漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

神社に秘められた謎から・・・

2016年01月28日 | 古代史
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ
<この記事は漢検1級とほとんど関係ありません・・・ちょっとは関連していますが・・・>

●ブログ開設当初から作成しておいたカテゴリー「古代史」に書き込みを開始しています。
●私事の単なるメモ帳のようなものですので、興味のない方はスルーしてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●「神社に秘められた日本史の謎(洋泉社)」(監修:新谷尚紀)から・・・
・Q11「天皇家は天照大神をいつから祀っていたのか?」
 →「伝説と史実を切り離してよく調べてみると、確実な記録のうえでは、実際にアマテラスを天皇家で祀ったことは、奈良時代になるまではなかったと考えられるという」
 →「宮廷内に関係の深い神々の祭りを扱った『延喜式』の祝詞にも、この神はほとんど出てこない。わずかに祈年祭と月次祭の祝詞に、他の大勢の神々の名のあとで、付加的なかたちでこの神の名があげられているにすぎない」(「日本神話の謎」(松前 健))
 →「延喜式」・神名帳(じんみょうちょう)には、山城・大和・丹波・摂津・播磨・対馬などの各地にアマテラスに似た名前の神を祀る神社があったことがわかる。(例:対馬の「阿麻氐留(あまてる)神社」・・・)
 *延喜式(967施行)・・・律令の施行規則 弘仁式・貞観式をまとめたもの。大宝律令後。
 *式内社・・・神名帳に記載された神社のこと。記載されていないのは“式外社”という。 *九州内は式内社が少ない(例えば筑後4座・・・筑前は載っていない!?)!近畿に集中しているが、尾張・出雲・伊勢も多く、陸奥国も100座あるのが意外!!なんかおかしいというか怪しい・・・。
 →松前は、神話学の立場から「天皇家の本来の祖抻は農耕・生産の神である「タカミムスヒ」だったろう」と論じている。

●「古代は輝いていた Ⅰ 」(古田武彦)
・対馬「阿麻氐留」神社の伝承・・・阿麻氐留(あまてる)・・・「天照」の字面にピッタリ・・・「あまてる」こちらが古訓ではないか。
 「わたしの方の神様は1年に1回、出雲へ参られます。神無月です。その時出雲へ行かれます神々の中で1番最後に参られて、1番最初に帰ってくる、といわれております。」
 *出雲の“国ゆずり”前の姿・・・出雲の大神が主人、アマテルは家来の神々の中でのナンバー1・・・
 *アマテルの本源の姿・・・“テルテル”坊主のテルテル・・・海上の天候や安全を祈る神・・・“海(あま)照る”ではないか。「天」や「てらす」や「おおみかみ」という呼び方は後代の美称。

●冒頭の本からも、九州王朝の片鱗(“近畿”側が隠したり、筑紫を軽んじたりする姿が、却って、前王朝の存在を浮かび上がらせるという皮肉な現象)が見られるように思われるがどうか・・・。

👍👍👍 🙊 👍👍👍




   

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 漢検1級  文章題訓練・・... | トップ | 漢検1級 27-③に向けて ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古代史」カテゴリの最新記事