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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検四字熟語辞典:舐るような復習(オマケ5) 柳陌花街 ほか・・・

2017年10月04日 | 四字熟語
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・まだまだ“舐る”ような読み込みが足らん・・・

柳巷花街・・・遊里・色町のこと・・・こういうのは出ないと何かどこかで読んだ記憶がある・・・小学生や中学生なんかも漢検1級受けてるからって?・・・だから、そういう知識・経験もない低学年の者には漢検1級レベルの受検は望ましくないんだよなあ・・・単なるマル暗記と違うでしょ、漢検1級の世界は・・・と、思ってんだけど・・・ま、余計な話・・・

・類義語で、「柳陌花街」「花柳狭斜」「路花墻柳」「路柳墻花」・・・・・・・
 *「墻」・・・これ、「牆」の異体字だった・・・漢検要覧でも“許容字体”、漢検2で“異体字”ってなってた・・・
 *見過ごしていたけど、「路花墻柳」➪「路花牆柳」、「路柳墻花」➪「路柳牆花」なんだ・・・出ないだろうけど・・・

・「花柳狭斜」の「狭斜」・・・これはブログでも問題作ったことあり・・・
 (広辞苑)
  狭斜:(もと、唐の都長安の道幅の狭い街の名で、遊里のあった所)色町。遊里。「・・・の巷」・・・これ、成句に近い・・・
 (「狭斜の巷」の文例)・・・たくさんあるが・・・
 「又、キョウシャ(狭斜)の巷に在っては「池の端の御前」の名を以て迎えられていた。 永井荷風『上野』
 「表向き、キョウシャ(狭斜)の巷で、幇間めかした業をやっていたが、喧嘩出入りが好きで、一面、男だて肌な風もある。
  吉川英治『新・水滸伝(一)』
 「親の脛を噛っていながら学業をよそに、キョウシャ(狭斜)の巷を放歌してゆく蕩児です。」浜尾四郎『死者の権利』より
 「品川は宿場でありながら、吉原と並び称されるキョウシャ(狭斜)の巷なのである。 」中村彰彦『侍たちの海 小説 伊東祐亨』
 ・・・
 *ついでに、「斜巷」・・・これで問題つくったようだ・・・類義語問題かなんかで・・・
  (広辞苑)
   斜巷(しゃこう):狭斜のちまた。いろまち。遊里。

柳陌花街・・・この「柳陌」・・・調査不足だったけど、単なる「柳の通り」という意味以外に、もしかしたら、色町とかの意味もあるのかと思ったら、・・・やっぱり・・・
 (大字源)
 柳陌:①柳の植えてあるあぜ道。 ②柳の植えてある通り。色町。花柳街。

 *単なる四字熟語としての理解でなく、他の分野(類義語など)でも応用の効く熟語だなってことがわかった・・・

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漢検四字熟語辞典:舐るような復習(オマケ4) 直言無諱 ほか

2017年10月04日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・昨日は予約中だった小説を図書館から借り出せたので、一日で読んでしまった・・・ま、“軽い”読み物だから頭休めには良かったかも・・・
・オマケですが、マトモなの・・・たまに、小項目から出題されることもある(例:衆口鑠金)ので、出そうなのを勝手に推測・・・

直言無諱・・・「直言極諫」の類義語として

直言無諱(チョクゲンムキ):直言して諱(い)むこと無し:率直に言ってはばからない意。「晏子春秋」

ー余談ー
(漢検2下つき)忌諱(キイ)・(キキ)・不諱(フキ)・偏諱(ヘンキ)
*「不諱(フキ)の朝に居る」って故事成語類か何かで紹介したか・・・この「朝(あした)」は朝(あさ)でなくて、朝廷の意味だよね・・・
 
河漢斯言・・・「河漢之言」の類義語として・・・“シゲン”で出されたら、思わず「至言」としてしまいそう・・・

ー余談ー
(漢検2大見出し)
斯界(シカイ)斯学(シガク)斯道(シドウ)斯文(シブン)・・・これらは、すべて、“この・・・”という意味の説明のみだったが・・・
斯文」には、以下の②の意味の記載もあった・・・同義・類義ででる・・・ことはないな、たぶん(^^;)
(大字源)
斯文(シブン):①この学。この道。儒教の学問。 ②儒者。学者。

鬼臉嚇人・・・「鬼面嚇人」(準2級)の類義語として・・・
過去問(故事・成語)で「キケン(鬼臉)を被って稚児を威す」なんてのが出てたから、今度は四字熟語で出るかもね・・・

孤影孑然・孤影寥寥・・・「孤影悄然」の類義語・・・これは「悄然」が1級対象だから、出ない可能性のほうが大きいかも・・・

茅茨不翦・・・「采椽不斲」(対象外)の類義語として・・・もう一つの「茅屋采椽」は大項目で別にアリ・・・
 *「“茆”茨不“剪”」てのも(漢検辞典にはないが・・・)あるから、これでもOKだとは思うけど、冒険しないほうが良いかも・・・

👍👍👍 🐔 👍👍👍
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漢検四字熟語辞典:舐るような復習(オマケ3)大信不約 大徳不官 大道不器 大時不斉

2017年10月04日 | 四字熟語
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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 「大信不約」 大徳不官 「大道不器」 大時不斉

・「礼記・学記篇」に見られる四字熟語のようだけど、なんで“類義語”ってなってんだろ?・・・どうでもいいけど・・・
・「大信不約」と「大道不器」は、大項目で 説明あるから省略・・・

・「大徳不官」も、意味はなんとなくわかる・・・“大きな徳を持つ人は一つの官・職にとどまることはない”という意味だろう。

 *漢検四字熟語辞典では、これだけ「“だい”とくふかん」と読んでるが・・・・他の四字熟語はすべて“たい・・・”
 (大字源)
  大徳:🈩タイトク・ダイトク
      ①大きな道徳。優れた徳。また、それを備えた人。(孟子)・・・ここの「大徳」は、この意味・・・出典・孟子だし。
      ②天地造化の大きな働き。
      ③重大な節義。大節。
      ④大きな恩徳(めぐみ)
     🈔ダイトコ・ダイトク:(仏)徳の高い僧。僧の敬称。

大時不斉・・・意外に、この四字熟語の説明がネットにあまり見当たらない・・・もっとあると思ったのだけど・・・あっても意訳っぽくってよくわからない・・・ たとえば、「長い時間の中(の現象)は斉しいものではない。」なんてのもある・・・
 (大字源)
  大時(タイジ):①天の時。自然に巡ってくる時。(礼・学記) ・・・出典も同じだし、この意味で使ってるんだとおもう・・・
          ②逃してならぬ重要な時。
  *“天の時(自然に巡ってくる時)というものは、(人によって?)斉しいものではない”って理解したほうがわかりやすくないだろうか?合ってるかどうかわからんけど・・・この分野の専門書に当る必要あるかも・・・でも、まだそこまではやるつもりナシ・・・

大道不器
 ついでに、この熟語の「大道」・・・孟子(孔孟思想系列)と老子(老荘思想系列)では、意味や使い方が異なる・・・こういうの、多いよねえ・・・
 (大字源)
  大道(タイドウ):①大きな道路。大路。
           ②人の踏み行うべきりっぱな道理。類)大義 (孟子) ・・・この熟語の場合はコレですね・・・
           ③宇宙の本体としての道。(老子)
           ④正しい方法。大方。
大器晩成
 さらについで・・・この熟語の出典、「大方は隅なく、大器は晩成なり」・・・(四字熟語辞典にも説明あり)
 (大字源)
 大方(タイホウ):①きわめて大きな四角。(老子)・・・熟語「大器晩成」(出典:老子)はこれ・・・。
          ②大地。天を大円というのに対する。
          ③大きな法則。大法。
          ④立派な道。また、それを備えた人。大道。・・・こっちは儒教系だろうな・・・
   (おおかた):(国語)あらまし。だいたい。
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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