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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
<吉田松陰全集 第4巻>
<武教全書>
・槍刀は多く具ふれども渋鏽(銹) (ジュウシュウ)に用をなさず・・・さびでざらざらする。
・楮墨(チョボク)の空談=机上の空論
・文武の餘暇を以て各々、耕耘樵蘇(ショウソ)をもなすべし・・・木を伐り草を刈ること
<丁巳幽室文稿>
・その夸誕(コタン)を嫌ひ、まだ深くは其の人となりに服せざりき・・・大袈裟に言い立てること
・開物編は土石草木活物を論じ、臚列して余(原文は「遺」)すなし
・震旦(シンタン)の書、読むべきものかくの如く、其れ夥し。・・・中国の異称。
・精鋭数百、艤舸(ギカ)数十もて・・・麾下に致すべし・・・出船の用意をした大きな船
・左右支吾(シゴ)して身すら且つ保ちがたし・・・さからう、邪魔する
*支吾=枝梧(広辞苑)=さしつかえ・くいちがい *「左支右吾」=左枝右梧とも書く(漢検四字熟語辞典)
・枉留(オウリュウ)一泊・・・無理を願って一泊してもらう
・茲に牘を削りて謝を言(もう:原文ルビのまま)す・・・以て眉寿(ビジュ)を保たれなば・・・幸甚。 ・・・お礼の言葉を書き認める・・・眉が白くなるほどの長命。
・君子、思うに、応(まさ)に、楽只(ラクシ)なるべし・・・楽しむこと。
*「楽只」とは、詩経の「楽只君子、萬寿無期」より採られたもので、楽しむことを意味する。(「只」は語調を唱える単語。特に意味はない。)
<参考>詩経・小雅「楽只君子、邦家之光、楽只君子、万寿無疆」:徳にみちて安泰にして楽しむ天子は、国家の光を揚げるものであり、限りなき万年の寿を得て栄えるであろう。
・徒に自ら悲蹙(ヒシュク)して已むべからず・・・悲しみ心配する *意味もなく自分から勝手に悲観し、慎み、止めてはいけない。
<幽窓随筆>
・隕石退鷁(タイゲキ)は陰陽の事にして、吉凶の生ずる所に非ざるなり・・・吉凶は人による・・・ ・・・水鳥の退飛すること
・地を掃(はら)って却洒(キャクセイ:原文ルビのまま)す・・・はらい洗う (注)「キャクサイ」と読むべきかも。
・進退狼跋(ロウバツ)す・・・進退がきわまる
<参考>(狼跋=狼狽)
「詩経」に「狼跋其胡」とある。(狼、その胡(あご)を跋(ふ)む)。「老狼が自分の垂れ下がった顎の肉を踏んだり、尻尾につまづいて、うろたえて騒ぐ」と解され、「狼跋(ろうばつ)」は「あわてる、うろたえあわてる」の意。「狼狽」の「狽」は、「狼跋」の「跋(バツ)」を「狽(バイ)」と誤用したとされる。 *「胡」に“あごひげ”の読みあり。
・議論回曲牽強にして、其の人の獰狡(ドウコウ)なるを見るべし・・・①よこしまでねじけておりこじつける、②わるがしこい
<戊午幽筆文稿>
・溘焉として示寂(ジジャク)する・・・広辞苑:菩薩または高僧の死
・遍く其の風尚(フウショウ)を見るに、強あり弱あり・・・広辞苑:①けだかいようす ②その時代の人々の好み(好尚)
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
<吉田松陰全集 第4巻>
<武教全書>
・槍刀は多く具ふれども渋鏽(銹) (ジュウシュウ)に用をなさず・・・さびでざらざらする。
・楮墨(チョボク)の空談=机上の空論
・文武の餘暇を以て各々、耕耘樵蘇(ショウソ)をもなすべし・・・木を伐り草を刈ること
<丁巳幽室文稿>
・その夸誕(コタン)を嫌ひ、まだ深くは其の人となりに服せざりき・・・大袈裟に言い立てること
・開物編は土石草木活物を論じ、臚列して余(原文は「遺」)すなし
・震旦(シンタン)の書、読むべきものかくの如く、其れ夥し。・・・中国の異称。
・精鋭数百、艤舸(ギカ)数十もて・・・麾下に致すべし・・・出船の用意をした大きな船
・左右支吾(シゴ)して身すら且つ保ちがたし・・・さからう、邪魔する
*支吾=枝梧(広辞苑)=さしつかえ・くいちがい *「左支右吾」=左枝右梧とも書く(漢検四字熟語辞典)
・枉留(オウリュウ)一泊・・・無理を願って一泊してもらう
・茲に牘を削りて謝を言(もう:原文ルビのまま)す・・・以て眉寿(ビジュ)を保たれなば・・・幸甚。 ・・・お礼の言葉を書き認める・・・眉が白くなるほどの長命。
・君子、思うに、応(まさ)に、楽只(ラクシ)なるべし・・・楽しむこと。
*「楽只」とは、詩経の「楽只君子、萬寿無期」より採られたもので、楽しむことを意味する。(「只」は語調を唱える単語。特に意味はない。)
<参考>詩経・小雅「楽只君子、邦家之光、楽只君子、万寿無疆」:徳にみちて安泰にして楽しむ天子は、国家の光を揚げるものであり、限りなき万年の寿を得て栄えるであろう。
・徒に自ら悲蹙(ヒシュク)して已むべからず・・・悲しみ心配する *意味もなく自分から勝手に悲観し、慎み、止めてはいけない。
<幽窓随筆>
・隕石退鷁(タイゲキ)は陰陽の事にして、吉凶の生ずる所に非ざるなり・・・吉凶は人による・・・ ・・・水鳥の退飛すること
・地を掃(はら)って却洒(キャクセイ:原文ルビのまま)す・・・はらい洗う (注)「キャクサイ」と読むべきかも。
・進退狼跋(ロウバツ)す・・・進退がきわまる
<参考>(狼跋=狼狽)
「詩経」に「狼跋其胡」とある。(狼、その胡(あご)を跋(ふ)む)。「老狼が自分の垂れ下がった顎の肉を踏んだり、尻尾につまづいて、うろたえて騒ぐ」と解され、「狼跋(ろうばつ)」は「あわてる、うろたえあわてる」の意。「狼狽」の「狽」は、「狼跋」の「跋(バツ)」を「狽(バイ)」と誤用したとされる。 *「胡」に“あごひげ”の読みあり。
・議論回曲牽強にして、其の人の獰狡(ドウコウ)なるを見るべし・・・①よこしまでねじけておりこじつける、②わるがしこい
<戊午幽筆文稿>
・溘焉として示寂(ジジャク)する・・・広辞苑:菩薩または高僧の死
・遍く其の風尚(フウショウ)を見るに、強あり弱あり・・・広辞苑:①けだかいようす ②その時代の人々の好み(好尚)
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