独り言

日本の原風景、花、自然など、自分で撮った写真の加工作品、街道歩きなどを中心に公開しています。

入院して感じたこと(14)

2005-12-22 10:30:35 | 日常
手術が終わって最初に目が覚めた時、見えたのが助教授の顔でした。
多分、私は「首の骨をボキボキいわせたい。」とか分けのわからないことを言った気がします。
首の骨をボキボキ鳴らすのは私の癖で、無性にやりたかったような気がするのです。
またまたすぐに寝てしまったので言ってないかも知れません。

これは妻に聞いた話ですが、手術は予定より時間がかかったそうです。
病院内で終わるのを待っていた妻は、予定時間までは落ち着いていたそうですが、なかなか出て来ないのでかなり焦ったそうです。
心臓が口から飛び出しそうだったらしいです。

兎にも角にも手術は成功して、良性だか悪性だか分からない腫瘍は取り除かれました。
ちなみに切り除かれた肝臓を見た妻は、すごく綺麗な肝臓で肉屋で売られているレバーと同じような色をしてて美味しそうだったそうです。

手術したんだ、グサッと切ったんだと自覚したのは、完全に目が覚めてから看護士さんが傷口の近くをちょっと触った時です。

切り口がピリピリピリッ、ピリリリリリリリリッ、と鋭い痛みと言うか、肉を切られたと実感できる痛みを感じた時です。
いやぁー、すごかったですよ、あの鋭角的痛さは。
ズドーンとした痛みではないので耐えられるのですが、カミソリで切られたような感じはボキャブラリーが不足気味な私にはとても適切な言葉が見つけられません。


続く

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