人生の謎学

―― あるいは、瞑想と世界

不易と変易

2008-03-05 01:13:24 | 運命をめぐって
■運命の傾向についての考えを、「不易」と「変易」という概念によって解釈したいと思います。

「変易とは、森羅万象は常に変化してとどまることがなく、不易とは、変化の中にも、変わらない法則性があることをいうのである。本来は占筮の書である易は、変易と不易を、象徴と数によって示唆するものであるが、変易にも不易にも、それぞれ陰陽の徳が含まれているとしている。陰陽は相対立するものであるが、そればかりでなく、その関係性も無限に変化する。四季の循環、生命の隆盛衰滅などのうちには、陰が極まって陽となり、陽が極まれば陰となる様相が見てとれる。」――

この概念は、運命について考えるときにきわめて重要なものを含んでいると思います。

《不易と変易》_1

《不易と変易》_2

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