飯田市の古い家
先日、飯田市に行ったとき古い家が結構多いのには驚いた。
飯田市は山あり谷ありの起伏の多い街だ。
そういう景色に古い家が馴染んでいるのがいい。
先日、昭和の初めに建てた追手町小学校を紹介したが、
その近くに壁がベンガラ色の「赤い家」(自分が付けた)がある。
この家は古くからあったようだが、追手町小学校と馴染んでおり、
なんとも言えない風情がある。
今は古い家はどんどん取り壊されて、モダンな新しい家に建て直されているが、
街の景観から見ると、あまりにもちぐはぐで統一性がないように思う。
例えば、こういう「赤い家」を残して「昭和の雰囲気」を出したらどうだろうか?
昭和の時代の景観は必ず見直されてくるはずだ。
というのは、人と人の関係が一番濃厚な時代ではないかと思う。