ロシアのヴァイキング・メタル・バンドです。
ロシア語による女性ヴォーカルと、男性のグロウルが全体を引っ張ります。
沖縄民謡をウチナーグチで歌うと「おっ、沖縄の島歌だ。」と思えるのと同じように、ロシア語とかハンガリー語とかのヴァイキング・メタルは、その言葉だけで「ヴァイキング・メタルだ。」という雰囲気が出ますね。(言葉が全くわからないので非日常的な文化に触れている感じがするだけなんですが)
女性ヴォーカルのAlena Pelevina は高音域が綺麗な声の持ち主で、男性のグロウルとの対比はとても安心感があります。
曲もヴァイキング・メタルにジャンル分けされる割にはシンプルな聴きやすい雰囲気になっています。
Alena Pelevinaが小柄なのか周りの男性達が大柄なのかわかりませんが、ライブ映像を見ると、一番目立つはずのヴォーカルが小さくって目立たないのが面白いところです。
それにしても、日本ではグロウルをデスヴォイスと呼ばれていますが、アルコノストのように暗黒性や暴力性を強調しないバンドでは本来の「グロウル」と呼んだ方がピッタリきますよね。
ライブ映像で「Neskazanniy Svet 」
続いて「The Night Before The Battle」