マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

バリトンギターを

2010-05-23 18:38:30 | Weblog
手に入れました。

Kヤイリギターの海外向けブランド、アルバレスヤイリのカタログに
ラインナップされているモデルです。

購入にあたっては岐阜に帰郷した時に
ヤイリギターの本社を訪れさせていただき、

バリトンギターを納得するまで弾いていて良いよと
ジェネラルマネージャーの矢入氏に事務所の2Fのギター展示室
で試奏させていただきました。

当初はボディは小さくしてネックはバリトンの長さで作ってもらおうかな?
などと思っていましたが、おおきなボディのバリトンの音色に魅せられてしまいました。
展示室にあったモデルはナチュラルカラーでしたが、

在庫の中にはサンバーストのギターが一本しかないということで
そのギターを出荷待ちのギター保管庫内で見せていただきました。

矢入氏は「2年間音楽を聴かせているから、ギターの鳴りは保証しますよ。」
とおっしゃっていました。

なんとギター保管庫内では24時間けっこうな音量でクラシック音楽を
ギター達に聴かせているらしい。

バリトンギターはピックアップが後付けになるとのことで
使い慣れたFishmanかL.R Baggsのモデルで検討することになりまして、

ヤイリギター工場内にあるリペアの職人さんをご紹介いただき(名前聞き忘れました)
相談に乗っていただきました。

この方が優しい方で、両方のピックアップが付いている
ギターを試奏させていただいた上に特徴を丁寧に説明してくれたの。

そのおかげでL.R Baggsを取り付けてみました。
リペアの方はバリトンギターにどのピックアップがマッチするかは
「やったことがないので正直分からんよ?(岐阜弁)」とのことでしたが

先日の小布施の「みくにや」ライブに無理をいって
間に合わせていただいたギターを弾いてみると
プリアンプ入らずのナイスなサウンドが飛び出してきました。

ネックも持ちやすいネックなのね。
ヤイリギターのネックのフッレティングや仕上がりは相当グレード高いよ。

今からの活躍期待してますよ。バリトンギターさん。
写真は「みくにや」店内です。良い雰囲気でしょ。
白馬の写真家、長谷川さんに撮ってもらいました。




小布施、白馬、身延を

2010-05-17 13:59:19 | Weblog
巡ってきました。

5/14日には長野県の小布施町の「ミクニヤ」というところで
「G2」のライブを主催していただきました。

リンゴ畑に囲まれたような景色の良いところに「ミクニヤ」さんはありまして、
スキーヤーのメッカというような山々が一望できました。

高谷がお店の入り口から北の方向を向き右手から
斑尾、妙高、黒姫、戸隠、とならんでいると説明してくれた。
「どうして覚えられるの?」と聞いたら?
「マミちゃんくどいてと覚えるんや・・・・」とおっしゃいました。さすが高谷ですな!

小布施の街は葛飾北斎が生まれたところだそうで、
北斎館というところを中心に町並みがきれいに整備されておりました。

町並みにジャンベという喫茶店がありましたが、あいにく閉じておりました。
立ち寄ってコーヒー飲みたかったな。

「ミクニヤ」内では白馬の自然を撮らせたら日本一という
長谷川さんの写真展も同時に開催されておりました。
お持ち下さった写真の中には長谷川さんの前に舞い降りた
目の上にきれいな紅いとさかのようなものがあるオスの雷鳥の写真が2枚ありました。
年がら年中、白馬で写真を撮っておられる長谷川さんですが、
本当にたまたま撮れたというお話でした。
これは貴重な写真だと思う。いづれこのページでご紹介したいと思います。

「みくにや」コンサートには小布施美人がたくさん集いまして、これに誘発されたようで
高谷君のトークも絶好調でございました。

ライブも楽しい雰囲気のなか終わり「ミクニヤ」の美味しい料理、芋焼酎に酔いしれて
その夜はチドリ足でホテルまでなんとか歩いて帰りました。

翌日、小布施一の集客を誇るというアイスクリーム屋さんに行ってみました。

前日、お客さんで来て下さったクレオパトラ・カットのよく似合う(やはり死語でしょうか?)
奥様がやってらっしゃる「トゥエル」というお店だ。


想像していたのとちがって、すごいお客さんの数をさばいているお店だった。
透明なカウンターに様々なアイスクリームが10種類くらいあり、
その他はコーンの入ったダンボールが山積みになっていた。
さすがにストイックにアイスクリームを作ってるというふれこみだけあって
美味しかったです。

その後、白馬村のおそば屋さんに立寄りまして、
あまりの美味さに感動し、おそばを大盛り2枚食べてしまった。
仕上げにそば湯をいただいたらおなかの中でおそばが膨張して、とてもおなかが苦しかったス。

その後、この夏に「G2」ライブを行う予定の
「鹿島槍スキー場」に向かった。
自然がいっぱいのスキー場では、猿が物怖じもしないで出迎えてくれました。

そして会場になる予定の大きなレストランを見学。
何から何までたくさんのお客さんを受け入れられる規模の大きさにビックリでした。

山中湖に帰る途中、アルファロメオの8Cという
車に友人が乗せてくれるということで河口湖の「無聞庵」に立ち寄りました。


この車のエンジンの出生はフェラーリのエンジンということですが、3000回転までの
シューン、シューンというエンジン及び排気音にシビレ、ヤラレました。
すげ~サウンドでした。 この車2300万円もするスーパー・スポーツカーらしいですな。
お尻のラインがやらしい車でした。

そして5/16日は
身延サウンド・ファミリー主催のコンサートがありまして、
身延町総合文化会館へと向かいました。
今回の主役は「やまもと きょうこ」さん。素敵なヴォーカリストです。


僕と彼女との出会いは彼女が専修大のLPMというサークルに所属していた頃まで
さかのぼります。(20年以上前の話です。)
春、夏合宿両方とも利用していただいておりました。

そしてビレッジの人手が足りなくなるとアルバイトにもはげんでいただきました。

今回は彼女のデビュー20周年の記念アルバム「KYOKO」発売記念コンサートでもあります。
長年一緒に演奏されてきた方、アルバムに関わった方達を集めてくれました。
出演者は
やまもときょうこ (vo) ・ 奥山勝(p) ・ 渋谷和利(b)・ 大野孝(dr)
美座良彦(perc) ・ 中路英明(tb) ・ 菊池成浩(tp) ・ 西海絢乃 (cho)
スペシャルゲスト(友情出演)大家昌治(g)です。

僕は「オエ コモ バ」でギター弾かせてもらった。

リハではクリーン・トーンで弾いてたら、やまきょうに
「ディストーションかけて思いっきり弾いてね!」と言われまして

本番ではベース、パーカッション、ドラム、ピアノの強力なリズムに後押しされ、
ステージではやまきょうと綾乃さんの踊りが華やぎ、ギターソロにトロンボーンとトランペットのリフがからみ、
気持ちよくて延々とソロ弾いてしまいました。ギター弾き冥利につきるとはこんな状況を言うのでしょうね。
メンバーもいい人そろいで楽しかったの一言につきます。

構成的にはダンサブルでとても良いコンサートだったように思えます。

そして打ち上げは居酒屋にて「もう売るものがございません。お帰り下さい」と言われるような
大盛り上がり状態。
楽しい身延ナイトでした。