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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級29-1に向けて(学習の方向性&内容)

2017年02月14日 | 漢検1級高得点獲得のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●毎日、記事別アクセス数を見るのが楽しみなのですが、いまだに「答え合わせ」の記事がトップ近辺にある。何故なのか、よくわからない。もう「標準解答」届いているのに・・・。なぜ???
●28-3は、自己採点では実質200点(満点)・・・何か減点されたとしても、自分の中では、今回は、わからないもの、ミスったものはまったく無かったという点では初めての経験・・・“やったあ!!”という物凄い達成感でもあるのかと思っていたら、そうでもなく、“こんなものなのかなあ”という不思議な感覚に襲われている・・・おそらく、「こんなものじゃなく、もっともっと奥深いものが漢字(漢検1級)の世界にはあるはず」という観念があるからだと思う。
●ここのところの数回の受検では、まだ、2~3問の誤答もあり、その誤答を撲滅するため、それなりに、まだ不足していると思われる分野の学習に拍車がかかっていたけど、今回(今後もこのレベルの出題が続くようなら)、その弾みもない・・・
●と、愚痴ってても仕方ないので、自らを鼓舞するためにも、29-1に向けて、以下の学習をしていこうと考えている。やれるかどうかわからないけど、やるなら、今から手掛けていかないと・・・例年、年度第1回は難度が少しは上がるというのが一縷の望みなのだが、そうでも思わないと気合いが入らない・・・
<当面、やりだそうと思っている事>
①(やろうと思って先延ばししていた案件)<準1級レベルの漢字の音訓整理>特に、表外読みやあまり使われていない熟語などを中心に・・・。
②<1級対象漢字の音訓整理>完了分の深掘り+調査するまでもないと思った対象漢字の音訓整理
③(完了したと思っている)<漢検2辞典悉皆調査の+α>まだ漏れていると思われるもののチェックと調査・・・全掲載漢字対象・・・

④上記①~③を学習しつつ、それらを踏まえた模擬試験づくり・・・早くても4月ぐらいからかも・・・

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<28-3のときの学習内容>(28-2終了後から着手)
①漢検2辞典・悉皆調査
②28-3向け模擬試験問題 全5回作成 
③<分野別問題>模擬試験問題で漏れた問題を分野別に提供
④<四字熟語&故事成語類の紹介>漢検2辞典・漢検四字熟語辞典に掲載されていない四字熟語を中心に洗い出し(「新明解・四字熟語辞典」(第2版)から)*ただし、自己判断で、取捨選択しているので、すべてを紹介しているわけではありません・・・。
⑤<28-3受検勉強>(ほぼ1か月前からの受検準備・・・ほぼ時系列・・・次回以降のための記録・・・)
・漢検DS書き練習:恒例のDS練習・・・1級対象漢字2699字の書き問題。ミス116字。<準1>対象漢字は結局やらなかった。
・自己作成模試の復習:全48回分の復習。忘れていたり勘違いしているものも多かった・・・復習・反復練習は大事!!
・ブログの分野(カテゴリー)別復習:「語選択問題」「対義語・類義語」「文章題」「27-① 向け 実践問題(20)」「26-③ 向け 実践問題(47)」「書き・読み問題」「難読・当て字」 
・広辞苑電子辞書にある小辞典「慣用句」のチェック
・成美堂「本試験型1級試験問題集(15年版)」・・・主として書き問題の練習のため。幾つか読み・書きともまちがった・・・
・ブログのカテゴリー「故事成語類」・・・やはり幾つか忘れているものがあった・・・
・ブログのカテゴリー「四字熟語」ひととおり読みかえし・・・これはあまり役に立たないかも・・・次回は復習する必要ないかも・・・
・漢検2辞典・巻末「熟字・当て字」1回通読完了。ミスしそうなものをいくつか書きだした。いつもの作業。
・「漢検1級模擬試験倉庫」(1月~)模試25~28までトライ。模試1からの再度の見直しはミスした部分のみの確認。
・H25-1~H28-2過去問おさらい
・漢検2辞典ノート(WP)の見直し:3回読み直し。模擬試験問題に出してないものもあり、勉強になった。
・H18~H24の過去問のおさらい:特に、漢字・熟語を書いて回答する問題の書き練習&過去に誤答・ミスした部分のチェック。
・(受検前1週間):漢検四字熟語辞典のおさらい、広辞苑ノートの復習、巻末の熟字・当て字の復習、ブログ記事の再・おさらい

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漢検1級 28-3  いよいよあと1日・・・28-3向け記事(最終)

2017年02月03日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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<漢検2辞典・悉皆調査 完了>
<28-3向け模擬試験問題 全5回作成完了>配信済み。<分野別問題>模擬試験問題で漏れた問題を分野別に提供中・・・ほぼ完了。
<四字熟語&故事成語類の紹介>過去問で「必求壟断」とか「禍棗災梨」とか、漢検2辞典と漢検四字熟語辞典に掲載されていない四字熟語がごく稀に出題されることがある。「新明解・四字熟語辞典」(第2版)から、そのような四字熟語を洗い出した・・・四字熟語は故事成語類にも成りうるものもあるので、そのような四字熟語は故事成語類としても紹介をしてきたいと思います。なお、「漢検2」および漢検四字熟語辞典に掲載されている四字熟語が理解の前提になるものもあるので、それらを熟してから、この記事はご覧いただいたほうが良いと思います。
<28-3に向けての準備>(1月からの復習・・・ほぼ時系列で・・・今後のための記録・・・)
①漢検DS書き練習:恒例のDS練習・・・1級対象漢字2699字の書き問題、終了。ミス116字。念の為、<準1>対象漢字も復習中。
②自己作成模試の復習:全48回分、復習完了。やっぱり、忘れていたり勘違いしているもの多し・・・復習・反復練習は大事!!
③ブログのカテゴリー別復習:「語選択問題」「対義語・類義語」「文章題」「27-① 向け 実践問題(20)」「26-③ 向け 実践問題(47)」「書き・読み問題」「難読・当て字」 ・・・完了
④(念の為)広辞苑電子辞書にある小辞典「慣用句」のチェック・・・一度学習したような気もするが・・・ ざっと復習完了
⑤成美堂「本試験型1級試験問題集(15年版)」ひととおり完了・・・主として書き問題の練習のため。幾つか読み・書きともまちがった・・・
⑥ブログのカテゴリー「故事成語類」ひととおり完了・・・やはり幾つか忘れているものがあった・・・
⑦ブログのカテゴリー「四字熟語」ひととおり読みかえし完了・・・これはあまり役に立たないかも・・・次回は復習する必要ないかも・・・
(現在作成途上の「四字熟語」記事・・・やり出したので完了させたいが、これも即効性はないかも・・・熟語の意味を理解したり、熟語への“勘“を養うぐらいのつもりで学習するだけ・・・)・・・若干のやり残しあり・・・次回に向けてしばらくしたら再開予定・・・
⑧漢検2辞典・巻末「熟字・当て字」1回通読完了。ミスしそうなものをいくつか書きだした。いつもの作業。
⑨「漢検1級模擬試験倉庫」(1月~)模試25~28までトライ。最終回の28回も完了。模試1からの再度の見直しはミスした部分のみの確認。
⑩H25-1~H28-2過去問おさらい:済み。
⑪漢検2辞典ノート(WP)の見直し:3回読み直し。模擬試験問題に出してないものもあり、勉強になった。
⑫H18~H24の過去問のおさらい:特に、漢字・熟語を書いて回答する問題の書き練習&過去に誤答・ミスした部分のチェック。・・・完了。
⑬(残り1週間での予定):漢検四字熟語辞典のおさらい、広辞苑ノートの復習、巻末の熟字・当て字の復習、ブログ記事の再・おさらい
・四字熟語辞典は1回だけおさらい済み。巻末の熟字・当て字復習(2回目)。ブログ記事(特に漢検2辞典掲載熟語中心に、対義語・類義語、語選択問題記事を再復習、ついでに広辞苑からの語選択問題も復習)おさらい済み。

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●いよいよ、あと1日ですね・・・ブログご愛読者のご健闘をお祈りいたします・・・
●本日が28ー3向け最終記事です。もう、ここに至ってはあまり難しい記事は掲載を避けます。自分で復習していて、
①“うっかりミス”しそうな同音異義熟語
②当るも八卦、当らぬも八卦の語選択問題になりそうな3文字熟語
を幾つか紹介いたします。
●まだあと1日あり・・・最後の踏ん張りで1~3点ぐらいは上乗せできるかも・・・。
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①うっかりミスしそうな同音異義熟語

 ●裘(きゅうかつ):皮ごろもと、目のあらい毛織の短いころも。転じて、粗末な衣服
 ●裘(きゅうかつ):冬に着る皮ごろもと夏に着る葛布(くずぬの)のかたびら。転じて、1年間のこと。「キュウカツ(裘葛)を易(か)う」

 ●老(ろうすい):老いてやつれること
 ●老衰(ろうすい):老いて心身の衰えること

 ●切諫(せっかん):強くいさめること
 ●折檻(せっかん):きびしく意見すること。せめさいなむこと。

 ●繊妍(せんけん):ほっそりと美しいさま 
 ●嬋娟・嬋妍(せんけん):顔や姿の美しくあでやかなさま

 ●慙悸(ざんき):恥じて心におそれおののくこと
 ●慙愧・慚愧(ざんき):恥じ入ること、悪口を言うこと・そしること

 ●啼泣(ていきゅう):声をあげて泣くこと
 ●涕泣(ていきゅう):涙を流して泣くこと

 ●赦罪(しゃざい):罪を許すこと
 ●謝罪(しゃざい):罪やあやまちをわびること

 ●剪滅(せんめつ):討ち滅ぼすこと
 ●殲滅(せんめつ):皆殺しにして滅ぼすこと。滅ぼしつくすこと。

 ●濛雨(もうう):空をかき曇らせて降りしきる小雨。そぼ降る雨。
 ●猛雨(もうう):はげしく降る雨。豪雨。

 ●霊(れいし):神霊または死者の霊をまつること
 ●霊(れいし):霊験あらたかな、ほこら。

 ●濫妨・乱妨(らんぼう):①荒れまわること。荒らすこと。②掠奪すること。うばいとること。
 ●乱暴(らんぼう):①荒々しい振る舞いをすること。無法な振る舞い。②粗雑であるさま。

 ●夜鶴(やかく):①夜、巣ごもりする鶴。また、夜鳴く鶴。②親が子を思う愛情の深いたとえ。夜の鶴。
 ●野鶴(やかく):野にいる鶴。仕官しないで民間にいる人のたとえにもいう。「閑雲野鶴」

 ●磊(らいかい):山などがけわしく高大なさま
 ●磊(らいかい):①積み重なった多くの石瑰 ②平らでないさま ③転じて、積み重なった不平

 ●撮記(さっき):要点をつまんで書き記すこと。また、その記録。
 ●箚記(さっき):読書して得た所を随時に書き記した書。とうき。

 ●赤地(せきち):作物の収穫のない土地。不毛の地。赤土(せきど)
 ●瘠地(せきち):草木の養分の少ない地。やせち。 

 ●臥虎(がこ):①伏している虎。人の勇猛なたとえ。②官吏が人民に対しきびしいことのたとえ。
 ●餓虎(がこ):①飢えた虎。極めて危険なたとえ。②欲深く乱暴な人物のたとえ。

 ●雷動(らいどう):雷の鳴り渡るようにどよめき騒ぎ立てること
 ●雷同(らいどう):(雷が響くと物が同時にこの響きに応ずる意)自分に定見がなくて、みだりに他の説に同意すること。「付和雷同」

 ●魄力(はくりょく):意志の力。精神の力。
 ●迫力(はくりょく):圧迫する力。人の心に迫る力。

 ●里俗(りぞく):地方の風習。土地のならわし。
 ●俚俗(りぞく):田舎びていること。また、そのさま。鄙俗。

 ●屡述(るじゅつ):しばしば述べること。 
 ●縷述(るじゅつ):こまごまと述べること。

 ●妄議(ぼうぎ):道理の通らない議論。でたらめな議論。
 ●謀議(ぼうぎ):計画し相談すること。計画の相談。 
 ●謗議(ぼうぎ):悪口を言うこと。あしざまに批評すること。

 ●奨揚(しょうよう):続ける気を持たすべくほめること
 ●賞揚・称揚(しょうよう):ほめあげること

 ●綺談(きだん):面白く仕組まれた話
 ●奇談(きだん):世にも珍しい興味ある話。不思議な話。

 ●煩冗(はんじょう):わずらわしく、くだくだしいこと
 ●煩擾(はんじょう):わずらわしく、乱れること。ごたごたと乱れること。
 ●繁冗(はんじょう):無用の事が多くて、くだくだしいこと。
 *これは、出されたらどれがどれやら分からない・・・

 ●蕩然(とうぜん):①広大なさま ②あとかたのないさま
 ●陶然(とうぜん):気持ちよく酔ってうっとりするさま

 ●豪爽(ごうそう):気性がすぐれて爽やかなこと。豪快で、言葉や動作が人に快く感じられること。
 ●豪壮(ごうそう):はでやかで勢いの盛んなこと。豪勢で立派なこと。

②当たるも八卦、当らぬも八卦の3文字熟語(主として広辞苑から)
 ●担板漢(たんぱんかん):(板を担ぐ男の意。その板に遮られて一方は見えないことから)ものの一面だけ見て対局を見得ない人。
 ●田舎漢(でんしゃかん):いなかのおとこ。いなかもの。
 ●不心中(ぶしんじゅう):義理に外れること。誠実でないこと。
 ●無分暁(むふんきょう):明らかでないこと。筋の通らないこと。見当違いなこと。
 ●揺籃歌(ようらんか)=子供をあやし、または寝つかせるときに歌う唄。子守歌
 ●乾闥婆城(けんだつばじょう):(乾闥婆が幻作した楼閣の意)幻のように実のないもののたとえ。蜃気楼。
 ●嘲斎坊(ちょうさいぼう):人を馬鹿にしてからかうこと。また、嘲弄される人。なぶりもの。
 ●結構人・結構者(けっこうじん、けっこうしゃ):①おとなしい人、好人物 ②おとなしすぎて才の鈍い人。愚直な人。

③おまけ・・・類義語または語選択になりそうな熟語・・・

 ●更位(こうい):一度譲位して再び皇位につくこと。重祚。  

 ●袵席(じんせき):①しとね、ねござ、しきもの ②ねま、寝所

 ●謡言(ようげん):世間のうわさ。とりざた。流言。風説。 *漢検2「意味②うわさ「謡言」」とある

 ●邀撃(ようげき):むかえうつこと。迎撃
 <参考>要撃(ようげき):待ちぶせしてうつこと  要劇(ようげき):要職にあっていそがしいこと

 ●曠廃(こうはい):自分の務めをおろそかにすること。なげやり。


👍👍👍 🐔 👍👍👍  では、28-3終了後に、また、お会いいたしましょう 👍👍👍

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根津美術館 「円山応挙展」&中国の青銅器

2016年11月23日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●根津美術館に行って来た・・・円山応挙展(開館75周年記念特別展)・・・平日なのに混んでた・・・やはりどこに行っても高齢者が多いな、自分も含めて・・・。行くと決めた後に、NHKで遇、放映もあったりしたから混んでたのかも。広い庭園と紅葉が綺麗だったらしいけど、京都で何度も何度も紅葉を見てきた者としてはどうしても物足りなく感じてしまったりして・・・。
●こういう展覧会は展示室が暗くて仄明るい光で展示物を照らすだけなので、どうしても色合いなどがわかりづらく、説明文も読みづらい・・・
●一通り展示物を観覧、庭園散策、売店探訪(何も買わなかったけど)・・・猫を描いた作品のクリアフォルダーが一番売れ行きが良かったみたいだった(^^)・・・。

●1Fと2Fの複数の展示室で展覧されていたけど、たまたま通った2Fの展示室の隣に常設の「中国の青銅器」の展示室があった・・・興味があったので、覘いてみた・・・面白かった。饕餮文のある青銅器(酒器、食器、水器)が展示されていた・・・楽器は無かったような気がする・・・。円山応挙のよりもじっくり見ちゃった・・・中に、饕餮文卣(トウテツモン・ユウ)とか饕餮文方盉(トウテツモンホウカ)とか、見慣れない漢字もあって、実物を見ながら解説も読んでいたので時間がかかった・・・
  *饕餮文の器が多かったが、蟠螭(ばんち)文の青銅器も展示されていた・・・蟠螭(ばんち)文:「殷・周~戦国時代の銅器や銅鏡に用いられた文様。蟠は「わだかまる」、螭(チ・みずち)は角のない若い竜の意で、互いにからみ合うさまを表す。夔竜文の一つの変形文様。」
  *ちなみに「饕餮」の「饕」は“財をむさぼる”意、「餮」は“食べ物をむさぼる”意。人名(綽名?)、神名でもある・・・。

●帰宅して“深掘り”しようと調べたら、Wikipediaに、この展示物そのものではないけど写真つきでいろいろ解説されていて大変勉強になった。この記事はたしかに良質だと思う。以下、自分用にまとめ・・・(Wikipediaの内容をかなり簡単に抜萃)・・・漢検1級程度の知識では太刀打ちできない漢字も多かった(^^;)でも面白い・・・こういうのも読んでおくだけでも、どこかで役立つかも・・・

ー中国の青銅器ー
<酒器>
(しゃく):温酒器、飲酒器。中国の青銅礼器のうち、もっとも早くに出現。くびれのある胴に三足がつき、把手(鋬(ハン))を有す。(当時信仰されていた神は、爵を用いて酒を飲むと考えられていた)。爵には大型のものはない(爵は儀式の際に人が実際に手に持つ器であったことを示唆)。
(か):温酒器。殷前期にわずかな出土例。三足を有し、器形は爵と似た部分もあるが、爵より大型で、爵と異なり「流」や「尾」をもたない。
(こ):飲酒器。殷前期からみられ、殷後期に流行。西周時代前期には他の器種に取って代わられる。爵とセットで出土することが多い。全体に細長く、口縁部、胴部、脚部に分かれ、口縁がラッパ状に開く。
(し):飲酒器。殷後期に加わった器種で西周前期まで製作された。觚よりは器体が太く下ぶくれになる。
(かく):温酒・飲酒器。殷前期にはわずかな出土例。爵に似るが「流」をもたない。出土例が少なく、特殊な器であったと推定される。
(か):注酒器。筒状の注口と把手を有し、3本ないし4本の足がつく。蓋を伴うものが多い。欝金草の煮汁を作り、酒と調合するための器と推定。
(そん):盛酒器。「尊」は本来は酒器全般の総称であるが、古代青銅器の分類では、上方に向かってラッパ状に開いた広い頸部を有するものを尊と呼んでいる。これには大きく分けて2つのタイプがある。「有肩尊」と「觚形尊」(脚部・胴部・頸部の3部分が明確に分かれる酒杯形の容器で、肩部がない)。
方彝(ほうい):盛酒器。数は少ない。断面長方形の身に四柱屋根形の蓋を有するもので、枓(酒を酌むための柄杓)を伴う例もある。銘文を伴う例によると貴族専用の器であった。「彝」は本来は祭器全般を指す言葉であり、「方彝」は、この種の容器の名称が文献にも器の銘文にもみられないことから、仮に名付けたものである。
(ゆう):盛酒器。提梁と呼ばれる吊り手を有するのが特色で、蓋を伴う。器形は「壺」に似たもの、筒型のものなどさまざま。提梁がつくことから、酒などの液体を持ち運ぶための容器と考えられる。蓋は身にすっぽりと嵌まるタイプで、密閉性が強いことから、保存用の容器ともみられる。動物を立体的に象った容器で提梁のついたものも卣と呼ばれ、鳥形卣、虎形卣などがある。
兕觥(じこう):注酒器。殷後期に集中的に作られ、以後は衰退した。身の部分はカレーソースの容器のような形で、一方に注口、反対側に把手がつく。必ず蓋を伴い、器全体の形は虎、象、羊などの動物を立体的に象る。出土例は少ない。
(こ):盛酒・盛水器。殷後期から造られ、西周後半から作例が増加し、盛酒器の主要器種となって戦国時代まで引き続き作られた。胴部が張り、口部が狭く、頸部が長く、双耳(持ち手)と蓋を伴うものが多い。器形はバラエティがあり、殷後期には断面偏円形の扁壺が流行した。
(ほう): 盛酒・盛水器。殷後期に集中的に作られた。広口で大型の盛酒・盛水器で、蓋を伴う(紛失している場合もある)。高さよりも横幅が広く、短い頸部と圏足を有する。肩の部分が広いのが特色で、肩に牛首、虎首、羊首などを付すものが多い。小型のものはない。
(らい):盛酒器。殷後期からみられ春秋時代以降まで長く製作された。壺や瓿と似るが、丈が高く、口部が小さく、頸部が短く、壺とは逆に器の上部の径が太く、底面が狭いのが特色。

<食器>
(てい):煮食器。肉類を煮るためのもので、鍋形の身に三足を有し、上部には一対の持ち手を有する。単なる鍋ではなく、権威の象徴とされた。西周時代には身分に応じて所持できる鼎の数が決められており、同形・同文様で大きさの異なる鼎をセットで揃える「列鼎」が作られた。周王室に伝わった「禹の九鼎」は特に有名であった。
方鼎(ほうてい):煮食器。羊等の犠牲獣を神に捧げるための器で、もっぱら宗廟で用いられた。そういう用途から巨大なものが多い。
(れき):煮食器。土器としては新石器時代から。青銅器としては殷前期から登場。殷代には少なく、西周中期から盛行し、春秋時代以降まで長く製作される。器形は鼎と似るが足は中空の袋状になっている。
(げん):煮食器。下部は鬲、上部は甑(そう、こしき)で、中間に簀子(すのこ)があり、蒸気によって食物を蒸すためのものである。殷後期に出現し、春秋時代以降も製作されるが、あまり広く普及しなかった。
(き):盛食器。殷後期から現れ、春秋時代以降まで長期にわたり製作された。調理した穀物を盛るための断面円形の椀状の容器で、身が深く、圏足がつく。蓋や双耳を有するものもある。西周時代には方形の台座を有する儀礼的なものや、口が狭くすぼまった器形のものも登場する。口の狭いものには器面全体に平行線状の文様(瓦文という)をつけることが多い[34]。
(ほ):盛食器。西周後期から戦国時代まで製作されるが、数は少ない。平面長方形で身と同形の蓋を有する。蓋は逆さにすれば食器としても使える。
(しゅ):盛食器。上記の簠を隅丸形にしたもので、西周時代後期から春秋時代中頃まで製作された。数は少ない。
(う):盛食器。広口の鉢形の身に高台と把手がつくもので、簋に似る。殷後期から西周中期にのみ製作され、数も少ない。
(とう):盛食器。高脚を伴う高杯状の容器で、身の部分は浅い皿状。穀物、スープ、漬物などを盛った。土器としては新石器時代から存在し、青銅器としては西周前期からあるが、増えるのは西周後期以降で、戦国時代まで製作された。春秋時代後期からは細長いフォルムになり、蓋付きとなった。
(たい):盛食器。球体を二分割して、それぞれを蓋と身とした形の容器で短い足がつく。他の器より遅く、春秋時代中期に現れ、戦国時代後期まで製作された

<水器>
(い):水器。手を清めるための水を注ぐための器。注酒器の兕觥が原型。西周時代後期以降、水器に用途が変わり、高台の代わりに四足がつくようになった。盤とセットで戦国時代まで作られた。
(ばん):水器。匜から注いだ水を受けるための器。殷後期から戦国時代まで製作されている。
(かん):水器。大型で深い水器。登場は他の器種より遅く、春秋時代中期から戦国時代に製作された。氷を入れて食物を冷やす、行水用などの用途があり、水鏡としても使われたという。

<楽器>
(しょう):打楽器。上部に吊り手があり、下端は深い弧線を描く。日本の梵鐘と異なって断面は円形ではなくレンズ形である。単独ではなく、大きさと音階の異なる複数個を組にして「編鐘」として用いた。西周時代から戦国時代に作られた。
(はく):打楽器。鐘に似るが、下部が弧線でなく直線になったもの。春秋時代中期から戦国時代に作られた。湖北随州の曽侯乙墓出土の編鐘は鐘64点、鏄1点からなるセットで、これらの総重量は約2.5トンである。
(どう):打楽器。殷代から存在した、下方に柄がついた「かね」で、手に持って打ち鳴らす。
錞于(じゅんう):打楽器。中空で底のない円筒で、上部がふくらんでいる。

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「紅裙」=美人、「絳裙」≠美人?

2016年11月21日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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<漢検2辞典・悉皆調査続行中>
・「紅裙」(大見出し項目)
・「絳裙」(掲載熟語、意味説明なし)

紅裙
  漢検2:美人。また、芸者。由来:紅色の着物の裾の意から。
  新漢語林:①くれないの裳(もすそ)。緋の袴。②妓女(芸妓)または美人をいう。
  大字源 :赤いもすそ。転じて、それを着た人。美人または妓女。絳裙

絳裙
  漢検2:ナシ
  新漢語林:①赤いもすそ ②芸妓をいう。
  大字源 :赤いもすそ。それを着けた女。転じて、芸妓妓女。絳裳。

 *「美人」の同義語に選択肢で「コウクン」があったとして、「絳裙」と書いたら〇か✕か・・・ちょっと危なそうな気がする・・・
  (大字源には紅裙=・・・絳裙  と記載はあるが果たしてどうかな?「絳裙」のほうには“美人”となっていないが・・・)

 *あか
  ①赤
  ②紅:あざやかな赤色(漢検2)
  ③絳:深紅色(漢検2)
 なので、「紅裙」と「絳裙」はちょっと違うと思っちゃったりして・・・深紅色のもすそだと、美人とまではいえないのかしらん・・・て、余計なことで悩んでいる。

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酒醴麴“糱”  俔天=美人  結(ケイ)=もとどり

2016年11月19日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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酒醴麴“糱”
●大字源を見ていたら、「酒醴麴“糱”」の四字熟語となっていた・・・
「酒醴麴“糱(シュレイキクゲツ)」:天子のそばに侍る元老や功臣をいう。もやしやこうじで酒醴をつくるように臣下が天子を助け立派にする意。

●直近の模試の「故事成語」問題で「酒醴を造るとせば、爾はこれ、麴櫱(蘖)なり」としたけど、“ひこばえ”のほうの「櫱(蘖)」でも、“もやし、こうじ”の「糱」でも、どっちでも良さそうだ・・・

 (注)以前のブログで、過去の実践問題とかなんかもしらべたら、両方の字、どちらでも良いような記述にしていたようだ・・・

<漢検2悉皆調査中>
「俔(ケン)」
 ・意味②にところに、「しのび、しのびの者、間者」とあったので、間者と同義で“俔人”とか“俔者”とかの語彙があるのか調べたけど、そのような熟語は大字源には無かった・・・新漢語林にもナシ・・・。
 ・ついでに周辺の熟語を見ていたら、「俔天:美人のこと」という熟語が飛び込んできた・・・よく読んでみたら、「天の妹に俔(たと)う」(詩経)から、「天帝の妹のように美しい人」という意味だそうだ・・・。
 *「俔」に“たとえ、たとえる”意味あり・・・大字源、新漢語林ともに記載あり・・・漢検2には何もナシ・・・。

結(ケイ)
 ・漢検2でも、音による意味分けがしてあって「“ケイ”:もとどり。髪を頭の上で束ねたもの」とある・・・・掲載熟語はナシ。
 ・もとどりに対応する「結(ケイ)」の熟語があるか調べた・・・
  大字源「結(ケイ):もとどりの意。同:髻。「激楚之結」」だけしか載ってなかった・・・
  
  *“激楚”:①清らかで美しい声(楚辞・招魂) ②歌舞の曲名 ③心情の悲憤をいう「心甚激楚」
  *大字源の中で「激」のところでは「激:意味⑧声が高く悲しげである「激楚」」ともあった・・・。
 ・ネットでみたら、この辺の情報も幾つかあったが、今一、よくわからないので紹介は省略・・・。

 (注)大字源には「椎髻・椎結(ツイケイ)」でケイ音の下付き熟語があった・・・この“結”も“もとどり”の意。


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「諷経(フギン)」は「看経(カンキン)」の対義語?類義語?

2016年11月17日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●漢検2の悉皆調査を再開・・・まだまだヌケモレあり・・・
●「看経」・・・“親父の夜歩き、息子の看経(カンキン)”で有名・・・
<漢検2>(仏)①声を出さずに、経文を読むこと。 ②声を出して経を読むこと。(類)読経(ドキョウ)・誦経(ズキョウ)
      *この(類)は②の「声を出して経を読むこと」の方の類義という意味なんだろうなあ、たぶん・・・
<広辞苑>①経文を黙読すること ⇔ 諷経(フギン)
     ②後には、経文を読むこと。読経。諷経。
     ③経典を研究のために読むこと
<大辞林>①禅宗で、声を出さずに経文を読むこと 対義語:諷経
     ②声を出して経文を読むこと。読経(ドキョウ)。誦経(ズキョウ)。

<明解国語辞典> 
     ①経文を声を出さないで読むこと ⇔諷経  
     ②声を出して経文を読むこと。読経。
<全訳古語辞典>
     ①(仏教語)禅宗で、経文を黙読すること。
     ②(転じて)読経すること。経文を音読すること。誦経。
<新漢語林>
     ①禅宗で、経文を黙読すること。
     ②静かに室内で経文を読むこと
<大字源>(仏)経文を読む。読経。

と、調べたけど・・・、ははは、よくわからない・・・一応、大勢は対義語とみているようだけど・・・
●「看経」に黙読と音読の両方の意味があるようなので、対・類で出題するときは、どっちなのかハッキリさせておいてほしい(笑)
  ・・・黙読のほうだとしたら、「読経」や「誦経」も対義語になるのか???
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標準解答到着 ・・・ 「改変・文章題」 & 「靡盬の節」ほか

2016年11月14日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●「標準解答」到着・・・って、疾っくに、spaceplusさんのブログで案内されていたけど・・・こちらは2、3日ぐらい遅い・・・前の、たしか198点取ったときも遅かったな・・・。「神輿」「釁(キン)」とも、やはりokだったか・・・トメハネクズシ減点なければ197までいくかな・・・別に嬉しくないけど・・・。今回、高得点者続出で、また、28-③は難化するかな(^^)そうでも思わないとやってられないわ、こんなの・・・5000円が勿体ない。

●さて、改めて28-2の問題(文章題)を見てみて・・・もう少し難化させる手もあったのではないかと、倩、考えた・・・
●暇な方は遊んでみてください(笑)・・・おっと、改めて文章題を見ないように・・・少しは手ごたえあるかも・・・

ー問題はそのまま、新設(改変)の問題のみ“赤く”表示してみましたー 幾つか現行の問題と入れ替えれば、もう少し難度高くなったんではないかな・・・今回の文章題を復習した方はチョ~簡単、やる必要なし・・・
 *赤く表示されない方のため・・・書き問題は11~16、読み問題はサ.~ス.までです・・・

A.「紫の雲1.アイタイと棚びき、有り難き妙音ひびき、ア.窈窕たる天人の舞うところをのみ極楽の店がかりと思うべからず。浅ましき田舎家の夕顔棚の下蔭にも、安楽の光明はきらめくなり。麗しき花壇にも醜き蛇のイ.蟠れば、煌煌と耀くもの悉くは金にあらず。綺羅びやかに見ゆる袂にも、包むに余る憂き事あるべし。先祖の経験に偽りなくば、幸福の神の定宿は無事平穏の境にて、サ.別けて長閑なる胸の上はかの神得意のお旅所なり。鳳凰のウ.炙りざかな、竜髄の2.アツモノ、人間は名を聞いても肉動けど、神さまは元より胃袋なく、3.アツラえ織りの純子(どんす)の蒲団も、われわれは見て羨めど、手足を持たぬ幸福は撫で牛と同じからねば、かしこへ4.ミコシを移せよと神託ありし例もなし。されば心の長閑ならぬところ、昔より幸いをおらしめず。引き合いにするも古事なれど、驕る平家の奥殿にも5.ショウジョウたる秋風に枯るるを恨みししシ.艸はありき。」(坪内逍遥「細君」より)

B.「支那第一期の審美の観念は、儒教主義に基づきて、主として社会道徳との調和を企図せり。芸術の11.ジョウシュに置かれたる音楽が、邦国を和し6.レイミンを化し、異文同愛を旨とせるがごとく、実に西京の文章、鋪張眩曜の間になお7.フウカン法度の意を忘れざると同じく、ス.彩絵像設もまたつねに12.カンカイを存し、エ.規箴を寄せ、いわゆる六籍と功を同じうせんことを力めるたり。けだし、規格法則を貴ぶの時代は、形式美の一面に偏重すること自然の勢なり。すなわち、陰陽両元主義のオ.羈絆を全く脱却し得ざりし当時の思潮は、最も対相の美を愛好せるに似たり。」(岡倉天心「日本美術史論」より)

C.「今日政府の事を施設する、歩々序を逐い、着々実を認むるを要として、計未だここに出ずるを知らず、なお8.チュウセキの軽佻にカ.倣い、いたずらに百事の13.ソウシンを勉む。これ臣らの14.カンシンする能わざる所なり。然り而してそのこれを致す者、臣らもとより由来する所あるを知れり。15.コウシの際、政府専ら人才を抜擢するに急にして、天下の人士もまた自ら奮ってその用に供せんと欲す。いやしくも一芸を挟み一能に誇る者、9.ウンシュウ麕至、身を16.ケッカに致すを願わざる者なくして、昔時靡盬(びこ)の節に従う者、あるいはその才なしといえども、にわかに捨つべからず。今日10.ソウコの才に名ある者、あるいはそのキ.釁ありといえども、長く棄つべからず。これを以て野にク.陟すべきの士ありて、朝にケ.黜くべきの人なく、百官のコ.闕くるなき、未だこの時より盛んなるはあらざるなり。(渋沢栄一「雨夜譚(あまよがたり)」より)

(注1)ソウシン:せわしくすすむこと (注2)靡盬(びこ)の節:王室の仕事  *この2つの(注)は追加しておかないと解きづらいと思ったので追加しておいた。


*解答と若干の補足はこのあとに・・・👍👍👍 🐒 👍👍👍・・・

<書き問題>
11.上首 12.鑑戒 13.躁進 14.甘心 15.更始 16.闕下
<読み問題>
サ.別(わ)けても シ.艸(くさ) ス.彩絵(だみえ) 

ー補足ー
●靡盬(ビコ):(大字源)もろいことがない。念入りにしっかりしなければならない。「盬」は、“もろい”。「靡」は、“なし”。王念孫の説では、盬は息の意で、休む間がない。転じて、王室の仕事。 出典:詩経・小雅・北山「王事靡盬、我、父母を憂う」

 *いわゆる“聖徳太子の17条憲法”にもあるんですねえ・・・原文「八曰、群卿百寮、早朝晏退。公事靡盬、終日難盡。是以、遲朝不逮于急。早退必事不盡。」
 *書き下し文(ネットから借用)
 「八に曰く、群卿百寮、早く朝(まい)りて晏(おそ)く退け。公事盬(や)む事靡(な)く、終日にも尽くし難し。ここを以て、遅く朝るときは急なるに逮(およ)ばず。早く退けば必ず事尽くさず。」

●躁進(ソウシン):(大字源)①せわしく進む ②せっかちに出世したがる ネットでは「①いらだって進む。「躁進不顧其躬=躁進して其の躬を顧みず」〔韓愈・祭鄭夫人文〕 ②高い官位につこうとして、いらいらとあせる。」というのもあった。

●甘心:(だいぶ前の、当ブログの文章題でも出題した記憶が・・・)説明略。たしか、漢検2にも掲載ありでは?

●その他の書き問題・読み問題の熟語はすべて、普通の国語辞典か漢検2辞典に掲載あり・・・。

●Bの文中にある「六籍(リクセキ)」・・・六経(リクケイ):中国における6種の経書。易経・書経・詩経・春秋・礼(らい)・楽経の総称)のこと。これは、歴史的素養や教養がないと書けないかもしれない、超難問になりそうな熟語なので問題からは割愛した・・・。

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「文明の旅 ~春秋時代の魅力~」(中国TV)

2016年11月13日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●CSでビデオ配信されてきた番組・・・ちょっと面白かった・・・また、見よう。
●南京大学の先生が講師となって参加者に春秋時代の魅力を教え伝えるという番組・・・
●中国・春秋時代は、故事成語類の一番多く発生した時期だって・・・約700~800ぐらいの故事成語が生まれたとか・・・
 内訳が、
 「詩経」から170ぐらい、「論語」は70、「春秋左氏伝」がなんと350だとか・・・
●なぜこれほど成語類が生まれたか・・・人間の時代に入ったからとか・・・
 殷・商時代・・・鬼神崇拝の時代
 西周時代 ・・・先賢崇拝時代
 春秋時代 ・・・変革の時代(人間性の時代)  とか・・・

●印象に残った言葉・・・
 「春秋がわかれば現代がわかる」「故事成語類は(人間性が)凝縮された言葉で変化が起きにくい、単語や熟語などに比べて変化が少ない」・・・

●女性キャスターとのやりとりの中で番組は進行していくんだけど、軽妙なやりとりと(中国人特有の、あの怒ったような早口でまくし立てるような)講師の先生の話しぶりが小気味よかった・・・
 中で、色々な故事成語類の紹介なんかもあって面白かった
 「相敬すること、ヒン(賓)のごとし」とか「東施、西施の顰みに傚う」(東施効顰)とか・・・
 *西施の肖像画や東施の絵なんかも出たりして、こういうのもTVの魅力かな、観てて面白かった・・・東施はやはりブサイクに描かれているんだけど、描かれている表情なんかは割と可愛くみえた・・・講師の先生も云ってた「人間の(西施の)美へのあこがれが東施にこういう行動をとらせたといえる・・・それだけ、東施もかわいいということ・・・」だとかなんとか・・・
 
●一番ビックリしたのは参加者(主に学生層)・・・もちろん中国の学生が多かったけど、質問したのがカメルーンからのオッサンみたいな留学生とかロシアの女学生みたいな人たち・・・こういう地域にも中国古代文明の知恵や知識がこうやって伝わっていくのかしら・・・

●もともと高校生の頃から世界史(特に中国の古代史や、まさにこの春秋戦国時代など)が好きというか得意だったこと、その後、成人してからも宮城谷さんの(難解な)小説などで鍛えられたことなども相俟って、割と、故事成語類は好きで得意な分野なのかもしれない・・・

●熟語や単語を必死に覚えるよりも、こういう周辺知識に興味をもって漢字や成語類を深掘りしていくほうが、迂遠かもしれないが楽しくて面白いんではないかな・・・中国の(古代の)歴史や春秋戦国時代に興味がない人には云っても無駄だけど・・・

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紳衿(しんきん)  おまけ:縉紳 衿喉

2016年11月11日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●アマゾンに発注していた<大字源>と<電子辞書(SHARP PW-GX500)>が届いた。<大字源>・・・やはり、こういう本格的漢和辞典が手元にあるといいな・・・いつでも好きな時に読んだり調べたりできる。
この辞典を選んだのは、
 ・漢音・呉音の区別がされていること(大漢和・字通は区別なし、漢字源はあり・・・ただし、大字源と、ときどき、漢・呉音の区別が異なる・・・)
 ・音による意味分けがなされているものが多いこと
 ・熟語の読みで“両読み”(どちらの音でも読める熟語)の掲載も多いこと
 ・熟語の由来(出典)や関連する故事成語類もそれなりに記載されてあること
などによる。
<電子辞書>カシオとシャープのカタログで比較して、大辞林と新漢語林が搭載されている、この機種にした・・・けど、新漢語林は期待していたほどには熟語数が載ってないようだ・・・いまのところ。
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●漢検2に掲載されていた熟語などの悉皆調査の残り・・・(注)すべてを案内しているわけではありません、“私にとって”目新しい熟語がメインですので、<棠棣(はねず)>とか「啓沃」とかの熟字・当て字や熟語は案内してません・・・その代わり、これらの当て字や熟語は、当ブログの中(問題シリーズや熟語・音訓シリーズなど)に掲載されています。
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紳衿(シンキン):土地の有力者や上流階級。「紳」は縉紳(シンシン)で高位高官の人、「衿」は青い衿を付けている人で学者・書生。(以上、大字源)
 ・漢検2掲載内容
  「紳」:音 シン 訓(外)おおおび 
      意味:①おおおび。古代の高官が礼装用に用いた太い帯。 ②地位・教養の備わったりっぱな人。「紳衿(シンキン)」「紳士」「貴紳」
      下つき:貴紳(キシン)・縉紳(シンシン)・田紳(デンシン)
     「紳」から始まる言葉 紳士(シンシ) 紳士協定(シンシキョウテイ)

●この「紳衿」も歴史的用語のようだ・・・以下、ネットなどから収集・・・こういう内容は漢和辞典だけでは及ばない知識・情報だ・・・
 ・主として中国の清朝期の用語みたい・・・
 ・「この時代の支配階層大地主や大商人は紳士(しんし)・紳衿(しんきん)・郷紳(きょうしん)などとよばれた・・・。清朝後半期。
 ・「清王朝は・・・王侯貴族を頂点に上下身分社会を採用・・・特権階級(皇帝・貴族・官僚・紳衿)、平民階級(地主・商人・自作と小作農民・職人など)と階級(・楽戸・蛋戸など)の区別があることが知られている。漢人官僚も統治機構の中で権力を振るったが、漢民族は満州族の従属下に置かれた・・・」
 ・「「富豪紳衿」 は流民をかり集めて、 私的占有をしていた土地を分割、分与した・・・。」

●その他周辺知識①
 「郷紳(キョウシン)」 「青衿
 ・中国の明・清時代における官僚身分をもつ者の郷里での呼称。官僚を目ざす挙人、貢生、監生、生員などは総称して士人(シジン)という。郷紳、士人をあわせて紳衿、紳士ともいう。・・・このように郷紳、士人を出す地主の家が当時の支配階級を構成していた。郷紳は地方の実力者であり、社会秩序保持の役割を担い、また「土豪劣紳」として権力を振るって社会矛盾を激化させた・・・」
  *ここでいう、「士人(官僚を目ざす挙人、貢生、監生、生員など・・・)」が「青衿(セイキン)」ということか?・・・漢和辞典のいう「学者・書生」とはちょっと意味合いが違うような気がするが・・・
 「縉紳(シンシン)」
 ・「明代後半期から中国革命に至る時期の中国における地方の支配層。郷紳は田主あるいは業主と呼ばれた地主の一員であったが、その中でも日常的に地域社会の動向を左右する実力者であり、2、3年の任期で去っていく地方官にまさる影響力をもっていた。朝廷に出仕する官僚の着用する大帯を紳(シン)といい、この大帯にメモ用の板(笏(コツ・しゃく))をさしはさむことを縉(シン)と呼んだが、これに由来する縉紳(シンシン)という語は秦・漢以前から官僚の雅称として用いられてきた。・・・」

<参考>漢検2掲載内容
「縉」:音 シン 訓 さしはさ(む) (*他に、「うすあか(い)」訓あるも意味欄にしか掲載ナシ。)
    意味:①さしはさむ。礼装のとき、笏(しゃく)を大帯にはさむ。 ②高位高官の人。「縉紳」 ③うすあかい。また、赤色の絹。
「衿」:音 キン 訓 えり
    意味:えり。衣服のえり。えりくび。「衿喉(キンコウ)」「開衿」 類)襟
    下つき:開衿(カイキン)・青衿(セイキン)
    「衿」から始まる言葉 衿(えり) 衿刳(えりぐり) 衿帯(キンタイ)

 *「衿喉(キンコウ)」:えりと、のどもと。要害の地(険しい地形で敵の攻撃を防ぐのに便利な土地)のたとえ。 「襟喉」とも書く。
 (「漢検1級28-②に向けて  分野別“超難問”シリーズ その11&その12 (漢検2準拠)2016年10月26日 | 語選択 」で既出)

②その他周辺知識
 「書紳(ショシン)」=「紳(シン・おおおび)に書す」:忘れないように大帯の垂れている部分に書き記す
 
 「縉紳(シンシン)」:(大字源)①昔、官吏は笏(しゃく)を大帯に挟んだことから、官吏・士大夫階級の人をいう。赤い大帯を締めた人という説もある。②身分の高い人。上流階級の人。また、儒者。③退官後、郷里の家にいる人。

  ・・・「縉(うすあか)い紳(おおおび)」なんて読めたりして・・・
  ・・・「紳(おおおび)に(笏を)縉(さしはさ)む」って読むのが普通かも・・・

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四瀆(しとく)=四竇(しとく)  おまけ:汨没(コツボツ)

2016年11月10日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●ま、しかし、舐められても仕方のないリピーターの腑甲斐なさみたいなところも確かにあるのかな・・・28-1で少し難度高めると、歴年?のリピーターもだいぶ不合格になったみたいだし・・・。しかし、こんなんでいいのかね、リピーター・・・ま、趣味で受け続けているだけの人もいるのだろうから、それはそれでいいのか・・・
●それはともかく、28-1の音読み問題で「汨没(こつぼつ)」・・・出ましたね、漢検2になんの説明もない熟語が・・・音読みの区別もしていないし、熟語も載せていない・・・こういう熟語の読みを出すのは珍しいんじゃないかな?・・・漢検辞典ぐらいしか学習してない人は読めないよな・・・まさか、こんなんが“満点阻止問題”とは思えないけど・・・もしかして「ベキボツ」でも〇にしちゃうとか? (*本件、末尾に補足してます)
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●漢検2に掲載されていた熟語などの悉皆調査の残り・・・(注)すべてを案内しているわけではありません、“私にとって”目新しい熟語がメインですので、<棠棣(はねず)>とか「啓沃」とかの熟字・当て字や熟語は案内してません・・・その代わり、これらの当て字や熟語は、当ブログの中(問題シリーズや熟語・音訓シリーズなど)に掲載されています。
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四瀆(しとく)
●漢検2掲載内容
 「瀆」 ①みぞ(溝)。どぶ。「溝瀆」 ②けがす。けがれる。よごす。「瀆職」 類)黷(トク) ③あなどる。みくだす。
 下つき  汚瀆(オトク)・溝瀆(コウトク)・四瀆(シトク)・自瀆(ジトク)・冒瀆(ボウトク)

●四瀆(しとく):中国の四大河のこと。一般には、長江(揚子江)、黄河、淮水(わいすい)、済水のことをいうらしい(諸説あり)。

四瀆=四竇(しとく)  *「四竇(しとく)」も中国の4つの大川のこと・・・というか、こちらが本家本元かな? 
 ・下記記事にて紹介済みです、模擬試験の読み問題でも出したような・・・

 <竇:トウ、トク、あな、あなぐら、くぐり、みぞ> *「トウ」も「トク」も漢音・・・こういう時は音による読み分けがある筈・・・
 ・第2版では、「くぐり」以外は音訓表示あり・・・音による読み分けの説明はナシ・・・大体、音熟語の掲載がナシ・・・
  *あな、あなぐら・・・竇窖(トウコウ)=円形と方形のあなぐら、竇際(トウサイ)=あなぐらの辺り
  *くぐり・・・閨竇(ケイトウ)=圭竇=小戸、くぐり門。竇逕(トウケイ)=袋露地や小路。脇道。
  *みぞ・・・(「瀆・涜(トク)」と通じている由) 四竇(シトク)=中国の4つの大川のこと。  *「山川林沢、四竇に祭る」(周礼)
  この「四竇」は大漢和・大字源・字通ともに「シトク」と読んでいるから、間違いなさそう・・・。

 ・漢検2では、この「竇」・・・以下の内容のみ・・・
   意味 ①あな。あなぐら。 ②くぐり戸。 ③みぞ。水道。 音:トウ・トク 訓:あな・あなぐら・みぞ
   「竇」から始まる言葉 竇(あな)

***「汨没」の音読みが出るくらいだから、「四竇(しとく)」なんて読みも、そのうち出るのだろうか・・・***

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<汨没>関連の記事・・・・模試や各記事で、以下の通り、何回か紹介済み。

 ①「漢検1級 模擬試験問題(チャレンジャー用) 第4回  
   19.屈原、汨没す   」
 ②「<汨羅(べきら)の鬼>・・・有名な、楚の屈原のこと。「汨」は「ベキ、コツ、しず(む)」・・・。
  *「ベキ」の熟語は、地名や河の名前(汨水(ベキスイ)ぐらいしか無し。
    ●汨汨(コツコツ):水が音をたてて流れるようす
    ●汨没(コツボツ):しずみかくれること。 世に現れなくなること。

 ③<トピックス>
  *「汨」は屈原の「汨羅(ベキラ)」で有名・・・だけど、「汨(コツ・しずむ)」の読みあり・・・本当は字が違うという説もあるけど。

 ④熟語の読み・一字訓読(その139)
  <汨:ベキ、コツ、しず(む)>
  ・しず(む):汨汨(コツコツ)、汨没(コツボツ)
  ・(その他):汨羅(ベキラ)・・・屈原が投身自殺した河で有名。「汨羅の鬼」。

 (参考)漢検2「汨」掲載内容
    汨 ①中国の川の名。汨水。 ②しずむ。没する。音:ベキ・コツ 訓:しずむ 意味: ①中国の川の名。汨水。 ②しずむ。没する。
      「汨」から始まる言葉 汨羅(ベキラ)

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沙棠(サトウ)の舟

2016年11月10日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●受検者(特にリピーター)を舐めているとしか思えない、今回の漢検28-2の内容・難度・・・ま、いいや、云いたいこと、いろいろあるけど、もうアテにはしない・・・どんな難度であれ、190以上を維持しよう・・・今回のような難度ならそのうちうまく嵌れば200いくかも・・・。
●それはともかく、こういう難度だと学習意欲が大いに殺がれるのは確か・・・まったくヤル気がおきない・・・
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●漢検2に掲載されていた熟語などの悉皆調査の残り・・・(注)すべてを案内しているわけではありません、“私にとって”目新しい熟語がメインですので、<棠棣(はねず)>とか「啓沃」とかの熟字・当て字や熟語は案内してません・・・その代わり、これらの当て字や熟語は、当ブログの中(問題シリーズや熟語・音訓シリーズなど)に掲載されています。
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沙棠(サトウ):(大字源)①樹木の名。棠(やまなし)に似た木。舟をつくるのに用いる。②玉の名。
 ・ネットでは「ミカイドウの別称。バラ科の落葉高木」とあった。
 ・また、「漢語網沙棠的解釋:木名。木材可造船,果實可食。《山海經·西山經》:“﹝昆侖之丘﹞有 木焉,其狀如棠,黃華赤實,其味如李而無核,名曰沙棠」ともあった・・・大字源はこれを約しているような内容だな・・・古い地理誌の「山海経(せんがいきょう)」に載っているということはかなり古くからある熟語だな・・・。
 ・有名なのは李白の詩らしい・・・

   江上吟 <李白>

   木蘭の枻 沙棠の舟  玉簫金管  両頭に坐す
   美酒樽中 千斛を置き 妓を載せ波に随って去留に任す
   仙人待つ有って 黄鶴に乗じ 海客心無くして 白鴎に随う
   屈平の詞賦は日月を 懸くるも楚王の臺榭(だいしゃ)は山丘に空し
   興 酣にして筆を落とせば五嶽を揺(うご)かし 詩 成りて笑傲すれば滄洲を凌ぐ
   功名富貴 若し長へに在らば 漢水も亦た応に西北に流るべし

  *枻:(対象外漢字)エイ、セツ、かい、かじ  “エイ”音は“ゆだめ”(檠)の意。かい・かじのときは“セツ”音のようだ・・・対象内なら「櫂」と同義。

 ・「木蘭の櫂 沙棠の舟」っていう本なのか漫画なのかしらないけど、そういう題名の書籍もあった・・・モダン・タイムス 菅野 彰(著)・・・

 ・「木蘭の櫂」も「沙棠の舟」も珍しくて贅沢な象徴らしい・・・「沙棠」の木で作った舟は沈まないといわれたとか・・・

👍👍👍 🐒 👍👍👍  こんなの、何の役にも立たないだろうが・・・一応、歴史的に由緒みたいのがあるから漢検2に掲載されているのだろうか 👍

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漢検1級 28-3に向けて  「棠棣(トウテイ・はねず)」

2016年11月08日 | 漢検1級高得点獲得のためには
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●次回に向けて、まだ、全然、エンジンかかってませんけど(^^)、ちょっと宣伝・・・
●今回の当て字の出題<棠棣(はねず)>・・・
●当ブログにも記載してありました・・・Sさんによれば、当ブログの模試か問題かでも出していたらしいけど・・・
<熟語の読み・一字訓読(その131) 2015年05月26日 | 熟語の読み(音・訓)>
「<棠:トウ、ドウ、からなし、やまなし、こりんご>
・からなし、やまなし、こりんご:棠陰(トウイン)=①からなしの木陰・からなしの木 ②官署のこと(裁判所)、棠梨(トウリ)=やまなし・からなし、棠樹(トウジュ)=からなしの木   *甘棠・棠舎=善政をいう。   *棠梨=邦語では熟字・当て字で「ずみ」。
*その他:海棠(カイドウ)、棠棣(トウテイ)=郁李(イクリ、にわうめ) *「棠棣」は当て字では「はねず」。棠睡(トウスイ)=海棠のねむり(=美人の眠りのこと)」

<熟語の読み・一字訓読 (その130)2015年05月25日 | 熟語の読み(音・訓)>
「<棣:テイ、タイ、ダイ、にわざくら、にわうめ>
・にわうめ:棣萼=にわうめの萼(=兄弟をいう)=棣鄂(之情)、棣花・棣華、
・にわざくら:(大漢和・字通ともに「にわうめ・いくり(郁李)」の読みのみ) *にわざくら(庭桜)は、庭梅の一種で八重のもの。
*その他①:棣友=兄弟の仲の良いこと、棣通=上下相通じる・とおる・通じる、棣棣(テイテイ)=威儀あるさま・礼儀によくなれていること
*その他②:棠棣=唐棣=はねず、棣棠・棣棠花=やまぶき(大漢和・三省堂)」

●別に、この記事で覚えていたわけではなく、もっと前から・・・といっても漢検受け始めてからの熟字・当て字の学習でおぼえたんだど思いますが・・・知っていたような気がする・・・あの頃は出題範囲も知らず、闇雲に熟字・当て字の学習をしたからなあ・・・当ブログの最初のほうの当て字の記事は、漢検辞典の範囲外のものも多いでしょう・・・(^^;)今から思うとちょっと恥ずかしい・・・

●一応完了としている<熟語の読み・一字訓読>シリーズも300をこえる記事となった労作です(^^;)お時間あるときに、じっくりゆっくり楽しみながら読まれると良いと思います・・・そうだ、このシリーズで掲載していない漢字についてもそろそろ“悉皆調査”しないとなあ・・・アマゾンに発注した<大字源>・・・これ、手元に来たら、ちょっと再開してみようか・・・

●漢検2もみたら、以下のような感じで掲載されているんですねえ・・・知らなかった・・・しかし、これこそ重箱の隅の問題ですねえ・・・

「棠」 音:トウ・ドウ 訓:やまなし・からなし
意味① やまなし。からなし。こりんご。バラ科の落葉高木。「甘棠」 ②植物の「棠棣(トウテイ)」「海棠」「沙棠(サトウ)」に用いられる字。
「棠」から始まる言葉 <棠梨>(ずみ)

「棣」 音:テイ・タイ・ダイ  訓:にわざくら・にわうめ
意味:にわざくら。バラ科の落葉低木。にわうめの一種。
下つき:唐棣(トウテイ)・棠棣(トウテイ)・(はねず)
「棣」から始まる言葉  棣鄂の情(テイガクのジョウ)

 *「沙棠(サトウ)」の記事は“漢検2悉皆調査”でアップしようと思ったけど、まだしていなかった・・・悉皆調査したものの、まだ開示していない内容・・・もお、そう多くないですが・・・、今のうちに、案内しきっちゃおうかな・・・

👍👍👍 🐒 👍👍👍
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明日、28-②・・・

2016年11月05日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●ご多分に洩(漏)れず、試験直前になると、ついつい、試験後にやりたいことをあれもこれもと考えてしまう現実逃避行動に走っている(^^;)
・・・ ✕ご多聞 ✕ご他聞・・・
●今日、明日と手賀沼では“ジャパン・バード・フェステイバル(JBF)”が開催される・・・毎年、見に行ってるのに、今年は、28-②が1週間ずれたのでJBFと搗ち合ってしまった(ーー)非常に不愉快だけど、ここは我慢して、28-②の最後の詰めをしなければ・・・

扨、
●今のところ、心技体は普通・・・
●あとは明日に向けて、
 ・漢検四字熟語辞典の2回目のおさらい (もう、当ブログの記事や過去問や他のブログ模試などで何度もやっているが・・・)
 ・熟字・当て字のおさらい
 程度で準備完了・・・ということにしよう。

 *国語辞典掲載の熟語などを整理したノート(WP化したものと手書きのもの)をもう1回やりたいところだけど、この時期にやると、余計な語彙をあわてて詰め込むことになって、本番で却ってミスを招くことが多い・・・197点とったときも、文章題の「比周」・・・終わってすぐ気がついたけど、その時は試験前日に勉強した「辟蹴」(古典類で舜が言った言葉の中にあった熟語)という熟語が頭から離れず失敗した・・・

●あとは当日の心がまえ・・・
 ・まずは平常心
 ・次に試験を“楽しむ”姿勢・・・この前向きな姿勢で、試験の過ごし方がだいぶ違うと思う・・・
 ・最後に試験の“戦略”・・・
   ①経験則で、大体30分前後でひととおり回答できるはず・・・
   ②前回のように40~45分ぐらいかかったら、満点目指すのは諦めてケアレスミス撲滅に時間を費やす
   ③30分前後で回答できるようだったら、
     ・まずはトメハネクズシ字のチェック・見直し
     ・次に、回答したものの、自信がちょっとなさそうな部分を重点的に再考。*あまり考えすぎると、これも却ってミスるから注意。
 ということで臨んでみよう。

●みなさんも、自分なりの当日の心がまえ&戦略をもって臨まれるように・・・ご健闘をお祈りします。

👍👍👍 🐒 👍👍👍
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 頃筐 (漢検2掲載熟語)

2016年11月01日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●故事成語で「筐(かたみ)の水」の記事をつくっているときに、念の為、漢検2の「筐」の項目も見たら、「頃筐」という熟語があった。悉皆調査したつもりでも、まだまだヌケモレがありそう・・・次回への宿題・・・今度はもっとじっくりと念入りに調査しないと。


●「頃筐(けいきょう)」:(大字源)前が低く後ろが高いかご。

●出典はなんと、「詩経・周南・巻耳」の一節・・・「采ㇾ采巻耳、不盈ㇾ頃筐」(詩経・周南・巻耳) (「ㇾ」は漢文の「ㇾ点」)
●勝手に書き下ろすと、「巻耳を采っても采っても頃筐を盈たさず」=「巻耳を採っても採っても、まだまだ頃筐にいっぱいにならない」とでもなるんだろうか・・・また、詩経も、もう一度じっくり読んでみたいもんだ・・・

*なお、この<巻耳>は<巻耳(おなもみ)>ではなくて、<巻耳(みみなぐさ)>の方なんだろな・・・後者の若葉は食用になるらしいから。

👍👍👍 🐒 👍👍👍

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漢検1級 28ー②に向けての準備状況 その8(最終)

2016年10月21日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●最終報告です。結局、次回へ持ち越そうとしていた<漢検2辞典の悉皆調査>も、一応、完了しました。(こういう、重要な課題の先送りは、幸か不幸か“痛風性格”のせいで、どうにも気持ちが悪かったのですが、一念発起して取り組んでスッキリしました🎶おかげで自己満足ですが、一応、それなりの“達成感”が味わえました・・・。)
●28-②までの残りの期間は、最終の臨戦態勢・・・四字熟語と過去問の再おさらい、書き問題の練習ぐらいを行う予定。
(上記<悉皆調査>の内容開示も順次行っていくつもりです・・・自分の再復習の意味も兼ねて。)
●それらを含めて28ー①終了後から現在までの準備状況を最終的にまとめています。(特に、今後、高得点をねらう方向けの記事ですので、今後の学習の指針・参考になれば幸いです。)
●まだ、あと2週間あります・・・これからが最終のスパートですね、みなさん、お互い、精一杯、頑張っていきましょう!!
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<28ー②に向けての準備状況 その8(最終)>
●国語辞典(電子辞書)の“再読み込み” ➪ 完了(A4用紙66頁分) 分野別に問題化して公開済み。
●故事成語ことわざ」分野の網羅的チェック ➪ 完了。<その1>~<その50>公開済み。
●熟語の読み(音訓整理) ➪ 一応、完了、開示済み。
  ①未調査分の悉皆調査
  ②調査済みの漢字であっても漢検2と照らし合わせての深掘りができていないもの
  ③準1以下の主要な漢字の同様の調査
 は未着手。これらの①~③は28ー②以降へ持ち越し。
●「新・手賀沼散歩」シリーズ➪タイトルの横に、当該記事内容がわかるように補記済み。追って、分野別にも再登録・再公開。
 ➪一部実施するも未達。28ー②以降へ持ち越し。
●「26-③に向けて 実践問題」「27ー①に向けて 実践問題」 ➪ 同上。 ➪一部実施するも未達。28ー②以降へ持ち越し。
●漢検辞典第2版の更なる精査」 ➪完了 ➪ 「漢検1級 28ー②に向けて ・・・問題(漢検2準拠)」の内容で開示済み。
●国語辞典(広辞苑)からの熟語洗い出し済みノートの更なる精査 ➪ 完了 ➪ ①と同様、問題として開示済み。
●漢検2辞典の“悉皆調査” ➪28-②以降、順次、悉皆調査を行うつもりだったが、一応、悉皆調査完了 ➪ 一部、開示中。 ➪ 更に、引きつづき開示していく予定(一部は「分野別の問題」化する内容で開示していく予定
●書き練習:ニンテンドウDSによる反復練習完了。準1対象20語句、1級対象200語句ぐらいミス。受検間際に再度、ミス分を中心にチェック・練習予定。
●“創作シリーズ”:36作ぐらい作成。一級熟語や口語表現での漢字・熟語の使い方を、漢検辞典や広辞苑と首っ引きでしらべながらの創作活動・・・この方法が奏功・奏効したかどうかは結果検証時にチェック予定。
<継続中案件ー主なものー>(学習)
●「ボクちゃん日記」・・・ほぼ毎日拝見。分からない熟語などは適宜調査して深掘りしている。
●「漢検1級模擬試験倉庫」・・・毎週1回の模擬試験をやらせてもらっている。漢検辞典ベースなので復習にとても役立っている。なお、他の問題も時々復習・訓練に役立せたもらっている。
<最終、残りの期間の受検対策用学習>(残りの期間での優先順位)
 ①漢検2悉皆調査結果のまとめ&開示
 ②四字熟語辞典のおさらい
 ③熟字・当て字のおさらい
 ④DSを使った“書き”練習
 ⑤(時間の許す限り)過去問や他のブログの模試へのトライ&おさらい
👍👍👍 🐒 👍👍👍

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