好奇心全開!!遊行期を遊ぶ

 遊行期も今から上り坂、やっと命の不思議に目覚めたような感じです。
 玄牝の門を敲きます。

都都逸で交心『 嬉し恥ずかし都都逸唱や そこなあんたも恋弥勒 』

2013-07-28 19:31:24 | 都々逸で交心

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★ 都都逸で交心v13s072703

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嬉し恥ずかし都都逸唱や

そこなあんたも恋弥勒

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☆☆☆ 唯呼さんの走馬灯都々逸『 あたしの・・いい男~♪ 』 へのしり取り都都逸交心です。 ☆☆☆
♭♭♭ 



 >♪ 誰かに見られちゃ恥ずかし嬉し
          この人あたしのいい男~   唯呼


          この人あたしの命の糧よ
    惚れて惚れられ共弥勒   仁


           男どもにもこの粋見せて
    恋の弥勒のみちしるべ   仁


    嬉し恥ずかし都都逸唱や
           そこなあんたも恋弥勒   仁



 草の花ひとりひとりに観る弥勒   仁


 観るは見らるる心に抱け



カラコロカラコロ~、風のまにまに桐な香りの下駄の音が聞こえてきます。













★ 妄恋575交心v13s072804

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草の花ひとりひとりに観る弥勒

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良寛を遊ぶ575交心『 干からびるお玉を蛙と悼みけり 』

2013-07-21 15:02:14 | 良寛さんを遊ぶ



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★ 良寛さんを遊ぶ575交心v13s072003

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干からびるお玉を蛙と悼みけり

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 子は 東都の東に去り
 我は 西海の藩に到る
 西海は 我が郷に非ず
 誰か 能く長く滞まらん
 去々 旧閭(門に呂)に向かい
 杳々 雲端を凌ぐ
 聊か 一把の茅を得て
 居を 国上の頂に占む   。。。良寛


 あなたは東の都に去ってしまったが
 わたしは逆に西海の玉島まで来てしまったよ。
 やっぱり西海はわたしの住む処じゃないね、
 こんな処に長く滞在するものではないよ。
 行脚の旅で諸国を回った後、故郷に向かい
 遙か遠くに雲をも凌ぐ山中に辿り着いた。
 小さな草庵を手に入れて
 国上山の山腹に住むことにしたよ。


 良寛さんが故郷の国上山の五合庵に居を定めたのは40歳の時だったといいます。39歳の時に越後に戻ったのでしたが家には帰らず、空き家を探して仮寓の暮らしをしていました。道元さんは故郷を捨てろと教えていますけれど、その道元さんの教えもこの頃の良寛さんは超えてしまったのでしょうね。文学も捨てろと道元さんは教えていますけれど、やっぱり良寛さんは文芸が好きでした。ただの文芸少年栄蔵を楽しんで遊ぶよ、詩ってもいます。もちろん名利を求めての文芸少年ではありません。嘘をつけば貝になるぞと父に怒られて海辺でじっと貝になるのを待っている栄蔵少年がインナーチャイルドとして良寛さんの中に生きていたのでしょうね。そのインナーチャイルド栄蔵少年に添うて生きたのが良寛さんの心情だったように感じます。

 良寛さんが子どもたちと毬をつき、鬼ごっこをして遊んだのはインナーチャイルド栄蔵少年の蘇りの時という時空遊泳だったのでしょう・・・


 干からびるお玉を蛙と悼みけり   仁


 人為の田には非情の手立て



 インナーチャイルド栄蔵少年を抱えたままの良寛さんは孤絶した雪中もひとり栄蔵少年に寄り添いながら長い冬を凌ぎました。人の中で暮らすことはできないのです。しかし又孤絶の代償にエピキュリアンである自分を許しもしたのでした。
 良寛さんの文芸遊行はエピキュリアンのひとり遊びだったのでしょうね。
 そのひとり遊びを許容してくれる文芸仲間が集ってくれた晩年は良寛さんのもっとも華やかな遊行期楽園の道標となって凡愚老仁の明日も照らし出してくれます。


 奥の奥誰にも住みしおさな子よ   仁


 はだかの命護りの砦







★ 優游575交心v13s072002

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風吹けば風のまにまに夏の蝶

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 切る切られるは憂き世の習い 無漏路遊泳なごみ郷   仁


 風吹けば風のまにまに夏の蝶   仁


 雨ふらば降れ逢坂の関





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つけ句あそび575交心『 点景に見る万緑の北の国 』

2013-07-19 18:35:01 | そのまんま575で交心


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★ つけ句あそび575交心v13s071902

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朝歩きできるよろこび糸とんぼ

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 普通に生きもうけをただただ歓んでいますけれど、若い頃描いていたリタイア後の楽しみは全国行脚だったんです。リタイアが近づくにつれて暮らし向きは悪くなるばかりで、若年退職の予定が、定年後も働く羽目になって、やっと仕事から解放されて、ドライブできる所から旅をとささやかに楽しもうとしていた矢先に病に倒れて、後遺症は軽微ですんだものの、再発養生で自由に旅することもできない不自由の身になってしまいました。
 ままならぬが貧者の人生と覚悟はしていたもののやはりわが身の不運を悔やんでしまいそうになりますね。
 真似良寛を生きてきたのですからこれでも贅沢なものなのでしょうけれど、エピキュリアンの習性が根深いので、やはり不自由を嘆いたりもしてしまいます。


 朝歩きできるよろこび糸とんぼ   仁


 田の畦道も宇宙の片隅


 北海道はリタイアして最初に優遊遊泳したい憧憬の地でした。
 ツアーで二度ほど下見に行ったことはありましたが、下見で夢は膨らむばかりだったのです。今じゃぁその膨らんだ夢は虚しく空中パンクをしてしまいました。
 連れ添いさんがせめてツアーでも北海道生きたいねとまだ夢見ています。今ならまだツアーは大丈夫だよ、と唆します。来年辺りに行こうよともうその気で満々明るくなっています。貧者の歓喜色々想像して楽しみを日常のものにしたいと思ってネットサーフィンも遊んでいます。居ながら空想の旅に終わらないように念じています。


 炎天の夢に現に礼文島   仁


 最果ての崖わが身も翔びぬ









★ つけ句あそび575交心v13s071602

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点景に見る万緑の北の国

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☆☆☆ 夢呼さんの『 北海道に行ってきました 』 へのつけ句交心です。 ☆☆☆
 





> 万緑を走る一両列車かな   夢呼


 光あふるる天地のしらべ   仁


 点景に見る万緑の北の国   仁


 景の一つに吾のありたし





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★★★ 言葉あそび575交心v13s070901『 謄謄と襤褸着て歩く水田縁り 』 へどうぞ!!! ★★★
 



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万葉集を遊ぶ交心『 愛在れば神の加護在り夏の森 』

2013-07-16 15:41:01 | 万葉集


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★ 万葉集を遊ぶ交心v13t061204

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愛在れば神の加護在り夏の森

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 雲人さん、いつも交心とサポートありがとうございます。
 心読みのプロの雲天さんに読んでもらえるほどの額田王の愛など探る力量は凡愚老仁には毛頭もありませんけれど、幼稚な言葉遊びの児戯で楽しませてもらいます。
 笑って蹴飛ばしてもらえるとさらに励みになります。
 誰が読んでも黙殺されるのが常ですから、それでもひとり遊びさせてもらいますけれど・・・


 愛一つ野の百合に見て呵々大笑   仁


 悲劇の人のこの世に多し


 > 万葉集02ー0141 磐白の 濱松が枝を 引き結び 真幸く有らば 亦還り見む   河童老訓


万葉集の巻二は0141から0234までの挽歌が0085から0140までの相聞につづきますが、有馬皇子の歌二首がその最初です。

 有馬皇子の悲劇は、紀伊の牟婁の湯で起こりますが、何故「紀伊の牟婁の湯」なのかということに政治的背景と斉明天皇のアキレス腱が隠れているようです。
 そもそも事の発端は「乙巳の変」と呼ばれている中大兄皇子と中臣鎌足のクーデターにあるんです。中大兄皇子は日本書紀では悪の権化としての独裁者蘇我入鹿を天誅する政治改革者として登場しました。入鹿暗殺は劇画風に達成されます。正義は中大兄皇子にありというわけです。
 しかしその真相は謎で、その内実は藪の中なんですね。

 唐と韓半島の政治情勢と大和朝廷内の政治情勢が検証されないと勝てば官軍の歴史が正統性を持つという呪縛から解放されることはないのでしょう。
 浅学無知の凡愚鄙老仁に検証できる力量などあるはずはありません。
 それでも知る楽しみは尽きませんから、楽しみとしてあれこれ拾い読みをして、好奇心全開、あとは、悪い性癖の言葉あそびで、こんな風にも考えられるのではないかという空想的推理を楽しませてもらうんです。


 悲劇の有馬皇子の万葉集0141版の歌も、呪詛の禊ぎとして、有馬皇子が詠んだのではないかと想像してみました。
 謀反の科で処刑された有馬皇子が何故<紀伊の牟婁の湯>に連行されたのか?

 その状況の中にその因果と有馬皇子の救命の一筋の希望が祈念されているように思われます。
 まだ僅か19才の有馬皇子の悲劇です。

 有馬皇子を救う愛はないのか?


 有馬皇子はその愛を斉明天皇に求めたのではなかったでしょうか・・・
 愛は斉明天皇のアキレス腱なのです。


 当時の宮廷人も人々も、誰もが、有馬皇子の無実を知っていたはずだといいます。
 中大兄皇子の陰謀がなければ、当然のこととして、有馬皇子が孝徳天皇の後を継承するんでしょう。有馬皇子に同情する勢力もまだかなり残っているはずです。

 額田王はこの悲劇にどう向き合っていたのでしょうね・・・
 つづいて晩年には、娘の十市皇女の悲劇が待っているんです。


 夏の夜の夢に陽狂の友となる   仁


 神々に身を譲り渡しぬ


 神々に身を譲り渡した有馬皇子はまだ神々と共にある斉明天皇に一端救われますけれど、逸れも見越した上での中大兄皇子は、シナリオ通り有馬皇子を絞首刑にして禍根を断ちました。
 蘇我入鹿が怨霊になったように、有馬皇子も怨霊になって天智天皇に祟っているのでしょうね・・・
 悪人は怨霊にならないといいますから、蘇我入鹿も有馬皇子も無実だったのでしょう。
 悪人は長生きするともいいますけれど、天智天皇は46才で暗殺されたともいいます。因果応報というのもある世の中なんですね・・・


 愛在れば神の加護在り夏の森   仁


 神は鬼にも邪にもなるなり


 人神なれば命も奪う



 雲人さん、笑殺してくださいね。
 おやすみなさい。





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徒然575交心v13s070602『 長雨の水面の水輪夢映す 』

2013-07-06 19:43:14 | そのまんま575で交心


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★ 徒然575交心v13s070602

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長雨の水面の水輪夢映す

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 > 万葉集 01ー0051 采女の 袖吹きかへす 明日香風 都を遠み いたずらに吹く  志貴皇子

                       

 長雨や古人と遊ぶばんか   仁


 時を越えれば雨の楽しや


 まだ長雨がつづいています。
 それに風が強い。雨に逆らって燕が水田の上を飛びます。窓の外をぼんやりと眺めて恍惚に耽るひとときも楽しいものだと感じるようになれました。
 老いには老いの楽しみがあるものなんですね・・・


 長雨の水面の水輪夢映す   仁


 丘に采女の袖振るを幻る



 > さしぬきを足でぬぐ夜や朧月   無村


 壺中の老のひそとはなやぐ   仁


 今日も雨ごもりです。
 今日は徒然時空遊泳、真似蕪村を遊んでみました。壷中望郷の世界も広がっていますけれど、雨は詩の三友のひとつ、古の閨情を楽しみました。
 優游林住期礼賛になればいいのですけれど・・・


 艶の夜をつれづれあそぶ梅雨ごもり   仁


 真似てあそべばやがて秋くる


 > 罪もうれし二人にかかる朧月   漱石


 拾い読み遊んでいたら、壷中閨情遊泳を楽しんでいる漱石さんにも巡り遇いました。
 林住期礼賛のはなやぎ言葉あそびを楽しんでいるのでしょうね・・・





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★ 優游575交心v13t060502

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潮騒に憂き世忘るる夏の月

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 遊呼さん、交心ありがとうございます。
 万葉集も色々の読み方がありますけれど、凡愚老仁は、わがまま好奇心の赴くままに読み込んで遊ぶ悪癖を振りまいていますので、笑止の沙汰なんでしょうけれど、謎解き遊びに熱中していますので、ご寛容くださいね。

 > 万葉集15ー0967 潮みてば入りぬる磯の草なれや見らく少なく恋ふらくの多き   坂上郎女


 恋うる夜の多くなりゆく老いらくの無漏路の恋の海の棲み家よ   仁


 潮騒に憂き世忘るる夏の月   仁


 虚仮の身なれど罪は悔いけり





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★★★ 万葉集を遊ぶ交心v13s070413『 露草や自遊な恋は移ろわず 』 へどうぞ!!! ★★★
 


★★★ 都々逸で交心v13t060301『 嬉し恥ずかしあんたの嘘に あたしゃ心もまる裸 』 へどうぞ!!! ★★★
 



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都々逸で交心『 ゆく道行きに残すな未練 残せば生の地獄行き 』

2013-07-04 21:43:22 | 都々逸で交心
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★ 都都逸で交心v13s070412

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ゆく道行きに残すな未練 残せば生の地獄行き

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☆☆☆ 唯呼さんの『 好きって嘘? 』 への交心です。 ☆☆☆
 





 > ・ 逢える逢えない逢いに来い恋
              好きと云うなよ台詞だけ~   唯


              好きと云うなよ心の誠
     火傷するまで触れさせよ   仁


     逢える逢えない迷いの闇に
              言葉だけでも恋灯り   仁


              逢いに来い恋夢見る閨に
     もつれて落ちよ恋蛍   仁



 果ての恋念う夕べのすずしさよ   仁


 失楽園の裏は楽園



     ゆく道行きに残すな未練
              残せば生の地獄行き   仁





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★★★ 万葉集を遊ぶ575v13s070301『 姫小百合秘したくはなしさりながら 』 へどうぞ!!! ★★★
 


★★★ 徒然575交心v13t062102『 巫女憑きの老骨に咲け合歓の花 』 へどうぞ!!! ★★★
 



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『 粋な女の心の彩は おまえならでは生きられぬ 』都々逸で交心

2013-07-02 20:07:14 | 都々逸で交心



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 > 秋風のうちふくごとにあなめあなめ 小野とはいはじすすき生ひたり   。。。『通小町』


 芒を吹く風の音が「秋風の打ち吹くごとくあな目あな目」と詠うように聞こえます。通りかかった在原業平が歌の方に芒をかき分けて入ると、髑髏の眼窩から芒が生えていました。この髑髏があの小野小町の流浪の果てだと知り、目が痛い目が痛いと泣いているので哀れに思い、「小野とは言わじ薄生いけり」と下の句を詠んで、小町の霊を弔ったそうです。


 > 思ひつつ寝ぬればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを   小町。。。古今552


 > うたたねに恋しき人を見てしより夢てふものはたのみそめてき   小町。。。古今553


 > いとせめて恋しき時はむばたまの夜の衣をかへしてぞ着る   小町。。。古今554


 夢に見たいと都都逸詠めば
         歌の念いの夢となる   仁


         恋しい主に会いたい時は
 都都逸詠んで念じけん   仁


 このうえ狂うほど恋しくば
         闇の衣を返し寝る   仁



 青嵐言葉に念の響け響け   仁


 言葉の拓く夢愛楽土





★ 都々逸で交心v13t062303

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粋な女の心の彩は

おまえならでは生きられぬ

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 空気を喰って仙人気取り 
       挙げ句の果ての 丸裸   仁


       無財の老の髑髏の性に
 菩薩心の鬼女一人   仁


 粋な女の心の彩は
       おまえならでは生きられぬ   仁


 大和撫子の本領をこうも熱く篤く生きることのできる唯唯独存さんに心酔して捧げる都々逸です。心酔ご寛容ください。


 心酔賛歌
 妖しさにみどりの闇の寝ねられず   仁


 雨に西施を唯唯偲ぶ





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★★★ 今日のそのまんま575で交心v13t062601『 めくる一枚心も咲ける 濡るる雨夜の乱れ髪 』 へどうぞ!!! ★★★
 


★★★ 優游575交心v13t062409『 合歓の花よく歓んでよく眠れ 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 優游575交心v13t062403『 面影に黒髪を梳く合歓の花 』 へどうぞ!!! ★★★
 


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優游575交心『 貧しくもこと足るを知るかたつむり 』

2013-07-01 19:35:20 | 万葉集
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★ 優游575交心v13t062902

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貧しくもこと足るを知るかたつむり

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 > 人の世の絶えることなく梅雨の闇   遊呼


 乱るるこころいかに鎮めん


 梅雨寒や心傷みし裏話   仁


 貧しくあれば心富まさん


 遊呼さん、いつもあい風交心ありがとうございます。
 すぐにお返し交心できなくてごめんなさい。大切な時間咲いて交心してもらっているのに恐縮してしまいます。
 最近は月一で返ってきてくれる娘たちがそれぞれに企画して近場をドライブに連れて行ってくれますので、見慣れた山河ですけれど楽しんでいます。
 郷土に旅心をもって古郷再発見が面白くもなってきました。
 何でもないただ事が嬉しくなるんですね。
 これが老人なんだとつくづくの感慨です。それでも青臭いまんまの老仁でいることも楽しんでいこうと思っています。


 貧しくもこと足るを知るかたつむり   仁


 棲み家に添いし心となりぬ


 朝カルは先週久しぶりに参加してみました。月一の講座ですけれど、当日参加もいいということでしたから体調のいい日だけ参加することにしたんです。テーマは九州の古仏たちで、仏像といえば奈良でしたけれど、奈良と同じ頃から九州には九州の独自な仏師たちもいたて、九州仏像文化というようなものも形成されていたことなど知って、さもあらんと肯いている所です。大陸文化はやはりまずは九州上陸でしょうからね・・・
 今謎解き好奇心全開中ですけれど、壬申の乱の大海人皇子も最初の妃が宗像氏から来ていますので九州王朝との関連が強いのでしょうね。朝カルのもう一つの受講は奥野正男さんの邪馬台国でしたけれど、受講者が四人でしたので、今期はもう廃講になっていました。前期の最後の講座は入院のため受講できなかったんです。奥野正男さんには白川漢字学を教えてもらって目を醒まされるような面白さを感じていたのですけれどね・・・


 > 万葉集03ー0304 大君の 遠の朝廷と あり通ふ 島門を見れば 神代し思ほゆ   人麻呂


 この遠賀川周辺は物部氏の本拠地で、神代は六ケ岳が神奈備の山だったのかもしれません。その麓の長谷寺には国重要文化財の十一面観音があるそうです。奈良の長谷寺と同じなんです。長谷は初瀬で、百済ペクチエとの連想が面白いんです。
 続きのお話が聞けなくなって残念ですけれど・・・


 六ヶ岳の古仏見に行きたいのですけれどね・・・


 明日は緒呼の運転で南関方面をドライブしてきます。


 時任せ人に任せか蛙鳴く   仁


 風吹くままに水のごとくに


 おやすみなさい。いい夢を。





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★★★ 徒然575交心v13t062102『 巫女憑きの老骨に咲け合歓の花 』 へどうぞ!!! ★★★
 


★★★ 万葉集を遊ぶ交心v13t061703『 海原の藻屑の夢よ夏の月 』 へどうぞ!!! ★★★
 



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