梅香のつれづれ日記

今井町から保存活動の情報をお知らせします
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時には梅香の独り言も書いていきます

今井町並み散歩近づく 準備着々

2012-05-05 00:20:09 | 今井町並み散歩
第17回今井町並み散歩も間近に迫り、皆様をお迎えする準備に追われています
町中の皆さんが役割を沢山こなして、お迎えの看板が上がり、今井で学ぶ方達が学習の一環としてのぼりの幡をたてに町内を回ったり





資料作りに参加してすっかり町の人になって共に準備に精をだしていただいています


10日にはNHKも中継車を入れて準備作業風景を紹介して、本番への報道をして下さいます



電波テストもすでに終え、5月10日18時台の奈良ナビに向けて準備しています
テレビ見てくださいね

今井町並み散歩の上手な楽しみ方をご紹介させていただきます

それにはまず今井町並み散歩の経緯をお知り下さい
もともと、今井町並み散歩は日曜日1日だけの行事で、大切な日本の文化遺産「今井町の保存」を知っていただくことから始まり、お出での方に楽しんでいただくために「フリーマーケット・六斎市」を併設して行きました

第7回目から保存の認識を高めていただくために「今井宗久を取り巻く茶人たち」と名付けて、人の動きを多用した参加しながら楽しんで頂く要素(茶行列など)を加えました、そして遷都1300年記念の年に合わせ、土曜日、日曜日の2日間の開催が定着しました
結果、沢山の方に来町していただく目的はある程度満足できるところまで来ました



昨年からは本来の「保存地区今井町」そして宗久に代表する「文化の高かった今井町、商いの町今井町の再生」を目指して、静かだけど、まだまだ幼稚だけど、「手作りのアート」や「静かな町並み」も期間中に意識して見ていただこうと、更に1週間前からの開催に持って行きました



これはかつてのみんながその価値すら気付かなかった今井町を一部の有識者だけがその価値を楽しんで町を歩いておられた時代の再現です

9日間の開催は2年目を迎えますが、華やかなイベントだけを期待される方には12日から18日は物足りないかもしれませんが、静かなたたずまいの中で、各会場でボランテイァを務めて下さる住人たちや、出品作家の皆さんとゆっくりと語り合いながら本来の今井町を楽しんで頂けると思います

この期間に奈良筆発祥の地、今井らしい筆の制作、販売や実演はみものの一つです
19日、20日の今年の催し物では「堺の刃物砥ぎ師」が実演してくれます
家庭に眠っている鋏、包丁、等をこの機会に再生させて下さい

15日には着物で散歩していただけるように、町づくりセンターで着物の貸し出し、着付けもしています(1,000円、と500円の2種類取り揃え)
洋服で来られて、ちょっと着かえて町を散策するのもいいものですよ


12~18日に静の今井町をゆっくりと楽しみ、19~20日賑わいの動の今井町をと2度お楽しみください
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