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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 28-②に向けて  售賈 (漢検2準拠) 

2016年10月20日 | 漢検1級高得点獲得のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●漢検2辞典の悉皆調査・・・やっと1300頁まで到達・・・なんとか、間に合いそうだ・・・
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●「漢検2辞典の悉皆調査」中の中から、適宜、ご案内しています。
●余裕のある方のみ、ご覧いただければ幸いです。
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●漢検2掲載
「 ①う(売)る。うれる。「售賈(シュウコ)

・なんと、いつもの4辞典調べても、この熟語の掲載ナシ・・・「售」のほうでは・・・。「賈」のほうでは未調査(ーー;)

・漢検2辞典の「シュウ“コ”」を信じるなら、「賈(コ)」は「うる、かう、あきない、商人、商店」とかの意味だと思うので、「売り手」とか「販売店」とか「売買(するところ)」とかの意味になるのかも・・・
・「賈(カ)」読みとすると「ねだん、価(あたい)」の意味なので、「売値」とか「売価」の意味になるはず・・・

・以前の記事にも書いたと思いますが、論語だったか孔子のことばの中で「善賈」を「ゼンコ」と読むか「ゼンカ」とよむかで、「良い商人」か「良い値段」となるか、解釈が異なるのと同じ問題・・・

・一応、漢検2辞典を信用するとすれば、「売り手」とか「売買」のほうの意味になるんだろう・・・

👍👍👍 🐒 👍👍👍 お手持ちの辞典などで掲載されているものがあったら、教えてほしいところです 👍👍👍


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漢検1級 28ー②に向けて (全体会議その4:28-② 模擬試験問題)

2016年10月12日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●ある会社の秘密の会合の一場面である・・・
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(週半ば・・・全体会議その4・・・28-2を控えての最終会議・・・)
出席者:全員(大御所、部長、課長、京子、明日香、新人、オオセンセ、センセ)
(関係者のその後の状態)
大御所:ホテルのスイートに缶詰状態。本試験問題の最終調整中。その前の模擬試験問題3作を作成。
部 長:平穏無事のカラオケ&ゴルフ三昧の日々。
課 長:トラのために気力・知力・体力すべて減退。が、そのため、一念発起して1級レベルを復習中。
新人(あらと):大奮起して1級合格に向けて猛勉強中。しかし取り組み内容に難あり・・・。
京子(課長代理):美酒美食いのち。いくら飲んでもほろ酔い程度。2級保持者。京都の夜の女王。
明日香姫(課長代理):美形。大御所とホットな関係継続中。1級5回連続合格中。
オオセンセ:センセとともに大御所の問題作りのお手伝いに没頭。そのため家庭内不和も幾分解消しつつある。
センセ:同じく問題作りに協力。オオセンセの後釜を狙っている。京子をめぐって熾烈?な争奪戦を展開中。
嚴子(いつこ):新人の一応恋人。広島でワインバーのマスターと“激闘”中。1級190点台。本日特別参加。
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部長:みなさん、お揃いですね、では、早速始めますよ・・・28-2本試験まで1か月を切りましたからね。本日は、大御所に作成いただいた模擬試験問題3作について、先ほど取り組んでいただいた結果などについて、みなさんの感想や意見を聞かせていただき、最終的には、大御所に、それを踏まえて本試験問題を作成いただくという段どりとなっとります。ではヨロチク・・・。えっと、模試をやったのは、課長、京子さん、明日香さん、新人(あらと)くん、それから本日特別参加ということで秘密裏にお願いしたゲンコさんでしたね・・・、えっと、どう進めよっかな・・・まずは大御所にお話ねがいましょうか・・・
大御所:(ワシ、アッちゃんと、有馬の後もずっと一緒やで・・・自分の気力・体力・知力に殆(ほとほと)、感心するわ・・・)うほん、ええと、この3作はやね、最初、難度によってA・B・Cとランク付けして順に易しくしようと思ったのやが、それはヤメや・・・意味ないわ、そんなん。・・・で、3作ともほぼ同じようなレベルやな・・・28-1より少し難度上げてると思うで・・・この模試で160取れれば、まあ、1級資格ありとしてエエんと違うか、がはははは・・・。このレベルだと、合格者20名ぐらいじゃろうか、がはははは・・・。ま、みんなの感想を聞かせてくれや・・・
課長:では私から口火を・・・(ワテ、一念発起して勉強したかんな、すこしはレベル戻ってきたデ・・・でも)恥ずかしながら、ワテ、140ぐらいでしたわ、過去問しっかり取り組んだんじゃが、どうも手に負えんかったな、新出多すぎと違いまっか?
新人:えと、えと、えと、・・・(小さな声で)ワシ、2桁得点じゃった・・・(ええ~い、もうヤケや)・・・カープには2ケタ得点でがんばってほしいと思いまんねん、へへ・・・(それにしても、ゲンコ、今日、参加するとはなあ・・・部長からのたっての要請だったから仕方ないが、ワシ、恥ずかしいやんかあ、こんなんで恥搔くなんて・・・ゲンコ、惘れてるわ、ああ、ヤダヤダ・・・)
部長:何、アホなこと抜かしとんねん、アホたれ!内容をいえ、内容を!どこが難しかったんや・・・
新人:へえ・・・すんません、もちろん、どの分野もですが、故事成語は全滅、対・類もほとんど全滅・・・もう、イヤになりますワ・・・書き問題と四字熟語ぐらいでっしゃろか、少し点が稼げたのは・・・熟字・当て字もほとんど新出でしてん・・・
センセ:新人くん、今日の本題ではないが、すこし、学習の方法・内容を考えんとイカンと思うで・・・このレベルに対応するには、今までの学習方法ではイカンのと違うかのう・・・
オオセンセ:そやな、旧態然たる学習では、これからはついていけんで・・・
嚴子:(ああ、恥ずかし・・・アラト、これがアタシの恋人?ちょっと考えんと・・・)アタシ、190点台の“いつこ”です。でも、今回の、この模試、手ごたえあり過ぎですね、アタシのレベルでも170いくかいかないかという問題でしたよ。やはり、対・類と故事成語、それから、熟語の一字訓読問題、この辺が手ごたえありましたね。ただ、新出といっても、過去問のすべてと漢検2辞典を隅々までやっていれば、それなりに対応できるのも多かったと思います・・・あ、もちろん、過去問は、その分野での出題と思わず、読み問題だったら書けるようにするとか、読み問題の中の故事成語的な文章は内容を調べて理解しておくとか、“深掘り”するような学習をしていないとダメでしょうけど・・・
大御所:(ふうん、この、ゲンコっての、190取るだけあって、学習方法がええじゃないか・・・まだ若いのに大したもんやな・・・それにしても窶れた顔してんな、学習のし過ぎか、それとも飲み過ぎかいな・・・)ああ、いつこ君でその程度だとすると、相当難しいんかのう?
明日香姫:(おおちゃん、この問題は教えてくれなかったなあ・・・一体何時作ったんだろ、あんなに一緒だったのに、うふ、スイートもコネクトにして隣の部屋から直に行けるようにしておいたから、みっちり一緒だったのになあ・・・、うふ、それにしても、おおちゃんて精力旺盛やねえ、全然年寄りじゃないわん、ふふ・・・)アテも160やっと超えるぐらいでした、むっずかしかったあ!でも、変な引っかけ問題のようなんは無かったと思うわ、実力勝負って感じ?四字熟語の選択問題のほうは漢検辞典以外のが多かったけど推測できるのもあったから、それなりに対応できたわ・・・。やっぱり、対・類と故事成語かしらね、難問は・・・。でも、こんなに新出問題ばっかりだと、ホント、おおちゃんのいうとおり、20名前後しか受からないと思いますわ、これ・・・
京子:うふ、アテには難しいの、通り越して、何がなんだかわからしまへん、まだ2級やし・・・でも、この位の難度でええんと違いますか、大御所はんの仰る通り、“エベレスト”の高さを見せつけるのってええと思いますわ・・・1級をめざすってのは、そのくらいの覚悟と準備がいるってことですねん・・・(ああ、アテもそろそろしっかりと1級目指そうかしら、こういう問題みると、やる気も少し出てくるような気もするわ・・・そろそろっていえば、そろそろ、あのお二人、オオセンセとセンセ、どちらかとそろそろって感じかしら、うふ、今回の試験終わったら、考えてみようかしら、うふ)
オオセンセ・センセ:今回は私たちも大御所の仰せに従って、漢検辞典も隅々まで精査して、いわば“重箱の隅”をつつくようなんもつくりましたからなあ・・・全分野、全体的に大幅に難度アップしてるんと違いますか?これ、実力以外に、受検の際の時間配分なんかのテクニックも必要かもわかりまへんなあ・・・(試験、終わったら、二人の協力関係も解消やな、せっかく、この間は二人で一緒にってとこまでいったが、ま、あれはあれや、また、京ちゃんは取り合いやな・・・ワシが先やでえ!!)
大御所:ま、センセたちも今回は、よお、やったわ・・・各分野の問題案は参考にはさせてもらったで。ま、二人とも今の立場は安泰やな・・・。
課長:大御所お~、やはりこのレベルでの本試験問題ってことにするんでっか?前回の合格状況がだいぶ反響を呼んでるんですがね・・・
大御所:そおや、何か問題あっか?また、しゃべるか、この間と同じことを・・・
部長:や、や、や、そういうわけやありまへん、大御所。課長は、もすこし、分野別に難度を調整されたらどうか、ぐらいの意味で云ってるだけですねん・・・・(課長のアホ、もうええやんか、28-1からそんなに難度激変させるわけにいかんやろ・・・今年度はこのレベルで継続や・・・そのうち、受検者状況なんか調べてや、方向転換するにしてもチト時間かかるわな・・・)
大御所:よっしゃ、ま、すこし、分野別に難度は均すとして、レベルは前回並みか前回以上ってことでエエな、今回受けようとする奴は、それなり深く勉強してくるだろうから、こちらも気合い入れて作ってやらんとな・・・がはははは、早く1桁の合格者数にしたいのお・・・
部長・課長:・・・
ゲンコ・明日香姫:(よっしゃあ!ヤル気ムンムンやねん・・・)
新人:(も、もお、ダメや・・・)
部長:では、この辺で、終りとしましょうか・・・(早く行かんと・・・今日はカープのクライマックス応援や、それと・・・ふふふ・・・)あ、大御所には、まことに恐れ入りますが、本試験問題作成まで、まだまだ、ホテルにご滞在いただき、より精力を出し切っていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。明日香くんもご苦労ですが、引き続き、大御所のお手伝いをね、お願いしますよ・・・
明日香姫:(うふっ!)はあい!承知しましたあ~!!みっちり付き添って協力しまあす!
課長:(本試験終わったら、そろそろ、明日香誘って玉造行かんとなあ・・・体調戻って来たようだし、そろそろエエかもな・・・ふひひ)
部長:では、散会とします!
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(会議終了後)
新人:ゲンコお、今日どおすんのよ、ワシんとこ、泊まっていくかあ~?
ゲンコ:何いってんのよ!今日はカープのクライマックス初戦よ!今から帰るわよ・・・(ふふ、今日は“いい人”と一緒に帰るのよお~!!くそ、あのマスター対策も相談してみよっと・・・ぶ、ちょ、お、さん、に・・・)

👍👍👍 🐒 👍👍👍
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漢検1級 28-②に向けて 2020年 東京オリンピックの干支は?

2016年10月09日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●干支(10干12支)の覚え方というか、導き出し方については、何度か記事にしているので、早速本論・・・。

<2020年の東京オリンピックの干支は?>
①(私の基準)1911年の“辛亥”革命・・・ *ご自分の覚えやすい年を基準にする* 例:「戊辰戦争(1868)」「大化の改新(乙巳ーいっし・おっしーの変)645年」など・・・干支に絡んで命名されている歴史的事件でなるべく近代に近いものがよろしいかと・・・
②2020-1911=(辛亥革命の)109年後
③10干のほう・・・109年から10の倍数分を引く・・・だから“辛”の9年後 ➪ 「庚(コウ)」・・・(末尾の「10干」参照)
④12支のほう・・・109年から12の倍数分を引く・・・だから“亥”の1年後 ➪ 「子(シ)」 ・・・(末尾の「12支」参照)
⑤以上より、2020年は「庚子(コウシ)」の年。
⑥干支でいえば、「庚」は“木火土金水(モッカドキンスイ)”の「金(かの)」の兄(え)にあたる ➪ 「庚(かのえ)」
⑦同様に「子」は(これは年賀状書く人は周知・・・) ➪ 「子(ね)」 
⑧⑥&⑦より、「庚子」は「かのえ+ね」 ➪ 「かのえね」
*干支は60年ひと回りなので、上記の109年から60の倍数を引いて、49年から算出しても同じです。

<前回の東京オリンピック(1964年)の干支は?>
①10干:(1964-1911)=53 53ー5×10=(辛から)3年後 ➪ 「甲」
②12支:53ー12×4=(亥から)5年後 ➪ 「辰」
③だから「甲辰(コウシン)」年。干支では 「甲(きのえ)」+「辰(たつ)」=「きのえたつ」

<肝腎なのは以下は覚えておく必要があるということ・・・試験本番で干支の問題が出たら、私はすぐ、問題用紙に以下を書いておきます>
●10干:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸 *「コウ、オツ、ヘイ、テイ、ボキ、コウ、シン、ジン、キ」とリズムで覚える
●12支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥 *「ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い」は小学生でも覚えているレベル・・・これを「シ、チュウ、イン、ボウ・・・シン、シ、ゴ、ビ・・・シン、ユウ、ジュツ、ガイ」と音読みで、これもリズム良く覚える。この漢字は意外に忘れるものもあるので要注意
●「え・と」:陰陽五行の順番の「木・火・土・金・水」を「モッカドキンスイ」と覚えておく。この「モッカドキンスイ」を干支の「エ、ト」と順番に合わせていくと、「キ(木)ノエ」→「キ(木)のト」・・・「ミズ(水)ノエ」→「ミズ(水)ノト」となっていく。時々、「金」をキン→キノエ・キノトと連想してしまうけど、「金」は「カネ」→「カノ(エ)、カノ(ト)」と覚える。

<以上で干支問題は間違わずに簡単に解ける・・・が、問題は10干に「己(キ)」と「癸(キ)」の同音があるということ>
●たとえば、「年号の平成は1989年、キシの年から始まった」という問題が出た場合、「己巳(キシ)」なのか「癸巳(キシ)」なのか・・・
●こういう場合も慌てずに、先の計算をすれば「己」なのか「癸」なのか、ハッキリわかる・・・
●10干のほうだけなので、(89-11)-10×7=(辛亥革命の“辛”から)8年後・・・(“辛”の2年前でもある) ➪「己」
●だから正解は「己巳(キシ)」・・・「エト」なら、「つちのと・み」 となります。

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漢検1級 28ー②に向けての準備状況 その7

2016年10月01日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●<その6>以降、しばらく、中間報告していませんでしたが、自分の今後の予定(強いて拘束する意味)も含めて開示します。
●この間、“創作シリーズ”のような新機軸で(自分の学習・練達も含めて)“脇道”に逸れましたが、いよいよ臨戦態勢で“受検”のための学習にギアを入れ替えました。
●それらを含めて28ー①終了後から現在までの準備状況をまとめています。*特に、高得点をねらう方向けの記事ですので、今後の学習の指針・参考になれば幸いです。
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<28ー②に向けての準備状況 その7>
●国語辞典(電子辞書)の“再読み込み” ➪ 完了(A4用紙66頁分)。分野別に問題化して公開済み。
●故事成語ことわざ」分野の網羅的チェック ➪ 完了。<その1>~<その50>公開済み。
●熟語の読み(音訓整理) ➪ 一応、完了、開示ずみ。
 *ただし、
  ①未調査分の悉皆調査
  ②調査済みの漢字であっても漢検2と照らし合わせての深掘りができていないもの
  ③準1以下の主要な漢字の同様の調査
 は未着手。これらの①~③は28ー②以降へ持ち越し。
●「新・手賀沼散歩」シリーズ➪タイトルの横に、当該記事内容がわかるように補記済み。追って、分野別にも再登録・再公開。
 ➪一部完了。未達。28ー②以降へ持ち越し予定。(*単純作業なので、時間あれば今後もコツコツと補記していく予定。)
●「26-③に向けて 実践問題」「27ー①に向けて 実践問題」 ➪ 同上。
 ➪一部完了。未達。28ー②以降へ持ち越し予定。(*単純作業なので、時間あれば今後もコツコツと補記していく予定。)
●「①漢検辞典第2版の更なる精査」 & 「②国語辞典(広辞苑)からの熟語洗い出し済みノートの更なる精査」
 ①と②を同時並行で精査中。
 ①は現在、「漢検1級 28ー②に向けて ・・・問題(漢検2準拠)」の内容で開示中。
 ②はノートの再精査完了。(①との照らし合わせもほぼ実施済み) ➪①の出題・開示が終了次第、“漢検2に準拠しない”ものも含めて開示していく予定(出題分は整理済み)。 ➪漢検2辞典にまだ未調査の熟語がある模様。28-②以降、順次、悉皆調査を行うつもり。
●書き練習:ニンテンドウDSによる反復練習完了。準1対象20語句、1級対象200語句ぐらいミス。受検間際に再度、ミス分を中心にチェック・練習予定。
●“創作シリーズ”:36作ぐらい作成。28-②以降再開予定。創作の醍醐味を楽しみ、味わいながらの漢検対策?特に、一級熟語や口語表現での漢字・熟語の使い方を、漢検辞典や広辞苑と首っ引きでしらべながらの創作活動・・・現時点、この方法が奏功・奏効するかどうかは判然とせず。28ー②の結果検証時にチェック予定。
<継続中案件ー主なものー>
<学習>
●「ボクちゃん日記」・・・ほぼ毎日拝見。
●「漢検1級模擬試験倉庫」・・・毎週1回の模擬試験をトライ(現在、17回まで完了)。漢検辞典ベースなので復習にとても役立っている。
<今後の受検対策用学習>
・全過去問のチェック  ・上記を含めた自分のブログ(含、模試問題)の復習  ・その他既存の整理ノートや市販の問題集などのおさらい など

👍👍👍 🐒 👍👍👍
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漢検1級 28-②に向けて (嚴子5:仁義なき戦い~広島死闘篇(後編)~)

2016年09月26日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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<嚴子4:仁義なき戦い~広島死闘篇(前編) ・・・前回のあらまし・・・>
●「丁」:小学:チョウ 中学:テイ 準1:トウ、ひのと、わかもの、あ(たる) 
「丁丁(チョウチョウ)」:物を続けて強く打ち音を表す語。「打打」とも書く。(漢検2) 
「丁丁(トウトウ)」  :①斧で木を伐る音 ②碁を打つ音。また、琴の音。(広辞苑。漢検2ナシ。漢検2は「トウ」音熟語もナシ。)
 文例)「丁丁と白檀を伐つ斧の音」〈白秋・蟻〉
●「洞」:中学:ドウ、ほら 準1:トウ、うつろ、つらぬ(く)、ふか(い) 1級:うろ
「洞洞(トウトウ)」:穴などがぽっかりとあくさま。また、黒々と奥深いさま。(他国語辞典。漢検2ナシ。漢検2は「トウ」音熟語もナシ。)
 文例)「薄紫にけぶる野末に大きな月が洞洞と顔を出す」〈蘆花・思出の記〉「黒(こく)洞洞たる夜」〈芥川・羅生門〉
●「幢」:(1級)トウ、ドウ、はた
「幢幢(トウトウ)」:光が薄暗く、ゆらゆら揺れ動いて落ち着かないさま(漢検2)*広辞苑ナシ。
 文例)「満目の紫焔幢幢として」〈蘆花・自然と人生〉「殘燈 焔(ほのほ) 無く 影 幢幢・・・」(中唐の詩人。元稹(ゲンシン・ゲンジン)。親友の白居易とともに元・白と並称され、平易な恋愛詩を書き、広く民間で愛された。)「灯下人影幢幢・・・」(=明かりの下で人の影が踊っている)
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(書き問題)
①トウトウたる時代の流れに思いを馳せる
②トウトウたる大河の流れをみる
③太皷がトウトウと鳴りひびく
④トウトウとして登る朝日を眺める
⑤太皷がトウトウと鳴りひびく(③とは違う熟語で。ただし、本⑤は対象外漢字を含む。)
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●文中にも、書き問題・読み問題があります。よろしければトライしてみてください。文中のゴチック文字・・・カタカナは漢字で、漢字は読みをひらがなで、回答してみてください。
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(嚴子、福子とマスターの、経験の乏しそうな、たどたどしい恋愛話・恋愛観なんかを①ハタで聞き流しながら、攻撃準備に余念なく・・・手元のメモを再チェック・・・)
嚴子:いいねえ、二人の、その初々しい話、なんか、ワクワクしちゃうね、恋愛って(ふふん・・・)・・・で、そろそろ、話題、②爰えよっか・・・マスター、この「トウトウたる時代の流れに思いを馳せる」ってどんな漢字かなあ・・・
マスター:あ、これは分かりますよお、いくら私でもお・・・こういう字だったかなあ・・・ちょっと書きづらくって合ってるかどうか・・・よく言う言葉ですもんね、このくらいは常識じゃないですかあ・・・いくら、学のない私でも大体わかりますよお・・・
嚴子:(あっとお!これはたしかに良くでる熟語だったかも・・・失敗したかな、ちょっと簡単すぎたか・・・聞くまでもなかったかも・・・)あ、そおですよお、これはちょっと簡単でしたね、マスターに聞くまでもなかったかしら・・・へへ、ごめんなさい。じゃ、次のこれ、「トウトウたる大河の流れをみる」ってのはどお?
マスター:・・・これも今のトウトウと同じじゃないんですかあ?“「滔滔」と流れてる”って意味でしょお?
嚴子:(グフフッ、や、やったぜ!これ、広辞苑に「蕩蕩たる大河」って、あったんじゃい!へっへえ~!)マスターあ~ん、それはね、それは間違いでえ~っす!!へっへっへえ~!!ふふふ、この「蕩蕩たる大河」っていうのはね、“広く大きいさま”の時に使う熟語なんですよお~、へっへっへえ~!!マスターあ~ん、到頭・・・へっへえ~!これ、洒落じゃないですよお~、間違えましたね、へっへっへ、マスター、間、違、え、たっと!!間違えたったら間違えたっと・・・くくう~、う、うれピイ~・・・これは“広くて大きい大河”ってことなんで、すう~っ!!
マスター:ありゃあ~、そおなんですかあ・・・私にはその違い、よく分からないですねえ・・・「滔滔と大河が流れる」とか言いますよねえ、書きますよねえ・・・だから、「滔滔たる“大河の流れ”・・・」って、この「流れ」にかかる意味なのかなあって思ったんだけどなあ・・・
嚴子:???(ん?そお言われてみると、ちょっとわかんなくなってきたぞ・・・ん?・・・こ、これ、確かに、このままだと文意がどっちにも取れるわ・・・し、しまったあ~!!「蕩蕩たる大河を見る」とかにしておけばよかったんだあ~、「・・・“流れ”をみる」なんて余計なことしちゃったから、どっちでも正解になるかも知れないわ・・・ええ~?これ、ア、アタシのミスう~?た、確かに、広辞苑には「蕩蕩たる大河」までしか出てなかったわあ・・・)・・・あれ?そういわれると、マスターの云うことも正しいかも知れませんねえ、確かに・・・。「蕩蕩たる大河、ここにあり」とか「蕩蕩たる大河を望遠する」とかだったら、そんな混乱なかったかも知れませんねえ・・・へへ、ちょっと勘違いしたみたい、アタシ。マスター、ごめんなさいね、これ、「蕩蕩」でも「滔滔」でもどっちでも良さそうですねえ・・・それぞれ、文章の意味は違ってくるけどお・・・
マスター:ああ~、そおなんですかあ、私、てっきり、さっきの「滔滔たる時代の流れに思いを馳せる」の“流れ”ってのがあったんで、同じなのかなあって思っただけなんですけどね・・・そおかあ、「蕩蕩」には“広くて大きい”意味がねえ、これ、「春風駘蕩」の「蕩」とも大体同じ意味なんですねえ・・・それから「滔滔」の「滔」のほうは、やはり“流れる”って意味が含まれるんですねえ・・・ふふふ、また、勉強になりました・・・
嚴子:(コ、コイツ、③恍けてんのか、知ってて云ってんのか、ホントに知らないのか・・・まだ、よおわからん・・・)そ、そおですかあ、良かったあ~、なんか、アタシ、失礼なこと言っちゃって、アタシ、ほんと、ゴメンナサ~イ・・・
マスター:そういえば、思い出したけど・・・この「滔」の字と「蕩」の字を合わせた「滔蕩(トウトウ)」ってのがあるんですってね・・・これは①大きく揺れ動く、とか②大水が一面に広がる、 とか ③広大なさま、 とか、いろいろと意味があるらしいですけど・・・たしか、なんか難しい、向こうの中国の古い史書か何かに出てくる文章を諳んじてたなあ、あの二人・・・こういうのは、さすがに覚えられませんねえ、ははは、味わえないっていうか・・・
嚴子:!!!(た、確かに・・・それ、漢検2に小っちゃく出てた熟語だわ、昨日問題作ってて、難しそうな熟語なんで、出してやろうと思ってたんだけど、漢検2には、意味のとこに「うごく。ゆりうごかす。滔蕩。」としか出てなかったんだもん、ちょっと作りづらかったから諦めたのに、そ、その熟語も知ってるなんて・・・そ、それも、複数の意味まで・・・グググッ、や、やはり、只者ではないぞ、コイツ・・・) 
マスター:(あああ、もお、こんなに飲んじゃって・・・福子なんて、まあた、寝ちゃったよ、で、ゲンコのほうは・・・益々、目がキツくなってるよ、この娘、あああ、また、水のように流し込んでるよ、ワイン・・・一度しっかりと飲み方、教えてあげないとイカンかもなあ・・・ヒヒ、でもまた、もう3万円オーバーしてるよ、払えるんだろうなあ、今日は・・・)
嚴子:(思わず声を出して・・・)よ、よおし!次!今度は強力よお~!!
マスター:え?ええ?今、なんて?
嚴子:あっ、いえ、つい・・・えっと、次も協力してほしいなあって・・・。マスター、「太皷がトウトウと鳴りひびく」っての・・・わかるう?(ぐふふ、こりゃあ、わからんだろう・・・書くのも難しいし、文例みたいのも、こんなんしか出来んよ・・・)
マスター:ああ、あっ!・・・ゲンコさん、私ね、松江ってよく行くんですよ、あそこの出雲そば、美味しいでしょ、駅からそんな遠くないところですけど、7軒ぐらい、美味しい出雲そばの店、あるんですよねえ、で、私、そこを時々食べ歩いてんですよお・・・その中でもね、とっても美味しいソバガキ食べさせてくれるところがあって、私はあの店が一番のお気に入りなんですけどね・・・(ホントはその先の玉造温泉行きてえんだけど、一人なんだよ、オレ、あ~あ、嫁さん、欲しいよお・・・)
嚴子:(コ、コイツ、な、何を言い出すんだあ?あああ~っ!そおか!どうにもわからんもんで、とうとう、話題を④ソらそうとしてやがんな、こおの野郎・・・そおはイカンぞお、さあ、首根っこ、押さえて、あのヤクザ映画のように“獲ったあ!”って叫んでやるぜえ、よっしゃあ!!)マスター、私の問題は・・・
マスター:そお、それでね、松江でよく歩くんですよ、あの辺、でね、あの辺、歩いていると、ところどころに「鼕」の蔵があるんですよねえ、変わった形の大きな太鼓みたいなんで、それが「鼕」って書いてあるんですよお・・・あれ、あちらじゃあ「どう」って読むらしいんですけど・・・松江“鼕(どう)”祭りってのもあるんですよねえ・・・
嚴子:!!!
マスター:でね、帰ってきて、あの二人に聞いたんですよ、そしたらね、太皷や鼓の音を表すのに、「鼕鼕(とうとう)」という言葉があるんですってね、教えてくれたんですよお・・・ああいうのも、実物を見てそういう話を聞くと、忘れないものですねえ・・・そうそう、「鼕鼕」には、「①鼓の音。太鼓の音。」のほか、「②波の音」を表すときにも使うとかなんとかいってましたけど・・・
嚴子:(ググ、ググ、グググッ・・・コイツ、お、恐るべき奴、じ、実際の体験や見聞と漢字・熟語を有効に結びつけて、しかも周辺の意味にまでおし広げて把握・理解している・・・グググッ、こ、これが“味わっている”ってことなんかい!)ま、マスター、すごいです!そのとおりです・・・私の持っている辞典(漢検2のこと)にも「鼕鼕(とうとう):①鼓や太鼓のどんどんと鳴りひびく音。また、そのさま。②波や水の流れが勢いよく立てる音。また、そのさま。」って出てました・・・満点ですねえ、マスターの答え・・・。
マスター:いやあ、たまたまですよお、こんなの・・・しかし、ゲンコさんのやってる、その漢検っていうんですか?面白い漢字や熟語がいっぱいあるんですねえ・・・
嚴子:(ぐふふ、ぐふふふ、まあだ、まあだよ、これからよお、ちょっと肉、斬られた感じで少し痛いけど、そのうち、骨え、ぶち割ってくれるわよおおお・・・ふん、「鼕鼕」に関連して、強力な秘密兵器出そうとしたんだけど、これは後回しにしてっと・・・)じゃあ、次、これ、どうです?「トウトウとして登る朝日を眺める」っての・・・(ぐふふ、この「瞳瞳」、漢検2の大見出しだけど、他には無かったわ、こんなの・・・マスター、漢検2なんかみてないだろうし、これ、絶対できないよお・・・)
マスター:朝日が輝くさまっていう表現ですよねえ、かさねた言葉で“トウトウ”・・・これ、ちょっと易しい漢字だと思うけど、「曈曈」って字でいいんでしょうか・・・「日(ひ)へん」の付く字だから割と覚えやすかったですけどお・・・
嚴子:(またもや、堪えきれずに声を出してしまう・・・)や、やったあ!やった!やった!“獲った”ぜえ~っ!!こおんの、やろう!ほれえ~っ!!死にやがれえ~っ!!!ぐっふっふっふっふ、ぐっふっふっふっふ、ぐわはっはっはあ~、やったでえ!とおとおやったあ~!!こ、これで広島はワシのもんじゃい、うわあはっはっは~っと!!
マスター:(なんか、興奮して、この娘まで、“ワシ”って・・・広島って・・・)あのお、ゲンコさん、ゲンコさん・・・何かお喜びのところ、言いづらいんですけどお・・・ゲンコさんの思ってる“トウトウ”って、もしかしたら、「目(め)へん」の「瞳」のことでしょうか、それ二つ続けて「瞳瞳(トウトウ)」と読ませるとか・・・
嚴子:そおよ!それが正解よお!何か、この期に及んで言い残すことでもあんのお?ぐふふ、ま、最後だから、聞いてあげてもいいけどお・・・
マスター:う~ん、いいづらいなあ、でもなあ・・・えっとですねえ、その目へんの「瞳瞳」、どうやら、間違いらしいですよお・・・あの二人が笑いながら話してましたもん、何の辞書のことなのか、辞典のことなのか、知りませんけどね、“これだから、このボロ辞典はダメなんだ”とかなんとか、騒いでましたよお、笑いながら・・・。そんでね、面白そうなんで、私が聞いたら、今みたいなこと、教えてくれたんですよお、ついでに、この日へんの方の字で「旭日曈曈(キョクジツトウトウ)」って四字熟語があるってことも・・・
嚴子:!!!・・・!!!・・・!!!えっ?えっ?今、何て言ったの?そ、それに、その日へんの「曈」って、そんな漢字・・・私、し、知らないわ・・・(嚴子、恥も外聞をかなぐり捨て、電子辞書ですばやく調べる・・・と)・・・あ、あったあ~!!ほ、ほんどうだあ~!!日へんで「曈曈」!!しかも、そこにちゃんと「日の出の太陽のさま。朝日の明るい輝き。「旭日曈曈」」だって!!あ、アタシの「瞳瞳」はどこお?どこに行ったのお~?で、電子辞書にはないわ・・・。
マスター:(気の毒そうに・・・)二人、云ってましたよ、ボロ辞典、誤植の訂正も連絡も何もしてないって・・・でも、え~と、なんていったかな、ネットでその漢字をみるサイト、漢字ペ・・・?そおそお、漢字ペデイアっていうんですか?そこには、この間違った「瞳瞳」、人知れず削除してあるらしいですよお・・・ははは、“姑息な奴らだ”とかなんとか、おっしゃってたような・・・
嚴子:(ググッ、ほ、骨を少し、あ、肋あたりかしら、き、斬られたような・・・グググッ、ちょ、ちょっと痛いわ・・・納得いかないから後でしらべるけど・・・で、でも、まだ死んでないよ、ゲンコさまは・・・このお!は、反撃するわよお!・・・この日へんの「曈」、たぶん、1級対象外漢字だわね、よおし、そっちがそお来るなら、ちょうど良かったわ、アタシの最終兵器・・・ぐふふ、これ、一部、1級対象外の漢字を使ってる熟語なんだあ、しかも読みは「トウトウ」なんだけど、畳語じゃないんだあ・・・ぐふふ、もお、こおなったら反則だろうがなんだろうが知ったこっちゃねえや、でも、一応、漢検2には出てんのよね、この熟語・・・「鞳」のところに、「鞳:①兵器。②つづみなどの音を表す「鞺鞳」に用いられる字。」ってさ・・・。ま、漢検1級とは関係なくなるけど、それはそれとしてよ!もお!目的はコイツの<⑤首級>一つなんだから、さあ、“獲る”よお!!・・・)
嚴子:マスター、ゴメンなさあい、アタシ、なんだか急に楽しくなっちゃって・・・この美味しいワインのせい・・・あれ、あれ?ワインからいつの間に・・・こ、これ、水じゃない!マ、マスター~!?
マスター:もお、その辺にしておかれたほうがよろしいんじゃないですかあ?ゲンコさん、相当、お酔いになってますよお・・・(福子は寝ちゃって、しかもうるさく⑥カンセイあげはじめてるしよ、このゲンコも少しうるさくなってきたし・・・それに、そろそろ、別のお客さん、入り出してるし・・・迷惑かかるよなあ・・・ほんと、もお、帰ってくんねえかな~・・・)
嚴子:いやっ!いやっ!もお一杯、頂戴!ね、マシュター、そ、それで、帰るから、ね、ね、もお一杯!!おっねがいしまっすう~!!
マスター:困りましたねえ、じゃあ、この1杯で、本当にお帰りになられるんですね、そうされたほうがよろしいですよ、本当に・・・(あ~あ、また、バッグだよ、たぶん・・・)
嚴子:はあい!わっかりましたあ、ありがとう、マシュタ~・・・んでね、最後の相談ね、これが最後・・・ね、で、さっきさあ、マスター、太皷の音のこと、「鼕鼕」って知ってたよねえ、スゴイなあって感心したんだけどお、同じ意味でさ、さっきの「太皷がトウトウと鳴りひびく」っての、別の漢字でどういう漢字があるかなあ?もし、知ってたら、教えてほしいんだけどな、アタシ・・・
マスター:それって、もしかして、小学生が歌ってる「大波小波鞺鞳(とうとう)と・・・」とかいう「鞺鞳」のこと?でも、違いますよね、太皷の音じゃないですもんね・・・これだと、波の音ですもんねえ・・・でも、そおか!「鼕鼕」にも波の音って意味もあるようなこと、おっしゃってましたねえ、すると、これでいいのかなあ?
嚴子:???何、それ、その小学生が歌ってるって・・・
マスター:え~っと、どおだったかなあ・・・正確じゃないかもしれませんけど、「そらにさへづる鳥の声 峯より落つる滝の音 大波小波鞺鞳(たふたふ)と 響き絶えさぬ海の音・・・」って、明治のころの唱歌にあるんですって・・・その1番の歌詞らしいですけどお・・・
嚴子:???何、それ、明治の唱歌って・・・
マスター:私も知りませんよお、聞いただけですからあ・・・なんでも「美しき自然」っていったかなあ、「美しき天然」っていったかなあ?そういう題名の歌で、日本の風景美を讃えた文語調の詩なんだって、たしか・・・。最初は歌詞にはひらがなで「・・・大波小波どーどーと・・・」となってたらしいんですけど、いつのころからか、「大波小波 鞺鞳(タウタフ)と・・・」となってるんですって・・・でも、すごいですよねえ、考えてみると。・・・これ、小学生が、明治の初めごろの小学生が見て歌ってたっていうんですから・・・ははは、そんな簡単な漢字なんですねえ・・・でも、さっきのご質問の答えになってるのかなあ?太皷の音じゃないですよお・・・でも、ほかには、私、「トウトウ」の熟語、思い浮かばないなあ・・・
嚴子:(あっ、アタシ、は、肺が、肺臓が・・・肺臓のどっかの骨が折れたような・・・い、痛いわ、すごく痛い!!い、息が、く、苦しくなってきたわ・・・あ、あ、息できなさそお・・・)マ、マシュタあ、マシュタあ~・・・ご、ゴメンなさい、ア、アタシにもわかりましぇん、漢検の辞典とか広辞苑にも「鐘や鼓などの音」としか出てないんで・・・も、もしかしたら、マシュタのいうとおりでいいのかも、し、しれまシェン・・・波の音が太皷のような音を立てているってことかも、し、しれませんもんね・・・どこにも書いてないので、アタシ、ちょっとお答えできましぇ~ん!!あ、ああ、い、痛い、痛いわ~!!
マスター:だ、だいじょぶですかあ?ゲンコさん!ゲンコさん!!こりゃ、大変だ!ちょっと、ふ、福子さあん・・・・
嚴子:マ、マスタ、福子、お、お願いだから、起さないでやって・・・ね、お願いだから・・・
マスター:そおは言われてもお・・・ど、どうするんですかあ、そ、そんな状態で帰れませんよねえ・・・
嚴子:だ、だいじょぶです、アタシ・・・も、もお、少し良くなってきたみたいだから・・・一人で帰れます・・・
マスター:あ、本当に?本当に大丈夫ですかあ、何か心配ですけど・・・あ、じゃあ、お会計はどうされますかあ、先にお帰りになるんなら・・・
嚴子:・・・そこに福子とバッグが“ある”でしょ?今日は福子が自分がって云ってたから、大丈夫だと思います・・・だから、いま暫くゆっくり寝かせておいてあげて、それで、福子、起きたら、お願い、二人の分、ね、お願いしま~っす・・・でも万万が一ってこともあるかも知れないから、アタシのバッグ、また置いていきます・・・よ、よろしくお願い・・・あ、あ、あ、また、今度は頭が割れるように痛くなってきたわ、ゴメンナサイ、マスター、アタシ、先、帰るから、ヨロちくう~・・・それじゃバイ、バアイ~、おやちゅみい~なちゃい、ちゃい~!!
マスター:・・・鼕鼕=鞺鞳と同じ意味で、もひとつ、「鏜鏜」ってのもあったんだけど・・・云っておけば良かったかなあ?悪いことしちゃったなあ、言いそびれちゃったな・・・ま、いいか、また、今度来た時に云ってみようか・・・それにしても、この福子、ちゃんと、金もってんだろうなあ・・・
(店の外に出た嚴子・・・)
嚴子:さあ、帰ってやるわよお~、また徹夜かもしれないわよお~!でも、こ、今度こそ、今度こそは、アイツの首、獲ったるでえ~!!

<嚴子5:仁義なき戦い~広島死闘篇(後編) -完- >
👍👍👍 🐒 👍👍👍
・・・重傷を負いながらもなんとか生きのびた嚴子、早くも復活・・・少し寝てからガンバレ、嚴子!・・・以下、続く・・・かも・・・
👍👍👍 🐒 👍👍👍
<書き問題 解答>
①滔滔 ②蕩蕩または滔滔 ③幢幢 ④曈曈(対象外漢字)*漢検2掲載の「瞳瞳」は誤り。 ⑤鞺鞳・鏜鏜 *ただし「鞺」「鏜」は対象外漢字。
参考:他の国語辞典では「鼕鼕=鞺鞳=鏜鏜(とうとう」となっているものがある。

<文中の書き読み問題 解答>
①側・端・傍 ②爰(か)える・爰(とりか)える ③恍(とぼ)ける ④逸(そ)らす ⑤しるし(当て字) ⑥鼾声
👍👍👍 🐒 👍👍👍



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漢検1級 28-②に向けて (嚴子4:仁義なき戦い~広島死闘篇(前編)~)

2016年09月25日 | 漢検1級高得点獲得のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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(読み問題)
①丁丁と木を伐る
(書き問題)
②そのウロトウトウと奥深く底知れなく続いていた
③炎がトウトウと揺れている
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●文中にも、書き問題・読み問題があります。よろしければトライしてみてください。文中のゴチック文字・・・カタカナは漢字で、漢字は読みをひらがなで、回答してみてください。
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(嚴子、今夜も例のワインバーを夜襲・・・連日の徹夜“作業”で絶対的睡眠不足だが、めげない嚴子、“仁義なき戦い”広島死闘篇へ突入・・・)

(前日というか、早朝までかかった作業完了後の嚴子の独語:ぐふふ、出来たわ・・・ぐふふ、もおこうなったら、漢検2にあろうがなかろうが、国語辞典にあろうがなかろうが、そんなの、関係なしに出題してやるわ・・・そおよ!ここは広島よお!ルールなんか無い、ぐふふ、仁義なき戦いよお!どんな手段使ってでも絶対、ぜえ~ったい!勝ってやるわ!!・・・)
(同日、夕刻・・・)
福子:ちょっとお、ゲンコお、まあた、行くのお?一体どおしたのよお、連日連夜あ~・・・ゲンコ、目え、血走ってて、生徒さんたち、怖がってたよお、アタシたち、生徒さんに嫌われちゃったら、おしまいよ、二人でやってんだかんね、この仕事・・・。ちょっとお、ねえ、ゲンコお~、聞いてんのお?(ホントは、目えだけじゃなくて、髪もボサボサじゃったがね、今は、ちょっと直したみたいだけど・・・風呂も入ってねえのかね、香水で誤魔化してるみたいじゃが、ワシ、わかるでえ・・・でも、ホント、ゲンコ、どうしちゃったのかしら?いっつも余裕①シャクシャクで、漢検1級190点台を連発するゲンコがここんとこ、漢字の話になると、静かなんよねえ、昼間は・・・)
嚴子:(作戦に夢中で、②ホトンど、福子の云うことが耳に入ってない嚴子・・・)そおよ!行くのよ!!付き合いなさいよね、福子!あんなに飲んだんだからね、只で、アタシの奢りで!!だから、お金、足らなくなっちゃったんじゃない!!福子にも責任あんだかんね!・・・さあ、行くわよ!!
福子:(恐いよお・・・しようがねえなあ・・・)う、うん、そりゃ、アタシも悪いと思ってるよお~、そんな怒んないでよお、行くよお、行けばいんでしょお~?でも、短時間にしようね、この間の未払い分のお金払ってさ、1、2杯飲んだら、さっさと帰ろうね、ね、今日、アタシ、そんなに持ってないもん、でも、今日はアタシの分はちゃんと払うよ、払うからさ、ね、機嫌直してよお・・・
嚴子:(幾分、気分も和らぎ・・・)あ、うん、別に怒ってないよ、ごめん、ごめん、ちょっと気が③タカブぶっちゃってさ、これから、あのマスターに会うと思うとサ・・・
福子:(なんかおっかしいよなあ、ゲンコ、④ショウコりもなくそんなに行きたがるなんて・・・、アタシに月下翁の役やるなんて言っておいて、ホントは、ゲンコがマスターに気があるんじゃないかなあ、ふふ、正直なゲンコ、“マスターに会うと思うと気がタカブるんだ”なあんて”云っちゃうんだもんね、いやあねえ・・・ふふ、マスターって、一見頼りなさそうだけど、割とイケメンなんよね・・・ちょっと思い切って聞いちゃおうかなっと・・・)ねえ、ねえ、ゲンコお、ホントはゲンコ、あのマスターのこと、気に入ってんじゃなあい?アタシ、この間は泥酔しちゃって、よく聞いてなかったんだけどお、親しそうに長々とお話してたじゃん・・・
嚴子:(ほんと、コイツ、どこに目と耳、つけてんじゃ、そんなだから、いつまで経っても男できねんだよ、このアホたれ。アタシがマスターを、き、気に入ってるう?へん!気に入ってんじゃなくて、⑤メザワりだってえの!漢検1級190点台のゲンコさまの前に立ち塞がるヤツは許せねんだよお!・・・って、こんなん、話したって、福子にはこの気持ち、わからんよな、ホント、コイツののノー天気には⑥ホトホト⑦アキれるわ。ま、ええわ、ほっとけ。)いやねえ、福子ったら、そんなわけないでしょが・・・。今日はちゃんと、福子のことをマスターに話すからサ、ちょっと期待しててよ・・・でも、ついでで悪いんだけどさ、また、ちょっと手伝ってくんない?だいじょぶ、だいじょぶ、今度も福子は黙ってていいからさ、ただ、今度は福子とアタシで勉強してて分からないことがあってって感じで相談を持ち掛けるからさ、聞いててくれればいいの、ね、頼むよ・・・
福子:ええ~っ、ま、またなのお!?ゲンコ、どうしちゃったのよお、ゲンコ、もう漢検1級190点台なんでしょ?そんなに相談したり聞くことってあんのお?
嚴子:(コ、コイツ、人の逆鱗に触れることを平気で・・・くっそお、今日は絶対、アイツの⑧シュキュウをあげてやるんだかんね、待ってろよお~、さあ、行くぜえ~・・・)なあに、云ってんのよ、福子はこれだからなあ・・・いい?190点台ってのは、あとの残りの数点のために、徹底的に“穴を埋めておく”必要があるの!190点台だからこその念の為の相談なのよ、この辺のことって、福子には別世界で分からないでしょうけど、いいの、いいの、わからなくても。アタシはわかってるんだから、ね!黙ってついてきてくれればいいのよ・・・
福子:ふうん、なんか大変なんだね、漢検1級って・・・まあ、なんとなくわかった、じゃあ、行こうか・・・
嚴子:(よっしゃ、これで戦闘準備完了だわ・・・ん?ちょと待てよ、バッグの引き換えにお金払っちゃうと、手元1万円ちょっと・・・ちょ、ちょっとヤバイかも・・・勝負が長引いて、も、もし、敗れたら・・・福子、お金、あんまり持ってないっていってたよな・・・ん?・・・)ねえ、福子お、そのヴィトンのバッグ、ええねえ、いつ買ったの?いくらしたのお?
福子:ああ、これえ?・・・へへへ、安かったら買っちゃった、でも中古でも10万円ぐらいしたんだよお(ホントは5万ちょっとだったんだけど、へへ)・・・
嚴子:ええね、それ、素敵じゃん、福子、似合ってるよ・・・じゃ、行こうか・・・(よっしゃ、万万が一の際の兵糧も確保できたっと・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(またもや、開店早々の襲撃・・・)
マスター:(うわっ、ま、また来たよ、この娘ら・・・)あ、いらっしゃ~い。いつもありがとうございます・・・。
嚴子:マスター、アタシ、今日、ビール・・・ん?(張り出してある値段表をみて・・・げっ、こ、⑨コビンでこの値段かよ?)・・・にしようかなって思ったけどお・・・やっぱり、美味しいシャブリにしちゃおっと!アタシ、ここのシャブリ、気に入っちゃったから・・・へへ。・・・っと、その前に借金返済ね、はい、これ、残りの・・・。
福子:マスター、アタシも同じので・・・お願いしまあす。
マスター:ゲンコさん、はい、確かに・・・では、これ、お預かりしてたバッグ・・・。はい、かしこまりましたあ・・・でも、最初、シャンペンは如何ですかあ、この前も気にいってくれたみたいでしたよねえ・・・
福子:ああ!!そおそお!アレ、ホント、美味しかったわあ、アタシ、あんなシャンペン、飲んだことなかったもん・・・大体、他人の結婚式で出る、甘ったるいシャンペンしか飲んでなかったからあ、ああいうシャンペンがあるなんてしらなかったあ!!
マスター:ふふふ、みなさん、そう、おっしゃる方、多いですよお・・・これがホントのシャンペンなんですよお・・・スッキリしてて飲みやすかったでしょ?・・・・(もちろん、高いけどよ・・・)
福子:そおそお!ホント、飲みやすかったわあ~、じゃ、やっぱり、シャンペン、もらっちゃおかな・・・ゲ、ゲンコもさあ、一杯ぐらい、一緒に付き合ってよお、アタシだけだと、ちょっと飲みづらいもん、ね、ね・・・
嚴子:うう~ん、そおねえ、じゃ、アタシも1杯だけ・・・
マスター:はあい、かしこまりましたあ~(ぐふふ、今日も売り上げ、伸ばすだギャア・・・)

(この後、マスターが意外?にも日本ソムリエ協会認定の“マスターソムリエ”という最上級資格を持っていること、女性のソムリエ―ルの話、毎年開催される“ソムリエ大会”の話などを聞かされたゲンコたち、さすがに女性で、その辺の興味、⑩モダしがたく、いろいろと釣られて、話に興じているうちに、あっと云う間にシャンペン数杯を飲んでしまい、その後、福子は赤ワイン、嚴子はシャブリに移行・・・すでにこの時点で、手持ちの予算はオーバー・・・にもかかわらず、嚴子たち、予算のことはまたもやすっかり失念・・・)

マスター:・・・でね、おんなじように、パティスィエっていますよね、男性の菓子職人のこと・・・これも女性はフランス語だとパティスィエールっていうんですよお・・・
嚴子:(ハッと、やっと現実に引き戻された嚴子・・・)マ、マスター、面白いお話ですねえ、ホントに。で、ね、また、悪いんだけどお、アタシたち、漢検1級の勉強しててえ、また、ちょっと考えさせられる問題にブチ当っちゃってさ、そんで、マスターのお話、聞きたいなあ、なんて思っちゃってえ、また、来たんだけどお、お客さんもまだいないしい、また、ちょっといいかしらあ?聞いてもお・・・
マスター:(・・・またかよお・・・)え?ええ、いいですけど・・・でも、もう、そんなにお役にたてるかなあ?私、ホントに、耳学問ですよお、期待されても困っちゃうなあ・・・
嚴子:(う~ん、まあだ、コイツの力量がわからん・・・どおも、四字熟語は完璧のようで、しかも漢字一字一字・・・それも1級漢字だけじゃなくて・・・に対する理解や応用力も、ちょっと気味がわるいほどあるってのはわかってきたんだけど、その⑪エンゲンがイマイチ、わからんのよねえ・・・で、ふふふ、ぐふふ、今日は、やっつけるだけでなくて、その源を探るためもあって、こういう問題を用意してきたんだ・・・ぐふふふふ、ぐふふふふ、だからね、ぐふふ、四字熟語に関連するものはヤメて、熟語もヤメて・・・ぐふふ、漢字・熟語の学習の中でも難しいと言われる“畳語”を用意してきたんだよお~!1級漢字だけじゃなくて他のも色々と⑫チリバめてさ、ぐふふ・・・よおし、今日こそ、絶対に、コイツを正体を⑬アバいてやるぞお・・・)いいから、いいから・・・まずね、これ、「丁丁と木を伐る」・・・この、「丁丁」の読みなんだけどお、壮“丁”(ソウテイ)とか番地の“丁目”とかで、「テイ」とか「チョウ」とか読むじゃん、で、ほら、四字熟語でも・・・
マスター:ああ、そうですねえ、四字熟語でも、確かに「打打発止」の打打は「丁丁」でもいいんですよね、だから、“チョウチョウ”かあ・・・あっ、でも、ゲンコさん、これ、もう一つの読みがありましたよ、確か・・・えっと・・・ほら、問題の「木を伐る」って、これ、「木を伐る」音のことですよねえ・・・とすると、「伐木丁丁(ばつぼくとうとう)」って熟語、教わりましたよ、あれのことじゃないですかあ、これ・・・だから、これ、「トウトウと木を伐る」って読むのかなあ・・・
嚴子:(ググッ、そんな四字熟語があるなんて、し、知らなかったあ・・・くそ、でも今日はメゲてるわけにはいかないぞ・・・)へえ~っ、そおなんだあ~・・・マ、マスターって、その4字熟語って、どこから、どおやって覚えたんですかあ?
マスター:どおやってって・・・ほら、いつもの例の2人から聞いたんですよ、確か、あれは、中国の古い詩だとかなんとか言ってたかな・・・ええとお・・・「伐木丁丁(木を伐ること丁丁(とうとう)たり) 鳥鳴嚶嚶(鳥鳴くこと嚶嚶たり 出自幽谷(幽谷より出でて) 遷于喬木(喬木に遷る)・・・」って詩みたいですねえ、この後も続いているみたいだったけど、私が覚えているのは、この辺までかなあ・・・ほら、後半の詩の部分は「出谷遷喬」って、人が出世することに使われる四字熟語にもなってるらしいですねえ・・・
嚴子:(ググッ、マ、マスターのエ、エンゲンって・・・中国のし、詩経からなのかあ!?うっそだろお~?え?ええ~っ?あの詩経の長い詩・・・ま、まさか、全部知ってるなんてこと・・・ま、まさかね、そんな事ないよね、ちょ、ちょっと聞くの、恐いわ・・・)あ、ああ、そおかあ!そうだ、そうだ、アタシも思い出したあ~!なあんだ、そおだったんだ、ちょっと簡単だったわねえ、アタシ、ウッカリしてたわ、マスターに聞くまでもなかったわねえ・・・マスター、失礼しましたあ~・・・じゃ、次の問題、この漢字って、これどう書くのかなあ・・・「そのウロはトウトウと奥深く底知れなく続いていた」ってのとお、「炎がトウトウと揺れている」って問題・・・
マスター:・・・そのウロって、洞窟のことですよねえ、洞窟、洞窟・・・う~ん、洞窟が奥深い・・・「洞洞」なんですかね、これ・・・でも、私が知ってるのは、「黒洞洞(コクトウトウ)とした夜」って言葉でしてね、“黒々と奥の深い夜”って意味だったと思うんですけどお、でも、この問題の答えにも近いんじゃないのかなあ・・・よくわかりませんが。
嚴子:(ググッ、ま、また、出た!し、しかも、今度は3文字熟語お~?な、なんなんだ、これ?)マ、マスター、そ、その「黒洞洞」って・・・
マスター:ああ、それ?えっと、何だったかな、あの時に聞いたのは・・・ああ!ええっと、有名な作家の有名な小説の一節だとかなんとか・・・ああ!思い出した!!あの芥川龍之介の「羅生門」からだって・・・確か、そお云ってました!
嚴子:(ゲゲッ、コ、コイツのエンゲンって、しょ、小説まで?ま、まさか、古今の名作にまで及んでいるとか?ぐぐぐっ、そ、そんなわけ、な、ないよね・・・)ええ~っ、スゴイですねえ、マスター。それ、同じ意味だから、当たりですよお、たぶん・・・すっごいなあ~!
マスター:い、いや、そんなこと・・・聞きかじりですからね、私のは(オレ、はずかしいけど、「羅生門」なんて、そんなん、読んでねえもん・・・そんなん、読むヒマあったら飲んでるわ・・・)・・・。えと、それから、「炎がトウトウと揺れている」ですかあ・・・これもねえ、近い表現、漢字って、これかなあ・・・(マスター、正解を書く・・・)
嚴子:す、すごいです!当たりです!マ、マスター、そ、それはどこから・・・。
マスター:えっと、どっこらって言われても・・・えっと、たしか・・・「炎とか影がゆれている」って表現でえ・・・なんだったかなあ?・・・ああ、「灯火人影幢幢」とか「炎無く、影、幢幢」とか、やっぱり何かの詩なんでしょうかねえ・・・
嚴子:(グエッ、わ、わからん、アタシにも想像つかん・・・でもたぶん、中国の詩かなんかからだな、これ・・・しっかし、こんな感じで記憶してんのかあ・・・。少しわかってきたぞ、短縮して四字熟語とか三文字熟語とかにして覚えるとか、リズムよく短文にして記憶してんだな、こりゃ・・・)マ、マスターってえ、そおいう表現というか熟語っていうか、そういうの、どうやって覚えているんですかあ、ぜひ、教えてほしいなあ・・・そういう覚え方・・・。
マスター:う~ん、覚え方っていってもお・・・なんて云ったらいいのかなあ・・・お分りになれないかも知れませんけどお、シャンペンやワインなんかの味を覚えるのと似ているかなあって思うんですよねえ、ほら、舌だけじゃなくって、脳とか頭で味わうんですよね、そういうの。それと同じ感じ?覚えるというよりも味わうっていうほうが、なんか合ってるような気がしますけどね・・・そうやって味わうと、ずっと、記憶に残ってますねえ・・・もちろん、これも、時々、味わい直さないと忘れることもあるんで、こうやって話すことで、また、記憶が蘇って新鮮になるってこともありますねえ・・・なにしろ、あの頃はこういう話が初中後だったもんで、かなり印象に残ってるんですかねえ、頭ん中にありありと・・・
嚴子:(ぐぐ、わけわからん・・・でも、なんやら、頭ん中に沁み込んでるってことかな、こういう表現や熟語なんかが・・・う~ん、ちょっと、まだ真似できないかも・・・ま、いいわ、とりあえず。よおし、これからが本番だわ~!・・・ぐふふ、いよいよ、本丸に突入するわよお~!!・・・っと、イケン、イケン、まあた、福子のこと、ほっぽらかしにしてたわ、大事な資金源なんだから、ちょっと大切に扱わないと・・・)ちょっとお、福子お、美味しそうに飲んでばっかいるけどお、ちょっとマスターともお話したらあ?アタシ、福子のためにも、ちょうど半分ぐらい、問題のこと、聞いたからさあ、ここでちょっと話、変えてさあ、ほらあ、ふふ、福子の恋愛観とかさあ、披露しちゃったりしてさあ・・・ついでにマスターの恋愛観なんかも聞いちゃったりしてさあ・・・ちょっと楽しまない?ね?(よし!!コイツらが駄弁っている間に、残りの超強力兵器の再チェックだわ、不発だったり暴発して自爆したりしちゃったら困るからな、ぐふふ、念には念を入れてチェックよお・・・)
👍👍👍 🐒 👍👍👍
・・・以下、次号<嚴子5:仁義なき戦い~広島死闘篇(後編)>へ続く・・・
👍👍👍 🐒 👍👍👍
<冒頭の読み書き 解答>
①とうとう ②洞 洞洞 ③幢幢
<文中の読み書き 解答>
①綽綽 ②殆ど・幾ど ③昂(たかぶ)る・亢(たかぶ)る ④性懲りもなく ⑤目障(り) ⑥殆 ⑦呆・惘  ⑧首級 ⑨小瓶(こビン)・小壜(こびん)・小罎(こびん) ⑩黙(もだ)しがたく ⑪淵源 ⑫鏤(ちりば)める・嵌(ちりば)める  ⑬劾・発・暴・訐・詆 
👍👍👍 🐒 👍👍👍
コメント (2)
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漢検1級 28-②に向けて (京子9:作戦会議ー後編ー)

2016年09月24日 | 漢検1級高得点獲得のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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<オオセンセの考えた書き問題>
1.酒色に①タンメンする     
2.恥ずかしさに②タンメンする  
3.③タンゼン不動の姿勢で皆を説得する   
4.うっかり失言で④タンゼンとした
5.何事もなく⑤タンタンと日を送る
6.⑥タンタンと権力奪取の好機を覗う
7.⑦タンタンたる水の底にかすかに光を放つ   
8.酒、酒、酒の荒んだ生活に⑧タンタンとしている  
9.⑨タンタンたる奥地に深く分け入る           
10.人前で赤恥を搔き⑩タンタン然となった
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●文中にも、書き問題・読み問題があります。よろしければトライしてみてください。文中のゴチック文字・・・カタカナは漢字で、漢字は読みをひらがなで、回答してみてください。
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【syuusyuu倫】 未成年の方はご遠慮ください。成人女性の方は自己判断でお願いします。
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(登場人物)
オオセンセ:京子と“不発”続き。家庭内不和も勃発中。踏んだり蹴ったり状態。依然として精神不安定。酒はすこし弱い。
センセ:京子との未遂事件発生。本人は成就したと勘違い。そのため精神は高揚中。酒はすぐ悪酔いする。
京子:美酒美食いのち。酒は底なし。窕冶(=ようや=妖冶=姚冶)な妖婦。京都の奥と夜の世界に通暁。
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(連休前、大御所からきついお叱りと厳命を受けたオオセンセとセンセ、京子を連れ出し、ホテル内スイートの一室で作戦会議を継続。京子は中途でウオッカの飲み過ぎでうつらうつらしてしまい、ベッドへ運ばれる破目に・・・)
・・・とりあえず京子をベッドの上に①ウツムけに寝かせた二人だが、寝苦しそうなので、京子を②アオムけにする、③ウツブしていた京子、軽い④ウメきを洩らしながら⑤アオノく・・・その姿態に、思わず⑥ミトれる二人だが、今はそれどころではなく、早速、打ち合わせを続行・・・
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オオセンセ:よっしゃ、では、ワシの、行くで・・・へっへ、簡単そうに見えて、出来んのあるで、きっと・・・これな、⑩を除いて、全部、漢検2にある熟語や、へっへっへ、探すの、苦労したのがあるでえ、小っちゃく出ているやつ、意味が書いてないやつなんかあっからな・・・けっけっけ
センセ:しかし、⑤と⑥の「タンタン」、これ易しすぎませんかい、オオセンセ。こんなん、誰でもすぐ出来そうやで・・・
オオセンセ:まあ、待ちなって・・・⑤と⑥は確かにそうやが、これは見せかけや、本番では使えんじゃろ、たぶんな・・・じゃが⑦以下の「タンタン」との同音異義語なんで、とりあえず載せてるだけやで、どうせ、これ、ジジイに⑦ハねられるやろ・・・じゃが、二人で20問考えてこいってんで、仕方なく入れてんのよ・・・ま、ほっとこ。先ずは①と②や、まあ、①は大見出し熟語なんで、割と解けるヤツ、多いかもわからんが、②は大見出しでなく、赤面と同義って意味で「⑧タンガン」のとこに小っちゃく出てるんだけなんやで・・・
センセ:しかし、「恥ずかしさに・・・」なんて文で、わかってまうと思うがなあ・・・どおやろかなあ・・・
オオセンセ:そっかな?そおか~?ま、ええやな、①と②はそんな難問でもないってことや・・・③と④はどおや?③の「タンゼン不動」、ええやろ、この「タンゼン」、ええ文例がなくてのう、四字熟語からもってきてるんや、漢検の四字熟語辞典にはないがな、じゃが、これ、割と通用していると思うで、こんくらい、知らん奴はダメってことや・・・けっけっけ。ほかにも、四字熟語で「タンゼン無極」ってのがあるんで、「タンゼン無極の境地に居る」なあんてのも考えたんやが、ちと、仏教臭くなるんで、「タンゼン不動」のほうにしたんや・・・。でな、④は熟語は簡単やが、わかりづらくするために文例のほうをあやふやにしてあんのや、へっへっへ、どおかのう?。
センセ:ふむふむ、この③と④、まあ、ええんでないやろか、なかなかのもんやね、ま、でも、まだ中っくらいの難度じゃね・・・
オオセンセ:そっか?ま、そおかもな・・・よし、⑤と⑥はさっきのでええな、簡単すぎるわな・・・じゃ、次は、⑦以下の「タンタン」や・・・
センセ:⑦の「タンタンたる水の底にかすかに光を放つ」って、オオセンセ、これ、なかなかの名文やんか、見直しましたで、へえ~、これはなかなかエエ文例やねえ・・・・
オオセンセ:そお言われっとチト恥ずかしいがな、へへへ、漱石のパクリやねん、「タンタンたる水の底に明星程の光を放つ」〈漱石・幻影の盾〉って文があるんやな、それのパクリや、へっへっへ。これくらいの問題文にしておけば、他の「タンタン」と混同せんやろ、受験生も。んで、しかも、しっかり、「タンタン」の熟語の意味を理解してないと出てこないって問題や、へへ、これはまあ少し難度高いと思うデ・・・。他にも、「深淵タンタンとして・・・」なんて文例あるんやが、やっぱり漱石⑨モドキのほうがええじゃろ・・・へっへっへ。
センセ:そおすっと、⑧の「酒、酒、酒の荒んだ生活にタンタンとしている」ってのも、どっかからのパクリでっか?何か他のに⑩擬せてんでっか?
オオセンセ:あほ、そんなにパクるかい!というより、パクりたくても、これ、文例ねえのや、ええのが・・・。漢検2も熟語だけ載せててよ、文例なんかねえのよ・・・。これ、苦労したで、だから、こんなに文例の中にヒントいれちゃってるんよ・・・勘のええヤツなら解けてまうかもな、たぶん。ただ、⑪狎れない熟語だからよ、ひょっとするとわからんかもしらんね・・・
センセ:なある、これはええですねえ・・・難度、すこおし上がったかもな・・・
オオセンセ:⑨はさらに難度高いでえ~、これも熟語自体は漢検2にあるんやが、これも⑧とおんなしで、文例ないのよ、ワシ、勝手に問題文作ったけど、これは問題文には自信ねえのよなあ、この「タンタン」、使い方もよおわからんしのう・・・漢検2の「奥深いさま」ってところから、勝手に想像して作ったかんな、これ。どおかのう・・・ただな、この熟語、調べたんやが、国語辞典にもねえのよ、これ、漢検の誰がどこから持ってきたのかのお・・・大御所に、いや、あのジジイに指摘されたら、ワシ、答えられんわ、ちと、困ってんのやがな・・・
センセ:オオセンセがわからんの、ワシにもわかるかい・・・たしかに、こりゃ、問題文として適切かどうか、よお、わからんのう・・・それと、国語辞典になくて漢検2だけなんやて?そりゃ、ちと問題あるかも知れまへんな・・・やめといた方がよろしいと違いまっか?
オオセンセ:う~ん、迷うでえ・・・ま、これもほっとこ。一応、ジジイに出してみるとするわ・・・で、最後の⑩、「人前で赤恥を搔き⑩タンタン然となった」てのは、これも創作やがな、これ、④の「うっかり失言でタンゼン」の「タンゼン」を単に強調しているだけの熟語や・・・
センセ:オオセンセ、そりゃ、マズイやろ、④と同じなんて・・・
オオセンセ:あほ、④と、この⑩、一緒に出すはずねえやろ・・・出すとしてもどっちかや、だから、そりゃええのやが・・・
センセ:何か問題あんのでっか?
オオセンセ:だから、最初に言ったやろ、この⑩の「タンタン然」だけ、漢検2には無い熟語なんや、「タンゼン」はあるんやがのう・・・ワシとしては、全部、漢検2に載ってる熟語で設問したかったんやがな、ちと、そういうふうに出来なかったってわけや・・・ただな、⑨のと違って、こっちの「タンタン然」は、国語辞典にはあるんやわ・・で、まあええかってことにしたんやが・・・
センセ:どうせ、同音異義語で「タンタン」、こんだけ作ったんなら、これも「タンタン然」の「然」を外して、「人前で赤恥を搔き⑩タンタンとなった」ってしたらどうです?そおすっと、漢検2にも国語辞典にもねえけど、漢和辞典には載ってますやろ・・・
オオセンセ:そ、そおか、そおやったな!確かに漢和辞典には「タンタン」で“はじて顔をあからめる”って意味で載ってんな・・・こ、これ、エエかもしれねえな、どうせ、難問作るんやったら、たまには、漢和辞典ぐらいにしか載ってないの、出してもええかもな・・・へっへっへ、こおりゃ、ええで、これで、あのジジイも、ワシら、見直すかもしらんな、よ、よっしゃ、ひとつ、この「タンタン然」は、センセのいう「タンタン」のみの作文で出してみっか・・・
センセ:オオセンセ~、ワシら、こんな協力してやったの、初めてでんなあ、ええ問題作れましたでえ~、へへ、ワシらも協力すりゃ、こんくらい、難問作れるってことじゃねえ・・・
オオセンセ:ふふ、そういうことやな・・・
センセ:(ヒヒヒッ、ちと悪いこと、思いついたで・・・)オオセンセ、どおやろ、ワシら、京ちゃんのこと、今まで張り合ってましてん、この際、ちと、こっちでも協力してでんな、二人で京ちゃんを・・・ヒヒヒ、ええチャンスや、思いまへんか?・・・この際・・・
オオセンセ:うっ、へっ?な、なにをいうねん、この、ア・・・って、そ、そおかあ?ワシ、ワシ、そんなん、よおでけんけど・・・ホ、ホントにすんのかあ・・・し、してもええような気がしないでもないこともないような気が・・・へ、へへ、へへへ、ヒヒヒ・・・
センセ:よっしゃあ、そおと決まれば、ワシ、今度はホントに京ちゃん羽交い締めにして・・・って、アレっ?京ちゃん、どこや、どこ行ったんや、いねえでえ~!さ、さっきまであそこで寝てたはずなんに・・・
(すでに部屋から出て、遅まきながらホストクラブへ向う京子・・・)
京子:ほお、寝ざめ、よろしおま・・・あのお二人、必死に作戦練ってはったから、アテ、邪魔せんと、しずかに出てきたんどすえ、あの二人の作ってる問題、うまくいけばよろしおますけどなあ・・さ、ちょっと、遅くなったけんど、クラブ、ちょっと顔出さんと・・・みんな、女王様のお越しを待ってんどすえ・・・ふふふ、京の夜の女王様っっていったら、この京子さまのことどすえ、ふふふ、京都の夜はこれからですわ・・・
👍👍👍 🐒 👍👍👍
・・・京子・作戦会議編(完)・・・
👍👍👍 🐒 👍👍👍 
<オオセンセの考えた書き問題 解答>
①耽湎 ②赧面 ③湛然 *水が満ちあふれているさま、落ち着いて静かなさま ④赧然 ⑤坦坦 ⑥眈眈 ⑦潭潭 *水を深くたたえているさま、奥深いさま ⑧酖酖 *ふける、酒におぼれる(漢検2) ⑨耽耽 *奥深いさま(漢検2) ⑩赧赧 *赧赧然=赧然の強調 赧然(漢検2)
 
<文中の読み書き問題 解答>
①俯(うつむ・く) ②仰向(あお・む・く) ③俯(うつぶ・す) ④仰(あおの・く) ⑤呻・吟 ⑥<見惚>れる・<見蕩>れる *漢検2にもあり。但し、熟字・当て字。 ⑦撥(ねる) ⑧赧顔 ⑨擬 ⑩擬(に)せる ⑪狎(な)れない 

(参考)文中の「タンタン然」の「タンタン(赧赧)」=はじて顔をあからめること

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漢検1級 28-②に向けて  (京子8:作戦会議ー前編ー)

2016年09月23日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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<センセの考えた書き問題>
1.聡明で①シカも美人だ
2.②シカり、君のいうとおりだ 
3.真理を③タンキュウする    
4.葛が沼辺一帯に④タンキュウする 
5.昼餉の後、すこし⑤タンパンを取る 
6.おむすびのことを⑥タンパンということがある     
7.その詩のすばらしさに⑦タンビの声をあげる
8.⑧タンビ的な作風で知られる小説家だ
9.書物の冒頭に⑨タンショを付す
10.辞典を⑩タンショし、難解な熟語を調べる
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●文中にも、書き問題・読み問題があります。よろしければトライしてみてください。文中のゴチック文字・・・カタカナは漢字で、漢字は読みをひらがなで、回答してみてください。
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【syuusyuu倫】 未成年の方はご遠慮ください。成人女性の方は自己判断でお願いします。
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(登場人物)
オオセンセ:京子と“不発”続き。①カてて加えて家庭内の②ゲキショウもあり。踏んだり蹴ったり状態。依然として精神不安定。酒はすこし弱い。
センセ:京子と寸前までいくも、実は未遂。本人は完遂したと思っているが、今一つ実感なし。精神は“舞い上がり”状態。酒はすぐ悪酔いする。
京子:美酒美食いのち。京都の大人の隠れ処などにも③ツウギョウしており、実は今日は一人で、とあるホストクラブで遊興に耽る予定だったところ、センセたちに強引に拉致されるようにしてホテルへ連れてこられる。本人は退社時にクラブ行き用の着替えをしてしまっている。
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(連休前、大御所からきついお叱りと厳命を受けたオオセンセとセンセ、日頃の犬猿の仲も<④其方退け>で、連休明けの本日は、“⑤ドウシュウ相救う”べく、作戦会議・・・場所はホテル内のスイートの一室、嫌がる京子を無理矢理に誘い出して、時は⑥セッキも沈もうとする⑦カショウのころ・・・)

オオセンセ・センセ:京ちゃん、京ちゃん、ホント、すまんな、忙しいとこ・・・っていうか、遊びにいくとこだったんかあ?ホント、悪い!ワシら、ホント、困ってんのよ、今。ちと相談に乗ってくれや、頼むよ・・・
京子:(ホストクラブ行きを⑧礙られ、不機嫌な京子・・・)ホンマ、強引さんなんやからなあ、お二人さんは・・・アテ、もお、こんな格好なんやで、恥ずかしいわ、もお、こんな恰好でお二人さんにお会いするなんてえ・・・(あ~あ、今日はあのクラブで男達に⑨カシズかれて、この恰好で女王様気分にどっぷり浸るつもりだったのになあ、代わりにこのおふたりに見られちゃうなんて・・・あ~あ、かなわんわあ~・・・)
オオセンセ・センセ:(京子の姿態に⑩ドウジャクしながらも、今はそれどころではない必死の両センセ・・・)あのな、あの大御所からすげえ怒られちゃってよお、ワシら、早急に“書き問題”の案、作らにゃいかんのよ、そんでな、ちと、京ちゃんにも見て考えてもらってやな、場合によっては、京ちゃん経由で、部長なり課長なりにな、この案の内容やレベル如何をな、事前にちょっと打診してほしいんや、急ぐんやよ、あの大御所、旅行から帰ってきてまうんでな、もおそろそろ・・・
京子:ふうん、そうなんどすかあ~、アテ、そんなお役、勤まるかどうか、わかりまへんわあ~、アテ、まだ2級やしい、なんやら難しい問題やったら、お力になんかなれまへんもん・・・
オオセンセ・センセ:(ここは兼ねて打ち合わせどおり)そ、そやろが、な、何しろ、ちょっと聞いてくれや、京ちゃんがいるだけで、ワシら、心強いんやから・・・でな、あらましだけでもええから、ちょっとわかってもらってな、それで、その後、色々とな、さっき、云ったような、な、手を打ってほしいんやよ、頼むよ。んでな、京ちゃん、無理に呼び出しちゃったんでえ、ここでな、ここのスイートでな、なんでも飲んだり食べたりしてええからな、ワシらの話を聞いててほしいんや、ワシら持ちや、今日は。なんでも好きにしてええから、な、頼むよお~、な、な、そんな⑪カコち顔、せんでえな・・・
京子:・・・アテ、お酒も飲んでよろし、おますのお?お食事もここで?・・・してええんでっしゃろか?
オオセンセ・センセ:おおっ、おお!も、勿論や、ワシら、簡単なつまみとビールぐらいで我慢して、ちょっと打ち合わせすっからよ、そこで、好きにやっててくんねか?話は聞いててほしいんけんどな・・・
京子:(俄然、気分一新、すこし楽しくなってきた京子・・・)あら~、ホンマどすかあ、ホンマ、それでよろし?そんなら、わかりましたで、アテ、センセ方に協力いたしますわあ・・・ああ~、喉う、からからや、とりあえず、シャンペン、いただこかしらん・・・ふふふ。楽しくなってきましたわ~。それじゃあ、このジャケットも脱いで、すこおしゆっくりしようかしら・・・。・

(両センセともに、京子を確保できたことで、漸く愁眉を開き、幾分か余裕も出てきて、やっと京子の姿もゆっくり見られる状態に・・・)
(オオセンセ:ごくっ、京ちゃん、こ、こんな格好やったんかい、初めてみたわ・・・ゴクッ、む、胸元がV字に大きく開いたTシャツ、し、しかも臍がみえちゃうぐらいの丈の短さ・・・ジャ、ジャケット脱いだら、ほとんど肌、露出やんか・・・ゴクッ)
(センセ:ごくっ、きょ、京ちゃん、す、すげえ恰好やんかあ!超タイトなミニスカートに、あ、あ、メッシュの⑫絳いガーターストッキングかい、こ、こんな京ちゃん、は、初めてや・・・ゴクッ・・・う、う、う、ちょ、超セクシーやあ、女王様やあ~・・・)
京子:オオセンセ、センセ、早く始めてほしいわあ、アテ、お二人にそんな目えで見られるために連れてこられたんどすかあ~、いややわあ、そんなん、じいっと見られたらあ~・・・(ほんと、いややわあ、折角一人で羽目え外して楽しもってとこ、邪魔されたんだもん、しかも、こんな恰好のままで・・・ま、ええか、いくら飲んでも食べてもええっていうんやもん、この際、ここでたらふくやらせてもらいまヒョか・・・ふふふふふ・・・)
オオセンセ:お、おお!(ごくっ、)ご、ごめん、ごめん・・・そ、そおやな、そんなら、はじめっか・・・先ずはセンセの考えてきた問題からやな・・・あのジジイ、ワシら、⑬コケにしよってよお、なあ、センセよ。書き問題、特に同音異義語をしっかりやってこいってよ、ワシら、これでもこの世界じゃ、エリートなんだぜえ、ま、ジジイには頭あがらんが、この機会にギャフンといわさんとなあ、センセよお~・・・おっと、ジジイ、ジジイっていうんは、ここだけやで。センセはわかっとるが、京ちゃん、頼むで、内緒やで・・・
センセ:そのとおりでっせ、オオセンセ、ここはひとつ、手え組んでやりましょうや、あのジジイ、過去問ぐらいしかできんじゃろなんてぬかしやがってよお、ワシらにも高度な問題、ふん、良問てか?魅力ある問題ってか?そんなん、簡単にできるっての、見してやらんとなあ・・・
京子:あらあ、センセたち、今日はまるでえ別人みたいどすえ~、何やら、素敵な殿方って感じ、しますわあ、真剣で戦闘的で・・・へえ~、お二人の共同作戦ってことどすねえ、面白そうですわあ、ふふ、ホント、こんなん、初めてどすえ、お二人仲良くされるんなんて~・・・ふふ、お酒もお食事も美味しくいただけそう~・・・って、もお、色々と頼んでしまいましたけんど、ルームサービス。お二人にもサンドイッチとおビール、ご用意いたしましたわ・・・
(京子はシャンペンとキャビアで飲み食い開始、センセたちはビールでサンドイッチをちびちびやりながら打ち合わせ開始・・・)
オオセンセ:よっしゃ、じゃ、センセの案からや、二人で20問ぐらい、作ってこいなんて言ってやがったからな、分担で一人10問ずつ考えてきたんやで、な、センセ・・・あの、ジジイ、連休中はひとり有馬温泉湯治だってよ、へん、ええ身分やな、ワシら、連休返上で仕事してんのによ・・・ま、もう、あの歳やからな、体、ボロボロなんやろ、そろそろあっちいくかも知れんでえ~、へっへっへえってなもんや。
センセ:オオセンセ、えろう乗ってまんなあ、怪気炎でんなあ、お気持ち、よおお、わかりまんねん、ワシも寝不足んところ、会議に駆けつけて頭ごなしにどやされましてん、ここでなんとかせな、ワシら、いつまで経っても⑭ウダツがあがりまへんでで・・・よっしゃ、これがワシの考えてきた問題でっせえ・・・
オオセンセ:ふむふむ、・・・①と②はちと易しすぎませんかのお・・・
センセ:そうでもないでっせえ、ま、①はちと易しいかも知らんけど、②はな、「兪」と「愈(いよいよ)」を混同するやつ、いるん、ちゃいまっか?それと、国字の「聢(しか)と」と混乱するやつもいるかも知れへんて・・・へっへっへ。へへ、「確と」「聢と」は“しか・と”=“しっかり・と”という使い方やから、これはバツでんねん・・・
オオセンセ:なあるほど・・・問題自体・漢字自体は易しいが、漢字の意味や使い方がちゃんとわかっているかどうかという点からの設問やな、まあまあかな・・・ま、難問というほどのもんではないけどな。んと、次は③と④の「タンキュウ」か・・・これ、③のタンキュウは1級問題にしちゃ、ちょおっと易しすぎやん、こんなん、間違えんじゃろ
センセ:そうでっか?そおやろかな、ちと考えなおしますかいな・・でも、④の「タンキュウ」はよろしおまっしゃろ?これ、漢検2にもある1級熟語やし、過去問でも書き問題ではないが、他んとこで何度か出してまっせ、そろそろ書かせてもよろしんではないやろか・・・
オオセンセ:おお、これはエエかも・・・そおやな、この④はエエかもしらんな・・・

(京子、シャンペンにも飽きて、キャビアお代わり、ついでにフレンチのコースも注文、お酒はウオッカに変更・・・二人にはビールと冷酒を用意・・・)
(京子:あ~あ、アテ、聞いてても、よお、わかりまへんわ、やっぱり・・・もお、ドンドン飲んでドンドン食べちゃお、この際・・・でも、この二人、初めてやわ、ホンマ、こんな熱中してるの、ふふ、でも、ビールと日本酒ばっかり、あんなん飲んでて大丈夫かしら?・・・)

センセ:ぐっふっふ、⑤と⑥の「タンパン」、これは超難問でっせえ、⑤は過去問の他の分野では出したが、漢検2に載ってない熟語、⑥は漢検2に熟語は載ってるけど、こういう意味までは書いてない熟語やで・・・へっへっへえ~、こりゃ、受検生、困りまっせえ~!!どおや~、ワシだってこういうん、作れるんやで~!!あんの、くっそジジイめえ~!! 
オオセンセ:おおお、こ、これはエエでえ、しっかし、難問すぎるかのう・・・これ、正解する受検生、かなり少ないかも知らんのう・・・
センセ:オオセンセ~!!そんなん、知るっかい!!合格者1人でもええってんだから、あのジジイも文句いわんでしょおが~。(早くも、すこし酔い出して、益々、興奮してくるセンセ・・・)そおや!!オオセンセよお、もっとむじゅかしくするためによお、「ものの一面しか見ず大局が見えない⑮タンパン漢だ」ってのも考えたのよ、ワシ。これ、どおかね?
オオセンセ:そ、そよな、ま、これ、候補として考えとこかい・・・タンパン漢なあ、そやなあ、これ、漢検辞典に載ってないんやろ?どおやろなあ、ちと行き過ぎかも知らんなあ・・・ここはこれ以上の難問化はせんでもええんと違うか?もう、十分難しいで、これ・・・。
センセ:ほっ、そおでっか?ほんなら・・・(うん?ありゃ、京ちゃん、うつらうつらしちゃってんの・・・聞いてるだけでつまらんかったかな、ん?ウオッカ、かなり空けてんなあ、おいおい、いくらなんでも飲み過ぎやんか・・・ありゃりゃ、超ミニもちょっと⑯メクれちゃってんの・・・ん?・・・ごくっ、う、ゴクッ、な、中が・・・お、お、お、ワ、ワシ、どおしよ・・・て、どおしよおもねえがな、オオセンセもいるしよお・・・)
オオセンセ:(センセの動揺に全く気付かず・・・)え~と、この⑦と⑧は逆に易しすぎねえかあ?センセよお・・・
センセ:ま、まあ、そやな、ま、でも全問難問化ってのはいくらなんでもなあ・・・ちとサービスってところやろかね・・・(もう、問題なんかどうでもええで・・・どおすべえか・・・)
オオセンセ:・・・⑨と⑩の「タンショ」、これまた難しくないんか?え?特に⑩の「タンショ」、これ・・・、
センセ:う、うるせえな!!
オオセンセ:ん?えっ?
センセ:あ、いや、ほ、ほら、ちょっと、ちょっと、オオセンセ、ちょっと、みてや、京ちゃん、寝ちゃったみたいでっせ・・・京ちゃん起しちゃ悪いから、ここは静かに、静かに、あっちのベッドに運んでやりまへんか?あとで残りの問題は説明しましょ・・・
オオセンセ:ありゃ、ホンマや、京ちゃん、寝ちゃったんか・・・ま、しょもない、無理矢理やったもんな、誘ったの・・・んじゃ、そうすっか・・・
センセ:(もお、こおなったら、ワシの担当、はよ、済ますで・・・)そんなこた、あらへんわ、⑩の「タンショ」は漢検2にあるで、意味説明まではあらへんが、「ひらく」とこに熟語ちゃんと載ってま。それと、逆に⑨の「タンショ」の方が厄介ねん・・・これ、漢検2には「はしがき」でしか出ておらんのや、国語辞典なんかでは「タンショ」でも出てるんやが・・・この辺は、京ちゃんの会社に判断してもらわんとなあ・・・

・・・以下、後編へ続く・・・

👍👍👍 🐒 👍👍👍
<センセの書き問題 解答>
①而も・然も ②然り・兪り ③探究 ✕探求 ④覃及 ⑤攤飯=食後に少し休み眠ること。食後の一睡。午睡。「満腹になった腹をゆったりとのばすこと。」 ⑥摶飯 ⑦嘆美・歎美 ⑧耽美 ⑨端書=はしがき *漢検2には音読みナシ ⑩攤書=書冊を開きならべる  漢検2

<文中の読み書き問題 解答>
①糅・搗 ②鬩牆 ③通暁 ④そっちの(け) ⑤同舟(=呉越同舟、楚越同舟) ⑥夕暉 ⑦下舂=ゆうがた、ひぐれ ⑧礙(さえぎ)られる ⑨傅(かれる) ⑩瞠若 ⑪託(ち)・喞(ち)顔=なげいている顔つき。うらめしそうなようす。 ⑫絳(あか)い ⑬虚仮 ⑭梲・卯建 ⑮担板 ⑯捲

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漢検1級 28-②に向けて (明日香10:有馬5(完))

2016年09月22日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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<大御所整理中の「斂」> 斂衾 殯斂 斂臀 斂昏
<その他> 東施効顰 曁羅女 西施乳
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●文中に、書き問題・読み問題があります。よろしければトライしてみてください。文中のゴチック文字・・・カタカナは漢字で、漢字は読みをひらがなで、回答してみてください。
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【syuusyuu倫】 未成年の方はご遠慮ください。成人女性の方は自己判断でお願いします。
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(夕食前、色欲に①チンメンしちゃった二人、でも、お湯の中なので未遂のまま、その後、別々に銀泉にも浸かり、お部屋の夕食・・・今日は神戸牛のコース・・・いつものようにお酒を飲みながら、先付、②ワンモノ、お造り、③タき合わせと進み、いよいよメインの神戸牛・・・)

明日香姫:ウッワ~ッ、すっごい!!これがホンマの神戸牛かあ・・・美味しそうだねえ!!
大御所:ふふふ、地元だしな、自慢するだけあって、ええ肉よな、これ、柔らかくて蕩けるようやなあ~・・・
明日香姫:ホンマ、ホンマ、美味しい~!!
大御所:ふふふ、但馬牛の最高品やもんな、旨いわな・・・日本3大和牛の一つやがな・・・(ふふふ、若い娘はやっぱり元気で食べっぷりがええわなあ・・・ワシには、これ、ちょっと重いでえ・・・で、でも食、食っとかんとな、か、体がもたんわ、もお・・・)
明日香姫:ねね、おおちゃん、また、東京行くんだよね?東京の先生方にまた会うって・・・この間言ってたよね・・・アテも一緒でええんでしょ?
大御所:ああ、そおや、もちろん、一緒やけど、なんかあるんか?
明日香姫:うん、“蕩ける”って聞いて思い出したんだけどお、アテ、ほら、あの、連れてってくれた鰻のお店、あそこの鰻の味、忘れられないよお、もう一回、食べたいなあ・・・また、連れてってくれないかなあ・・・あのね、実はね、忘れられないっていうか、逆にほとんど覚えていないの、夢中で食べちゃって・・・とっても美味しいってのは分かってるんだけど、あれこそ、ホントに口の中でほろほろと溶けちゃう感じだったでしょ?アレッっていう間になくなっちゃって・・・えへへ、ほとんど覚えてないんだもん・・・
大御所:ふふふふふ、そおなんよ、あの焼き方こそ、あの店の④シンズイなんよな、他ではちょっとないで・・・今度、東京行ったらまた行こか・・・でもな、ワシ、もう一軒あるんよ、行きたい鰻の店、そこもエエでえ・・・この間のカンダガワとは違うんやが、こちらも老舗でな、逆に、こっちは“食った、食った~”という感じがするでえ~、まさにこれが鰻かあ、という感じやで。大きい蒲焼きがな、2枚と2枚、お重の中で2段になっててな、全部で4枚も食うんやでえ~、こりゃあ、食いであるで、しかも、もちろん、うっまいかんな・・・あれは満腹感、満足感ともに満たしてくれるでえ、若いアッちゃんなんか、そっちの方がええかも知れんよ・・・
明日香姫:へ~っ、鰻の店っていっても、店によってそんなに違うんだあ・・・へえ~っ!?そっちも行きた~い!!
(とかなんとか、大⑤ハシャぎで、飲んで食べて夕食を終了・・・広い部屋でテーブルを⑥挿んで、残りの整理を開始・・・しかし、二人とも十分に酔っており、しかも夕食前のひと時がひと時だったため、二人とも、もやもやとした気分のまま・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大御所:ふうっ、たらふく食って、たらふく飲んでっから、頭、よお回らんわ・・・ちょっと、アッちゃん、ワシ、独り言のように言いながらメモしながら、残りの「斂」の字、整理すっからな、何か気づいたり、わかんないことなんか、あったら、聞いてくれや・・・
明日香姫:はあい!でも、おおちゃん、大丈夫う?もお、休んだほうが良くなあい?顔もまだ赤いし、酔ってるでしょお?ふふ、そういうアテも酔っちゃってるけんどサ~、ふうっ・・・
大御所:あ、ああ、でもな、やること、まだまだ一杯あるんや、やれることは、やれるときにやっとかんとな・・・
明日香姫:そっかあ、大変だね、わかったあ・・・でも、メモしながらみたいだから、こっちからだとちょっと見づらいよお・・・そっちの隣に行っていいかなあ~?
大御所:お?お?お、そおか、そおやな、ええよ、ええよ、隣り、おいでえな・・・メモもよく見てくれや・・・
大御所:先ずは、「⑦斂衾」や、これは、「屍体を蔽う衣のこと」や、“しまう、かくす”という意味が含まれてるから、厳密には「おさめる」訓に対応しているかどうかは疑問やな・・。、それから、「⑧殯斂地」は「珍しい陵墓の形態で仮埋葬所のこと」、「斂汗法」は「慢性の汗や寝汗などを止める」という意味やな。ま、こんなん、マイナーすぎるんで、出題には適さんやろな・・・じゃが、「殯斂」「斂汗」までならエエかも知らんな・・・「殯斂」は“⑨殯して、遺体を⑩殯る”って意味やから、「斂」の意味は“おさめる”意味で出せるかもしらん、それから「斂汗」も“汗をおさめる”って意味になるから、これも“おさめる”意味で出せるかもしらん・・・。(ふう、酔い、醒めんよ、しかも、アッちゃん、もう浴衣姿で隣りにいるんやで、胸元・・・胸なんか丸見えやもんなあ・・・さっきからモヤモヤ続いてるし、ワシ、なんかしちゃいそうやで・・・)
明日香姫:これは出すとしたら、熟語・一字訓読みで出すん?それとも他の分野の・・・、うっ、おおちゃん!な、なにすんのお?うっ、うっ、・・・もお、キスなんかしちゃってえ~!
大御所:やや、ごめんな、ちょっと昂ぶってもうた、ごめん、ごめん、ちょっとさっきからモヤモヤが続いてたんでな、つい・・・
明日香姫:・・・ううん、ええけど・・・でも、整理しちゃいましょ、先に・・・アテだってモヤモヤしてんのよ、さっきから・・・おんなしなんだからあ、ちょっと我慢しましょ・・・ふふ。
大御所:ふふっ、そやな・・・ごめん。えと、次は・・・太極拳用語で「⑪掖胯斂臀⑫ソケイ部を収め、尻を締める」ってのがあるな、ま、これもマイナーやな、出すとしても読み問題ぐらいや・・・う~ん、「斂臀」で“ひきしめる”意味で出せんこともないか・・・ま、マイナーやな。
明日香姫:おおちゃん、ごめん、ソケイ部ってどこのこと?
大御所:(もうたまらず・・・)ここら辺の事や・・・ここら辺・・・
明日香姫:あっ!も、もお!!い、いやあね、おおちゃん・・・、・・・ご、ごめん、もお、やめて・・・もお!!やめないと、こっちからもいくからね、もお、知らないっから!
(・・・ということで、お仕事そっちのけで、第4Rになっちゃった二人・・・その代わり、スッキリして気を取り直して仕事再開・・・)

大御所:よっしゃ、「斂」の字はあと少しや・・・えっと、「斂昏(れんこん)」・・・これはな、たそがれ、⑬コウコンのことや。コウコンの類義語で出したら、誰も出来んよ、絶対、ぐふふふ、出してみっか?・・・あとは、植物の名で、「五斂子(ゴレンシ)」(=カタバミ科の常緑低木)とか「白斂(ビャクレン)」(カガミグサが別名)てのがあるけど、ま、これは問題外やな・・・。
明日香姫:その「斂昏」の類義語問題、それ、絶対無理だよ!!・・・逆ならなんとかなる人、いるかも知れないけどお・・・ね、「斂昏」の類義語としての「コウコン」なら・・・。
大御所:そりゃ、易しすぎるで、アッちゃん。そりゃ「・・・昏」で勘づかれちゃうで!「コウコン」のほう、字じたいが易しいしのう・・・。
明日香姫:・・・そっかあ、でも「斂昏」て、どうしてそういう意味になるん?
大御所:ええこと聞くで、アッちゃん。これはな、出典がな、宋の蘇軾の詩でな、「仲殊の雪中 西湖に遊ぶに次韻す、二首」としてな、「水光瀲灧(れんえん)として、猶ほ 碧を浮かべ、山色空濛にして已に“斂昏”」てのがあんのや、大きな漢和辞典には載ってるで・・・ただな、この「斂昏」、「昏(こん)を“斂(あつ)める”から、たそがれ」って意味なのか、「斂(ほぼ)⑭昏い」あるいは「斂(ほぼ)⑮昏れ」だからたそがれなのか、漢和辞典にはどっちの読みかまでハッキリ書いてないんでちょっと曖昧なんよ・・・ま、ワシとしては後者のほうの意味だと思ってんだがな・・・。
明日香姫:へえ~っ、面白いし、わかりやすいね、その説明・・・でも、その蘇軾の詩ってどこかで見たり読んだりした記憶があるわ、たしか「晴好雨奇」のところだったかしら?
大御所:そおやな、おんなしような言葉使ってるわな、「水光瀲灧」とか「山色空濛」とかな、ただ、そっちの詩は「湖上に飲す 初め晴れ後に雨ふる」って詩やで・・・「水光瀲灔として晴れ ⑯方⑰好く 山色空濛として雨も亦また奇なり 西湖を⑱把って西子に比せんと欲すれば ⑲タンショウノウマツ 総て相⑳宜し」ってな・・・
明日香姫:あ、そおそお、そっちの詩やわ、「西子」って、あの有名な、中国の4大美女の一人、“西施”のことなんよね?
大御所:そや、「顰みに㉑傚・効う」とか「西施㉒ホウシン」とかでも有名やな、前者は、“効顰”て熟語で漢検2にも載ってるな・・・ぐはははは、この、㉓傚たほうの㉔醜女、当て字で<㉕醜女>ともいうけど、アッちゃん、この女の名前、知ってっか?・・・こっちはな、西施じゃなくて東施っていうのよ、故事ではな、ははは。んで、さっきの“効顰”、四字熟語では「東施効顰」ともいうんやで・・・覚えておくとオモロイで・・・。
明日香姫:へえ~っ、そこまで知らなかったあ~!「東施効顰」ね、うん、覚えてこ!
大御所:ワシ、“西施”のことはうるさいで・・・西施の事を「㉖曁羅女」というとも書いてある辞書あるんやで、ま、美人を指す熟語らしいが・・・それから、フグな・・・こっちでは“フク”やが・・・これ、別名「西施乳」というんやで、フグの白子のことも指すらしいがな、ははは、ふぐは美味やからのう、西施のお乳に喩えてんだと・・・だれも西施のお乳なんて飲んでねえはずなのによ、がははははは・・・
明日香姫:・・・おおちゃん、午後の、さっきの菜根譚の話じゃないけど、すこし“斂束”したほうがええんじゃなあい?ふふふふふ、度を越して、ちょっとエッチすぎるもん、きゃはははは・・・・
大御所:ぐ、む、(ワシ、続けて、「“西施乳”より“明日香乳”のほうがええで」って云おうとしたんやが・・・やめとこ・・・アッちゃんにきっと嫌われるで・・・)ま、なんだ、そういうくらい、西施は今に至るも歴史に名を残しているってわけや、ま、スゴイ女やったんやろな・・・う、うっほん。そ、そおや!芭蕉も句を残してるんやで、「奥の細道」で。“象潟や 雨に西施(せいし)が ねぶの花”って・・・(注)解釈:象潟の雨に濡れて咲いている合歓の花は(かの絶世の美女)西施が目を閉じて眠っているかのような趣である・・・
明日香姫:ふふ、おおちゃん、あせっちゃって・・・かっわいい!アテ、おおちゃんのそういうとこも大好きやん、全然、気にせんといて・・・うふ。
大御所:そ、そおか、ほなら、良かったでえ~(ふう、ほっとしたでえ~)ワシ、西施より断然アッちゃんのほうがええからな・・・
明日香姫:ふふっ、ふふっ、おおちゃん、それって、「眼中に自らセイシ(西施)を出だす(=ほれた欲目で見れば、恋人は絶世の美女に見える)」ってやつじゃないのん、ふふふ、ははははは・・・・でも、嬉しいよ、そお云ってくれると、ふふふ。
(ということで、なんとか明日香姫の心ををつなぎとめた大御所、しかし、第4Rですっかり精も根も尽き果てている大御所、二人で入浴後、本日はおとなしく就寝・・・かと思いきや・・・)

明日香姫:ふふ、おおちゃん、お仕事もなんとか済んでお疲れみたいね、今夜はゆっくり寝ましょうねえ・・・
大御所:そ、そおやな、そおしようかな・・・ワシ、もお、動くのも大儀やねん、寝、寝よっか・・・
明日香姫:ううん、おおちゃん、動かんでええよ、ふふ、アテが、ぜ~んぶ、なんもかも・・・してあげるから、ふふ、そのままで、ね・・・
👍👍👍 🐒 👍👍👍
・・・思い出尽きない、というか、することは他にない有馬温泉での最後の夜、本館では僉寝しずまり深い静寂(しじま)がおとずれている頃、音も人も斂遮断されている、ここ、離れの個室では、大御所の、いつまでも果てない、喜悦とも断末魔ともつかぬ叫び声があがっていた・・・という ー明日香:有馬編(完)ー・・・
👍👍👍 🐒 👍👍👍
<文中の読み書き問題 解答>
①沈湎 ②椀物 ③炊 ④神髄・真髄 ⑤燥(はしゃ)ぐ ⑥挿(はさ・さしはさ)む  ⑦れんきん ⑧ひんれんち ⑨かりもがり ⑩殯(ほうむ)る ⑪えきこれんでん ⑫鼠径・鼠蹊 ⑬黄昏 ⑭昏(くら)い ⑮昏(く)れ ⑯方(まさ)に ⑰好(よ)く ⑱把(と)って ⑲淡粧濃抹 ⑳宜(よろ)し ㉑傚(なら)う・効(なら)う ㉒捧心 ㉓傚(まね)る ㉔しこめ ㉕ぶおんな ㉖きらじょ 
👍👍👍 🐒 👍👍👍
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漢検1級 28-②に向けて (明日香)

2016年09月09日 | 漢検1級高得点獲得のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●文中にも、書き問題・読み問題があります。よろしければトライしてみてください。文中のゴチック文字・・・カタカナは漢字で、漢字は読みをひらがなで、回答してみてください。
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<大御所の語選択問題>
①世にいれられないことを嘆くこと
②酒を飲んで楽しむこと
③たくみに手だてをめぐらして衆生を教え導くこと
④騒がしくこみあうこと
⑤ただようこと
<語群>
(たんがん、ひょうよう、げきせき、ぜんぎょう、かんらく、ざっとう、ごい、じかい)
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(某・高級ホテルの最上階の展望フレンチ・レストラン・・・部長の“指示”でレストランに向う明日香・・・)

明日香姫:大御所はあん、なんですねん?アテに用があるとかないとか・・・アテに何か興味があるんやって?・・部長がいってましたけんど・・・
大御所:ま、ま、ゆっくり、よろしくな。ちょっと、メシでも食いながら、な、聞きたいこと、あんねん・・・
明日香姫:面倒やね、“大御所”っていうのん、“おおちゃん”でええ?あて、そのほうが気楽やねん・・・それにしても、たっかそうなレストランやなあ、おまけにフレンチなんて・・・アテ、こんなとこ、知らんわ・・・
大御所:おお、おお、“おおちゃん”でエエがな、ふひ。親密さが増すやな、へへ。ワシも若返った気がするわい・・・そっかあ?フレンチ、初めてかいな、んじゃ、まずはワインからやな?何がエエ?
明日香姫:・・・酎ハイ。
大御所:そんなん、ここ、置いてないで・・・んじゃ、白からいくか・・・口当たりのええシャブリあたりがええのかのう、・・・ワシも“アッちゃん”でええか?・・・、へへ。(シャブリ、シャブリ・・・う~ん、下品な洒落しか思い浮かばん・・・やめとこ・・・)ワシ、いつも飲んでるピュイイフュイッセってのにしたいんじゃがのう、ちょっとクセあるけど、病みつきになるで・・・どや?アッちゃんも・・・試してみんか?
明日香姫:なんでもええねん、任すわ、おおちゃんに・・・アテ、よお知らんもん・・・
大御所:(う~ん、ええなあ、こういう娘・・・なんか、野性的で新鮮で・・・おまけに、もう!ムチムチやんか、わっけえなあ・・・。しっかし、部長に教えてもらったが、ホットパンツっていうのか、こういうの。ほんと、股丸見えでホットやな、ワシも“ホット”(熱い)やでえ、・・・へへ、一人で洒落とばしてどうすんねん・・・ふふ。でも、こういうの、調教しがいがあるわなあ・・・う~ん、ワシ、興奮するわ・・・)よっしゃ、まかしとき・・・ピュイイフュイッセとエスカルゴ、ちょっといくか・・・合うんじゃよ、この組み合わせ・・・
明日香姫:ふう~ん、エスカルゴって、たしか、カタツムリなんでっしょ?あんなん、食えんの?・・・ふうん。
大御所:(・・・う~ん、ええなあ、もう、こういうの!!頭もからだも新鮮でピチピチやあ~!!)んじゃ、ワシに任せてな、な、・・・ところで、カタツムリなんて、アッちゃんには簡単やな、当て字読みも音読みもわかっとるわな・・・じゃ、そのカタツムリ、音読みでは“カギュウ”やな、その字を使った①カシャとか②カロとかいう、狭い家のことはわかるか?②は“カギュウロ”ともいうわな・・・
明日香姫:簡単やねん・・・そんなん初歩の初歩やろ・・・こうや。
大御所:さすがやな。じゃ、こりゃどおや、当て字で③<蝸螺>は?(明日香、即答)ふむ、やるな、では当て字でなくて「蝸螺」は音読みで何と読むか、わかるか?
明日香姫:カラ・・・や、ちゃうな、そうやって聞くとこ、みると、違うんやな・・・なんやねん、“カ”やないんかいな・・・
大御所:これはな、「④蝸螺」と読むんじゃ、この読みは当て字のようなのと一緒で、巻貝の場合の読みなんよ、漢検2にも載ってるで・・・
明日香姫:・・・あ、うっかりしとったわ、たしか、音読み分けしてあったね、⑤ウカツやったわ・・・
(酒食をオーダー後、ワインをのみながら・・・)
大御所:(へへ、ちょうどよかった、実は「語選択問題」も用意して来てたんや・・・あの会議では出さんかったんや、まだ早いと思ってたんや、へへ、こんなとこで役にたつとはな・・・へへ、これを突破口に・・・へへ、明日香と・・・へへ・・・)ワシ、実は語選択問題も考えて来てたのや、ちと、アッちゃんの意見、聞かせてえな、今日のアイツら、みんな、頼りにならんの、よおわかったからよ・・・あそこでみんなに⑥詢うのはやめたんや・・・
明日香姫:へえ~っ!!そおなんだあ~、おおちゃんてスゴイんやね、「対・類」でもあんなん難しかったのに、語選択も用意してあんのお~?スッゴおお~い!!ああ、これがそうなん?アテが考えんのね・・・ちょっと待ってね・・・それにしても、このワイン、プイイフィッセての?・・・美味しいね、なんか、いっぱい飲んじゃいそう・・・
大御所:(う、う~ん、エエで、エエでえ~!かっわええな~、この娘・・・)おお!飲もう、飲もう!何本でも頼むで・・・で、どおや?
明日香姫:う~ん、③は簡単ね、仏教用語ってわかるし、準1レベルの四字熟語「ゼンギョウホウベン」であったわ、こういう字や・・・。①は「ゴイの歌」って、あれでしょ?詩に5回もその字を使っているってヤツ・・・。②は「酒を飲んで」ってのがポイントやね、酒に関係する字やね、「ラク」は「楽しむ」やから・・・おおちゃん!問題に「酒を飲んで楽しむ」って「楽」って漢字書いてあんじゃん、問題で出すときはわざと「・・・たのしむ」って、ひらがなにしとかないと、バレバレやん・・・
大御所:おお!そおか、そおやな・・・アッちゃん、おおきに。・・・ええで、今んとこ、①と③は合ってるで・・・
明日香姫:でも、ちょっとええ?前から疑問だったんやけど「ゴイ」の「イ」・・・なんで「イ」音なん?あくびの意味のときは「⑦アイキ」って発音するでしょ?
大御所:う~ん、鋭くてええ質問やのう、さすがは1級保持者やな・・・ええか、これは「なげく意味、“ああ”って意味」のときは「イ」音なんや、漢検2にも、同じような意味で「⑧イオ」って熟語載せてるやろ?で、「アイ」音は「あくび、おくび」を意味するときのものなんや、音による意味分けってのがあるんやね・・・もっとも、漢検2ではそこまで丁寧に書いてないで・・・他んとこは音による意味分け、書いてあるとこもあんのによ・・・けっ、出来そこないの辞典やな・・・オオセンセやセンセに任せると、アイツらと同じで辞典も出来そこないのアホンダラになるんやな、ぐわっはっはははは・・・
明日香姫:へえ~っ、勉強、なるわあ。おおきに。えと、次はっと・・・「カンラク」の「カン」は酒へんに関係するんやね、たぶん。・・・えっと、たぶん、これやね、“宴もたけなわ”の「⑨タケナワ」って字の音や、これや・・・でも、たけなわって、たしか、もう一つ、別の字、あったね、こういう⑩タケナワって字・・・でも、こっちだと「ランラク」って熟語になっちゃう?そんなん、ないわね・・・ふふ。
大御所:ふっふっふ、アッちゃん、この語選択の“たけなわ”とは意味ちゃうが、“⑪タケナワ”って1級の字、もひとつ、あんの、わかるか?「竹の縄」って意味やがの・・・舟を引っ張るときとか舟を引くときに使うものや・・・
明日香姫:ええ~っ、そんなん、あったあ~?う~ん、・・・わからへん!!ヒントくれたから、竹かんむりってのはわかるけど・・・
大御所:こういう字やね、・・・ま、ちょっと脱線したが、アッちゃん、スゴイで。どや、それから?
明日香姫:う~ん、と、④ねえ・・・まず、語群の「⑫ゲキセキ」はひっかけね、まったく反対の熟語やわ、熟語の意味わからん、さっきの新人みたいんをやっつけるやつや、これは・・・「ざっとう」やね、でも、いやに簡単やね、こんな熟語や字では・・・待って、あて、「熱トウ(ねっとう)」とか「ケントウ」とかいう熟語で知ってるわ・・・漢検2では「⑬ケントウ」って読みで出てる、あれや、あの「トウ、ドウ」の方かもね・・・
大御所:おお!アッタリや!アッちゃん、頭、ほんと、ええなあ、大したもんや・・・一応、云っておくと、アッちゃんが間違えそうになった「雑沓・雑踏」な、これ、正解の「ざっとう」とおんなし意味・類語としている辞書もあるんや、広辞苑は分けてるけどナ・・・だから、出題しても、答え「雑踏・雑沓」でもバツには出来んかも知らんわ・・・それに、気いつけなや、「トウ、ドウ」の字、中の字は「市(いち)」やで、「沛」やなんかの「市」と違うで・・・わかっとると思うがの。ワシ、書きの採点で、紛らわしくつなげて書いてる奴、みい~んな、バツにしてっからな・・・
明日香姫:ふうん、そうなんや。・・・おおちゃん、このエシカルゴも美味しいよ、おおちゃん、いっつも、こういう美味しいお酒や食べ物、飲んだり食べたりしてんのお?・・・(明日香姫、ちょっと、感心したような、羨ましいような目で、大御所にうっとりと⑭リュウベンをおくる・・・)
大御所:(おお!そんな目してえ・・・この娘、案外、色っぽいとこもあるやんか、え、ええなあ、ますます、エエでえ~)そ、そやな、いつもってわけでもないがな、今日は特別に特別や、なんしろ、アッちゃんと初めてやからな・・・(ふん、ふん、ふん🎶)
明日香姫:・・・最後の⑤「ただようこと」、意味説明が簡単過ぎて、かえって難しいわ、「ひょうよう」・・・「ひょう」は“ただよう”の「漂」・・・これはわかるけんど・・・「よう」って何やろ?・・・おんなし意味の「ただよう」って漢字なんやろね、う~ん、降参!!ダメやわ、出てこんわ・・・
大御所:まあ、よお出来たわ、4問80%正解やがな、エライで。最後の「ヨウ」は、閃きが必要かもな、まあ、かなりな難問やな。・・・他の文例なり熟語・成語なりから連想・発想できるとええんやがな、「ただよう」=「ヨウ」からはやな、例えば、・・・「波はヨウヨウとして遠く烟り・・・」(金色夜叉」)とか、「軽ヨウ、激して、影、唇を動かす」なんてな故事成語類(故事成語名言大辞典)があるんやな、こんなとこから、「ヨウ」という漢字を導き出せるようになるとええんやで・・・
明日香姫:そっかあ、やっぱり、本、よお読まんといけんね、それと故事成語類も、覚えるんだけじゃなくって、そういう視点で普段から漢字一字一字や熟語の意味を注意してみておくことが必要なんやね・・・
大御所:そういうことやな、まあ、でも、アッちゃん、なかなかのもんやで・・・その若さで、もう5回も連続合格してんだって?なかなかの実力やんか・・・
明日香姫:おおちゃん・・・アテ、今度は190以上狙ってんねん・・・みんなには内緒やけど。まだ、180ぐらいなんや、今。これ、なんとか突破する方法、あるんやろか・・・、おおちゃんなら、その辺、わかるん、ちがう?できれば、ヒント、ほしいなあ・・・
大御所:そっか!!そっかあ!!ええで、ええで、なんぼでも教えちゃるで・・・ただ、ちと時間かかるのお・・・教えんのは。わかりやすい教え方、今度、考えとくわ、ちと、待っててえな。
明日香姫:うん、ええよ。頼んます・・・。あ~ん、もう、お腹、いっぱい、お酒も美味しいの、いっぱい飲んじゃったあ~。あれ、いつの間にかワイン、5本も空けちゃったあ?アテ、今日、とっても寝不足なんよお、なんやら、気持ちよおなって、ねむう、なってきたったわ・・・これから奈良へ帰るの、シンドイわあ~・・・
大御所:アッちゃん、奈良やったんか。ワシも奈良やで、昔はそこで教鞭執ってたこともあるしな・・・ちょっと遠いか・・・なんなら、泊まっていけばええやんか・・・部屋、取ったるで。
明日香姫:う、う~ん、で、でもお、悪いわ、そんな、それに、ここだと、えらくたっかいんじゃない?あて、そんなん、持ってへんわ・・・
大御所:そんなこた、心配せんでええで、お礼やお礼、今日、いろいろと意見もらったお礼やねん、気にすんなや、ほんじゃ、取ってやるで、ええな?
明日香姫:う、うん、おおきに・・・。でも、おおちゃん、どうすんの?これから帰るん?
大御所:そ、そおやな、帰らんとな・・・
明日香姫:・・・おおちゃんも泊まってけばええやん・・・、
大御所:えっ!えっ🎶!え~っ🎶🎶🎶!!!ワシも一緒でええんかあ~?
明日香姫:ええよ、別に・・・。なんか、楽しいやん、おおちゃん、年寄りのくせに、なんか、元気やし、頭もエエし、アテ、ちょっと気に入ったわ。いろいろ、まだ教えてくれそうやし・・・
👍👍👍 🐒 👍👍👍

(自由奔放な明日香姫の明日はいかに・・・続く・・・かも)

👍👍👍 🐒 👍👍👍

<語選択 解答>
①五噫(ごい):世にいれられないことを嘆くこと
②酣楽(かんらく):酒を飲んで楽しむこと
③善巧(ぜんぎょう):(仏)たくみに手だてをめぐらして衆生を教え導くこと
④雑鬧(ざっとう):騒がしくこみあうこと  cf:雑踏・雑沓:多人数でこみあうこと。ひとごみ。 (注)「雑沓・雑踏」でも可かも。
⑤漂漾(ひょうよう):ただようこと

<文中の読み書き問題 解答>
①蝸舎 ②蝸盧 ③にな ④らら ⑤迂闊 ⑥と(う) *「詢(と)う、詢(はか)る」 ⑦噫気(文中では正解ではないが、「噯気」も「アイキ、あくび・おくび」) ⑧噫嗚 ⑨酣 ⑩闌 ⑪筰 ⑫闃寂 ⑬喧鬧 ⑭流眄 
👍👍👍 🐒 👍👍👍
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訂正・補足のご連絡:(誤)「端祥」➪(正)「端詳」、 「曈曈」vs「瞳瞳」

2016年09月02日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
1.(再)訂正のご連絡 「端祥」➪「端詳」
・rikurokuさんからお寄せいただいたご指摘で、「端祥」が正しいとコメントしましたが、調査の結果、「端“詳”」が正しいと思われますので、ご連絡いたします。なお、該当する記事、問題文などは訂正済み(の筈)です。
・補足
 ①「端詳」 大字源①態度や姿がきちんと整って落ち着きがある。「端荘安詳」「容止端詳、音韻清朗」
         ②詳しく調べる
      漢字源:①上記の大字源①とほぼ同じ
          ②こまかく詳しく調べること
          ③ながめすかしつ品定めする
      大漢和:①容止の正しく法度に合うこと。「端荘安詳」の義。
          ②細審のこと、
 となっており、「威儀タンショウにして・・・、」の文は、この①の意味に合っていると思います。
 ②「端祥」
  調べた限りでは大漢和だけ当熟語掲載あり。「端祥=吉慶な、めでたい、また、正しいことをいう。」・・・ちょっと、この意味は上記文意と合わないと思います。
 ③当ブログで採用した「世説新語」(全5巻)の当該記載の再確認はできていません。すみません。なにしろ、全5巻のどこに書いてあるか、また、全文読まないといけないので・・・。上記辞典の出典は世説新語ではありません。「北史・・・」という文献から抽出した熟語のようでした。

2.〇「曈曈(トウトウ)」 ✕「瞳瞳(トウトウ)」
・念の為、調べましたが、「瞳瞳」の熟語ナシ(大漢和・大字源・漢字源)
・「曈曈(トウトウ)」 (注)ただし、「曈」は、漢検1級対象外漢字です・・・
 大漢和:①日の出の太陽のさま ②日のように光るさま
 漢字源:朝日がさし渡るさま
 大字源:①日の出の太陽のさま、また、日の明らかなさま ②太陽のように輝くさま

 <余談>ネット上にも「瞳瞳(トウトウ)」で誤って記述されているものあり・・・漢検辞典の影響かな・・・こういうの、どうすんでしょうかね。

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漢検1級 28ー②に向けての準備状況 その6

2016年08月28日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●懸案の「音訓整理」・・・2年がかりで“一応”作業完了!!(ノート5冊分・・・ノートはほぼ1年前に仕上げていたが、WP化と記事の公開にこれだけかかった)。まだ配信はあと1週間ぐらい(<316>か<317>ぐらいまで)続く予定ですが、前倒しで公開完了させたいので、少し公開ペースを上げます。いつでもご覧いただけますので、時間のあるときにご活用ください。
●なお、1級対象漢字のすべてを網羅しているわけではありません・・・国字とか簡単なもの(音が一種類で、読みも簡単なもの)などは調べていません・・・ただ、重要な漢字でヌケモレがないかどうかを、これからチェックしていく予定です。ヌケモレあれば、また、公開していくつもりですので、お含み置きください。そのような漢字で、もし、モレているようなものがあれば、逆にお知らせいただけるとありがたいのですが・・・。
●しかし、1年前に仕上げたノート、こんなに悪筆だったとは(苦笑)・・・おかげで、図書館で2度、3度と再調査する破目に陥ってしまった・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●28ー②に向けての準備状況 その6
●国語辞典(電子辞書)の“再読み込み” ➪ 完了(A4用紙66頁分)。分野別に問題化して公開済み。
●故事成語ことわざ」分野の網羅的チェック ➪ 完了。<その1>~<その50>公開済み。
●熟語の読み(音訓整理) ➪ 近々、公開完了予定。
●(新規)「新・手賀沼散歩」シリーズ ➪ タイトルの横に、当該記事内容がわかるように補記済み。追って、分野別にも再登録・再公開する予定。
●(新規)「26-③に向けて 実践問題」「27ー①に向けて 実践問題」 ➪ 同上。
<作業中>
①漢検辞典第2版の更なる精査
②国語辞典(広辞苑)からの熟語洗い出し済みノートの更なる精査(今回の“再読み込み”分と併せて、再整理の方向を検討)
<学習>
●「ボクちゃん日記」・・・ほぼ毎日拝見。
●「漢検1級模擬試験倉庫」・・・毎週1回の模擬試験をトライ。(他の記事も時々学習・・・漢検辞典ベースなのでとても参考になる。)
●その他
 ・(そろそろ)書き練習  ・(まだ先)過去問のチェック ・自分のブログ(含、模試問題)の復習、再整理 ・・・など

👍👍👍 🐒 👍👍👍
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漢検1級 28ー②に向けて (「漢検1級 28-① 講評5」からの続き)

2016年08月24日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●弊ブログのカテゴリー「新・手賀沼散歩(漢字修練)」を解体・再編していきます。記事内容によって「熟語の読み(音・訓)」「四字熟語」「語選択」などの既存のカテゴリーへ移行していく予定です。お含み置きください。
●「漢検1級 28-① 講評」シリーズは<講評⑤>で終了し、今後は「漢検1級 28ー②に向けて」記事に移行します。
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<某団体の会議室にて>
(登場人物:京子(若くてそこそこ美形の女性課長代理・京都出身)今日もフンフン気分・・・。いつもの新人(広島出身):なぜか、少し“鬱”状態・・・。課長(大阪出身・在住):なぜか、生色を少し取り戻した雰囲気・・・)

課長:おうっ、新人、急に集合かけやがって、何やっとんじゃ、えらくなったもんやのう、おう、おうっ!!なんなんや!
新人:へえ、すんまへん、前回の会議で、も一つの故事問題、提案すんの、忘れましてん・・・
課長:ダアホ!!この、アホンダラああああ・・・何やっとんのじゃ、みな、せわしんやでえええ、もう始まってまうやないかああああ・・・あと2.5ゲームなんやでえええええっ~ここが正念場なんじゃあああ・・・。ワシがいかんで、誰が行くううう・・・待ってろや、甲子園、けっへえええ、ろおっこうう、おろおおおしにいいいい・・・とおおおお!!🎶
新人:か、課長~、今日は横浜でんねん、行けへんで、応援は諦めてよお、ブチ、すんまへん・・・
課長:ケッ、しょもない、ところでオメ、元気ないやん、ケヘ、尻に火がついたんか、ケヘヘ。とおこん、こめっええてえええ~🎶っとお!!
新人:か、課長、もうええから、ワシの話聞いてよお・・・
課長:どうでもええが、オメんとこのマスコットっていうかキャラ?、変なヤツじゃのう・・・なんなんじゃ、アレ・・・。ま、ええか、他人んことは云わんとこ。トラや、トラが問題なんや、自力でなんとか食い込むでええええっとお!!・・・ああ、スッキリしたわい・・・ふん、今日の出し忘れ問題、京子とやりゃええんでねえか、どうせ、センセ方にお伺い立てんのやろ、一緒に聞いてもらえばええで・・・幾つ聞いてもかかる費用はおんなしやからな、クソクソクソ・・・東山の穴場って云ってたな、きっとアソコや、えらい高うつくでえええ・・・。
京子:(また、遅れて登場)カチョはん、えらい張り切ってはりますのん、ええこと、なんか、たんとありましたんかあ(笑)・・・
新人:京子はああん!!助けてちょうよ、課長、手がつけられへんのよ、なんかブチブチ、ハイになっとらっしゃるんじゃあ・・・
課長:むっふ~ン(鼻息)があぷ、ガアプ、gaapu~ひ、ど、し、まあ、が、あ、ぷ~っとおおおお~
京子:えろう、すんまへんなあ、新人はん、あてもあまり時間ないのよお、ほら、例の・・・お約束に間に合わないといややわあ・・・それに、手がつけられないって、うふふ、いややわ、新人はんのくせに、そんなお卑猥なことば、つこうタラいけまへんえ・・・
新人:(なんやああああ!!こいつら、課長も京子も・・・こいつら、真面じゃねえ・・・)へ、へい!!じゃら、さっそく、ハイ、これです、忘れた問題・・・
京子:なあに、これ「百足ゴコウのちがい」って?なんだかチンプンカンプン・・・あて、2級までしか持っとらんのよお、新人はん、意味も漢字もわからへんわ・・・
新人:名前・表現は違っても本体は同じっていう故事成語ですねん・・・・ほら、百足はヒャクソク、当て字で“むかで”でっしゃろ?ほら、だから、ゴコウは・・・
京子:・・・わからしまへん・・・なに、ゴコウって、ゴコウが射すの後光?ふふ、全然ちがうわね、戊夜にあたる五更(午前3時~5時ごろ)かしら、その時間にムカデが出てくるとか、ひえええ、気持ちわる・・・センセ、助けてええ・・・その時間帯は、・・・ふふふ、すごい時間帯ね💛💛💛
新人:・・・
課長:むっふ~ん、こんなん、簡単や、ムカデのことやろ・・・ゴコウって・・・漢検2辞典にも「ゴコウ」の読みで出てるんや、書けるかどうかだけの問題やな、そんなん、難問、ちゃうで!!ひ、ろ、し、バカ~ぷ~っとおおお!!
新人:・・・課長、すごいでんねん、じゃら、ちと、書いてみてちょうよお・・・、
課長:ええか、「ゴ」は「虫」に魏呉蜀や呉音の「呉」や、「コウ」は「虫」に「公」やああああ、へっへえ、どうや!!
新人:ぶ、ぶ、ぶぶ、ぶぶぶう!!課長、「ゴ」の字、間違ってまんねん、えっへっへっへ・・・それに、辞典には、意味に、小っちゃく「蜈蚣ゴコウ(むかで)に用いられる字」って出てるだけじゃろ、大見出しでは<蜈蚣(むかで)>しか出てへんから、もしかすっと難問になるかもよ・・・
京子:むふん、へええ、えろう、難しそうおます・・・やっぱ、センセに聞かないとわからしまへんわ・・・ああ、遅れちゃう・・・ま、えっか、どうせ、夜は長いし・・・ふふん、ふん、今日はゆどうふも頂いてからひがし、や、まあああ・・・
新人:・・・ゆ、どお、う、ふ~、でっか???、もしかして、あの有名な、南禅寺の奥丹ってとこでっか・・・
京子:ふふん、ふん!南禅寺のって、あんなん、観光客向けの定食しか出んとこ、京都人はいかんわ、いややわ、この新人はん・・・奥丹の本店に決まってるう、あそこは融通が利くのよお、三年坂のとこね・・・夏の湯豆腐ってのもオツなんよねえ。あて、奥嵯峨の湯豆腐もいけるけど、すこおし、あてには硬い感じがするでおま・・・ああん、ヌル燗でゆ、ど、お、ふ。最初は冷たいビールもいいわね、でも、やはりヌル燗よねえ、せんせ💛・・・
新人:京子はん、まだ夜じゃないでっす・・・で、どうでっか?この問題・・・
課長:ぐむむ、勘違いや、「ゴ」は茣蓙の「茣」のクサかんむりのないヤツやな・・・む~ん、確かにチト難しいかもわからんな・・・
京子:ほな、決まりやね、ほんなら、合わせて3つ、難問候補としてセンセにね、聞いてみまヒョ、あて、もう時間あらへん、おっ先に、ごめんやすううううう・・・
新人:湯豆腐、本店の奥丹・・・そのあと、東山・・・ぐむむむむう、課長、京子はんて、どんな生活してはるんでっか?
課長:しらん!!わて、京子になんか興味ないねん、それよっか、今日や、今日!!ワテも帰るでえええ、甲子園のオーロラビジョンで応援やあああ、甲子園入口のラーメン屋、その名も「ラーメン甲子園」!!このラーメン屋でもええや!店のTVの前でみんなと応援やああああ・・・メッセもいるかもわからんな!!アイツ、よう、食べに来てんのよ・・・へっへえ!!
新人:(コイツら、ついていけへん・・・)・・・か、かちょお、もう、夏も終わってまうでえええ・・・カモガワのカワドコの約束、どうすんのよ・・・
課長:へっ?オメ、ホントに行きたいんか、ほな、今度な、・・・まだ、夏やん、それこそ、観光客いっぱいやん、9月になってからの方がええで・・・人が少ないときの方が、風情あるで・・・(ケケケ、こうやって、引き伸ばして、そのうち、忘れさせてやるわい・・・ま、でも、トラ次第やな、勝てば、少しはコイツにもいい目みせたらんと働かんからな・・・)
新人:かちょ、ほんと、約束やで、わし、ブチ、本気よ、広島人、怒らすと恐いんじゃでえええ~
課長:わかった、わかった、よっしゃ、そのうちな、そなら、さいならあ・・・
新人:・・・(もちっとマシな人たちを会議に入れたほうが良さそうだなあ・・・今度、部長にそれとなく、相談してみんしょ・・・)

👍👍👍 🐒 👍👍👍 「百足(ヒャクソク)ゴコウ(蜈蚣)の違い」👍👍👍
(続く・・・かも)
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漢検1級 28ー① 講評 その5

2016年08月22日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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(音訓整理ももうすこしで完了だあ・・・「韋」のところも終了・・・で、「韋」の書き方、間違ってた(^^;)ふう~っ、アブナイアブナイ、「漢字の正しい書き順」で見直したら、8~10画(特に10画目、これは頭が出るんだ!)のところ、間違って覚えていた、ひええええええ~っ・・・、「韋」「葦」「韜」「韞」・・・「韋」のつく漢字はいっぱいあるじゃん、気がついて良かったあ~・・・)
(注)「韋」:漢字ネットでは9画。「漢字の正しい書き順」「漢検2辞典」10画。
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<某団体の会議室にて>
(登場人物:京子(若くてそこそこ美形の女性課長代理・京都出身)。いつもの新人(広島出身):ますます、ルンルン気分・・・。課長(大阪出身・在住):所在不明・・・だった。)

新人:か、課長~、ど、どこ行ってはったんじゃあ~、さ、酒焼けでっかあ、その顔・・・テラテラでっせえ~、やけ酒、飲み過ぎでっか?
課長:アホぬかせ!!この、ダアホ!!ありまや、あ、り、ま。きへへへへ・・・
新人:なんでっか?その、ありまって・・・
課長:オメ、何も知らんのじゃのう・・・ありま、つったら、有馬。有馬温泉じゃろが、ほかに何かあるんけ?
新人:えええ~っ、課長、有馬温泉、行ってたんでっかあ、豪勢やねえ、高いんじゃろ、有馬温泉て・・・、あ、あああ~、それも社費でっか?
課長:ダアホ!何が社費じゃい、自腹や自腹!!・・・フヒヒヒヒヒ・・・
新人:なんや、ブチ、気持ちわるいのう、あ、あああ~、もしかしてレコとでっか?
課長:むふふん、知らんわ、ふう~、温泉つったら、やはり有馬じゃのう、金泉と銀泉、満喫したでえええ、それと、ウッヒヒヒヒ・・・それよりなんじゃい、その社費でっかてのは?何かあったんかい・・・
新人:(京子課長代理との打ちあわせ内容をかいつまんで説明)で、ですねえ、相当、豪勢に先生方とナニしてるらしいんですワ、ええんでっか?そんな、やり放題・・・もとい、し放題でえ、課長も知らんと、これは問題じゃろ・・・そんなんにカネ使ってたら、また、世間様にたたかれまっせえ~。
課長:ぐむむ、オメ、聞かなかったことにせんかい、わては知っとるが、これは上のほうも黙認なんや、何しろ、お偉方の・・・をしっかり攫んでっからのう、京子は・・・。お偉い先生方は京子にメロメロなんや、なんや学者ってのはカネないくせに助平やからのう・・・でもって、文句を言おうもんなら、臍まげて、こっちの仕事手伝ってくれんからのう、前年度(27年度①~③)の難易度、ブチブチ易しかったのは先生方へのナニが足らんかったんで、先生方がヘソ曲げて難問なんぞを一つも用意してくれなかったからなんじゃい・・・、わしらじゃ、適度な難問、作れんからのう・・・
新人:・・・課長、いつのまにか、広島弁になってまっせ・・・へえええ、そうなんじゃあ、この会社も奥が深いのう・・・
京子:(京子登場):あら~、カチョはん、お戻りやす~、新人はん、おくれて、すんまへんなあ。カチョはんも今日は会議に入るんでっしゃろ、じゃ、はじめまひょか、え、と、今日は「故事成語」問題について、でしたな・・・新人はん?
新人:フヘ、へえ、そうでおます、ワシの発見した新出・難問故事でんがな、2つ、ありまっせ・・・見てちょうよ(2人にメモ渡す)・・・
課長:なんじゃい、この「蝙蝠のス」ってのは、こんなんアホか、「巣」なんて、小学生でも書けるん、ちゃうか、アホウ!!
新人:ぶ、ぶ、ぶうう!!ほらね、やっぱりじゃら、これは「蝙蝠の酢」って「お酢」の「酢」なんじゃ、「蝙蝠が酢を呑んだような」という、くしゃくしゃした顔を形容する成語なんじゃ、でへへ、どうでっか?前回ほとんど正解者がいなかった「捨て嘴を突く」を彷彿とさせる問題じゃろ・・・
課長:・・・ふん、ええで、これはオモロイかもな、京子、どや?
京子:あて、しらん、難問かどうかなんて、あて、わからへんわ・・・今夜、A先生に逢うから、聞いておきまヒョ・・・
課長・新人:・・・
京子:えと、もうひとつは、なんですのん、この「しんこん、エンプクの争い」っての・・・
新人:へへへ、京子はんに聞いてもらえると、なんや、嬉しいのう・・・これはのう、ツバメとコウモリが、「日の出は朝かどうか、日の入りは夜かどうかを争う」って故事成語なんじゃ。
京子:へえ~っ、これは、おもしろおす~、今夜、A先生に出題してみようかしらん、うっふ~ん。
課長・新人:・・・
課長:ふむ、これはマトモやのう、「エンプク」の「プク」は書けないヤツ多いかもな、普通、コウモリは当て字で覚えてっからナ、うん、これはエエかもよ・・・いや、待て待て、エンプクもええが、この「シンコン」の方もエエのじゃないかのう・・・
新人:なるほどう、さすが、課長でんねん、意味が分かってないと解けない問題ってヤツですのう、エンプクは勘で漢字が書ければ当りいってなるかもしれんが、シンコンの方は意味が分かってないと出てこんねえ・・・
課長:よっしゃ、この2問、担当案として決定や、新人、よおやった!これで少しは先生方もワシらを見直すかもしれへんな・・・へ、へん。
新人:おおきにい!!やったああああ~、って、先生方にはいつ、だれが・・・
京子:うっふん、それは、あての担当って、まえに、いわしませんでした、新人はん?
新人:(ヘドモド、ヘドモド)いや、その、あの、・・・この2問程度のことでもお伺い立てな、いかんのでっか?・・・勿体ない、いや、もとい、恐れ多いでんがな・・・
京子:うっふん、ええのよう、そんな心配しなくて・・・あてなら、先生方、とっても親切なんだからあ~なんでも教えてくれるのよお・・・アッチもコッチも・・・ッチも・・・ムッフ~ン・・ああん、あん。
課長・新人:・・・
新人:で、どこで、いつ・・・
京子:うっふ~ん、今日は大人の隠れ処よお、東山のお山を眺めながらね・・・うふふ、ふふ、2問じゃ短い逢瀬だわあ~、もっと何かないかしらん・・・あ、そろそろ、時間やわ、ほな、いこか・・・カチョはん、お先にごめんやすう~ふっふ~ん・・・
課長・新人:・・・

👍👍👍 🐒 👍👍👍 「晨昏 燕蝠の争い」👍👍👍
(続く・・・かも)
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漢検1級 28ー②に向けての準備状況 その5

2016年08月20日 | 漢検1級高得点獲得のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●「漢検1級模擬試験倉庫」・・初合格目指す方も高得点狙いのリピーターのかたにも最適!!1週間に1回の頻度で定期的に発信してくれています。トライされている方(ダウンロード数)はまだ30人前後・・・
●ぜひ、ご活用をお薦めします ・・・このブログのブックマークからもアクセスできます。 

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●28ー②に向けての準備状況 その5
 ①漢検辞典第2版の更なる精査 ➪着手開始(前回の整理の視点とはまた別の視点で整理開始。付箋400枚(¥218円)用意済み)+当ブログでまとめた<漢検漢字辞典第2版から>を読み直し・・・ 
 ②音訓整理の再開 ➪ 再開済み(記事公開・継続中) ➪ 予定より早めに完了しそうな作業状況
 ③国語辞典(電子辞書)の“再読み込み” ➪ 完了(A4用紙66頁分)。分野別に問題化して公開。「語選択問題」「類義語問題」「書き問題」を配信。完了
 ④「故事成語ことわざ」分野(別の事典での網羅的チェック) ➪(当該書籍をアマゾンで1200円で購入)完了。WP化も完了。「故事成語類」問題として公開継続中。現在、<その44>まで作成・配信予約済み。もうすぐ完了(<その46>ぐらいで完了予定)。

<今後の予定>そろそろ、
・書き練習・・・任天堂DS
・以前整理してある「広辞苑整理ノート」」語彙群)の読み直し
も始めるか・・・。

👍👍👍 🐒 👍👍👍
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