@じゃんだらりん

趣味(温泉・グルメ・音楽鑑賞・読書、コミック・日本史に世界史、ミステリーにミリタリー・時事)について語ってるブログです。

血統信仰な日本社会

2005-12-13 | Weblog
宮崎駿さんの長男が初監督 ジブリ新作「ゲド戦記」 (共同通信) - goo ニュース

宮崎駿監督は稀有な才能の持ち主で立派な映画監督だと認める。しかしこの長男というのは不動産の管理人しかやってなかった人ではなかったか?なぜ素人監督を担ぎ出すマネをしたのか。

もはやブランドとなった「宮崎アニメ」。過去のジブリ作品でも、宮崎監督とその他監督の作品で興行収益などで段違いな格差があるのと無関係ではないだろう。

この長男氏の才能うんぬんでなく「あの御方の御長男」で選ばれたのは見え透いている。興行側もジブリ所属の新人監督にするより都合がいいんだろう。

個人の才能・人格が求心力にならず、ただ「血統」であることが評価の対象になる。まさしくオミコシ。担ぐ人達は優秀なスタッフだけに「製作・演出はジブリで全てやりますので御安心を」というとこか。廻り(客)は喜んでありがたがる。実際悪いことは少ない。極めて日本的なサプライズ。

ただ「これを認めるなんて、宮崎監督もヤキが廻ったなあ」と感じるのは自分だけだろうか?


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