ありえないほど甘ったるい考え方に妥協することでやっと、そうしないではいきつけない言葉の場所に、少しだけ指先がのびた気がする。つまり、お人好し加減にがまだ足りないというわけか。
詩 ―― 夢見る頃をすぎても
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詩、あるいは詩のような言葉でしかあらわせない事柄がある。他の形式では駄目だと強く感じる。それでも、その言葉がほんとうに妥当な表現なのかどうか、自問自答がいつまでもつづく。
切実に考えつづけていると、思いのほか消耗するので、どこかで決断しなければならない。
詩 ―― 都市の空に
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