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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その69 語選択問題

2015年09月30日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●広辞苑から・・・
・受検勉強そっちのけで弊ブログをご愛読いただいている方へのサービスです(^^;)
・広辞苑所載の熟語から語選択問題です・・・試してみてください。熟語の学習(復習)や該当する漢字一つ一つの連想力・発想力強化に役立つと思います👍
<A>
①官吏の身でありながら職責を尽くさない人
②ウグイスが枝から枝へ飛び移って鳴くさまのたとえ
③恥じて顔を赤らめること
④文化が盛んで文物が備わっていること
⑤死後に供養して、その功徳を飾ること
<語群>
(ふくいく、おうさ、いくぶん、こうかん、ついひ、ひりん、ざんてん、おうてん)
<語選択問題B>
①心の晴れないこと。不快なこと。
②鳥が仲睦まじくなき交わすこと
③寄り集まって相談すること
④生存中に築いておく墓
⑤決断がよく、意思が強いこと
<語群>
(ごうけつ、かき、おうめい、こうけつ、じゅちょう、かいしょう、かいめい、うっとう)

<語選択問題A 解答>
①曠官(=曠職) ②鶯梭 ③慙靦 ④郁文(出典・論語) ⑤追賁
<語選択問題B 解答>
①鬱陶 ②嚶鳴 ③会商 ④寿冢 ⑤果毅

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漢検1級 27-②に向けての学習状況  その68 申証 叔世 平章

2015年09月30日 | 日記
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●広辞苑から・・・
・もはや、漢検や1級漢字からは逸脱した分野に入り込んでしまった(^^;)
・自分でまとめていて、実はよく分からなかった簡単な漢字の熟語・・・やっと、今日、調べることができた👍

①「申証(シンショウ)」=明白な証拠 という意味・・・なぜこの熟語でこういう意味なのか、よくわからんかった。
・大言海にも載っていなかったので、大漢和に当たったところ、「申」に「明白な、あきらかな」という意味・読みがあることがわかった。
・なるほどね、簡単な漢字の熟語でもしっかり調べないと身につかないですねえ・・・。
・ちなみに、「申」の現行読みは「シン、もう(す)、表外:かさ(ねる)、さる」だけですから、ここから意味をくみ取ろうとしても無理でした。

②「叔世(シュクセイ)」=末世 という意味・・・なぜ「叔」の字なのか、「伯仲叔季」だから、「季世」ならわかるが、なぜ「叔」?
・これも、大漢和に当たったところ、氷解👍
・「叔」に「すえ」という意味・読みあり。大漢和に丁寧に「叔世=季世=澆季の世=すえの世」とあった👍
・ちなみに、「叔」の現行読みは「シュク、わか(い)」のみ。

③「(ヘイショウ)」=(広辞苑では)①公明正大な政治をすること ②公平に評価すること ③折衷すること。また、結婚の仲介をすること。
・何気なくまとめていたけど、よく考えると、全くわからない熟語・・・
・こんな簡単な字だから他の国語辞典にもあるだろうと思ったら、「大言海」や「大辞林」にナシ。
・こりゃ、漢和辞典に当たらんとダメだな、もしかしたら故事成語の類であるのかも・・・と思って調べた。
「漢字源」:(ヘイショウ、ベンショウ)①公平におさめる ②公平に品定めする ③結婚を仲介する ・・・出典や説明はナシ。
「字通」:(ヘイショウ、ベンショウ)明らかにして治める・・・「・・・九族、既に睦(した)しみ、百姓を平章す・・・」
「大字源」:①平和に導き、徳を明らかにさせる(一説に、「弁章」に同じく、家柄や身分を分かち定める)「百姓を平章す」(書経・尭典) ②公平に品定めする ③結婚を仲介する(出典「遊仙窟」とあるも、文章なし) *弁章=区別し明らかにする(=平章(ヘイショウ、ベンショウ)、便章)
「大漢和」:(ヘイショウ、ベンショウ)①わかち明らかにする・均しくあきらかに治める「・・・百姓を平章・・・」 ②公平に品評して品位を明らかにする ③結婚の媒介をする・とりもつ(「・・・未婚の外甥の容質、甚く有り・・・、当に平章を為す・・・」(太平廣記)

*「平(ベン)」は呉音(漢字源)。「平」には「わける、わかち治める」意あり(大漢和)。
・と、いうことみたい・・・。漢和辞典も一長一短あるけど、これはさすがに大漢和の勝利かも(^^)

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古田武彦 「古代史をゆるがすー真実への7つの鍵ー」

2015年09月30日 | 読書
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへペット(猫) ブログランキングへ気まぐれ日記 ブログランキングへ

●ミネルヴァ書房の「古田武彦・古代史コレクション」シリーズ、第24巻目・・・
●「「邪馬台国」はなかった」以来、営々と築き上げてきた古田史学の広範にわたる成果の一つ・・・
●下手な推理小説なんかより断然面白い書物群・・・といったら、古田さんに大変失礼ですね(^^;)
●一応というか真面な学問・学術書なので、面白くとらえたらいけないのかも知れませんが、常識と論理を重ねつつ、古代の真実の姿を推理・想像するのが、とても楽しい・・・。
●古田史学や九州王朝説を知らない人は、なんだか珍糞漢糞でしょうが(^^;)

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熟語の読み・一字訓読 (その203)

2015年09月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級-
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●熟語の読み・一字訓読(その203)です。
<籃:ラン、かご、あじろごし>
・かご:揺籃、籃筐=かご・ざる、籃子=かご・ざる・把手のあるかご、
・あじろごし:籃輿=竹あみのかご・あじろのかご=竹轎
<籔:ソウ、こめあげざる>
・こめあげざる:籔箕(ソウキ)=米あげざる
*簍籔(ロウソウ)(=竹器)①頭に物を載せるときの、藁などを編んだ台。「籔(こめあげざる)」、②竹で編んだ四足の机(*古語で「おしまづき」)
<籀(籒):チュウ、よ(む)>
・よ(む):籀読=通読、 籀繹=抽繹、籀演=演繹・・・*「抽」は「読む」意(大・字)
・その他:(古代の書体)籀書、籀文=大篆(ダイテン)、
<籐:トウ>
*籘枕(トウチン)=籘製のまくら、籘榻(トウトウ)=籘の安楽椅子
<籟:ライ、ふえ、ひび(き)>
・ふえ:籟籥(ライヤク)=簫のふえ、籟竽・・・
・ひび(き):人籟、地籟、天籟、松籟、澗籟・・・
<籙:リョク、ロク、かきもの、ふみ>
・かきもの、ふみ:(適当な熟語なし? 字通に下付き熟語多数あるも不詳)
・その他①:「籙(ロク)」(=天子の策命、道家の秘文、未来記 などの意味あり)→籙図(ロクト)・図籙(トロク)=天の符命、秉籙(ヘイロク)=籙を秉る=天子の位につくこと→「籙を秉り、樞(枢)を握る」
・その他②:胡籙(やなぐい)、摂籙(セツロク・ショウロク)=摂政の異名。関白をもいう。

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