マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

都留のナチュラリズムで

2010-12-29 11:21:59 | Weblog
今夜は、忘年会です。
都留のハム屋さん達と多少演奏し、音楽やギター談議をする会です。
朝からギター何を持って行こうか悩んでおります。
なんせ、今年はいろいろ購入してしまいましたからね。

手持ちのギターのどれが一番というのは、なかなか決められませんが、
今年度良く使ったのは、岐阜のシノダ楽器の辻君が昨年紹介してくれた松岡良治(会社名かな?)の
クラシックギターはよ~く弾きました。そしてNylon弦の音色の良さに改めて気づかされた。
特にジブリ系の録音では主メロはこの楽器で弾いたのがほとんどです。(改めて宣伝をば)


K ヤイリのバリトンギターはボディが少々大きいですが、ベースと兼用できて、録音やLiveでも出番が多かった。

あこがれのジョージベンソン・モデルはやっとの思いで手に入れて、
改造もしましたが、出番が非常に少なかった。
僕はベンソンFreakでして、いまもベンソンの「irreplaceable」というアルバム聴いてはいるのですが。
そういえば最近のベンソンはNylon弦ギターでオブリガード多用しているようです。
(本人が弾いているかどうかは未確認)

Historyのセミアコはクロスオーバー(いまでは使わないね。)サウンドで大活躍。
こちらは取り回しが良いので大晦日のNOW年越しLiveで使う予定です。


10月には無名作家の作品というクラシックギターもオークションで購入しました。
これはボディがローズ単板で音色は最高!ですが、ネックの順反りがひどい事、フレットが細くて
低くてギザギザしてて、ギター演奏家の作品とはいうけど・・・・ちょっとね。
というギターだった。まァ年明けてフレット打ちかえとネック直せば良いかなと思っちゃいますが、
その修理代を考えるとオークションの品は善し悪しあるね。(勉強しました)
とはいっても音色はかなりのものですよ。


というようなギター三昧でしたが、来年はますます楽器が増えていくのかなぁ。

富士山が

2010-12-15 16:30:14 | Weblog
霧に隠れる前のショットです。
この直後、見事に隠れてしまいました。

さてギター近況です。

12/15日の午前12時という時間帯に
I Tunes Storeにて
ここのところ録りためていた音源が発信開始となりました。
http://itunes.apple.com/jp/album/id406634259
「ボッサの風」です。
「グループループ」というアーティスト達の一員としての作品なのですが、
僕ひとりでクラシックギター、フラメンコギター、バリトンギター、
マーティンポールサイモンモデルなどで弾いた作品です。
イメージジャケットは赤い自転車です。
近々写真をupいたします。


山中湖に住み始めた頃からのおつきあいのある(27年です!)
3361Blackの伊藤さんのプロデュースによる作品です。
伊藤さんはMt.Fuji Jazz Festivalを立ち上げたり
こんな事をなさってる方です。
http://www.3361black.com/

今回録音していたのは世界のジブリ・アニメだけあって良い曲ばかりですね。
僕がこのような作品を弾く事になるとは思ってもみないことでしたが、
ジブリ作品の作曲を数多くなさっている久石譲さんには、
寒い寒い冬枯れといった20年前頃、
別荘を山中湖でどうかとお考えの頃、お会いしたことがありました。

フジ企画(不動産会社)の中川社長さんが連れていらしたのですが、
僕はジブリの映画「風の谷のナウシカ」の存在すら知らず、
久石さんがどういった仕事をなさってきたのかも知らず、
ただただ大きなストーブにあたりながら、外気の寒さで鼻もズーズーしちゃって・・・
野郎3人でネスカフェをすすりました。
久石さんはジーンズにトニー・ラマと思しきウェスタン・ブーツを履いてました。
(これがまたシティナイズされてて似合ってなかった。
「ジープが欲しくて買ったんですが、3日で飽きて
BMWにすぐ乗り換えたとか、六本木に自分のスタジオを持っている」!ことや
ジブリの作品のお話とか内容に圧倒されながらいろいろ盛り上がったような記憶があります。
「後ほど、スタジオの資料を送るね」とおっしゃって本当にパンフ郵送していただき、
プライベートとは思えない程立派なスタジオでビックリしました。
当時にして大先生だったということですな。

僕は仙人のような暮らしぶりからだんだんと世の中を知るようになって今に至るわけですが、
久石さんの曲を弾く事になるとは・・・

どうか試聴だけでも聴いてみて下さい。