日記がわりのような、ことばの羅列。
詩 ―― とめどなく間違える
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今夜、久しぶりにゆったりとしたひととき、時間をかけてワインを飲みながら、即興で詩をかいてみた。
終わった、と思った瞬間、もう一切の推敲を放棄してアップするが、それを後悔する日が来ないことを願う。
詩 ―― 焦燥の代名詞
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ありえないほど甘ったるい考え方に妥協することでやっと、そうしないではいきつけない言葉の場所に、少しだけ指先がのびた気がする。つまり、お人好し加減にがまだ足りないというわけか。
詩 ―― 夢見る頃をすぎても
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詩、あるいは詩のような言葉でしかあらわせない事柄がある。他の形式では駄目だと強く感じる。それでも、その言葉がほんとうに妥当な表現なのかどうか、自問自答がいつまでもつづく。
切実に考えつづけていると、思いのほか消耗するので、どこかで決断しなければならない。
詩 ―― 都市の空に
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言葉が生成流転し、たえず変化してやまないとするなら、生もまたそのように変成しつづけているわけで、その活動の軌跡がなんらかの完成度をめざしているとしても、その結果の出来栄えを性急に問うことの滑稽さを自覚しながら、やっぱりそこに造形したなんらかの感情的な場面について、ある独特な感性がまとわりつくのを確認することは、興味深いといえる。
詩 ―― 夏の追憶
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個人的な信条や認識の発見、生活上の工夫などは、もっぱらその問題を解決するために考えつづけた結果、なんらかの言葉として定着することによって齎される。
しかし言葉が指向する合理性や利便性や完璧性などは、決して究極的な地点に到達することはない。
詩にも言葉の発見が不可逆的に生成流転し、たえず流動しつづけている。
言葉が示す静的な様態を表現したいのではなく、動的な言葉のそのときかぎりのニュアンスが、事象に . . . 本文を読む
ある女性にとって、どんなに交際を重ねても、どこかで関係を拒否するような男性、Hがいるとする。
他方で、出会ってすぐに運命を変えるほどの精神の交流を交わした男性、Kがいるとする。
常識的には、日常レベルの人間関係でも、恋愛の場合でも、女性にとってHは敬遠すべき相手で、Kこそはかけがえのない男性だといえる。しかし、女性が無意識のうちにHに対する想いを捨て切れずにいるとしたら――。
〈きみの睫の対岸 . . . 本文を読む
このことではけっこう長いあいだ考えをめぐらしてきたものの、結局、確かな手ごたえを得ることはできず、しかしまんざらでもない。
問題の解明にとっては傍流かもしれないが、マンガのようにわかりやすく、沈潜するのを拒否しているところが捨てがたい。
〈とるにたりない秘密〉
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目前に解決すべき問題があり、差し迫っているとき、そこでは人生において、ある普遍的なことが試されている。
人生を投げ出した人間は真剣に悩もうとはしないから、問題を解決しようとする意欲は、健全さの尺度となるかもしれない。
〈突破者〉
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■さかんに詩をかいていた頃は、同時に複数のアーティストに対して、ペンネームで楽曲に詞を提供してもいました。なかにはある程度のヒットをものした人もいましたが、おそらくは50曲ほどの詞作のうち、インディーズはともかく、メジャーからのリリースは結局一曲もありませんでした。
「詞」は「詩」とは別ものですが、それなりに出来映えのいいものもいくつかあって、商品化されなかったのは残念でした。
〈なぜヴィラなのか . . . 本文を読む
■十年以上も前にかいた詩を、ひさしぶりに読み返していると、多くは駄作であるものの、なかにはあしたに残したいと思う詩篇もあって、歳月を経て部分的に言葉をえらびなおしながら、「いま」を見つめたいと感じました。
詩 ―― 水の印象
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十年以上も前にかいた詩を再読しました。表現のつたなさが目立ちますが、ものの考えの本質は、いまと少しも相違していません。
いま同一の主題で詩語をつらねるとするなら、もっといたましい言葉を仮借なく配置するかもしれません。私は打ちひしがれた感情、立ち止まっている人、他界から振り返るまなざししか信用できません。
冥く決然と__1
冥く決然と__2
冥く決然と__3
冥く決然と__4
冥 . . . 本文を読む