ようこそ
私は、膀胱ガンと前立腺ガンは、豊岡病院。そして、悪性胸膜中皮腫は兵庫医科大学病院で、それぞれ手術を施術したために、3か月ことにそれぞれの病院を受診している。
さて、この悪性胸膜中皮腫と言うガンは、昔は建築材料としてよく使用されたアスベスト(石綿)を吸い込んで発病する人が7割から8割らしいが、私は残りの2割から3割のアスベスト以外の発病らしい。当時は、鉄骨の建物は、ほとんどがアスベストを使っていたと思われる。安くて保温にも適しているらしい。
この病は、潜伏期間が30年から40年と聞く。症状も出にくく自覚症状も少ない為に発見が遅れ、自覚症状が出る頃は、すでに余命を宣告されるくらいに死亡率の極めて高い厄介なガンであると言う。今後は、徐々に当時のアスベストの環境で生活や仕事をしていた人の患者が増えると予測されていて、現に兵庫医科大学病院でも年々この病の患者が増えていると言う。
話を戻すが、いよいよ私のペットCTの順番が回ってきた。「伊藤さん、どうぞ、お待たせしました」との呼び声に従って診察室に入り、体重と身長を計った。体重72キロ。4月の抗がん剤治療中は76キロだったので、4キロ痩せた事になるが、今の方が動きやすく私にはピッタリだ。身長174センチこれは変わらない。そう言えば少しお腹がへこんで来た様に感じるが、大体は闘病前の体重だ。心配する事はない。そして、血糖値の検査も受けた。
その後、ペットCTを撮影する為の点滴を受けた後、約90分間は左右仕切りのある半個室のリンライニングするイスで点滴が体内に行き渡るのをまった。少し疲れていたのか、その間はぐっすり眠ってしまい、あっと言う間に時間が来て、再び呼び出しを受けた。いよいよ検査の開始だ。
専用の長いベットに指示されるがままに横たわる。頭上には大きな長いトンネルの様な装置が見て取れる。これがガン腫瘍を撮影するカメラらしい。通常のCT検査と大差はない。が、違うのは身体を固定するためにベルトで体を縛る事だ。結構窮屈だが、辛抱できる範囲の事である。この状態で撮影時間の30分を過ごす事になる。私は、またしても眠ってしまい知らぬ間に撮影時間が終わってしまった。
その後、撮影映像の確認の為に約30分ほど、先ほどの半個室で待機する事になる。映像が悪いと再度やり直しになると言う事だが、私の場合は1度でOKが出た。これも経験の賜物か
次に向かったのが、採血である。最近では血液検査でガン腫瘍が部位まで分かるまでに医療技術が進んでいると言う。ありがたい事である。時間はすでに13時30分を回っていた為に待たずに順番が回ってきた。この病院では、一度に15人くらいの採血が可能な設備が備わっている。この2年半で、何度の採血を受けた事だろう数えきれないくらいの血液検査を受けたように思う。
続きは次回で。また、会いましょう
では又ね
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