日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<偶然は準備のできていない人を助けない>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●魄力(はくりょく):意志の力。精神の力。
●迫力(はくりょく):圧迫する力。人の心に迫る力。
●爬行(はこう):はって行くこと。
●跛行(はこう):①びっこをひいて行くこと。②釣り合いのとれないこと。順調でないこと。「・・・景気」
●煩冗(はんじょう):わずらわしく、くだくだしいこと
●煩擾(はんじょう):わずらわしく、乱れること。ごたごたと乱れること。
●繁冗(はんじょう):無用の事が多くて、くだくだしいこと。
*これは、出されたらどれがどれやら分からない・・・「擾」は、乱れる意。「煩」と「繁」は、“わずらわしい”か“無用”かの意で区別か・・・。
●煩縟(はんじょく):わずわらしく、くだくだしいこと
●繁縟(はんじょく):①(繁文縟礼の略)こまごましくわずらわしいこと ②種々様々な色どり。
●攀援(はんえん):(漢検2)①よじのぼること。②頼りにすること。
●攀縁(はんえん):(漢検2)①「攀援」に同じ。(よじのぼること。頼りにすること。) ②俗事に心ひかれてかかわりあうこと ③怒ること
●汎濫(はんらん);(下記の漢検2記載内容参照)
●氾濫(はんらん):(広辞苑)①水のみなぎりあふれること。②洪水になること。③転じて、(好ましくない)ものがあふれるほどに出回っていること。「悪書の・・・」
<漢検2記載内容>
「汎濫
①河川などの水が増し、あふれ出ること。
②物があふれるほど多く出まわること。特に、好ましくないものにいう。
③あいまいなこと。不確定なこと。「権利という―な名称」
①②「氾濫」とも書く。 」
*①②の意味は「氾濫」でもOKということ・・・逆に言えば、③の意味のときは、「汎濫」という熟語のみということ・・・。
*この③の意味の「汎濫」の出典は、どうも、史記の「老子韓非列伝」の中の、
「・・・汎濫博文、則多而久之。・・・」=「汎濫博文ならば、則ち多しとして之を久し(充分である)とせらる・・・」かららしい。この出典の文章も今一、難しくてよくわからないが・・・。
・各辞典、この出典で、ここでの「汎濫」の意味は、
<大字源>うわついたことば、でたらめ
<漢字源>うわついたことば
<大漢和>でたらめなことば、不確実なことば
(<字通>は、(この出典は無く)「溢れ満ちる」という意味のみ・・・)
●飄眇(ひょうびょう)・縹渺(ひょうびょう) *いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●覆育(ふいく):(“ふういく”とも)(広辞苑)天地が万物をおおい育てること。また、父兄が子弟をまもり育てる恩徳。
(漢検2)覆育(フイク):天地が万物をおおって守り育てること。「フウイク・フクイク」とも読む。
●扶育(ふいく):世話をして育てること。
●傅育(ふいく):かしずき育てること。
●粉飾(フンショク):(漢検2)①よく見せようとして、うわべを装い飾ること。「事実を―して報告する」 ②「粉飾決算」の略。「扮飾」と書けば、身なりを飾る意になる。
●扮飾(フンショク):(漢検2)①身なりをかざり、よそおうこと。みづくろい。 ②化粧すること。「粉飾」と書けば、りっぱに見せようとする意になる。
●蜂起(ほうき)・鋒起(ほうき):*いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●妄議(ぼうぎ):道理の通らない議論。でたらめな議論。
●謀議(ぼうぎ):計画し相談すること。計画の相談。
●謗議(ぼうぎ):悪口を言うこと。あしざまに批評すること。
●旁午(ぼうご):①縦横に入り乱れること ②往来の激しいこと
●夢後(ぼうご):死後、後世
●報効(ほうこう):(広辞苑)恩にむくいて力をつくすこと。 (デジタル大辞泉):功を立てて恩にむくいること。「久年の御恩に対し、 一日の―をも遂げず」〈樗牛・滝口入道〉
●報公(ほうこう):(広辞苑)真剣に公事につとめること。
*他に「奉公」、「奉行(ホウコウ・ぶぎょう)」・・・略・・・
●芳醇(ほうじゅん):酒のかおり高く味のよいこと。また、その酒。
●豊潤(ほうじゅん):ゆたかでうるおいのあること
●芳潤(ほうじゅん):かんばしく、うるおいのあること
*以上の熟語はすべて漢検2にも掲載アリ。
●茫然(ぼうぜん):(デジタル大辞泉)①漠然としてつかみどころのないさま。「茫然とした前途」「必要あることを弁ぜず…―たる論を主張するは」〈鉄腸・ 花間鶯〉②「呆然(ぼうぜん)」に同じ。「物に見惚れて―たる他国者の」〈魯文・高橋阿伝)
*広辞苑には「茫然自失:あっけにとられて、我を忘れてしまうさま」しかナシ。
(漢検2)①ぼんやりとして、とりとめがないようす。 ②気が抜けて、ぼんやりしているようす。*②:「呆然・惘然」とも書く。
●呆然(ぼうぜん):(広辞苑)①気抜けしてぼんやりしたさま。「焼け落ちた家を前に・・・とする」②あっけにとられるさま。「・・・と立ちすくむ」
(漢検2)①驚いて、あっけにとられるさま。類)啞然(アゼン) ②気が抜けて、ぼんやりするさま。「―と空を見上げる」
*「惘然」、②:「茫然」とも書く。
●厖然(ぼうぜん):(広辞苑)非常に大きなさま。(漢検2)豊かで大きいさま。むっくりと大きいさま。「尨然」とも書く。
●惘然(ぼうぜん):(広辞苑)➪「呆然」に同じ。
(漢検2)①驚いてあっけにとられるさま。 ②気が抜けてぼんやりするさま。 *「呆然」、 ②「茫然」とも書く。「モウゼン」とも読む。
●澎湃・彭湃(ほうはい)/「滂湃」「滂沛」 *いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●豊年(ほうねん):(略)
●芳年(ほうねん):(大辞林)若い時の年月。青春。 類)少壮。(新漢語林)➪ 芳紀(:国語)若い年ごろの女性の年齢。妙齢。芳年。芳齢。)
(広辞苑)若い人の年。青春。
●逢年(ほうねん):(大字源)豊年にめぐりあう。*新漢語林・広辞苑ナシ。 (漢検2)③ゆたか。「逢年」
●昧昧(まいまい):(新漢語林)①夜明けや日ぐれなどの、ほの暗いさま ②深く思い沈むさま ③手厚いさま。丁寧なさま。④暗いさま
(大辞林)①よあけ。明らかになろうとする。②深く思うさま。③暗いさま。④手厚い。純厚。
●眛眛(まいまい):(30-1文章題書き取り原文の熟語)(大漢和、字通、漢字源、新漢語林、大辞林、広辞苑などでは、見当たらず)
●毎毎(まいまい):(新漢語林)つねづね。いつも。 *広辞苑、大辞林もほぼ同じ。
●毎毎(マイマイ):(漢検2)いつも。つねづね。たびたび。そのたびごと。類)毎回・毎度
●毎毎(まいまい・ばいばい):(新漢語林)①おろかなさま。混乱しているさま。「天下毎毎大乱(テンカマイマイとして大いに乱る)」(荘子)➪世の中が収拾のつかないほどに混乱する。 ②草や穀物がさかんい生えるさま。「原田毎毎(ゲンデンバイバイたり)」(左伝)➪田んぼの草が青々と茂っている。
●毎毎(まいまい・ばいばい):(大字源)①つねづね。いつも。しきりに。しばしば。②暗いさま。「故天下毎毎大乱」(荘子)③田の美しいさま。「原田毎毎」(左伝)
●苺苺(ばいばい・まいまい):(新漢語林)草や田が青々として美しいさま。
(大字源)①草がさかんに生えるさま。②田の美しいさま。
●邁邁(まいまい):(新漢語林・大字源)よろこばないさま。一説に、顧みないさま。
*漢検30-1文章題「眛眛」が原文の熟語だった由。*「毎毎(まいまい・ばいばい)」の読みと意味が新漢語林と大字源で異なっている。
●濛雨(もうう):空をかき曇らせて降りしきる小雨。そぼ降る雨。
●猛雨(もうう):はげしく降る雨。豪雨。
●夜鶴(やかく):①夜、巣ごもりする鶴。また、夜鳴く鶴。②親が子を思う愛情の深いたとえ。夜の鶴。
●野鶴(やかく):野にいる鶴。仕官しないで民間にいる人のたとえにもいう。「閑雲野鶴」
●有司(ゆうし):役人のこと。
●遊士(ゆうし):①浪人に同じ。②遊蕩にふける男。たわれお。みやびお。③春秋戦国時代の遊説者。諸侯抗争の時に、政策をたずさえて歴訪し、採用を乞うた者。
●遊子(ゆうし):家を離れて他郷にある人。旅人。旅客。
●友視(ゆうし):(明治期の語)友として見ること。友として扱うこと。
●優士(ゆうし):役者。俳優。
●猶子(ゆうし):①(礼記)兄弟の子。甥。姪。②兄弟・親戚、または他人の子を養って自分の子としたもの。・・・
*以上、広辞苑。
●邀撃(ようげき):むかえうつこと。迎撃。
●要撃(ようげき):待ちぶせしてうつこと。
(参考) ●要劇(ようげき):要職にあっていそがしいこと。
●誉望(よぼう):名誉と声望。ほまれ。 ほまれ=ほめられて光栄あること。評判の良いこと。また、そのような行い。名誉。名声。*漢検2ナシ
●輿望(よぼう):世間の人から寄せられている期待。「過疎地の―を担う医師」類)衆望
●磊嵬(らいかい):山などがけわしく高大なさま
●磊塊(らいかい):①積み重なった多くの石瑰 ②平らでないさま ③転じて、積み重なった不平
●雷動(らいどう):雷の鳴り渡るようにどよめき騒ぎ立てること
●雷同(らいどう):(雷が響くと物が同時にこの響きに応ずる意)自分に定見がなくて、みだりに他の説に同意すること。「付和雷同」
●闌干(らんかん):(漢検2)①「闌(てすり)」に同じ。 ②涙がとめどなく流れ落ちるさま。 ③星や月の光が、きらめくさま。 ①「欄干」とも書く。*広辞苑にも「②星または月が輝いて、きらきらするさま」とある。 また、①~③に加えて、「縦横に散り乱れるさま」もアリ。
●瀾汗(らんかん):(大字源)①波の大きくうねるさま「洪濤瀾汗」 ②涙のはらはら流れるさま
(漢検2)「瀾:なみ(波)。おおなみ。また、なみだつ。「瀾汗」「瀾漫」」
●欄干・欄杆(らんかん):(広辞苑)・・・おばしま・てすり。「蘭干」とも書く。
●爛汗(らんかん):模様の彩りのさま(大漢和)
●爛旰(らんかん):あざやかなさま。「爛汗」に同じ。(大漢和)
(大字源):爛汗=爛旰=彩りの美しいさま (字通)爛汗=あざやかなさま *「爛旰」は掲載ナシ。(漢字源)掲載ナシ。
*「星や月の光が、きらめくさま。」は、「闌干」だけのようだ。
*「涙のはらはら流れるさま」は、「瀾汗」「闌干」どちらでもOKのようだ。
●濫妨・乱妨(らんぼう):①荒れまわること。荒らすこと。②掠奪すること。うばいとること。
●乱暴(らんぼう):①荒々しい振る舞いをすること。無法な振る舞い。②粗雑であるさま。
●瀾漫(らんまん)/爛漫(らんまん):(個別記事アリ。当該記事参照。)
●里俗(りぞく):地方の風習。土地のならわし。
●俚俗(りぞく):田舎びていること。また、そのさま。鄙俗。
●流覧(りゅうらん):見渡すこと。目をとおすこと。
●劉覧・瀏覧(りゅうらん):①通覧すること。目をとおすこと。②他人が見ることの尊敬語。
●屡述(るじゅつ):しばしば述べること。
●縷述(るじゅつ):こまごまと述べること。
●霊祀(れいし):神霊または死者の霊をまつること
●霊祠(れいし):霊験あらたかな、ほこら。
●牢乎(ろうこ):かたくしっかりとして動かない・・・「牢乎とした個性・・・」「牢乎とした思想・・・」
●牢固(ろうこ):しっかりとして丈夫・・・「牢固とした城砦・・・」「牢固とした城・・・」
●老悴(ろうすい):老いてやつれること
●老衰(ろうすい):老いて心身の衰えること
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<偶然は準備のできていない人を助けない>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●魄力(はくりょく):意志の力。精神の力。
●迫力(はくりょく):圧迫する力。人の心に迫る力。
●爬行(はこう):はって行くこと。
●跛行(はこう):①びっこをひいて行くこと。②釣り合いのとれないこと。順調でないこと。「・・・景気」
●煩冗(はんじょう):わずらわしく、くだくだしいこと
●煩擾(はんじょう):わずらわしく、乱れること。ごたごたと乱れること。
●繁冗(はんじょう):無用の事が多くて、くだくだしいこと。
*これは、出されたらどれがどれやら分からない・・・「擾」は、乱れる意。「煩」と「繁」は、“わずらわしい”か“無用”かの意で区別か・・・。
●煩縟(はんじょく):わずわらしく、くだくだしいこと
●繁縟(はんじょく):①(繁文縟礼の略)こまごましくわずらわしいこと ②種々様々な色どり。
●攀援(はんえん):(漢検2)①よじのぼること。②頼りにすること。
●攀縁(はんえん):(漢検2)①「攀援」に同じ。(よじのぼること。頼りにすること。) ②俗事に心ひかれてかかわりあうこと ③怒ること
●汎濫(はんらん);(下記の漢検2記載内容参照)
●氾濫(はんらん):(広辞苑)①水のみなぎりあふれること。②洪水になること。③転じて、(好ましくない)ものがあふれるほどに出回っていること。「悪書の・・・」
<漢検2記載内容>
「汎濫
①河川などの水が増し、あふれ出ること。
②物があふれるほど多く出まわること。特に、好ましくないものにいう。
③あいまいなこと。不確定なこと。「権利という―な名称」
①②「氾濫」とも書く。 」
*①②の意味は「氾濫」でもOKということ・・・逆に言えば、③の意味のときは、「汎濫」という熟語のみということ・・・。
*この③の意味の「汎濫」の出典は、どうも、史記の「老子韓非列伝」の中の、
「・・・汎濫博文、則多而久之。・・・」=「汎濫博文ならば、則ち多しとして之を久し(充分である)とせらる・・・」かららしい。この出典の文章も今一、難しくてよくわからないが・・・。
・各辞典、この出典で、ここでの「汎濫」の意味は、
<大字源>うわついたことば、でたらめ
<漢字源>うわついたことば
<大漢和>でたらめなことば、不確実なことば
(<字通>は、(この出典は無く)「溢れ満ちる」という意味のみ・・・)
●飄眇(ひょうびょう)・縹渺(ひょうびょう) *いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●覆育(ふいく):(“ふういく”とも)(広辞苑)天地が万物をおおい育てること。また、父兄が子弟をまもり育てる恩徳。
(漢検2)覆育(フイク):天地が万物をおおって守り育てること。「フウイク・フクイク」とも読む。
●扶育(ふいく):世話をして育てること。
●傅育(ふいく):かしずき育てること。
●粉飾(フンショク):(漢検2)①よく見せようとして、うわべを装い飾ること。「事実を―して報告する」 ②「粉飾決算」の略。「扮飾」と書けば、身なりを飾る意になる。
●扮飾(フンショク):(漢検2)①身なりをかざり、よそおうこと。みづくろい。 ②化粧すること。「粉飾」と書けば、りっぱに見せようとする意になる。
●蜂起(ほうき)・鋒起(ほうき):*いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●妄議(ぼうぎ):道理の通らない議論。でたらめな議論。
●謀議(ぼうぎ):計画し相談すること。計画の相談。
●謗議(ぼうぎ):悪口を言うこと。あしざまに批評すること。
●旁午(ぼうご):①縦横に入り乱れること ②往来の激しいこと
●夢後(ぼうご):死後、後世
●報効(ほうこう):(広辞苑)恩にむくいて力をつくすこと。 (デジタル大辞泉):功を立てて恩にむくいること。「久年の御恩に対し、 一日の―をも遂げず」〈樗牛・滝口入道〉
●報公(ほうこう):(広辞苑)真剣に公事につとめること。
*他に「奉公」、「奉行(ホウコウ・ぶぎょう)」・・・略・・・
●芳醇(ほうじゅん):酒のかおり高く味のよいこと。また、その酒。
●豊潤(ほうじゅん):ゆたかでうるおいのあること
●芳潤(ほうじゅん):かんばしく、うるおいのあること
*以上の熟語はすべて漢検2にも掲載アリ。
●茫然(ぼうぜん):(デジタル大辞泉)①漠然としてつかみどころのないさま。「茫然とした前途」「必要あることを弁ぜず…―たる論を主張するは」〈鉄腸・ 花間鶯〉②「呆然(ぼうぜん)」に同じ。「物に見惚れて―たる他国者の」〈魯文・高橋阿伝)
*広辞苑には「茫然自失:あっけにとられて、我を忘れてしまうさま」しかナシ。
(漢検2)①ぼんやりとして、とりとめがないようす。 ②気が抜けて、ぼんやりしているようす。*②:「呆然・惘然」とも書く。
●呆然(ぼうぜん):(広辞苑)①気抜けしてぼんやりしたさま。「焼け落ちた家を前に・・・とする」②あっけにとられるさま。「・・・と立ちすくむ」
(漢検2)①驚いて、あっけにとられるさま。類)啞然(アゼン) ②気が抜けて、ぼんやりするさま。「―と空を見上げる」
*「惘然」、②:「茫然」とも書く。
●厖然(ぼうぜん):(広辞苑)非常に大きなさま。(漢検2)豊かで大きいさま。むっくりと大きいさま。「尨然」とも書く。
●惘然(ぼうぜん):(広辞苑)➪「呆然」に同じ。
(漢検2)①驚いてあっけにとられるさま。 ②気が抜けてぼんやりするさま。 *「呆然」、 ②「茫然」とも書く。「モウゼン」とも読む。
●澎湃・彭湃(ほうはい)/「滂湃」「滂沛」 *いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●豊年(ほうねん):(略)
●芳年(ほうねん):(大辞林)若い時の年月。青春。 類)少壮。(新漢語林)➪ 芳紀(:国語)若い年ごろの女性の年齢。妙齢。芳年。芳齢。)
(広辞苑)若い人の年。青春。
●逢年(ほうねん):(大字源)豊年にめぐりあう。*新漢語林・広辞苑ナシ。 (漢検2)③ゆたか。「逢年」
●昧昧(まいまい):(新漢語林)①夜明けや日ぐれなどの、ほの暗いさま ②深く思い沈むさま ③手厚いさま。丁寧なさま。④暗いさま
(大辞林)①よあけ。明らかになろうとする。②深く思うさま。③暗いさま。④手厚い。純厚。
●眛眛(まいまい):(30-1文章題書き取り原文の熟語)(大漢和、字通、漢字源、新漢語林、大辞林、広辞苑などでは、見当たらず)
●毎毎(まいまい):(新漢語林)つねづね。いつも。 *広辞苑、大辞林もほぼ同じ。
●毎毎(マイマイ):(漢検2)いつも。つねづね。たびたび。そのたびごと。類)毎回・毎度
●毎毎(まいまい・ばいばい):(新漢語林)①おろかなさま。混乱しているさま。「天下毎毎大乱(テンカマイマイとして大いに乱る)」(荘子)➪世の中が収拾のつかないほどに混乱する。 ②草や穀物がさかんい生えるさま。「原田毎毎(ゲンデンバイバイたり)」(左伝)➪田んぼの草が青々と茂っている。
●毎毎(まいまい・ばいばい):(大字源)①つねづね。いつも。しきりに。しばしば。②暗いさま。「故天下毎毎大乱」(荘子)③田の美しいさま。「原田毎毎」(左伝)
●苺苺(ばいばい・まいまい):(新漢語林)草や田が青々として美しいさま。
(大字源)①草がさかんに生えるさま。②田の美しいさま。
●邁邁(まいまい):(新漢語林・大字源)よろこばないさま。一説に、顧みないさま。
*漢検30-1文章題「眛眛」が原文の熟語だった由。*「毎毎(まいまい・ばいばい)」の読みと意味が新漢語林と大字源で異なっている。
●濛雨(もうう):空をかき曇らせて降りしきる小雨。そぼ降る雨。
●猛雨(もうう):はげしく降る雨。豪雨。
●夜鶴(やかく):①夜、巣ごもりする鶴。また、夜鳴く鶴。②親が子を思う愛情の深いたとえ。夜の鶴。
●野鶴(やかく):野にいる鶴。仕官しないで民間にいる人のたとえにもいう。「閑雲野鶴」
●有司(ゆうし):役人のこと。
●遊士(ゆうし):①浪人に同じ。②遊蕩にふける男。たわれお。みやびお。③春秋戦国時代の遊説者。諸侯抗争の時に、政策をたずさえて歴訪し、採用を乞うた者。
●遊子(ゆうし):家を離れて他郷にある人。旅人。旅客。
●友視(ゆうし):(明治期の語)友として見ること。友として扱うこと。
●優士(ゆうし):役者。俳優。
●猶子(ゆうし):①(礼記)兄弟の子。甥。姪。②兄弟・親戚、または他人の子を養って自分の子としたもの。・・・
*以上、広辞苑。
●邀撃(ようげき):むかえうつこと。迎撃。
●要撃(ようげき):待ちぶせしてうつこと。
(参考) ●要劇(ようげき):要職にあっていそがしいこと。
●誉望(よぼう):名誉と声望。ほまれ。 ほまれ=ほめられて光栄あること。評判の良いこと。また、そのような行い。名誉。名声。*漢検2ナシ
●輿望(よぼう):世間の人から寄せられている期待。「過疎地の―を担う医師」類)衆望
●磊嵬(らいかい):山などがけわしく高大なさま
●磊塊(らいかい):①積み重なった多くの石瑰 ②平らでないさま ③転じて、積み重なった不平
●雷動(らいどう):雷の鳴り渡るようにどよめき騒ぎ立てること
●雷同(らいどう):(雷が響くと物が同時にこの響きに応ずる意)自分に定見がなくて、みだりに他の説に同意すること。「付和雷同」
●闌干(らんかん):(漢検2)①「闌(てすり)」に同じ。 ②涙がとめどなく流れ落ちるさま。 ③星や月の光が、きらめくさま。 ①「欄干」とも書く。*広辞苑にも「②星または月が輝いて、きらきらするさま」とある。 また、①~③に加えて、「縦横に散り乱れるさま」もアリ。
●瀾汗(らんかん):(大字源)①波の大きくうねるさま「洪濤瀾汗」 ②涙のはらはら流れるさま
(漢検2)「瀾:なみ(波)。おおなみ。また、なみだつ。「瀾汗」「瀾漫」」
●欄干・欄杆(らんかん):(広辞苑)・・・おばしま・てすり。「蘭干」とも書く。
●爛汗(らんかん):模様の彩りのさま(大漢和)
●爛旰(らんかん):あざやかなさま。「爛汗」に同じ。(大漢和)
(大字源):爛汗=爛旰=彩りの美しいさま (字通)爛汗=あざやかなさま *「爛旰」は掲載ナシ。(漢字源)掲載ナシ。
*「星や月の光が、きらめくさま。」は、「闌干」だけのようだ。
*「涙のはらはら流れるさま」は、「瀾汗」「闌干」どちらでもOKのようだ。
●濫妨・乱妨(らんぼう):①荒れまわること。荒らすこと。②掠奪すること。うばいとること。
●乱暴(らんぼう):①荒々しい振る舞いをすること。無法な振る舞い。②粗雑であるさま。
●瀾漫(らんまん)/爛漫(らんまん):(個別記事アリ。当該記事参照。)
●里俗(りぞく):地方の風習。土地のならわし。
●俚俗(りぞく):田舎びていること。また、そのさま。鄙俗。
●流覧(りゅうらん):見渡すこと。目をとおすこと。
●劉覧・瀏覧(りゅうらん):①通覧すること。目をとおすこと。②他人が見ることの尊敬語。
●屡述(るじゅつ):しばしば述べること。
●縷述(るじゅつ):こまごまと述べること。
●霊祀(れいし):神霊または死者の霊をまつること
●霊祠(れいし):霊験あらたかな、ほこら。
●牢乎(ろうこ):かたくしっかりとして動かない・・・「牢乎とした個性・・・」「牢乎とした思想・・・」
●牢固(ろうこ):しっかりとして丈夫・・・「牢固とした城砦・・・」「牢固とした城・・・」
●老悴(ろうすい):老いてやつれること
●老衰(ろうすい):老いて心身の衰えること
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