猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

自給自足の時代

2012年08月28日 | Weblog

昨日、近所で畑を借りて農作業をやっているご夫婦に出会った。

その方から冬瓜とカボチャを頂いたので、今日食べてみた。

冬瓜汁とカボチャの甘煮であったが、、あまりにも懐かしくて涙が出そうだった。

考えてみれば、冬瓜とカボチャは戦後の食糧難の時の貴重な食料源だった。

父親は家の空き地に冬瓜、カボチャ、芋などをよく作っていた。

お陰で何もなかった時でも、親が作ってくれた食料で食いつないでいた。

まさに、自給自足を経験していたわけだ。

いまはスパーに行けば簡単に野菜が手に入る時代だ。

しかし、自給自足が必要な事態がまた来るような感じがする。

戦争や災害などはいつ来るかわからないのだ。

こういうことを考えると。趣味とはいえ農作業をやっている方は強いと思う。