人生の謎学

―― あるいは、瞑想と世界

ホラー小説《占ひ師》 -15

2008-06-10 00:02:18 | ホラー小説
■一九節にある〈透視診断〉の様子は、それと意識しないでいましたが、結果として円朝の落語『死神』のパロディとなってしまったようです。ただしこの〈透視診断〉をめぐって、やがてどんな問題が持ち上がるのか、落語『死神』のような策略を須いて死神を追いやることになるのか、そしてそのために結局は手痛いしっぺ返しを蒙ることになるのか、それはおそらくまだずっと先のこととなるはずですから、作者としてどうすべきか、迷っているのです。

《死神について》

〈死神について〉_2

54ページから57ページまでつづく死神との対話は、とてもたのしく書きました。原稿料が発生するのなら、あるいは充分な時間があるのなら、100ページでも書きたいところです。

〈占ひ師〉_52

〈占ひ師〉_53

〈占ひ師〉_54

〈占ひ師〉_55

――つづく
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