好奇心全開!!遊行期を遊ぶ

 遊行期も今から上り坂、やっと命の不思議に目覚めたような感じです。
 玄牝の門を敲きます。

『 常夏の幻の郷暮の夢 』フォト575交心zsk1803

2017-12-18 19:55:53 | 林住期道楽交心
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 常夏の幻の郷暮の夢

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 常夏の幻の郷暮の夢   仁



 居なりの術の玄牝の森







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 以上、
☆☆☆ Lillianさんのzsk18『 この季節、緑が恋しく 』 への交心です。!!! ★★★♭






 この季節、緑が恋しく。樹々と空間のデザイン、美しさ。Orlando, Florida in July, 2017.
 Atsuko Lillian Lee





 一茶忌や大洋超えて龍の宮   仁



 醒めて着ぶくれ雀と遊ぶ





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『 豊饒と深淵  ・・・十七文字のドラマ 』再録青柳仁575qv16

2017-05-17 19:59:25 | 林住期道楽交心



 豊 饒 と 深 淵  ・・・十七文字のドラマ













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 俳句は詩である。
 詩は世界である。
 そして世界は私である。
 そして私は空である。





★ フォト575z98

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 掌や空即是色山笑ふ

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 1・ ひょんなきっかけ



 だが私は未だ俳句を知らない。’89年にひょんなことを契機に俳句に興味を持った。ひょんなことというのは、娘の緒呼さんが「読んで」と見せにきた十七文字だった。

 > 秋の日に女は持たぬのどぼとけ

 というものであった。私はなぜか驚嘆した。緒呼さんが作ったということに驚嘆したのだった。
 しかし、次の瞬間には、疑っていた。緒呼さんがこんな俳句を作れるはずがない。
 同僚の先輩に俳句をやっている河上学さんがいた。「この句を知らないか」と私は尋ねた。翌日、河上先輩は一枚のコピーを私に見せた。連作のなかに、

 > 春の灯に女は持たぬ喉仏

 というのがあった。やっぱりそうか・・・と私は奇妙な感慨に陥った。
 緒呼さんにその一枚のコピーを見せた。
 「ああ、ばれたか」と緒呼さんは明るく笑った。緒呼さんはいつかのテレビでこの句を知ったそうだ。その句がなぜか心に残っていて、いたずら心で私に紹介したのだった。その句は日野草城という人の有名な俳句だった。


 その日から私は俳句を作り始めた。
 先輩の河上さんが私の師匠だった。





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 2・俳句入門
 


 俳句に無関心だった私の作る俳句は作法も何もなく、無茶苦茶だった。師匠から丁寧な指導を受けて、俳句の基本みたいなものが少しわかってきた。少しおもしろくなってきたので、先人の俳句を無作為に読み始めた。

 ある「事件」があって、私は三ヵ月間、野山を彷徨した。その時、俳句は自然への接近の仕方を私に身につけさせてくれた。ある「事件」は私の内面のドラマを絶望的に変換させたが、俳句はその内面のドラマを表出できるものではなかった。そのことは逆に、私にそのある「事件」を超克させてくれる営みを開示してくれていたともいえる。


 不当配転で、久留米に飛ばされ、人に対する無関心のバリアの中の日常が続いた。現実からの逃避のごとく私は俳句を作っていた。アナーキーな私は、俳句に対してもやはりアナーキーであったが、他流試合のつもりで新聞や雑誌に投句して自分の俳句の位置を確かめていた。アナーキーな俳句は全くといっていいほど採ってもらえなかった。その内、採ってもらえる俳句を作るようになっていた。その頃が私の俳句入門と言えるのかもしれない。俳句らしい俳句を作り始めたのだ。



 そして、’91年6月、同僚と句会みたいな集まりを作った。
 <紅こびとの会>と名付けた。
 初心がなつかしい。



 3・紅こびとの会の名称について



 句会を持とうということになって、藤田・本木・青柳の三人で会の持ち方やメンバーについて話し合った。色々呼びかけてみたが、皆素人なのでどんなものになるのかイメージも掴めない誘いだったこともあって、うまくいかず、それでも六月六日に準備会を持った。ともかくも少数でも始めてみよう。やっていく中で会の中身も作りあげてゆく。会の報告をしながら会員も増やしていこうとゆことにした。準備会のメンバーは、本木・石川・藤田・辺見・青柳の五名。
 藤田さんがかって句会に入っていたことがあって少しはイメージを持つことが出来たが、後はおぼろ。楽しくやってゆければいいんじゃないかとゆことになった。
 まずは会の名称を決めよう。
 色々おもしろい名称が出されたが、仁の提案で紅こびとの会と決まる。

 > 紅小人楓若葉に群れ遊ぶ   本木

 これは本木さんの句である。机に楓のあの可愛らしい赤い実を据えて見つめること四時間。本木さんは遂にその楓の実の姿に<紅小人>を見いだしたのであった。風に揺れる楓の実はほんとに紅小人さながらなのだ。仁はその言葉の発見にいたく感動した。
 「みちのくの星入り氷柱吾にくれよ」とゆう鷹羽狩行の句があるが、この「星入り氷柱」とゆう言葉を産み出した鷹羽狩行敗けてはならじと格闘していたときだけに、本木さんの「紅小人」が新鮮だった。じっと四時間、楓の実を見続けていた本木さんは、いつのまにか楓の実に同化して、その心は日常を突き抜けて童心に還っていたのだろう。「紅小人」はその童心そのものなのだ。
 俳句を作るとゆうことは、あらゆる柵や現実の憂から解放されて、しばし童心に還ることなのかもしれない。童心に還ることによって物のいのちに触れることなのだ。日常の惰性の中で見失っている物の本質や真実を裸の心で掴み取ることなのだ。あるいは事物や自然にメルヘンを発見することなのだ。四時を友とし、造化に還ることを忘れてはならない。

 今や地球はわれわれの掌の中で瀕死の小鳥のように喘いでいる。経済効率が最優先され、エコノミック・アニマルが跋扈する現実を撃たなければならない。いのちに対する畏敬の念を甦らせなければならない。自然が発する警告に心を痛めなければならない。風の谷のナウシカのように本物の怒りをもって大空を翔けめぐらなければならない。
 俳句を作るとゆう行為を通して、わたしたちは四時を友とし造化に還ることができる。四時を友とし、造化に還ることを通して、わたしたちは命の根源に触れ、新しい自分自身に出会うことができる。言い換えれば、紅小人になるのだ。脱日常。脱構築。

 そうゆう思いをこめて、仁は会の名称を紅こびとにしようと提案したのだった。
 みんなの賛成を得て、会の名称は紅こびとに決定した。

 > 紅こびと名付けしひとの乳児の世話   藤田    

 藤田さんは紅こびとの第一回句会に、ちゃんと本木さんに対する存問の句を贈ってくれた。


 発光し飛翔し月の七変化   仁


 仁の句も紅こびとへの挨拶だった。紅こびとの会員一人ひとりが己のいのちのありかを見いだし、いのちの力において発光し、いのちの力において飛翔し、紫陽花の花のようにより深く七変化してゆくことを心から願うのだ。

                    ・・・『紅こびと 第1号』より



 <紅こびと>という言辞は差別語ではないか、という議論もしたが、<いのち>の象徴、メルヘンの言葉として、差別イメージを脱却することをめざした。



 4・単純化の鍛練



 紅こびとの会も七回を終えた。お互いに色々のことを語り合った。俳句がお人柄を語りもした。
 俳句を始めていいことの一つは、何事につけても新鮮な驚きをもって対するようになったことだろう。その驚きを会員相互に共有できたことだろう。五七五の世界にいろんな角度から参入して体験を共有していくのはたいへん楽しいことだ。
 人にはそれぞれの哲学がある。普段誰に語るでもなく、主張するでもなく、また自分でも取り立てて哲学しているわけでもないが、その人のその人らしさというのはやはりその人の哲学といっていいものだろう。俳句にはその人らしさの哲学が素直に現われてくる。その人の哲学に触れることは出会いのもっとも楽しみとするところだろう。
 深まりゆく秋と共に、紅こびとの会ももっともっと深まってゆくことだろう。

                    ・・・『紅こびと 第7号』より 



 しかし、紅こびとの会も石川さんの転勤でなんとなく消滅してゆく。
 私にとっては非常に貴重な鍛練の場であったが、それぞれの事情が差し障りを多くしていった。私はまた他流試合の投句を拠り所にして俳句を作り続けた。
 紅こびとの会では自由な発想を展開して何か新しい世界に挑戦できそうな予感をもっていたが、投句の世界は不自由だった。だが、その不自由さが、かえって私を単純化させてゆく過程ともなった。私はこの単純化の中に豊饒と深淵を見つけだそうと試み始めていた。



 5・不断の発現としての五七五



 瞑想に似て強力の汗の顔   仁

 冬波の低きも力漲れる   仁

 一粒の露に永劫ありにけり   仁



 根源的なるものの豊饒さに心奪われる時がある。
 存在の発見と私の消滅あるいは拡散・・・そういう稀有の体験を私に惹き起こしてくれるのは五七五のドラマなのだ。
 松のことは松に習え、とは芭蕉の教えだが、五七五のドラマは「松は私だ。私は松だ」という空の世界を表出させる。言葉が世界を開示するように、五七五は私を空即是色する。私の深淵に広がる空を湧出させる。私とは不断の発現である。 



 掌や空即是色山笑ふ   仁



 掌に私は春の山を見た。というよりも、掌が、忽然として、春の山として発現したのだ。それは変貌というのでもない。言葉の錬金術でもない。ただそれは五七五の世界なのだ。
 だが、まだ、空即是色する五七五の世界は私の独り善がりの幻視の世界にすぎない。直観が力となる技を獲得しなければならない。あるいは五七五が私のマントラとなる力を養成しなければならない。



 私の俳句開眼はいつの日にかはじまるだろうか・・・。






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『 魂消たる追憶浮遊春の雪 』林住期道楽交心qy2506

2017-02-26 19:03:08 | 林住期道楽交心

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 魂消たる追憶浮遊春の雪

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 魂消たる追憶浮遊春の雪   仁


 自ずと起こる甦る時





 在りし日の
 魂揺らぐ
 巡り逢い
 呼び戻す念
 再生の念





 根源の
 命の念は
 時を超え
 人をも越えて
 共生共振





 念ずれば
 真の心
 呼び起こし
 己のごとく
 人をも恋す





 ひと恋は
 真の心
 呼び醒ます
 一期一会の
 結実ならん






 今ここに身を投ぜんか草萌ゆる   仁


 天上に風心にも風










☆☆☆ 百呼さんのqy25『 まるじん 』 への交心です!!! ★★★







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『 悲喜苦楽しみじみの老い法師蝉 』林住期道楽交心rr2702

2016-08-28 21:55:50 | 林住期道楽交心

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★ 林住期道楽交心rr2802

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 悲喜苦楽しみじみの老い法師蝉

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 百呼さんとの心象交心です。



 精一杯
 そう、
 いつも今ここ
 せいいっぱい

 軽い
 そう、
 いつも気ままに
 いい塩梅に

 昨日も
 明日も
 そう、
 いつも今ここ

 水の流れのように
 触れあうものと
 交わるものと
 ひとつになり、
 そして別れ・・・



 ほどほどに時も越えませ酔芙蓉   仁


 和み寛ぎ一期の恵み





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 > 行く水も せけばとまるを 老いらくの またかへるとは うつそみの 人も語らず 外つ国の 書にも見えず いにしへも かくやありけむ 今の世も かくぞありぬる 後の世も かくこそあらめ かにかくに すべなきものは 老にぞありける   。。。良寛1281「老いをのぶる歌」



 悲喜苦楽しみじみの老い法師蝉   仁


 すべなきものも味わいありぬ





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『 念ずれば小さきわれもはなと散る 』林住期道楽交心rx2406

2016-03-24 20:03:03 | 林住期道楽交心

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★ 林住期道楽交心rx2403

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念ずれば小さきわれもはなと散る

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 > 春をかき
    秋と応えし
      君おもふ
     あの小走りの
        冬の街角    百呼



        竹の秋
     さくらとともに
      春散らん
   震えながらも
 君待つ街角   仁



 念ずれば花開く。
 西行さんは
 断食往生して
 みごと
 さくらの満月に往きました。



 念ずれば小さきわれもはなと散る   仁


 いつ往こうとも念ずれば春





☆☆☆ 百呼さんの『 春うらうら 』 への交心です。 ★★★
♭♭♭ http://smcb.jp/_ps01?post_id=6909097&oid=578302







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★★★ 良寛さんを遊ぶrx0503『 良寛を真似て喜ぶ春の風 』 へどうぞ!!! ★★★
 



★★★ 平和の砦575rx0302『 ただ念ず非戦の誓い貫くを 』 へどうぞ!!! ★★★
 




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『 初雪を見んとて阿蘇へまっしぐら 』林住期道楽交心sy0513

2015-02-05 22:55:14 | 林住期道楽交心


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初雪を見んとて阿蘇へまっしぐら

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 交心ありがとうございます。
 そちらは常夏ですか・・・?



 筑後は温暖で、まもなく亜熱帯になるかもしれない情勢です。
 ぼくは雪大好き老仁ですけれど、最近は気に入った雪にまだ出会えていません。
 雪見は阿蘇まで走らなければならないんですよ。



 初雪を見んとて阿蘇へまっしぐら   仁


 幼き夢を枯れ木に抱いて



 そんな575を遊んで夢見るだけ日々が多くなりました。
 夢想時空遊泳の方が現身の世よりもリアリティを感じる齢になったのでしょうね。
 それだけ黄泉路に近づいているのでしょうけれど・・・


 
 あなたはひたすらリアルな雪が懐かしいのでしょうね・・・!






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『 面影を形見に念う冬の星 』林住期道楽575交心tk1203

2014-12-12 21:29:38 | 林住期道楽交心


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面影を形見に念う冬の星

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 > せつなさの
     峠を君は
       越え来しか
         我はちらちら
           君はこらこら   林呼



           峠越え
         知らぬ行方の
       下り道
     負う荷なければ
   空翔ぶも好し   旅仁



 この星に生まれ
 色々の巡り逢いに育てられ
 最期の巡り逢いを待って
 この星に帰る
 ただただ夢中   五行詩tk1202



 面影を形見に念う冬の星   旅仁


 いくつの星にめぐり逢いしか



 人は誰でもほんとうに本気で、一生懸命に生きています。
 心の迷いで道を逸れることも多くなっていますが、本音のところでは、みんな本気で一生懸命に生きようと念って生きています。
 それがわかっていながら、ぼくは愚かにも言葉遊び三昧を遊んでいるのですから、敬遠もされ、その幼稚さに愛想づかしもされるばかりです。愛想づかしされるのはまだ好い方でしょう。
 はじめっから視野に止まることもない行きづりの一人にすぎません。
 このごろは行きづりの一人にもなれなくなってきています。鄙隠り惚け老仁になってしまっているのです。


 それでも、ネットには感謝しています。
 ネットでは、居ながらにして世界中を旅することができますし、交心を求めれば一期一会の交心もしてもらえるのですから。

 林呼さんには、辟易されながらも、時々想い出してもらって、交心してもらえるので、本当に感謝しています。
 遠い空の下に、時々でも声をかけると喜ぶ人間のいることを、また、想い出してもらえるとHappyです。



 最近、いよいよ交心も少なくなって、本の拾い読みすることも多くなりました。
 昨日、ひょんなことで、本棚に見つけた瀬戸内さんの『ここ過ぎて 白秋と三人の妻 』を読んでみようと思っていました。郷土の詩聖と呼ばれているのに、ほとんど本も読まないし、白秋さんのこと本気で読もうとしたことはありません。
 分厚い本なので、恐らく拾い読みでしょうけれど・・・



 > そう思った時、私は車の中で章子の片袖の端を捕らえたような手応えを感じていた。
 衝動的で行動的で好奇心が強く、情熱的だが執着心が薄い。他人の目や世間の思惑に余りに無関心に解放されているた為、かえって常に世間の好奇心の目をそばだたせる結果に身を置くはめになる。損得の計算が不得手で、直感ばかりに頼って動物のように進路を定めている。放浪の性が強く、一所に定住できない。破滅型というより破壊型と呼ぶにふさわしい。
 自分の性情のコンパスで円を描けば、すっぽり章子を包みこめるのではないだろうか。   。。。『ここ過ぎて』p23



 国東半島へ章子さんの足跡を辿りに行った時の感想です。
 寂聴さんの若い頃と重なったのでしょうね。
 そしてぼくはまた貞心尼さんも同じような性情の人なのではなかったかと思ってしまいました。貞心尼さんと重なるところがありそうで白秋さんの二番目の妻となる章子さんのことに好奇心が開かれてきました。



 > じらされて じらしかえして おぼれずと 言わぬしあわせ 触れぬしあわせ   林呼



 足跡隠しの百合庵さんですから、こうして足跡残すのも厭でしょうけれど、瘋癲老仁の世迷い言とご寛容くださいね。



 溺れずに避けるでもなく遠くより心寄せるも和みなりけり   旅仁



 > 私は径を引きかえして登っていった。自分に引きつけ、危うく章子をほとんど理解しかけたような気分になっていた楽天ぶりを、どこかで章子に冷ややかに嘲笑されているようなきがしてきた。死んだ子宮を抱え、その冷たい内壁から滲み湧く、章子の狂気の底深さなど、そうはた易く他人の目に覗き得ないのが真実であろう。   。。。p24




 それにしても女の情の深さ、微妙さは男には到底理解できないことなのでしょうね・・・
 寂聴さんでさえ、その情を追いかけて追いかけてなおまだ理解に到達できないことが多いのですから。



 追いもせず老いて下山の冬景色   旅仁


 初心抱くも枯れゆくばかり












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追いもせず老いて下山の冬景色

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フォト575『 遊ばんか冬には冬の森の文 』wm1801tk11

2014-12-11 23:39:59 | 林住期道楽交心

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遊ばんか冬には冬の森の文


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『 オリオンやひたすら念彼観音力 』林住期道楽交心wy2401tk11

2014-12-11 17:10:19 | 林住期道楽交心


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オリオンやひたすら念彼観音力


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 林呼さん、交心ありがとうございます。
 凡愚老仁の幼稚な言葉遊びご寛容くださいね。
 天真人とか宇宙愛とか大好きな言葉なので深甚な理解もないまんまままごと遊びの道具にしているんですよ。子どものように宇宙愛遊びに夢中になってるデクノボーです。


 読書歴も研鑚もなく、手当たり次第の拾い読みで巡り会った言葉は、これも手当たり次第言葉遊びのツールに仕立ててしまうんです。
 言葉のツールを積み木遊びのように組み立てていく遊びの面白さを知ってしまうと、言葉は難しいほど面白く感じるようになるんですね。
 先日より松原泰道さんの『観音経入門』を拾い読みしましたら、まぁ、難しい観念語の宝箱のようで、組み立てる方便もまだ見つけ出せないほどです。



 オリオンやひたすら念彼観音力   仁



 けれど、念彼観音力とマントラ唱えると凡愚老仁の内にも観音力が表れるというので、ネンピカンネンリキネンピカンネンリキと遊んでいます。やっぱり観音さんになったような心地になれるから言葉の力は大きいですね。夢中になれるんですよ。


 少し賢くなると、こんな子どもだましの言葉遊びに夢中になれるはずもないのでしょうね。凡愚老仁は子どもだましが大好きで、だましだから夢中になって、言葉遊びで銀河の外まで遊泳してしまうんです。そこには幻しかないので、幻の愛を遊ぶんです。
 幻の宇宙ですから、そこには西行さんの愛もあり、一休さんの愛も良寛さんの愛もあるんですよ。
 西行さんにも一休さんにも良寛さんにもなれるんですよ。



 命シンクロ古人の言葉



 飯島史彦さんという人の本に「宇宙愛に連なるケース」というマニュアルもあるんですね。本屋さんに行くと宇宙愛のコーナーもあるくらいたくさんの人が本を書いているようですね。
 凡愚老仁は幻想遊びで十分楽しいので、幻想遊びを言葉で遊びながら、死ぬ間際までそのまんま575で交心言葉遊びができるように念じていきたいと思っています。


 そのまんま575遊戯三昧往生と呼んで、日常がその惚け往生のトレーニングなんですよ。
 『観音経入門』拾い読みしたら、観音さん観っけ遊びも創りだせそうです。



 冬すみれ相見て微笑み交わしけり  仁


 すみれに坐イマます観音観っけ



 冬銀河愛の様々無尽蔵   仁


 変化自在の内なる真人



 命には星の数ほど天真人が内蔵されているんだと念うと、言葉遊びでも、天真人遊びに夢中になれるんですよ。



 一呼吸ごとに愛在り散る桜   仁


 裏見せ表見せて謄謄



 林呼さん交心ありがとうございます。
 そしてまたむずかしい言葉遊びの呟きをさせてもらってありがとうございます。







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★★★ 林住期道楽交心vp1805『 秋の風なかよしこよし白い雲 』tk10 へどうぞ!!! ★★★
 



★★★ 徒然都々逸で交心tm0901『 蜘蛛の糸なら地獄に落ちる 赤い糸でも恋地獄 』 へどうぞ!!! ★★★
 




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2014-12-11 11:22:26 | 林住期道楽交心


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秋の風なかよしこよし白い雲

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 林呼さん、おはようございます。
 懐かしい交心ありがとうございます。
 秋の空のようにさわやかにHappyになれました。
 ほんとうに、やっと、いい季候になったという感じのここ数日です。この温暖な筑後平野ではまだ紅葉は遠いのでしょうけれど、身辺にも秋の気配はいろいろ感じさせてくれます。青い空に白い雲、鄙隠りの身には最高の日和です。


 在りし日のことども追憶しながら、相も変わらず言葉遊びに耽って生きもうけの余生楽しませてもらっています。好きなドライブもできないような身にもなり、大好きだったパジェロも手放して、いよいよ本物の鄙隠り老仁なんです。居ながら旅気分のネットサーフィンと言葉遊びの林住期道楽とはちょっと寂しいかぎりですけれど、まだその楽しみを遊べるだけでも存命の歓喜十分に堪能しているんですよ。


 ・・・といいうようなお粗末な報告しかできませんけれど凡愚老仁の現在です。



 林呼さんはいよいよ華麗に豊かな世界を楽しまれていることでしょうね。
 鄙凡愚老仁など望外のセレブな世界も遊泳させてもらった日々も懐かしく偲んでいます。あの折はご無礼もご寛容願って交心いただいてHappyでした。ありがとうございました。
 今日はまた青空のおかげで思いもかけない交心いただいてありがとうございます。
 いつかまたこんなみ空のプレゼントに巡り会えることを楽しみにしています。



 冗漫な呟きをご寛容ください。
 林呼さんの今日からも更に光溢れる日々でありますように。



 秋の風なかよしこよし白い雲   仁


 幼き頃の空遊ばんか





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★★★ 『 君にかくあひ見ることのうれしさもまださめやらぬ夢かとぞ思ふ 』良寛貞心尼相聞歌003-01tm08 へどうぞ!!! ★★★
 



★★★ 酔芙蓉写真俳句zcr0601『 酔芙蓉最後の恋に至らざり 』tk05 へどうぞ!!! ★★★
 




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