@じゃんだらりん

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会津士魂

2008-12-26 | 【読書】歴史
>会津士魂などの歴史小説で知られる作家・早乙女貢(本名・鐘ケ江秀吉)さんが23日、胃がんのため亡くなった。享年82。

>早乙女貢さんは中国ハルビン生まれ。曽祖父が会津藩士。
>山本周五郎に師事し同人誌「小説会議」に連載した僑人の檻(きょうじんのおり)で1969年、直木賞を受賞。

>71年から歴史読本に連載を始めた会津士魂(正続21巻、01年完結)では維新史を敗者の立場から描きライフワークとなった。

>この作品で89年に吉川英治文学賞を受賞。他に「沖田総司」「北条早雲」など。

この小説が自分の幕末好き、特に奥羽越列藩ひいきのキッカケになった。

とりわけ「二本松少年隊」の悲劇の実態は、全国的にはほとんど無名だった当時、単行本1冊分の文面を丸々使って紹介した高名小説家は初めてだったのではないか。

個人的にはこの小説こそ、陰惨な歴史を意図的に廃したホームドラマだった「篤姫」より、NHK大河ドラマの原作に相応しい作品であると常々思っているのだが。










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