人生の謎学

―― あるいは、瞑想と世界

気功について

2008-08-27 00:06:43 | 神秘思想
■気功についてまとめてみました。

内丹功の瞑想の目標は「金華」――黄金の華を自分の体内に生み出すことであるとされます。金華は「黄芽」あるいは「黍珠」(神秘な真珠)などとも呼ばれますが、これは瞑想が深くなったときに現れる光の幻覚体験を指しています。これは水―坎で象徴される女性原理と火―離で象徴される男性原理とがひとつになる「坎離交媾」によって、不死の人格を生み出す「真人受胎」の状態でもあります。受胎した真人は不死の人格となって成長し、頭頂から大いなる空虚に向かって飛び出るとさえ説かれ、こうして内丹功の最終目標は、外丹術が求めた不老不死の概念と交錯します。――深い瞑想を基盤にした精神世界の深層探求と、物質世界の科学的探求とは、最終的に一体となるべき性質のものであることが推測され、これは多くの神秘思想にみられる原理的な理念の一典型をしめしています。


〈気功について〉_1

〈気功について〉_2

〈気功について〉_3


■陰陽五行説

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