独り言

日本の原風景、花、自然など、自分で撮った写真の加工作品、街道歩きなどを中心に公開しています。

チック・コリア 「アライブ」

2011-04-21 07:21:54 | 音楽

チック・コリアとは40年前あたりはマイルス・デイビスなどと共演していたベテランジャズピアニストです。

「リターン・トゥ・フォーエバー」などエレクトリックサウンドも人気ですが、私的にはアコースティックジャズの方がパワーがあり好きです。
アコースティックでもキレイなのに、エレクトリックサウンドだとキレイ過ぎてしまって。。。

チック・コリアのアコースティックジャズは、各楽器がジャカジャカ音を出しながらも、何故だか力まずに聴けてしまいます。
フリー色が強いアルバムもありますが、基本的にはブルース色があまり無い、美しいメロディーラインが主体のアルバムが多いです。

その極みがチック・コリアアコースティックバンドによるライブ盤「アライブ」です。
「これって本当にライブ?」って感じのとにかく凄いの一言しか思いつかない程の感性とテクニックです。
洪水のごとく出て来る音が、決まるときはビシッと決まり、スイングするときはスイングしまくりで、にぎやかジャズ好きな私にはピッタリなアルバムです。
それにしてもライブでこんなにビシッとされては「これぞプロ」って感じで、中途半端なジャズ屋さんはやる気無くしちゃいますよね。