猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

北斎は富士山に登ったことがあるだろうか?

2013年07月20日 | Weblog

葛飾北斎の富鍔三十六景の中に「山下白雨」という作品がある。

赤富士の静に対してに対して、黒富士と言われているようだ。

富士山が世界遺産になってから、登山者がやたらと増えたと聞いている。

裾野では稲妻が走っていても、登山者はいつもと変わりなく大勢登っている。

最近は睡眠を十分取らない「弾丸登山」者が多いようだ。

昔から富士山は見る山であり、登る山ではないと言われている。

冨嶽三十六景を描いた葛飾北斎は、冨士山に登ったことがあるのだろうか?

多分ないだろうと思う。こんな見事な絵を描いているのだから、かなり想像で描いているはずだ。

実際に登ってみたら、こんないい絵が描けると思われない。

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
仏間に書いた絵です (きーちゃん)
2013-07-20 23:22:11
二年ほど経つかしら。仏間の襖に般若心経を書きその下段に合う絵を探していた時郵政省の切手を見てッビビッ花鳥風月もいいのですが、この藤をみて感じたんですよ。迷わず一心不乱で書き上げましたそして続きにこの絵までかいてしまったのですから元気がありました。。でもフジよりエベレストに見えるという人もいる。ま、見る人のセンスよね  今日の絵も現代人が登ってますね。確かに浮世絵です!
富士山 (猫周公)
2013-07-21 22:02:49
北斎の浮世絵を変形してポップ調に描きました。現代人は富士山をどのように考えているのでしょうか?なんでも自分のものにしていしまう現代人は「恐れおおき山」ではないようです。般若心経の下絵に選ばれるくらい、「恐れ多き山」ではないでしょうか?
何処に行ってるの~ (きーちゃん)
2013-07-26 18:53:37
あらまぁまた何処かにスケッチ旅行かしら?楽しみにしてますね(^^ゞ・・・熱中症にご注意!
アイデア きーちゃんへ (猫周公)
2013-07-28 12:13:32
とにかくアイデアが出なくて・・・困っています。娘が用事でこちらに来るようだから、何かと忙しく動いています。6日には岐阜美術館にパステル展を見に行きたいと思っています。

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