
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●「熟語の読み・一字訓読(その48) 兢 兪 冉 冏 冓 冤 冢 」(2015年04月05日 熟語の読み(音・訓))の記事中、「冤」の項を以下のとおり、加筆しました。
<冤:エン、ぬれぎぬ、あだ>
・ぬれぎぬ:冤罪ほか多数・・・略。
・あだ :冤家(エンカ)=かたき、冤讐(エンシュウ)=あだ。誤って仇とされる(大漢和。この場合は「ぬれぎぬ」に当たるか・・・)
・・・2017.5.25加筆・・・
<漢検2>
・意味 :①ぬれぎぬ。無実の罪を受ける。「冤獄」「冤罪」「冤死」 ②うらみ。あだ。「冤家」「讐冤(シュウエン)」
(参考)ウサギ(兎)がおおい(冖)の中で身を縮めているさまを示すことから、「かがむ・ぬれぎぬ」の意を表す。
・下つき:結冤(ケツエン)・煩冤(ハンエン)
冤枉(エンオウ):「冤罪」に同じ。「冤」も「枉」も、無実の罪の意。
冤鬼(エンキ) :無実の罪で処刑された人の、うらみのこもった亡霊。
冤罪(エンザイ):無実の罪。ぬれぎぬ。「全くの―だ」「―を晴らす」 類)冤枉(エンオウ)
<大字源>
冤家(エンカ):①かたきの家。 同)怨家 ②心の恨みのもととなる人。愛人。恋人。
讐冤(シュウエン):(大字源では「冤」に、この熟語記載あるも、「讐」の項では「讐怨」となっている)あだ。かたき。また、あだに報復する。
結冤(ケツエン):(同:結怨)①恨み合う関係を結ぶ。敵対関係を生じる。②いつまでも消えない恨み。
煩冤(ハンエン):①憂えもだえうらむ。憂いに胸いっぱいになる。②風の巡り吹くさま。
*冤結(エンケツ):(「結冤」のさかさま熟語だから意味は同じと思っていたら)無実の罪で心が結ぼれる・・・という意味だった。
*冤屈(エンクツ):志を抑え曲げる。 *漢検2(参考)にある、“かがむ”意味の熟語としてはこういうのが大字源にあった。
*讐冤(シュウエン):うらみ。怨恨。 *大字源以外の辞書、ネットなどによる。
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