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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

29-2直前 <一字訓読み>

2017年10月09日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・まだ読んでくれている人へのサービス・・・になればいいけど・・・熟語・一字訓読みでいつも注意しているもの・・・

怜悧 伶俐
 怜悧 - 怜( )い、悧 ( )しい
 伶俐 - 伶(  )しい、 俐( )い、俐( )しい

 *ニンべんの「俐」だけ、「俐(かしこ)い」と覚えておけばOK。あとは、送り仮名次第で、「(さか)しい」か「さと(い)」。

怜:レイ、さと(い) 
悧:リ、さか(しい)
伶:レイ、わざおぎ、さか(しい) 
俐:リ、かしこ(い)、さか(しい)

貶謫 貶竄
 貶謫 - 謫( )す  貶竄ー竄( )す ・・・送り仮名が「(  )す」と同じになるのでややこしい・・・

(漢検2)
貶謫(ヘンタク):官位を下げ、遠方へ流すこと。類)貶竄(ヘンザン)・貶流(ヘンリュウ)
貶竄(ヘンザン):官位を下げ、遠方へ追放すること。

 *貶謫 - 謫(なが)す  貶竄ー竄(はな)す   *「タク」は“なが(す)”、「ザン」は“はな(す)”と何回か唱えて覚える・・・

 (注1)「流謫」「竄流」など、訓読みで出されたら紛らわしくて迷ってしまう音熟語あり・・・
 (注2)また、他の音熟語によっては別の訓読みもあるので、注意してください・・・
     :タク、チャク、つみ(する)、なが(す)、せ(める)、とが
     :サン、ザン、かく(れる)、のが(れる)、に(げる)、あらた(める)、はな(す)

  *なお、漢検2に「謫」の下つきで「竄謫(ザンタク)」音熟語アリ・・・意味説明はなし・・・この場合は、
   「竄謫 - 竄(はな)す、謫(つみ)する」となるはず・・・
  (大字源) 
   竄謫(ザンタク):遠方の地に追放して処罰する。謫は、罰する。

 (注3)時間に余裕のある方、他の音熟語の訓読みを知りたい方は、ブログ内に整理してありますので、そちらをご覧ください。

弋猟 
 弋猟 ― 弋( )る  ・・・狩猟のイメージから、ウッカリ“か(る)”と書いてしまいそうなので注意。

 弋:ヨク、いぐるみ、と(る)、くろ(い)、う(かぶ)
(漢検2)
 意味 ①いぐるみ。矢に糸をつけて放ち、鳥をとる道具。
    ②とる。獲物をからめとる。「弋猟
    ③くろい。黒い色。
    ④うかぶ。水にうかび泳ぐ。「遊弋(ユウヨク)」
 *弋猟 ― 弋(と)る 
 *「遊弋」だったら、「弋(う)かぶ」・・・これは送り仮名から容易に推測可能・・・

蹇滞  
 蹇滞 - 蹇(  )まる *これもウッカリ(漢検2の意味説明にもあるので)「とど(まる)」としそうだが、その訓はナシ。

 蹇:ケン、なえ(ぐ)、なや(む)、と(まる)、おご(る)、 かたくな、ま(がる) *「かたくな、ま(がる)」“訓”は漢検2にナシ(意味には⑥⑦でアリ)・・・。
(漢検2)
 蹇:意味①あしなえ。足が自由に動かないこと。なえぐ。「蹇歩」
     ②なやむ。苦しむ。「屯蹇(チュンケン)」
     ③とどこおる。とどまる。とまる。「蹇滞」
     ④かたい。正直なさま。「蹇諤(ケンガク)」
     ⑤おごる。おごり高ぶるさま。
     ⑥かたくな。すなおにしたがわない。
     ⑦まがる。くねくね曲がるさま。
 下つき:偃蹇(エンケン)・屯蹇(チュンケン)・跛蹇(ハケン)

 *蹇滞 - 蹇( と )まる

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「帷牆」、「帷牆の制」 ≒ 「帷裳」、「帷裳の制」か・・・

2017年09月23日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●「帷牆」「帷牆の制」については、過去に既出の<語選択問題(高得点者向け)①>にて出題しているとおり、
 帷牆(いしょう):ひきまくとかきね。近侍の臣妾をいう。
(他の国語辞典など)・侍女や近臣。また、そのいる所 ・君主の身近に仕えている臣下や侍女。 ・傍に仕えている臣下や侍女。

帷牆の制」:君主が近侍の臣妾のために牽制されること
(他の国語辞典)【帷牆の制】君主が侍女や近臣に抑えられて 、その力を発揮できないでいること。

という意味だが、

●(漢検2)の「帷」に、「・・・②ひきまく。まんまく。「帷裳(イショウ)」・・・」(意味説明なし)とあったので、この「帷裳」と「帷牆」が同じ意味なのかどうか、気になったので調べた。

 *結論からいうと、(漢検2)のこの位置づけ、つまり、②の意味のところの「②ひきまく。まんまく。「帷裳(イショウ)」」ということなら、帷裳=帷牆で良いようだ・・・。

●ただし、「帷裳」には、他の意味もあるので注意が必要。・・・漢検2が位置付けている意味の「帷裳」だけではないということ・・・
 (大字源)
  帷裳(いしょう): ①出仕また祭祀のときに着る服。縫い目がない。
           ②女性の車のとばり。幌。車帷。幃裳。
           ③はしたもの。帷墻。 ⇦(注)「墻」は「牆」の異体字。・・・この③の意味なら、「帷裳」=「帷牆」(=帷墻)となる。

●有名なのは論語の中にある「帷裳」・・・これは上記の①の意味・・・
  (孔子・論語 郷党第十の六)「・・・帷裳(いしょう)に非(あら)ざれば必ずこれを殺(さい)す。・・・」
  ・この「帷裳」は、大字源の①の意味の「帷裳(いしょう):①出仕また祭祀のときに着る服。縫い目がない。」のこと。
  ・この文章は以前一部既出の、
   「・・・緇衣には羔裘、素衣には麑裘、黄衣には狐裘。」につづく一節、「・・・褻裘は長く、右の袂を短くす。必ず寝衣有り、長(たけ)一身有半。狐貉の厚き以て居る。喪を去(のぞ)いては佩びざる所無し。帷裳に非ざれば必ず之を殺す。羔裘玄冠しては以て弔せず。吉月には必ず朝服して朝す。齋(ものいみ)すれば必ず明衣有り、布なり。・・・」(郷党第十)の中にある。

 (以下、参考・・・ネット(論語ブログ)から一部抜萃借用・・・)
 「緇衣には羔裘、素衣には麑裘、黄衣には狐裘)」・・・冬のころは、黒服のときはその上に黒羊の皮ごろもを着、白色の服のときはその上に白色をしている小鹿の皮ごろもを着ました。黄色の服のときはその上に狐の皮ごろもを重ね、色を合わしておられました。
  *緇衣(しい):赤色を7回染めてできる黒色の、登庁のときに着る正装の朝服。
  *素衣:白色の朝服。
 「褻裘(せっきゅう)は長く、右の袂(たもと)を短くす」・・・普段着は長めに作っておられたが、右の袂は仕事がしやすいように短めでした。
  *褻服(せつふく):普段着。常の服。
 「必ず寝衣有り、長(たけ)一身有半(いっしんゆうはん)」・・・必ず夜着(やぎ)を使われましたが、その夜着は身長の1.5倍の長さでした。
 「狐貉(こかく)の厚き以て居る。喪を去(のぞ)いては佩びざる所無し」・・・家に居られるときは、狐や貉(むじな)の厚い皮衣を着ておられた。喪が明けると、普段どおり帯に玉を佩びられました。
 「帷裳(いしょう)に非ざれば必ず之を殺す」・・・帷裳は縫い目がないが帷裳以外の裳では、縫ってつなぐ。 
  *帷裳:登庁や祭祀のときに着用する裳(はかま)。前の三枚は縫い合わせ、左右の後は二枚ずつ縫い合わせ、腰に巻いて後ろで接するので、後ろから見ると四枚のようにみえる。しかし、前と後ろとの間や後ろ同士の間は、それぞれ縫い合わせていない。
  *殺:裁と同じで、ここでは裁縫するの意味。
 「羔裘玄冠しては以て弔せず」・・・・喪礼は白色であるので、黒色の皮衣・黒色の冠の姿で弔いにはいらっしゃらない。
 「齋(ものいみ)すれば必ず明衣有り、布なり」・・・齊のときは沐浴して身を浄め、清潔な衣を身に着けられるが、その材料は布で作られていました。
  *明衣:祭祀に参加し神明なるもの・神に交わるときの衣。

●「帷裳」と「帷裳の制
 ・「帷裳」のことをネットでも調べていたら、漢検受検の大先輩でもある八重樫先生の「福島みんなのニュース」に出くわした・・・
 ・八重樫先生は、同ニュースで、『今週の名言』と『今日の四字熟語』を担当している由・・・
 ・経歴がすごい・・・「2001年に漢字検定1級合格。以来、2014年の検定まで30回合格」だって・・・この記事の時点では福島県漢字同好会会長の由・・・今は知らないけど・・・
 ・さて、その記事の一節・・・
 「今日の四字熟語 No.947 【牛驥同皁】 ぎゅうきどうそう)」から・・・
 「『史記』魯仲連・鄒陽列伝にある大変に長い上書文です。【牛驥同皁】を含んだ前後の文章の一部です。
  今人主、諂諛の辞に沈み、帷裳の制に牽かれて、不羈の士をして牛驥と皁(ソウ))を同じくせしむ。・・・」とあった。

 ここで、「帷裳の制」という言葉を発見した・・・

 ・最初、「帷牆」のマチガイじゃないかと思ったけど、上記のように色々と調べたら、「帷裳の制」でも良いようだということがわかった。
 ・でも、いろいろと調べていたら、この史記の原文らしきものでは「・・・帷“廧”之制・・・」となっているようであった・・・
 (大字源)「」:ショウ 字義:①かき。かきね。同)牆・・・となっていたので、 「帷“廧”之制」=「帷牆之制」 ということのようだ・・・

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お知らせ:「蘊」関連記事の訂正加筆

2017年09月23日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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●「熟語の読み・一字訓読 (その245)」中の「蘊」の記事を以下のとおり、訂正加筆しておりますのでお知らせします。
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<蘊:ウン、オン、つ(む)、たくわ(える)>*漢検2「オン」音掲載ナシ。
・つ(む)、たくわ(える):蘊蓄、蘊績、蘊礫(ウンレキ)=小石をつむ、蘊崇(ウンスウ・ウンシュウ)=つみあつめる、高くつみあげる、蘊火=火をたくわえる
・その他①:「蘊藻(オンソウ)」=水草の名。*漢検2では「薀藻(オンソウ)」。同義異語と思うが、漢検2には「蘊藻」ナシ・・・。
・その他②:蘊奥(ウンオウ・ウンノウ)=おくそこ、奥義。蘊結(ウンケツ)=想いが積もってとけないこと・鬱結。蘊藉(ウンシャ)=心が広くて穏やかなこと、「温藉(ウンシャ・オンシャ)」とも書く。
・その他③:蘊暑(ウンショ)=むしあつい、蘊蘊(ウンウン)=①あつまるさま ②ひどく蒸し暑いさま 、五蘊、余蘊
(2017.9.17訂正&加筆)
<蘊:ウン、オン、つ(む)、たくわ(える)>*漢検2「オン」音掲載ナシ。
➪現行音では、漢字辞典<蘊:ウン、つ(む)、たくわ(える)>で“オン”はナシ。
(漢検2)も<蘊:ウン、つ(む)、たくわ(える)> なお、「薀」の現行音・訓は、<薀:ウン、オン、つ(む)、たくわ(える)>。
➪「・その他①:「蘊藻(オンソウ)」=水草の名。*漢検2では「薀藻(オンソウ)」。同義異語と思うが、漢検2には「蘊藻」ナシ・・・。」とあるのを、
 ・蘊藻:広辞苑では“ウンソウ”(=みずくさ。水草。)大字源では“オンソウ”
 ・漢検2では「🈔オン:水草の「薀藻(オンソウ)(きんぎょも)」に用いられる字。」
と訂正・加筆。
(注)大字源では「蘊」の本字が「薀」(したがって、「薀」の熟語掲載はナシ)。*漢検2にはその種説明はナシ。

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涌溢・湧溢は“ヨウイツ”か“ユウイツ”か・・・

2017年09月16日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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●漢検DSに「豊かな涌溢(ヨウイツ)は・・・」という読みあり、また「湧出(ユウシュツ)」という読みもあり・・・“ユウイツ”じゃダメなのか、“ヨウシュツ”じゃダメなのか調べた・・・
・「漢字の書き方」では:・・・涌溢(ヨウイツ)」、「涌出(ヨウシュツ)」、「涌泉( ヨウセン)」。
・漢検2には、この熟語掲載ナシ
・大字源では“ヨウイツ”読みのみ・・・ただし、大字源では「“湧”溢」。でも、「湧」も「涌」も同じ・・・「涌」が“本字”の由。
・したがって、「涌溢」「湧溢」なら“ヨウイツ”と読んだほうが良さそう・・・

・でも、「漢字の書き方」に出ている“「涌出(ヨウシュツ)」、「涌泉( ヨウセン)」”は、“ヨウ・・・”でなく“ユウ・・・”でも良さそう・・・。
・ややこしいけど、 ヨウ(漢音)ユウ(慣用音)なので、ぜんぶ“ユウ・・・”で読んでも✖には出来なさそうではあるけど、どうなのかな?

●以下、調査した内容
(漢検2)涌:ヨウ・ユウ わく
 意味:わく。水がわき出る。また、盛んにおこる。「涌出」
「涌」から始まる言葉  涌出(ユウシュツ)
(DS)湧出(ユウシュツ)・・・

(漢検2)湧:わく。水がわき出る。また、盛んにおこる。「湧起」「湧出」
「湧」から始まる言葉 湧出(ユウシュツ) 湧昇(ユウショウ) 湧く(わ-く)

(大字源):「湧」の項に「涌」が本字となっていて、「湧」の熟語掲載のみ。
      「涌」「湧」:ヨウ(漢音)ユウ(慣用音) 確かに、「湧溢」は“ヨウイツ”読み。
             「湧出」・「湧泉」のみ、ヨウ・ユウ両読み。他の掲載熟語は“ヨウ”読みのみ。・・・となっているが・・・
 (参考)大字源の読み
 湧溢(ヨウイツ)
 湧裔(ヨウエイ):波のわきたつさま。また、水の流れるさま。
 湧煙(ヨウエン):わきあがる煙。
 湧起(ヨウキ) :わきおこる。
 湧出(ヨウシュツ・ユウシュツ)
 湧泉(ヨウセン・ユウセン)
 湧湍(ヨウタン):流れの勢いの激しいこと。
 湧沫(ヨウマツ):わきたつ泡。
 洶湧(キョウヨウ)
 ・・・
(漢検2)(「涌」は準1級配当、「湧」は2級配当となっているようだ。)
   
涌出(ユウシュツ)

湧出(ユウシュツ)
湧昇(ユウショウ)
湧起(読みフリ無し)・・・これは大字源であれば“ヨウキ”読みとなるが・・・

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お知らせ:「懼」 「怕」 関連記事の加筆 ~怕懼、懼怕~

2017年07月21日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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・ここのところ、アクセス状況をみると、だいぶ前の、「大壑拐然」(の記事)とか「怕」「懼」関連の記事とかが読まれているようで、なぜなのかなと思っていたけど疑問が氷解。
・ツイッターやブログ内のコメントのやりとりの中などで、当ブログを紹介してくれていたりするかららしい・・・ツイッターのやりとりはよお分からんけど、どうやら、そのようだ・・・
・で、この種のやりとりを見ていたら、その中に、この間の「模擬試験倉庫」の模試34中の「懼怕ー怕れる」問題(答えは「クハーおそ(れる)」)で、「懼怕」は“クハ”読みだけか“クハク”でも良いかが問題になっていたようだ・・・
・当ブログの中では今まで「懼怕(クハク)」と記載しており、今後、混乱も生じそうなので、以下のとおり、関連記事にそれぞれ加筆しておきましたので、お知らせいたします。
・今後は、アクセス状況だけでなく、他の方の、ブログやツイッター中のやりとりやコメントなどもよく読むようにしないとイカンかも・・・そうは言っても全般目を配れるわけでもないので、できれば、気がついたら、また、疑問に思ったら、当ブログにもコメントなり質問なりお寄せいただけるとありがたいと思う。
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●「熟語の読み・一字訓読 (その93)&(その94) 很 怎 怛 怕 怦 恁 恊 恍 恃 恤 恂 恬」
<怕:ハ、ハク、おそ(れる)>
・おそ(れる):怕畏(ハイ)=怕懼(ハク)=怕怯(ハキョウ)=おそれる、怕驚(ハキョウ)=おそれおどろく、怕婦(ハフ)=嫉妬深い妻をおそれる、 *四字熟語「欺軟怕硬」 *懼怕(クハク?クハ?)*後記追記参照。=おそれおじる 
・その他:「怕癢花(ハヨウカ)」=さるすべり・百日紅、「怕癢(ハヨウ)」=こそばゆい、くすぐったい
<2017.7.20追記>
「怕懼」と「懼怕」
 *大字源では、
  ・「怕」の項では、「怕懼(ハク)」=おそれる。怕怯(ハキョウ)。
  ・「懼」の項では、「懼怕(クハク)」=おそれる。怕も、おそれる。(なお、下つき熟語で「怕懼(ハクク)」となっている。)
 となっており、大字源の中でも「怕」の音読み分けが明瞭になされているわけではなさそう・・・。

 *他の辞典やネットなどでは「怕懼(ハク)」「懼怕(クハ)」の読みとなっているものもあるようである。こちらの方が読みとしては統一性があるような気がするが・・・いずれにしろ、どっちで読んでも良さそうだが、「怕(ハ)」で読んでおいたほうが無難な気はする・・・


●「熟語の読み・一字訓読 (その103)&(その104) 懶 懿 懼 戈 戍 戔 戛 戡 扁 」
<懼:ク、グ、おそ(れる)、おどろ(く)>
・おそ(れる):畏懼、懼怖、懼憚=おそれはばかる、懼怕(クハク?クハ?)*後記追記参照。=おそれおじる、・・・ほか多数あり。
・おどろ(く):駭懼、驚懼、懼然・・・「おそれる」意もあり・・・
<2017.7.20追記>
*懼怕(クハク?クハ?)・・・懼怕(クハ)と読んでいる辞典もあるようである。「怕」は(音による意味分けでは)“ハ”で読んだ方が良いような気もするが・・・当方で調べた辞典(大字源、字通か大漢和)では“クハク”だった。


●「漢検1級 27-③に向けて その92  悖 怕 」
<怕:ハ、ハク、おそ(れる)>
・音訓すべてあり。熟語はナシ。当て字で、<怕癢樹(さるすべり)>。「怕(おそ)れる」。音による意味分けもないが、意味で「①おそれる、こわがる ②しずか、心やすらか」。・・・意味の②は訓読みには無いじゃないか!!
・大字源・大漢和では音分けあり・・・(漢字源には「ハク」音なし)
 「ハ(漢音)」=おそれる、はじる、はずかしがる・・・・「怕畏」「怕怯」「怕驚」「怕羞」「怕婦(ハフ)(=嫉妬深い妻をおそれる)」・・・
 「ハク(漢音)」=しずか、やすらか、無為、無欲のさま・・・「怕乎(ハクコ)=何もしないさま」=「怕兮(ハクケイ」 *「兮(ケイ)」は対象外漢字、漢文の助字の一つで語調をととのえるための字。
・ついでに、
「怕癢花(ハヨウカ)」=さるすべり・百日紅、「怕癢(ハヨウ)」=こそばゆい、くすぐったい 
という熟語もありました。

<2017.7.20追記>
「怕懼」「懼怕」
 *大字源では、
  ・「怕」の項では、「怕懼(ハク)」=おそれる。怕怯(ハキョウ)。
  ・「懼」の項では、「懼怕(クハク)」=おそれる。怕も、おそれる。(なお、下つき熟語で「怕懼(ハクク)」となっている。)
 となっており、大字源の中でも「怕」の音読み分けが明瞭になされているわけではなさそう・・・。

 *他の辞典やネットなどでは「怕懼(ハク)」「懼怕(クハ)」の読みとなっているものもあるようである。こちらの方が読みとしては統一性があるような気がするが・・・いずれにしろ、どっちで読んでも良さそうだが、「怕(ハ)」で読んでおいたほうが無難な気はする・・・

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お知らせ:「籤」関連記事の加筆

2017年07月13日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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・今日は退院後初のMRI検査・・・といっても今日はMRIを撮るだけ・・・第1回の経過“検査”は来週の休み明け・・・さて、脳内状況はどうなってるやら・・・
・退院直前に見せてもらったMRIでは脳内に3、4箇所、小さな白い点があって、それが出血の跡だと説明されていたけど、どうなってんのかな・・・しかし、MRIなんて、この歳で初めて撮った・・・意外に脳みそ、大きくて、ビッチリ頭の中に詰まってる感じだったな、まだボケ等の老人性の病気には大丈夫そうな感じだが・・・
・退院後もこんな記事内容を連日のように作ってんだから、脳のはたらきはそれなりにOKのような気がするが、まだ目が・・・といってもだいぶ良くなっている。両目で長い時間、物を見ていることができるようになってきている・・・まだ、どうしても辞書などをみるときは字が小さいので片目で見てしまうが・・・事故前は、辞書の小さな字も靉靆ナシでも両目で見えていたのだが・・・
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●既掲載記事「熟語の読み・一字訓読(その204)」を下記のとおり、加筆しております。

 「●熟語の読み・一字訓読(その204)です。
 <籤:セン、くじ、うらな(う)、くし、ひご>
 ・くじ:当籤、抽籤、籤子=①くじ ②しるし・札、神籤(みくじ)
 ・うらな(う):神籤(シンセン)、籤語=予言・籤(くじ)の文句、籤詩
 ・くし:竹籤(チクセン) *竹をけずり物を貫くに用いるもの
 ・ひご:(大・字になし。邦語か・・・)竹籤(たけひご)
 *牙籤(ガセン、ゲセン):象牙製の小さい札。書名を記して書物の帙の外に下げて目印とするもの。

 <2017.7.13追加・加筆>
 (漢検2)
 籤:セン くじ・ひご・くし
 意味:①くじ。おみくじ。ふだ。占いのふだ。「抽籤」「当籤」
    ②うらなう。ためす。
    ③かずとり。ものを数えるときの竹の棒。
    ④くし(串)。物をさし通す竹ぐし。
 下つき:牙籤(ガセン)・抽籤(チュウセン)・当籤(トウセン)
 大見出し:籤(くじ) 籤(ひご)〈御神籤〉・御御籤(おみくじ)空籤・空鬮(からくじ)竹籤(たけひご)抽選・抽籤(チュウセン)富籤(とみくじ)

 (大字源)
 籤題(センダイ):書物の表題。題簽
 牙籤(ガセン):①蔵書の一つ一つを捜し出しやすいように付けた象牙製の札。②(俗)歯ブラシ。つまようじ。
 書籤(ショセン):書物の題名を記して張り付ける紙片や布片。題簽
 漏籤・・・熟語掲載あるも意味掲載ナシ・・・

 *大字源では、「籤」の意味は、
  ①くじ。おみくじ。神意を問うて吉凶を占うのに用いる札。「籤詩」
  ②うらない問う。
  ③しるし。表題。「書籤
  ④ふだ。また、書札によって上申する。「・・・投ㇾ籤・・・」
  ⑤するどい。同)尖。類)鋭
  ⑥つきさす。また、物を刺し通す、先のとがった細長い棒。

 *「牙籤」「牙箋」について
・広辞苑では、
牙箋(ガセン):「象牙で作った箋(セン)③」とあって、「箋③」のところに、「巻子本の軸や帙簀(ちす)の紐に結びつけ、または冊子に挿入し、検出の用に供する札。竹・木・象牙などで作り、書名や年号などを記し、その上部に孔をあけ、紐を通したもの。籤(セン)。」とあり、この意味では「牙箋」=「牙籤」となるようだ・・・。
また、「牙籤(ゲセン)」が別に掲載されており、そちらでは、
「牙籤(ゲセン)」:(ガセンとも)象牙製の小札。書名を記し、書物の帙(ちつ)の外に下げて目印とするもの。
とあるので、やはり「牙箋」=「牙籤」で良いようだ・・・。

 *その他
  漢検2掲載熟語「蠹簡(トカン): 虫が食った書物。」を調べていたら、
 「蠹簡を“籤整“”するを要す」(黄庭堅)という文章に出遭った・・・意味は不詳だが、おそらく、この「籤」は牙“籤”とか書“籤”とかと同様の意味の“籤”だろう・・・。

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お知らせ:「緞」関連記事の加筆

2017年07月01日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●「熟語の読み・一字訓読(その212)綟 緘 緤 緞 緡 縊 2015年10月28日 | 熟語の読み(音・訓) ー1級- 」の記事中、「緞」の項を以下のとおり、加筆しています。
●当ブログ内にあった、他の「緞」関連の熟語などをまとめたものです。

<緞:タン、ダン、ドン> *「ドン」は慣用音 
 *漢字源・大字源では、タン(漢音)ダン(呉音)、ドン(唐音)
・緞子(ドンス)、緞帳(ドンチョウ)、緞疋(ダンピツ)=絹織物の総称、緞囊(ダンノウ)=絹袋の一種、絨緞(ジュウタン)、緞通(ダンツウ)=段通=厚手の敷物用の布地、絹緞(ケンドン):(広辞苑)柞蚕糸を使って、地合いを絹紬より密に織った紋織物。 綢緞(チュウタン)=絹織物・絹布

●以下は過去の掲載記事(参考)
 絹緞(ケンドン):(広辞苑)柞蚕糸を使って、地合いを絹紬より密に織った紋織物。  ・・・ 当ブログ語選択問題で出題したもの
 綢緞(チュウタン):以下の<綢>記事にあったもの
 
  <綢:チュウ、まと(う)、まつ(わる)、こま(かい)、こみあ(う)>
  ・まと(う)、まつ(わる):綢繆=①まといからむ・まつわりつく(②奥深いさま ③連続するさま ④繁密なさま)
  ・こま(かい):綢密=稠密=①こまかく茂る・しげく集まる ②こまかい・こまやか(=綢緻=緻密) *綢緻=立派な・美しい(大)
  ・こみあ(う):綢繆④
  *綢絹=つむぎ織のきぬ(大)・つむぎ(字) *綢緞(チュウタン)=絹織物・絹布
  *綢衣=絹の着物 

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お知らせ:「熟語の読み(音・訓)」 カテゴリーの再編

2017年06月26日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●粗方、標準解答は届いているようだけど、こちら我孫子地方はまだ・・・相変わらず遅い・・・どうなってんだ?・・・別に急いではいないがオカシイ・・・他のブログなどをみると、もう2日前には届いているところもあるようだが・・・いつも遅い・・・

●「熟語の読み(音・訓)」カテゴリーが500以上の記事になっていて、収拾のつかない状況なので、以下のように、とりあえず再編しました。まだ、再々編するかもしれません・・・

熟語の読み(音・訓) ー問題編ー 14
熟語の読み(音・訓) ー1級- 297
熟語の読み(音・訓) ー準1級以下- 74
熟語の読み(音・訓) -個別記事-  174   *ここはまだ再編の余地あり*
熟語の読み(音・訓) -その他- 11

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お知らせ:「瓔」関連記事の加筆

2017年05月28日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●「熟語の読み・一字訓読 (その164) 瑩 璋 璇 瓊 瓔 」(2015年07月26日 | 熟語の読み(音・訓))の記事中、「瓔」の項を以下のとおり、加筆しています。
●過去問で「瓔珞」の音読み問題があったことと、他の記事中に漢検2掲載の他の「瓔」熟語も記載していたため、まとめたものです。


<瓔:ヨウ、エイ、くびかざ(り)>
・くびかざ(り):瓔珞(ヨウラク) *もともとはインドの邦俗で珠玉綴って作った首飾りのこと。後、仏像の身辺に垂れている珠玉の飾りを言うようになった由。
・その他:瓔珠=たま、瓔珞柏(ヨウラクハク)=柏の一種、なぎ。瓔珞藤(ヨウラクトウ)=藤の一種・瓔珞のような実をつける由。
H2017.5.27追記
 (以下は「漢検1級 27-②に向けての学習状況  その62  語選択問題  瓔 聊 2015年09月25日 | 熟語の読み(音・訓))」から、「瓔」の部分のみ転載したもの。)

 ●漢検漢字辞典第2版から・・・
 ①「瓔珞」の「瓔」(ヨウ、エイ、くびかざ(り))
 ・第2版で、「くびかざ(り)」が追加。
 ・第1版・第2版ともに、「瓔珞(ヨウラク)」「珠瓔(シュエイ)」「鈿瓔(デンエイ)」の熟語記載あり。
 ・「ヨウ」「エイ」の読み分けがあるので注意したほうが良いですね。「ヨウ」の方は仏教用語だからかな?
 ・ちなみに、「珠瓔(シュエイ)」=真珠の首飾り、「鈿瓔(デンエイ)」=螺鈿細工の黄金の首飾り  って感じでしょうか。

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お知らせ:「冤」関連記事の加筆

2017年05月25日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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●「熟語の読み・一字訓読(その48) 兢 兪 冉 冏 冓 冤 冢 」(2015年04月05日 熟語の読み(音・訓))の記事中、「冤」の項を以下のとおり、加筆しました。

<冤:エン、ぬれぎぬ、あだ>
・ぬれぎぬ:冤罪ほか多数・・・略。
・あだ  :冤家(エンカ)=かたき、冤讐(エンシュウ)=あだ。誤って仇とされる(大漢和。この場合は「ぬれぎぬ」に当たるか・・・)
・・・2017.5.25加筆・・・
<漢検2>
・意味 :①ぬれぎぬ。無実の罪を受ける。「冤獄」「冤罪」「冤死」  ②うらみ。あだ。「冤家」「讐冤(シュウエン)」
(参考)ウサギ(兎)がおおい(冖)の中で身を縮めているさまを示すことから、「かがむ・ぬれぎぬ」の意を表す。
・下つき:結冤(ケツエン)・煩冤(ハンエン)
 冤枉(エンオウ):「冤罪」に同じ。「冤」も「枉」も、無実の罪の意。
 冤鬼(エンキ) :無実の罪で処刑された人の、うらみのこもった亡霊。
 冤罪(エンザイ):無実の罪。ぬれぎぬ。「全くの―だ」「―を晴らす」 類)冤枉(エンオウ)
<大字源>
 冤家(エンカ):①かたきの家。 同)怨家 ②心の恨みのもととなる人。愛人。恋人。
 讐冤(シュウエン):(大字源では「冤」に、この熟語記載あるも、「讐」の項では「讐怨」となっている)あだ。かたき。また、あだに報復する。
 結冤(ケツエン):(同:結怨)①恨み合う関係を結ぶ。敵対関係を生じる。②いつまでも消えない恨み。
 煩冤(ハンエン):①憂えもだえうらむ。憂いに胸いっぱいになる。②風の巡り吹くさま。

*冤結(エンケツ):(「結冤」のさかさま熟語だから意味は同じと思っていたら)無実の罪で心が結ぼれる・・・という意味だった。
*冤屈(エンクツ):志を抑え曲げる。 *漢検2(参考)にある、“かがむ”意味の熟語としてはこういうのが大字源にあった。
*讐冤(シュウエン):うらみ。怨恨。 *大字源以外の辞書、ネットなどによる。

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お知らせ:「頌」 関連記事の補筆

2017年04月12日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●「熟語の読み・一字訓読(実践問題その6) 頌 淹 晤 2014年09月10日 | 熟語の読み(音・訓)」の“頌”の記事を以下のように追記しておりますのでお知らせします。

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問題1 「頌」 ①頌歎(ショウタン) ー頌()める  ②偈頌(ゲジュ) ー頌(たた)える  ③頌礼(ヨウレイ) ー頌(かたち)  ④頌繋(ショウケイ) ー頌(ゆる)やか  (注)(2017.4.12追記)②と④は下記解説も参照のこと。
・・・
<解説(周辺知識)>
問題1 頌:ショウ、ジュ、ヨウ、ほ(める)、たた(える)、かたち、ゆる(やか)
<「しょう」と読み、「ほめる」「たたえる」意の熟語>
「頌徳(しょうとく:功徳をほめたたえる)」、「頌歌(しょうか):ほめたたえて歌う)、「頌詞(しょうし):ほめたたえる内容のことば・文章)、
「頌詩(しょうし):ほめたたえる内容の詩)」、「頌辞(しょうじ):ほめことば」、「頌述(しょうじゅつ):ことばや文章でほめたたえる)」、頌春(しょうしゅん:新年をことほぎ、たたえる)」、「頌声(しょうせい):人の徳や功績をほめたたえる声、歌声)」、頌歎(しょうたん):感心してほめたたえる)」、「頌美(しょうび):人の美徳をほめたたえる)」など。四字熟語では「歌功頌徳 (かこうしょうとく)」「頌徳頌功 (しょうとくしょうこう)」など。
<「じゅ」と読み、「たたえる」意の熟語>
「偈頌(げじゅ)」:「偈(げ)」ともいう。 仏徳をたたえる詩。 多くは四句からなり、教理や悟りの境地などを表現する。「偈陀(げだ)」「伽陀(かだ)」とも音写し、意訳して「偈頌( げじゅ)」ともいう。なお、  「頌偈(じゅげ)」と読み書きする場合もあるので注意!!<2017.4.12追記>「偈頌」・・・漢検2および大字源では「ゲショウ」とも読むとなっている。なお、「頌偈」は“ジュゲ”読み(大字源)。“ショウゲ”読みは見つかっていない。
<「よう」と読み、「かたち」を意味する熟語>

頌礼(ようれい) 」:顔つきや立ち居振る舞いに関する儀礼、この「頌」は「姿、かたち」の意味で「ヨウ」とよむので注意!!)。
<「しょう」と読むが、「ゆるやか」を意味する熟語> ⇦ 下記追記を必読のこと。一部内容を補筆・訂正しています。
頌繋(しょうけい):かせをはめるべきところをゆるめて、罪人を牢に入れておくこと)」:かせをはめるべきところをゆるめて、罪人を牢に入れておく。鬆(しょう:ゆるめる意)に当てた用法。
<2017.4.12追記>大字源では「頌繋(“よう”けい):罪人を手かせ足かせなどを施さないで牢屋に入れておく。頌は、容と同じで、寛容の意。」 “しょうけい”読みでも“ようけい”読みでもどちらでも通用すると思う。(なお、漢検2辞典では「頌」:🈩ショウ、ジュ と 🈔ヨウ で、音による意味分けをしており、“ヨウ”のほうに、「①さま。かたち。②ゆるやか。ゆるめる。」と記載されている。が、過去問の「麕至」でも音による読み分けで“クンシ”が妥当と思われるにもかかわらず、通用している“キンシ”読みでも〇となった例がある。詳しくは「麕至」の記事を参照ください。) 
・・・
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お知らせ:「瀉」 関連記事の補筆修正

2017年04月08日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●「熟語の読み・一字訓読 (その150) 2015年07月12日 | 熟語の読み(音・訓) 濬 濔 濘 濛 瀉 」記事中の「瀉」の項目・内容につき、のとおり補筆修正しておりますのでお知らせします。

<瀉:シャ、そそ(ぐ)、は(く)、くだ(す)、しおつち>
(2017.4.7(補筆修正))
・そそ(ぐ):瀉血、瀉出、瀉下、傾瀉、注瀉、一瀉(千里)、瀉潤(シャジュン)=水をそそぎうるおす
・は(く) :吐瀉
・くだ(す):瀉下、水瀉、瀉剤、瀉痢、泄瀉(セッシャ)=下痢
・しおつち :瀉土(シャド)、瀉鹵
 *熟語の音読みは、以下の記事も参照のこと。
(参考ー漢検2ー)
 ・意味 :①そそぐ。水をそそぎ流す。流れ出る。「瀉血」「瀉出」 ②はく。食べ物をはきだす。くだる。くだす。「瀉痢」「吐瀉」 ③しおつち。塩分をふくんだ土。
 ・下つき:傾瀉(ケイシャ)・水瀉(スイシャ)・注瀉(チュウシャ)・吐瀉(トシャ)
 ・大見出し:<瀉腹(くだりばら)> 瀉下(シャカ) 瀉血(シャケツ) 瀉剤(シャザイ) 瀉出(シャシュツ) 瀉痢(シャリ) 瀉ぐ(そそ-ぐ) 瀉く(は-く)

( 注 )
 *瀉血・・・漢検2の大見出しの説明&広辞苑の説明などから、「意味①そそぐ。水をそそぎ流す。流れ出る」、訓対応なら「瀉(そそ)ぐ」ということになりそうだ・・・当初整理した「くだ(す)」対応は間違いかもしれない。
 *瀉下・・・漢検2「①そそぎくだすこと。そそぎ出ること。 ②腹をくだすこと。下痢。」とあり、熟語の意味によっては、「瀉(そそ)ぐ」もしくは「瀉(くだ)す」に対応するようだ・・・。
 *水瀉(スイシャ):「水のような激しい下痢をすること。水様性下痢」(広辞苑)から、“くだ(す)”訓対応か・・・。

(以前の掲載内容) *「水瀉」「瀉血」の訓対応は上記記事にて修正しています。
・そそ(ぐ):瀉出、一瀉千里
・は(く):水瀉、吐瀉
・くだ(す):瀉下、瀉血、瀉剤、瀉痢、泄瀉=くだりばら
・しおつち:瀉土=塩分を含んだ土。しおつち。 =瀉鹵(シャロ)=斥鹵(セキロ)

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お知らせ: 「讒」 関連記事の補筆

2017年04月04日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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●「熟語の読み・一字訓読(その267) 譬 讒 讖 讙 豈 貉 2016年05月21日 | 熟語の読み(音・訓)」記事中の「讒」の項目・内容につき、以下のとおり追記しておりますのでお知らせします。

<讒:ザン、サン、そし(る)、つげぐち、へつら(う)、よこしま>
・そし(る):讒悪、讒害、讒謗、讒言
・つげぐち:讒言=悪口、讒舌、讒夫=讒言する男、讒人
・へつら(う):讒佞、讒莠=讒佞の人、讒諛
・よこしま:讒謀=悪だくみ、讒臣、讒人、讒邪
(2017.4.4 追記)
・漢検2辞典の訓読み表記は「そし・る、よこしま」のみ。意味説明欄には“告げ口、へつらう”もあり。
・漢検2掲載熟語の意味(大見出し以外)・・・大字源から・・・
 讒慝(ザントク):よこしま。邪悪。また、その人。
 謗讒(ボウザン):そしる。そしり。讒謗。
 和讒(ワザン) :一方で親しくし、一方で悪口をいう。表面は親しくし、陰でそしること。
・本記事掲載の主な熟語の意味(大字源)
 讒悪(ザンオ):そしる、悪くいう。
 讒舌(ザンゼツ):つげぐち。また、告げ口をする。讒口(ザンコウ)
 讒口(ザンコウ):無実の事を言い触らし人を陥れる。また、つげぐち。
 讒人(ザンジン):告げ口して人を陥れる者。讒者=讒夫=讒言する人。

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お知らせ: 「辜」 関連記事の補筆・訂正

2017年03月26日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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●「漢検漢字辞典第2版から ㊴  缶 句 譎 辜 亘」(2016年03月11日 | 熟語の読み(音・訓)
●「熟語の読み・一字訓読(その31) 辜 」(2015年03月16日 | 熟語の読み(音・訓)
の2記事について、以下のとおり、補筆・訂正しています。

<漢検漢字辞典第2版から ㊴  缶 句 譎 辜 亘 (2016年03月11日 | 熟語の読み(音・訓)>
●辜:コ、つみ、とが、はりつけ、そむ(く)、ひとりじ(め)
・漢検2:「とが、ひとりじ(め) 」が訓に入っていない。にもかかわらず、「辜較:意味④ひとりじめにする」という熟語は載せている(ーー)
・他の掲載熟語:無辜、不辜、辜負←そむく意。
・「辜較」のよみと意味:
  <大字源>「コカク」=権力などにより財貨・利益の独占をはかる 「ココウ」=あらまし、大略、概況。
  <漢字源>「ココウ」=①一手ににぎって取引する。独り占めにする。②全体をまとめること、あらまし、だいたい。
・「はりつけ」に対応する熟語
 「辜磔(コタク)」=罪人を八つ裂きの刑に処する、体を八つ裂きにする刑罰(大字源)、はりつけにする(漢字源)

*記事中、“「とが、はりつけ」が訓に入っていない” ➪「とが、ひとりじ(め)」に訂正。


<熟語の読み・一字訓読(その31) 辜  (2015年03月16日 | 熟語の読み(音・訓)>  *記事中に赤字部分を補筆。
●しばらくお休みしていましたが、「熟語の読み・一字訓読」(その31)です。(その30)までは実践問題として掲載していましたが、今回は問題形式ではありません。
●吉田松陰全集を復習していて「辜負」が気になったのと、「辜月」の意味がネットで調べてもよくわからなかったので、「辜」について諸橋大漢和・字通で独自に調べてみました。補足等はネット等で掲載されていたものを抜萃しています。

辜:コ、つみ、とが、はりつけ、そむ(く)、ひとりじ(め)
「つみ、とが」:不辜(フコ)、無辜(ムコ)、辜科(コカ)=つみとが 
「はりつけ」:辜磔(コタク):はりつけにする 辜戮(コリク):①罰して殺す、 ②磔にして殺す=磔刑
「そむ(く)」:辜負(コフ)=孤負、そむく
「ひとりじ(め)」:(辜カク:「カク」は対象外漢字:利益を独占すること)、辜較(ココウ):あらまし、大略・・・転じて、財利を総括して独占すること
 (2017.3.26補筆) 
 *漢検2には「ひとりじ(め)」訓の掲載はナシ。
 *大字源では「辜較」は、
  辜較:🈩コカク:辜榷(コカク)に同じ。🈔ココウ:あらまし。大略。梗概。  
  辜榷(コカク):権力などにより、財貨・利益の独占をはかる。(*「榷」は1級対象外)
 *大字源では、「ひとりじ(め)」という意味では「辜較」は“コカク”と読んでいる。字通・大漢和は上記とおり、コカク・ココウどちらでも「ひとりじ(め)」に対応しそうである。


(その他)辜月(コゲツ):陰暦11月の異称。(爾雅・釈天)「十一月 為レ辜、十二月為レ涂)。」(郝懿行義疏)「辜は故なり、十一月陽生、欲ニ革レ故取-レ新 也」(故を革め、新を取るを欲す也?) 郝懿行義疏:(カクイコウ)が 爾雅を注釈した『爾雅義疏』のこと。釈天:「正月為陬、二月為如、三月為寎、四月為余、五月為皋、六月為且、七月為相、八月為壯、九月為玄、十月為陽、十一月為辜、十二月為涂」
<補足(11月の異名)>上記と下記を読むと、要するに、 「辜月」は「陽復」と同じような意味かと思います・・・。
●「陽復」も11月の異名・・・=【一陽来復】(陰がきわまって陽がかえってくること、冬が去り春が来ること、悪い事ばかりあったのがようやく回復して善い方に向いてくること)
●易の卦では陰暦(旧暦)十月は「坤為地(コンイチ)」と言って、陰陽で言えば全て陰だけで構成されている純陰の卦を持つ月。これに対して、冬至を含む月である十一月の卦は「地雷復(チライフク)」という卦を持つ。この卦は、十月では消えてしまった陽の卦がわずかに戻ってくることを表している由。
 (参考)「爾雅」:中国最古の類語辞典・語釈辞典。現行本は3巻・19篇。一種の意味別語彙集。「釈詁(しゃくこ)」「釈親」「釈天」「釈草」「釈虫」など19の部門に分けて、漢字の意味を説明する。書名は「雅(タダ)シキニ爾(チカ)ヅク」、つまりこの書によって古典を正しく読解できる、との趣旨・意味がある由。

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「麕至」の読みについて ー漢検からの回答ー

2016年02月22日 | 熟語の読み(音・訓) -その他-
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●お騒がせした「麕至」の読みに関する照会への回答が、本日、漢検さんから齎されました。
●予期したとおり、回答の一部でも開示不可との事でしたので、残念ながら、ご覧いただいているみなさんへ、その内容を開示できません。・・・みんなのためになると思うのにな(ーー)
●ただ、「麕至」の読みだけでなく、他の熟語などの読みでも、こういうことだと思います・・・
 ①漢検漢和辞典第2版以外の読みでも〇になることがある。・・・この辺の明確な基準のようなものは示していただけませんでしたが、当該熟語読みの現実の使用実態などを勘案しているようではあります。
 ②他の書籍・辞典類も参考にして“標準的”な回答を作成している。・・・この辺も明確ではありませんでしたが、よほどのことがなければ、他の漢和辞典などの読みでも、〇になる可能性はかなり高いということでしょうか。
●「なんだあ、わかったようなわからないような・・・」といわれそうですが、私もそう思ってるんで仕方なしです(ーー)ま、この辺の裁量は、相変わらず、漢検さんにあるということになるんでしょうね・・・。

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