人生の謎学

―― あるいは、瞑想と世界

日記 12-01-28 ―― 本棚のあれこれ -7

2012-01-28 22:54:39 | 日記
■手前の壁面、幅2メートル、高さおよそ2.4メートルの部分に、これまでと同様のやり方で本棚を造った。右側のコーナー部分は、近いうちに、やはり本棚を接続するつもりである。 コーナー部分は高さ32センチで7段あり、幅は約30センチ。 ――こうして写真に撮ってみると、実際の出来映えの迫力はなかなか伝えられないことが分かる。 18mm厚のラジアタパインの側板(縦板)は、長さが1800mmを超えるとコス . . . 本文を読む

道長と糖尿病

2012-01-23 04:07:54 | 死の位相学
この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることも無しと思へば――道長は権威の極致に達した日の宴でこう詠んだ。 しかしこのとき、すでに持病の糖尿病が相当悪化していたことが知られている。糖尿病性白内障が進行していて、間近の人の顔を見分けることすらできなくなっていたという。 道長と糖尿病____1 道長と糖尿病____2 . . . 本文を読む

日記 12-01-11 ―― 本棚のあれこれ -6

2012-01-11 05:22:40 | 日記
■コーナーの左右、それぞれ建具までおよそ1メートルの幅の壁に、床から天井までの高さおよそ2.4メートルにわたって、本棚を作ってみた。コーナー部分は高さ32センチで7段、左右の棚は単行本で10段の収納力となっている。全体でおよそ650冊の書物を収納している。 これまでにも、沢山の本棚を作ってきたけれど、いつの場合も、高い収納能力が前提で、さらに使いやすさを意識して作っている。もちろん、強度的な配慮 . . . 本文を読む

ある仔猫のこと

2012-01-07 02:26:20 | 随想
 子供の頃に、最初に猫といういきものに出会った思い出を、わたしはこれまでなんとなくこころの小箱に入れ、鍵をかけていた。それは正面から考える姿勢に対して、ある疾しさを感じているからにちがいなかった。しかし今夜はその鍵を開けてみる気になった。  ――そのとき、わたしはおそらく七歳か八歳で、八帖の洋間で就寝していた。その部屋はわたしにあてがわれた部屋ではなく、ふだんはリビングのように使っていて、寝るとき . . . 本文を読む