★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 尻取り都々逸言葉遊び交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 尻取り都々逸言葉遊び交心ty0106
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花咲き初めし乙女の時の
恋の初心を語らんか
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花咲き初めし乙女の時の
恋の初心を語らんか
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☆☆☆ 『 旅仁の 尻取り都々逸もどき言葉遊び 027 』 への尻取り都々逸言葉遊び交心です。 ★★★
> 花咲き初めし きさらぎの庭
独り住まいに 男下駄 すすき川 027
独り住まいに尋ね易きを
尋ね来る者ただの風 旅仁 028-01
ちょっと外出していました。
お返し交心遅くなり、ご寛容くださいね。
すすき川さん、花咲き初めし庭先に男物下駄とは艶物語りの始まりですね・・・
若き日の体験に重ねて、ゆっくりゆっくりい今ならこうなるものを・・・の艶物語り問わず語りに語りはじめてくださいね。
女性の独り暮らしには、恋の兵どもが群がってくるのでしょうけれど、男の独り暮らしには蛆が湧くといいます。高齢男老人には孤独な夜が待つばかりです。
> 葛飾の真間の入り江にうちなびく玉藻刈りけむ手児奈し思ほゆ 山部赤人
世阿弥さんの、<善悪見どころは少なしとも、花は残るべし。>という<老いの花>の見える女人さんとめぐり逢うこともないのでしょうね・・・
ロマンスグレーという言葉もありますけれど、それはまだ男盛りの内ですからね・・・それを越えての滋味味わいをシンクロできることがエンドレスラブの初心でしょうか。
言葉の上の見果てぬ夢か・・・
笑って、花を咲かせてくださいね。
きさらぎの庭花を愛でしも
まことの花はまだ見えず 旅仁 028-02
花咲き初めし乙女の時の
恋の初心を語らんか 旅仁 028-03
> 万葉集 08ー1522 礫にも投げ越しつべき天の川隔てればかもあまた術なき 山上憶良
石ころを投げても
向こう岸には届いてしまう天の川だけれど、
この世間では人目が憚られて
ぼくらは夫婦なのに
こんな川でも渡れないよ・・・
あの山上憶良さんでもこんな恋の切なさを詠んでいるのですね・・・
素朴だけれど自由な恋が謳歌されたような万葉の恋世界ですけれど、いつの時代だって世間は地獄なんです。噂雀が待ち構えているし、立身出世主義の熾烈な戦いは避けられないのです。
それだけに忍ぶ恋の心は切なく、壁を乗り越える知恵を身につけておかなければならなかったんです。恋をすると人間は成長すると昔から恋は人生の花だったんですね。
恋を成就するためには、いつだって、秘すれば花の奥の手を持っていなければならなかったんです。
これが恋の初心なんです。
恋の初心は、立ち帰り立ち帰り更新していなければなりません。
この恋の初心を忘れたら、火傷をするのは自分なんですよね・・・
> 万葉集02ー0095 吾はもや安見児得たり皆人の得難てにすとふ安見児得たり 藤原鎌足
ほらご覧よ、わたしはこの美しい安見児を
ついに手に入れたんだ。
人が誰も得ることができないという
この安見児を手に入れたんだ 。
どんなもんだい、嬉しいよ、嬉しいよ。
あの天下を知謀した鬼神とも妖怪とも思える鎌足がこの無邪気な喜びようです。
それほどに采女と恋をすることは御法度だったのです。天皇の愛人を寝盗ったら打ち首ものでしょう。コキユされたら天皇の権威失墜ですからね。
その采女を、天智天皇から下賜されて、鎌足は妻にしたんです。得意絶頂ですよ。
鬼も無邪気に喜ぶものが恋なんです。
この無邪気に歓ぶ心が恋の初心です。
男なんて甘やかせれば可愛いものなんですね・・・
蕾む梅吾にも蕾あらんかな 旅仁
いかなる花を咲かせたかるや
すみれほど小さき恋に逢わんかな 旅仁
小さきものの命寄せ合う
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ 徒然ネット吟行交心ty0101『 春は花言に映せば言の花 』 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 妄恋575交心vk0408『 小春日や秘すれば花の夢を観ん 』 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★