@じゃんだらりん

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農作業負担軽減ロボットスーツを開発

2008-01-10 | Weblog

CYBORGじいちゃんGを連想したのは自分だけだろうか?

「この先、農業をやるのは年寄りばかり」と決め付けてるのは釈然としないが、逆に「パワーローダーみたいでカッコいい!」と子供たちの人気者になるかも。

トラクターを新しく買うより、これにするか(そして家の爺に着せるw)





■高齢化 産学で労働力補う

 重労働や危険な作業の負荷を低減するためのロボットスーツの研究開発が進んでいる。少子高齢化を背景に不足が予想される労働力を補完するため産学連携で、実用化を目指し、将来の市場開拓を競い合っている。


 東京農工大学共生科学技術研究院の遠山茂樹教授らは9日、超音波モーターを用いて、農作業の負担を軽減するパワーアシストロボットスーツを開発し、報道陣に公開した。モノを持ち運ぶときの力を軽減するほか、中腰の姿勢を続ける収穫や腕を上げ続ける枝の剪定(せんてい)などでは腰や腕を固定させることができる。量産時には1着10万円前後を目指し、高齢化が進む農家の作業効率アップと医療費削減に役立てたい考え。


 超音波振動によって回転するモーターを採用。超音波モーターは反応が早く、電流を止めれば固定するため減速機が要らず、ロボットスーツ自体を小型化できる。今回試作したロボットスーツの重量は18キロだが、小型の最新式超音波モーターを使い、重量6キロで10キロの力をアシストできるタイプを4年後に実用化する。


 遠山教授は、「ロボットスーツというと、強いパワーを出すというイメージを持たれるが、実際には動作をアシストできればよい」と、超音波モーターの優位性をアピールしている。


 一方、消防用車両大手のモリタは北海道大学などと共同で、腰をかがめる作業の負担を軽くする「スマートスーツ」を開発した。「ロボットスーツ」の一種で、農家や消防士、運送事業者などを対象に、今年中の商品化を目指す。1台当たりの価格は20万円以下に抑える考えだ。


 スーツは袖なしシャツと半ズボンを一体化した形で、前面のファスナーで着脱する。ゴム製のサポーターが張り巡らされ、腰部分のモーターでサポーターを伸び縮みさせて、着用した人の腰負担を軽くする。


 同社によると、腰負担の低減率は約14%。持ち上げる物体を軽くする効果はないが、スーツを着用しない場合と比べて、腰をかがめた状態での作業時間を1・4倍程度引き延ばせるという。


 開発品の重量は1・2キロだが、実用化までに600グラムに半減させるほか、現在は縦7センチ、横15センチ、厚さ5センチ程度のモーターをたばこの箱並みに小さくする。


 モリタによると、服のような感覚で着脱できるロボットスーツは国内で初めてという。


 多角化の一環として、ロボット事業に本格参入する。 





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