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辰年新年を迎えて誕生日には84歳になります
還暦からでももう2廻りしてきたわけです
こんなに長く働けるとは思わなかったですが、本当にいろんなことをさせてもらってきました
今の阿伽陀屋若林亭と、私の自宅オフイスからの活動がたぶん終焉まで続くだろうと思います
そんなことを感じて自分の歩いてきた体験を次の世代に継承しておかなければ申し訳な
い気持ちになり、養成講座を10クラス立ち上げました
https://akadaya-lesson-urusi.jimdofree.com/
https://akadaya-lesson-kimono.jimdofree.com/
いま、それぞれが面白い形で動き始めています
楽しみです!
忘れていたブログも久しぶりに懐古的
に書いてみました
四半世紀にわたる今井町町並み保存会の活動はこの4月で会長職を引退し、今は古民家阿伽陀屋若林亭を基地にして自然農法・庭木の剪定などを通じて、荒廃が進んでいる農業(特に米造り)・日本庭園の手入れ・古民家の活用に結び付く木工の指導や、再生に熱中する日々を過ごすようになってきた
古い町並みが宝物だ、という意識にまで高めてきた半世紀に及ぶ町並み保存も、日本中で高い価値観に代わるようになってきて、今井町もいつもその最先端を走れるようになり、住民の保存意識も高くなったので、次のステップである保存した建物の中は、「健康によい予防医学の宝庫である」という考え方を注入するのに傾注したくなり、奈良医大とのコラボを試み、自然農法で無農薬の食を意識するようになり、日本庭園の復活で付帯する茶道や食に寄与し、都市緑化の推進で地球温暖化防止に貢献できる環境の保持など、高齢化社会に役立つ環境の保持活動に余生を傾注しようと発起し始めた
なかでも漆工芸は、京都の伝統工芸士柴田師匠に出会って、木工と漆を絡めた健康な環境づくりへの熱が相当高いものになってきた
これまでの約2年間で手掛けてきた漆に関係する木工品の再生や作成の主だったものは、今井町にはすでに姿を消して久しい職業の、復帰の気づきになるものばかりであるが、おそらくそこまで気づく人は少ないだろう
これは私が町並み保存に手掛け始めたころと同じように、10年以上のスパンがなければ理解してもらえないかもしれないが、根気よく知らしていきたい生活態度の改変版である
今回はこれまで阿伽陀屋若林亭の工房から生まれた漆・木工製品の1部を列挙してみます
また先走りするバカが走り始めたなと笑いながら読んでください
10月10日、奈良・高の原ふれあいマルシェが平城第3号近隣公園で開催されますが、そのオープニングセレモニーでタイトル文字の揮毫を会場で行います
開始は10時00分からです!
はならぁと今井2022はサテライトで参加します
期間は10月14日~23日までで、期間中は15・16日が奈良医科大学の学生祭「白橿生祭」が今井町内でも「クイズやAED体験」を、22・23日は今井の秋祭りも開催して賑わいます
青いパンフレットははならぁと2022の全体パンフですが、コアの天理エリアの掲載がほとんどですので、今井エリア単独の案内チラシを作成しました
インフォーメーションは阿伽陀屋若林亭に設置して、今井町町並み保存会の事務所(景観支援センター)でもサポートできる体制を作っています
事前PRの期間が短いので、記事をご覧になった方は拡散PRにご協力してください
2022地域支援機構の地域プラ2020地域支援機構の地域プランナー&コーディネータ養成塾で
期間は今年の7月4日ンナー&コーディネータ養成塾第15期生の募集を開始しました
期間は今年の6月25日(土)~2023年6月3日(土)までの間に土曜日を軸に合宿も含めて20回の講座を阿伽陀屋若林中心にしてして開塾します
今回の講義迄に既に14回、110数名以上の地域づくり指導者を卒業させて各方面で活躍している人を輩出しています
今回の受付定員は8名です(少数精鋭主義で中身の濃い養成を心がけています)
この講座はこれまで奈良市での開催でしたが、第12期生から今井町の古民家(阿伽陀屋若林亭)という本格的な教室が整いました
私も昨年から塾長を務め、講師として授業も担当します、さらに講師陣も増強して皆さんをお迎えできる体制を充実させてきました
ということで、阿伽陀屋若林亭は講義、研修、お茶会など広義に活用できる地域づくりや町並み保存などの学びの場に活用の場が広まっているので会場からも学ぶことは多いと思います
継承ー漆の部
若林阿伽陀屋亭 漆教室
漆の技法を習得できます
家にある漆の漆器や家具などの修理も出来ます
練習日は月2回の土曜日です
教室の概要は次の通りです
興味のある方は見学に来てください!
漆工房 指導柴田道雄 京都漆器工芸協同組合理事
教室 阿伽陀屋若林亭 橿原市今井町4丁目11⁻26
漆工の下地から仕上げまでの全般を指導します
最初は金継ぎから始めて漆器づくりの基礎を学習します
漆の原点奈良県で天然の漆を使いますのでかぶれることもありますが、本物の漆工を学び、仲間を作れます
日時 月2回 土曜日(前月に告知)
講習時間 10時~16時
費用 入会金 5,000円
初回材料、道具代 5,000円(漆3,000円 道具2,000円)
講義代 1回 3,500円
工程 金継ぎ 5回 続いて漆工コースにも継続できます
教材 金継ぎしたい材料をお持ちの方は持参できます(無い方は用意いたします)
募集 10名以内で一クラス構成します
お問い合わせ
柴田漆工房・京都市山科区御陵御蔵町20
電話 080-9475-8686
阿伽陀屋若林亭の漆教室 みんな上手になってきました
金継ぎのいい作品もそれぞれたくさん仕上げてこられていますし、さらに上の漆器の修理や白木に漆塗りを始めた方も出てきました
もちろん初心の方も増えてきています
ふるさと納税返礼品になった漆のマグカップセット「漆の美ー駒繋ぎ」も1セット使ってくれている人からお酒がうまいとうれしい声がいています
月2回の練習日を皆さん待ちわびておられるようですが、漆には湿気で乾燥という特別な乾燥方法が必要なので急ぎすぎた昨今にはぜひ取り戻したい「ゆったりと」という気持ちで取り組むのには最適です