マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

春らしくなってきました。

2012-03-30 11:08:55 | Weblog
だんだんと高く積み上がった雪も溶けて、地面に近づいてきました。
ビレッジ周辺にはまだ芽を出していませんが、
ふきのとうの天ぷらがとても恋しいです。
ふきのとうの苦みが美味しく感じられる大人になったんすかね?
精神的にはは高校生の頃からちっとも成長していないんですが・・・

今日は、マイケルランドウも愛用している63年のストラトを
弾いてみようかなと思っています。
アコースティックギター、クラシックギター、フルアコばっかり
さわっておりましたからね。


フラメンコ道はきびしいので

2012-03-21 11:58:39 | Weblog
気持ちを切り替えてみよう。
オークションに3週間売りに出していたジョージ・ベンソンモデルを
取り下げて、より自分だけのジャジーな漢の(おとこの)一本にしょうと思い立ちました。
そもそも、オークションに出したのはフロントピックアップの音色が箱の音色っぽくなかったため。
どう逆立ちしても、自分のもとめるジャズの音色にならなかったワケ。
エレキギターのフロントピックアップの音色が好きでエレキを弾いてるのに
それが使えなければアウトという判定になったですよ。

最近はRomy's Lambというギター工房を構えているベーシストのロミー木下氏に
「ボディにハンバッキングピックアップの穴を空けてくださらないあかなァ」と相談したら、
いろんな弦とボディの間にはいりそうなピックアップを試した後の、最終手段にしてみたらどうかな・・・
というご回答をいただきました。

ヒストリーのセミアコのフロントピックアップが1個手もとにありまして
ポールピースのネジやネジ受けも、でっかいニッパーで切っぱらい、ピックアップのカバーに
ハンダでステイをくっつけた。

アイバニーズの欠点と言われているピックガードもはずして
新たにローズ・ウッドを削ってくっつけました。
木を切って削って磨くという作業はとても楽しかった。
家具職人Claft Voiceの西部くんからもらった、端切れの
ローズウッドの幅がこの長さしか無かったからしょうがないけれど
ピックガードの横幅はもう少し広い方が格好良かったかもね。


リアピックアップは取り外したままね。(使わんからイランのだよ)

音色を確かめるには、プロツールスにダイレクト・インプットして録音してみた。
なかなか良い音がする。ノイズ無いしね。

久々にピック右手に持って気分はJazzギタリストになれました。
しかし、冬の間に右指に汗をかかなくなってしまい、すぐにはピックがなじまず驚いた。






ビセンテ・アミーゴの

2012-03-17 11:29:53 | Weblog
コンサートを聴いてきました。
http://www.vicente-amigo.com/
場所はすみだトリフォニー・ホールです。
前回は焼津市でのコンサートを聴きました。
15.6年ぶりに聴いたわけですね。
友人の沼本先生は彼の音色は邪悪な響きという。
その音色に触れると、逃れられない魔力があるんですな。

その昔、乙女君という友人はジミ・ヘンドリックスの餌食にかかって
ギタースタイルから風貌まで似ていった。
めぐみさんはクラプトンになりきった。

さて、ビセンテに洗脳されたギタリストはというと、ちょっとやそっとでは
まねし得ないギターテクニックにひれ伏すしかないのでは?・・・などと思った。

1曲目ソロで登場したビセンテは頭上からのパーライト、ひとつ灯る中、
すわるや否や、超高速アルペジオから開放弦から15フレットあたりまで正確にはや~~いパッセージを
繰り出し、右手てリズムを刻み、6本の弦をかき鳴らし、時にはボディをカツーンとならして
自身の過去の名曲を小出しに演奏した。・・・ように思う。
(最近のアルバムは聴いてないから曲を知らないだけかもしれないし。アバウトでごめんね)


その後、今の彼を支える演奏家(カホン×2人、カンテ(歌い手)、歌とギター、エレキベーシスト)が
加わって、ビセンテの曲想に色を付けた感じだった。

最初は静かだったお客さんも徐々にかけ声をかけるようになり、終りにはスタンディング・オベーション。
アンコールも2回!出て来て気持ち良く演奏してくれました。

会場のライトが明るくなるやいなや席を発ちホールのCDコーナーで新譜を購入してまいりました。
まねしようにも、まねできないギターに悶々としながらビセンテの餌食になっていくのでしょうね。