マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

新しいギターケースは

2014-09-26 15:57:02 | Weblog
細部にこだわって製作されていました。
改めてCraft Voice西部氏の作品に驚きました。
良い仕事がしてあるというのはこういう事をいうのだと
皆さんにも知っていただきたくて写真をアップしました。





そして、GB10のピックガードとヴォリューム。
ようやく使いやすく出来上がりました。(
何度も完成形を何度か試みたものの
フルアコでもヴォリューム奏法ができなければ
自分のらしいサウンドは表現できませんからね。
これで演奏中でもちゅうちょすることなく
ヴォリュームを変化させられます。
あとは腕を上げる練習です。

花梨の板がピックガードに変わる様を写真に撮ってみました。
形を切り取った状態

止めネジ、ヴォリューム及びトーンコントロール穴開け完了

紙ヤスリにて研磨

鈍く光りだしました

Watocoオイルを塗りました

GB-10に装着


善応寺、美濃保育園で演奏しました。

2014-09-22 11:01:34 | Weblog
山中湖バンブースタジオ代表である渡邉優氏が尺八、土笛、天福を奏で(写真左から2人め)、
名古屋を中心として活躍中の夢琴奏者清香さん(写真右)、
都内で活躍中のネコちゃんこと小笠原純子さん(写真左)と
ご一緒いたしました。

古くから美濃保育園も運営されていらっしゃる
善応寺という由緒あるお寺での演奏会。


美濃保育園の園長先生雲山晃成先生をはじめ、
(写真右から2人め)
「朧月夜の会」の方々にご尽力をいただき、
5月19日の夜を迎えました。

この日演奏させていただいた場所は、
子育て支援棟の2Fにあたるホール。

お遊戯会場としては日本屈指の素敵な所だと思います。


(写真及び形容はこちらを手がけられた象設計集団のニュースから転載、引用させていただきます。
詳しくはホームページをご覧いただければ全容が分かり易いです
http://zoz.co.jp/news/2012/12/post-34.html)

丸太が屋根を支えている森の中のような天井が高い空間と
故郷、岐阜県の木をふんだんに使ってある事(笑)、
音響的に言えば、並行面がない設計だからなのか、

ピアノの音色がこんなに美しいと思った事は今までにありませんでした。

もちろん自分の楽器、他の奏者が奏でる楽器の響きも同様です。
10月にはフィレンツェからバイオリン奏者がこのホールで演奏されるそうです。

海外での響きとはまた違うであろうこのホール、
今から賞讃されることが目に見えるようです。

故郷うだつの町でこのような演奏ができたことに感謝です。

もう1つ、今回Claft Voiceの木工ギターケースの初お目見えも行いました。
前回とは全く違うアプローチ、そしてデザインにも納得!
素晴らしい作品がまたうだつの町から生まれました。




使い勝手の良いフルアコへと

2014-09-16 11:27:45 | Weblog
変貌させたいと思ってるジョージベンソン・モデル、
過去に何度もピックガードやらピックアップを交換しています。
先日ライブにて使用した際、ボリュームの位置が気になり、
いっそ一からスタートしてしまえとアッセンブリーみんな取ってしまいました。
そしてボディに1cm太さの木工ダボをサイズを調整しながら両面テープにて接着。



CTSのポット自体は良い品質なのですが、
ツマミを回す時に多少、力が入ります。
私はボリュームを多用するので音量がうまく調整できないジレンマを抱えるよりは
ボリュームもトーンも、スルっと回るAカーブ500Ωの日本製に交換しました。
そしてオレンジドロップに交換。
おかげで狙っていたような改装はできたのですが、
ストラトのボリューム位置にはかなわないレイアウトなので、
もう一度ピックガードをリアの方に大きくして作り直さにゃなりませんな。
ボディラインの位置の加減で座って弾くのには、ネックが長い感じがしており、
12フレット接合だったら、もっと良い感じになる。

ということはギターの買い直しってか!?

ジョージベンソンにはちょうどいいんでしょうね。

渋谷のWalki’nで試奏した「Rossi」というギター。


岐阜のギター職人さんが製作した逸品。
http://www.rossiguitars.com
これが良かった。

ネックの握りも、指板のラウンドも、テンション、アクションすごい良かった。
中古と言えど、手工ギターだから値段もよかった。購入不可でした。
もう売れてしまったようですが...(泣き)

男の1本買っときゃ良かったかなぁぁぁ。

次からはこんなことが無いようにしたいもんですな。



チックコリアの

2014-09-14 19:28:16 | Weblog
「アルマンド ルンバ」
同じくチックコリアの作曲した「スペイン」は
イントロによく使われるアランフェス協奏曲とともに
大好きな曲で演奏もよくするのですが、
「アルマンド ルンバ」この曲は演奏したことがありませんでした。
譜面は手元にあり、何度も聞き直して
ようやく理解できるようにはなったのですが、
ギターで弾く場合、2弦と4弦を使う弦飛びがきつくて
ろれつが回らないような自分の指に嫌気がさしてきました。
朝はNG。その後何度か演奏しているとうまく時も
ある程度。今更ながら自分の才能のなさに気付いております。

Youtubeなど参考音源として見てると、
The Rosenberg Trio - Armando's Rumbaというのが
特に郷愁のあるイントロからとスピーディーな
メロディが繰り広げられる。驚きとともに自分に響きましたです。
https://www.youtube.com/watch?v=e-qIfhP46ag

チックコリアもこの当時から知ってはいたはずですが、
まったく「My Spanish Heart」というアルバムは
聴いたことがありませんでした。
当時、ジャケ買いする?と問われれば
ちょっと違うと答えたと思う。



当時のメンバー、リズムの切れ、唄い方といい
今更ながら「My Spanish Heart」アルバムに圧倒されました。
Fusionなんだけど、ひとあじ違う。
Jazzなんだけど聴き易い。

もっとチックコリアを聴いてみようと思いました。
(もっとギターの練習もしよう)


山中湖国際音楽祭が

2014-09-05 10:06:08 | Weblog
8月29日から3日間、山中湖村「清渓」にて開催されました。

オーストリア出身エドワード&ヨハネス・クトロヴァッツ兄弟の息のあったピアノデュオ、
ドイツ出身のヴァイオリン奏者クリスチャン・ショル、
台湾出身のヴィオラ奏者シンシア・リャオ、
スペイン出身のチェロ奏者、ルイス・ゾリタ
日本からは
尺八の米澤浩、
琴の熊沢栄利子、
津軽三味線の三山正寛、
今回のコンサートのために書き下ろされた曲を含め
作曲家の相沢洋正の作品が毎日演奏されました。


小ホールでのクラシックコンサート。
故に聴き手にダイレクトに息づかいまで伝わる演奏。
こちらも息の間合いに気を使う。
一糸乱れぬ演奏が毎日繰り広げられました。

自分も緊張感を持って演奏せねばと喝を入れられた国際音楽祭でした。

以下プログラムを表示します
   8月29日(金)19:00 「フェスティバル・オープニング」
         坂本龍一作曲/戦場のメリークリスマス、ジョージガーシュイン/アイ・ガット・リズム 他
      30日(土)19:00 「フェスティバル・ソワレ」
         ベートーベン/第弦楽三重奏曲第2番ト長調、デイブ・ブルーベック/テイク・ファイブ 他
      31日(日)11:00 「フェスティバル・マチネー」
         中之島欣一/さらし幻想曲、サシャ・ペレス/デサフィナード、枯葉、他
      31日(日)16:00 「フェスティバル・フィナーレ」
         バッハ/主よ、人の望みの喜びよ、相澤洋正/グランフロー(世界初演) 他