北海道の自然(NHKクリエイティブライブラリーより)
北海道の秋(NHKクリエイティブライブラリーより)
今日、ベストセラーとなった「国家の品格」の著者である、藤原正彦さんの講演会を
聴いてきた。
藤原さんの話を聴いたあと、NHKの「クローズアップ現代」で主に中国人が日本の
山林を買い占めているということを知って愕然とした。
藤原さんが言っている「美的感受性」に優れた日本人は自然環境によって作られて
きたと思う。藤原さんは”数学などは「美的感受性」がなかったら出来ない、日本に工
業が発達したのは元になる科学技術が発達したからだ”という。
その「美的感受性」を育てた「森林資源」が外国人に買い占められていたとは?
藤原さんの話の中で、明治のはじめイギリスの女性紀行家イザベラ・バードが、一人
日本にきて東北地方を旅した記録がある。彼女が東北で会った日本人は身なりは
乞食同様であったが、実直で礼節を重んじていたという事です。
こういう実直・礼節なども国民に「美的感受性」があるからだ。
こういう国柄(国特有の持ち味)は森林資源をはじめとする自然環境が作り
上げた貴重な財産だと思う。それが買占めにあっているということだから、
事は重大である。
森林資源が簡単に取引できるようにしたのが政治家だ。
明らかに政治の問題だ。今のうちに何とかしなければ!
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