動的な著作でした。丁度、山本周五郎の作品の読後感の様な、しみじみとした思いが身体に染み渡りました。かつて、叔父が言った「こしらえる」という大和言葉を聴いた時のような懐かしさを「丹精」という言葉に感じました。 この著作で登場する6人の方々のバックグラウンドを語る際、著者は歴史的な経緯や事情を織り交ぜています。例えば、魚の保存方法に「ウェット」と「ドライ」の二つの手法が . . . 本文を読む
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フラット化する世界(下)

2008年04月16日 23時25分58秒 | ■読む
原題は「The World Is Flat => 世界は平らである」。トーマス・フリードマン氏の著作で日本経済新聞社刊です。インターネットにより、現代の世界が、国境や距離に関わりなく、如何に緊密に結び付き得るか、そして、それぞれの強みを生かして努力しなければ、国家や企業はおろか個人も経済的に成功し得ない事例がたくさん示されています。それらの例証には目が開かれる思いがしました。 人生は経済的な成功が . . . 本文を読む
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MacBook Air

2008年04月16日 20時27分11秒 | ■電脳
アップルのマッキントッシュは格好良かった。でも当時の私には高嶺の花。美しいボディは、本当に物欲を掻き立てました。アップルの成功物語と挫折の歴史は、様々な書籍に記されています。特にスティーブ・ジョブズを軸に物語られたものが多いようです。 追放されたジョブスがアップルに復帰し、iMac を発表した時は、やっぱりアップルは良いな、と安心しました。しかし、その後は低調でした。 それがiPodで凄いことにな . . . 本文を読む
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音楽が心を満たしていた

2008年04月14日 22時00分49秒 | ■聴く
電蓄からの音楽に目覚めてから、やがて中学校へ。当時は、土曜日に学校があり、午後から休み。部活に入っていなかったので、急いで家に帰り、大橋巨泉さんと星加留美子さん(こんな字だったかな?)のテレビ番組(?良く覚えていませんが)を見ました。 当時、歌謡曲のヒット番組は数多くあったのですが、洋楽が対象の番組はこれだけだったと思います。大橋巨泉さんは、なんでこんなオッサンが・・・、と思い、星加さんは不細工だ . . . 本文を読む
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いつの間にか

2008年04月14日 21時33分07秒 | ■聴く
私の机の周りには、AVアンプ、ビデオデッキ、DVDプレーヤー、CDプレーヤ、MDプレーヤー、チューナー、カセットデッキ、ヘッドフォンアンプがあります。机の上にはブックシェルフ型のスピーカー。ほとんどが中古品です。新品はDVDプレーヤーだけですが、これも改装閉店の家電量販店でゲットしたモノです。 AVアンプは、多分8年ぐらい前のモノで、定価の5分の1の5万円で購入しました。それまでのアンプは普通のア . . . 本文を読む
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朝日屋

2008年04月13日 22時35分59秒 | ■味わう
食通ではないけれど、美味しいモノを食べた方が良い。それもホドホドの値段でネ。妻と食事をすると、結局コストパフォーマンスが良いか否かが、二人の判断の共通点になります。美味しくても高くチャね。安くても不味くチャね。で、結局ドーなの。何回か食して、満足できるお店が良いのだと思います。 安上がりな、有名ラーメン店を県内中心に歩いてみると、本当に美味しい店がたくさんあります。でも、ラーメンに800円も掛けて . . . 本文を読む
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無法の正義

2008年04月13日 22時16分47秒 | ■読む
(新潮社)クレイグ・トーマッスの作品です。ファイアーフォックスで著名なこの作家の作品には、「闇の奥へ」で初めて触れました。上下2冊で、読み通すのに難渋した記憶があります。今回の「無法の正義」は、それ以上に読み通すことが大変でした。少しずつ読んで一ヶ月位でしょうか。 しかし、登場人物の魅力や、先の読めない展開など(読めてもハラハラ・・・)、優れた作品だと思います。特に今回の舞台はシベリアです。本当に . . . 本文を読む
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